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メルマガ IDN 【第98号】 Inter Depending Network
2006年 5月 1日発行
 
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
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《第98号のご案内》 

 1.ふれあい充電講演会
  =第61回(5月22日)の案内:日本経済と景気の動向を見極める
  =第60回(4月17日)の報告:室伏孝一さんの感想
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
   =第44期・第45期の受講生募集のご案内
 3.IT・PC講座
  =パソコン楽しみ隊:4月の報告
  =西野憲明さん:PC楽しみ隊案内役を務めた感想
 4.「楽しくパソコンライフ」~武兵衛の近況~
  =第28回 パソコンの添付品は大切に
 5.学生,社会人の進路相談
 6.千葉アドバイザーの会「C-PAK」
  =定例勉強会日程 (2006年5月~2007年3月)
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
  =シニアドさいたまの第6回例会開催速報
 8.IDN会員員の推移と募集のご案内 
   =入会を考えている方に(再掲)
 9.海外旅行体験話クラブ
  =次回(6月18日)の予告
10.会員のホームページの紹介
  =吉澤 七重さん(アドバイザー第18期生)
11.新連載:井出 昭一さん『平成つれづれ草子』
  =第6回 「明治生命館」…様式建築の最高傑作…
12.アウトドアクラブ「たかお会」
  =平成18年度活動計画について
  =第15回 たかお会活動のご案内
13.ふれあい広場
  =東川征夫さん(たかお会幹事):なせばなるぞ山登り
  =國重誠之さん:デジャブ交流記
14.編集後記
   =清水にある沙羅双樹を見に行った

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お知らせ
IDNの行事予定をIDNホームページの「事務所」ブロックからご覧いただけます。

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ふれあい充電講演会

■第61回(5月22日)の案内:日本経済と景気の動向を見極める
◆講師の楠本 博氏よりの参加者へのメッセージ
  長かったデフレにもようやく明かりが見えはじめ、少し希望が持てるようになりました。
  試練を経た日本経済はどのようになるのか、またどのようにすべきかを一緒に考えて見たいと思っています。
  【今後の抱負】
  70歳になって若し生きていましたら、研究所を株式会社にして自立したいと思っています。
◆楠本 博氏プロフィール
  1962年 三井銀行入行 外国営業部・調査部・人事部・ニューヨーク支店 など
  1978年 近畿大学 84年教授に
  1988年 八千代国際大学
          (現、秀明大学)教授
  1998年 日本個人投資家協会理事
  2001年 大阪市信用金庫非常勤理事
◆著書紹介
  ・銀行行動の理論と現実(東洋経済新報社)
  ・セキュリタイゼーション(有斐閣)
  ・金融先物・オプション(経済法令研究会)
  ・日本版ビッグバンのすべて(東洋経済新報社)
  ・スモールエッセンシャルバンク(近代セールス社)
     *写真:ベストセラーになった楠本 博氏の著書


  ・日時:2006年5月22日(月)午後6時から7時半まで講演会
       講演会のあと場所を変えて9頃時まで懇親会
  ・会場:京華スクエア 第2会議室 ・懇親会場は近くを予定。
       中央区八丁堀3-17-9  電話03-3551-3200
       地下鉄日比谷線 八丁堀駅/JR京葉線A3出口から歩1分
  ・会場の地図はこちらをご覧ください
  ・会費:会員1200円 ビジター1500円
    懇親会費 2500円 女性2000円
  ・申込みはこちらへ:kouenkai@npo-idn.com
   *懇親会への参加の有無もお知らせください
  
 5月になりました。申し込みをお待ちします
    ・締めきりは5月19日(木)です
  ・今回のコーディネーター:生部 圭助


■第60回(4月17日)報告:戦国武将と茶の湯-信長・秀吉を中心として-
 今月は、清澄庭園の「涼亭」に、元 和洋女子大文化資料館館長の渡辺 良次郎氏を講師にお招きし、我々の祖先が培ってきた日本の文化の真髄に触れられるテーマでお話をうかがいました。

◆室伏孝一さんの感想
 4月17日のIDNの講演会は、「戦国武将と茶の湯」と題して渡邊良次郎先生が、信長と茶の湯、茶湯者秀吉を中心に、茶の湯は政治と結びつきがあり、美術(絵画・工芸・陶器。書画など)、建築、生活習慣、礼儀作法に大きな影響をもたらしたことから幅広く、時々脱線しながらの興味ある話でした。

 茶の歴史も、中国から奈良時代の「団茶」お茶を団子のようにしてそれを削って喫した。抹茶は鎌倉(安土・桃山)煎茶は、隠元が江戸時代にと。

 信長は、無教養で只ひたすら天下の名器を集めそれを戦の恩賞に手下に与え、明智光秀の教養に嫉妬をしており、光秀に常に辛く当たり彼の謀反に遭い、本能寺で多くの名器が灰塵に帰した。
 何故安土城で茶会を開かず、京都本能寺で茶会を開いたかにも触れられました。秀吉の「京都山崎の茶会」と通ずるものがあり、われこそ天下人と表現する手段であったこと。

 秀吉の下にも名器が集まったが、利休の「待庵」に対して「黄金の茶室」を設け、禁中の茶会、北野大茶会(天正15年貴賎を問わずの茶会で名器を集め)、利休の切腹は、利休の娘を秀吉に渡さなかっただけでなく、彼が政治の世界に首を突っ込んだことが秀吉の機嫌を損なった。然し武士としての扱いで張り付けにしなかった。
等でした。

 私なりに大凡の報告です。信長の冷徹さ男色に対して、秀吉の優しさ女好みも話のなかにあり、松坂屋の先祖も信長に関係あることから興味深く聞かせてもらいました。
少しばかりのお茶の関心のあることから参考になる講演会でした。
有難うございました。

