「自立」とは


 自立とは、依存・受け身から脱し、主体的に自分の足で立つことです。人生を豊かにする条件は、経済的・健康的・精神的自立の三本柱です。しかし、前二者は、必要ですがこれだけでは十分な条件ではありません。経済的・健康的に恵まれても、精神の自立なしでは日常を無難に生きているというだけで、決して満たされた豊かさにはなりません。精神の自立、心の自立こそが、豊かさのための必要にして且つ十分な条件なのです。

精神の自立とは、たとえば学校や会社に埋没している自分から、本当の自分を揺り起こし取り戻すことです。長年の学校生活や会社生活の中で知らぬ間に身についている、規範(行動の手本)や価値観、行動様式(感じ方・考え方等)を、それが「本当に自分のありたいことか」「本当に求める自分らしいことか」と、問い直すことです。それは良い悪いという理由ではなく、好き嫌いという自分の身体的な感性で問い掛けることです。自分の本当にやりたいこと、自分の望む人生をイメージし、根を張り、自分にとっての意味を問い直し、主体的に日常の意味を再構成することです。それが確かな自信を生み、人生を豊かにする大きなエネルギーとなるのです。

精神の自立は、社会経験を積んだ人生の折り返しにおいて、再確認・再確立が必要になります。それは、人生の棚卸でもあります。しかし、自立が根を張るには時間がかかります。年をとるほど、人生の選択範囲やエネルギーが小さくなります。したがって、人生の早い内から自立をすることが望ましいのです。精神の自立があって初めて、経済的自立の選択や準備も、また健康に対する主体的な取り組みも可能になります。
 精神的自立の反対は、成り行きということです。成り行きは安易ですが、その先に待っている人生は、貧しく寒々としたものでしょう。


新しい世紀を迎え、混沌たる社会経済状況において、雇用のスタイルも変わりつつある現在は、まさしく『個の時代』です。だからこそ『自立』することが必要であり、そうしたいと思っている人たちを支援するのが私たち『自立化支援ネットワーク』なのです。



自立支援


精神の自立は、言うはやすしですが困難を伴います。長年の学生・社会人としての慣性が身につきすぎているからです。依存・受け身・学校・会社という、小さな世界での価値観、慣性、行動パターン等、分かってはいても簡単には変えられないのです。学生・会社人間として優秀な、高い地位にあった人ほど、学校や会社を離れた場合困難です。世の中は広いのです、大きいのです。いろいろな価値観や感性があります。学校や会社の価値観が通るものではありません。

自立は、なかなか一人では出来るものではありません。「あなたの人生で、一番したいことは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人は極めてマレです。人は、自分がわからないのです。まず、今の自分を知る。人を知る・人との違いを知る。そして本当の自分を掘り起こし、自分に問い掛ける。これが自立の出発点です。

自立化(相互)支援ネットワークでは、心理学理論に基づく「PPS」(パーソナル・プロフィールシステム)「CARE」「TA」及び、各種応用プログラムを提供しながら、あなたの自立と豊かな人生について一緒に考える場を提供します。

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