◆開催データ
・講師:渡辺 良次郎氏
  元 和洋女子大文化資料館館長  専門は日本文化史
  特に安土・桃山から江戸時代にかけての茶道ならびに大名・文化人などの人物研究
  『戦国史事典』(秋田書店)、『茶道人物事典』(東京堂出版)などの執筆に携わる
・日時:2006年4月17日(月)午後6時から7時半まで講演会
     講演に引き続いて8時半まで懇親会
・会場:清澄庭園内 「涼亭」 
・参加者:31名(講師を含む)

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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに42回の講座を開催し、180名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■東京:44期・45期 受講生募集のご案内
下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。 
・第44期:2006年05月20日(土)~06月17日(土) すべて土曜日
・第45期:2006年07月01日(土)~07月29日(土) すべて土曜日
・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
     港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)
 *東京での開催の詳細はこちらでご覧ください
44期・45期以外に、ウイークデイの開催をご希望の方も受け付けます。ご相談ください

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IT・PCの勉強会


■パソコン楽しみ隊:4月の報告
 4月23日(日)西野さんの案内役でデジカメの勉強会を開きました。
 写真撮影の基礎的な理論と、身近なデジカメでもっとキレイな写真を撮るコツや、加工によってより見映えのする写真に仕上げて活用する事例など紹介していただきました。
 当日は品川のパソコン室が満席となり、参加のみなさんからたいへん勉強になった、楽しかったと大きな反響がありました。
【レポート:國重 誠之さん】

■西野憲明さん:PC楽しみ隊案内役を務めた感想
 PC楽しみ隊の勉強会に参加して約1年。今回初めて案内役を務めさせて頂きました。
 デジカメはパソコンとは関連が深いのですが、テキストをパソコンで見せるという私にとって初めての挑戦も盛り込んでみました。少し毛色の違いが出たかも知れません。
 会社勤めの頃社内のペーパレス化といううたい文句でPCの導入を行いました。5,6年で通達とか給与明細がLAN利用になりました。しかし各個人がプリントアウトしたりするのでそれほど目立ったペーパー減量には至らなかった印象でした。
 今回、私の方のコストダウンを図る目的もあり、補助教材をインターネット経由でWeb表示するという手法を取ってみたわけです。パッと表示を変えるとか動画を入れることで厭きさせないよう頑張ったつもりです。1項目を1ページでとも思いパワーポイントではなく、スクロールが出きるHPビルダーでつくりました。
 今回このような発表の機会が得られたことで自分なりにいろいろ挑戦でき、とても楽しい思いも出来ました。また、自分のパソコンではちゃんと動いたのにネット経由ではエラーが出たりと気を引き締めなくてはと言う悟りを得たのも貴重な体験でした。話が一方的になってしまったかなと言う反省点がありました。まだまだ未熟者です。これで少しは今までの御礼になったかなと思っています。今後ともよろしくお願い致します。

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楽しくパソコンライフ~武兵衛の近況~
 
■第28回 パソコンの添付品は大切に
 「使っているパソコンの動作がおかしくなった」。この10日間で3人から相談を受けた。
お願いしたいことがある。次のことを守っていただきたい。順調に動作しているときには気にならないが、パソコン購入時のマニュアル、添付のCD-ROM、またインターネットへの接続設定情報は身近に保管していただきたい。これらはパソコンを正常に復旧するための大切なものです。
 
 このメルマガをご覧お方は、パソコンについての知識がある人が多い。日頃はパソコンを便利な道具としてお使いだと思います。しかし一旦故障すると「粗大ゴミ」同様になります。
 
 修復するために、メーカーに相談すると予想以上の費用がかかる。回復するまでの期間も長い。ディスクに保存してあるデータも消されてしまう。
 パソコンの障害のほとんどは、Windows が立ち上がらない現象が多い。100%ではないが、ハードディスクの障害に起因することが多い。故障とわかったら身近な人に相談してください。
 ハードディスクには、OSのWindowsはじめ普段使っているアプリケーションソフトも入っている。これらを修復するためにも購入時の添付品は大切に保管していただきたい。
 
 もっと大切なことはパソコンが故障しないようにすることです。パソコンは埃と温度と湿度と振動に敏感です。とくに埃がつかないようにする。内部温度も高くならない工夫が必要です。パソコンと快適に付き合うためには守るべきことも多い。

お知らせ!! パソコン活用にお役立ちのURLをホームページにアップ
しました
 「楽しくパソコンライフ」の17回から21回に連載された、「パソコン活用にお役立ちのURL
 IDNのホームページにアップしました。
 「ITやパソコンの勉強」ブロックからご覧いただけます。お役立てください。

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学生,社会人の進路相談をいたします
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千葉アドバイザーグループ C-PAK

■体制の変更と今後の日程の案内
◆世話役が交代しました
 C-PAK発起人であり、発足以来世話役としてお骨折りいただきました方々から、「そろそろ交代を・・・」とのお声が
  掛かり、3月の勉強会席上で後任を以下の通り選任しました。任期は2年です。
  過日、新・旧 引継ぎ打ち合わせを経てスタートしました。
  今後とも引き続き皆さまのご協力をお願い申し上げます。
  ・代  表: 大村 久吉さん ⇒ 山室 輝弘さん
  ・事務局: 利光 信璽さん ⇒ 飯塚  渉さん
  ・会  計: 村杉 矩男さん ⇒ 津田  啓さん
  
◆定例勉強会日程 (2006・4~2007・3)

           7月13日 10月12日 1月11日
    5月11日 8月10日 11月 9日 2月 8日
    6月 8日 9月14日 12月14日 3月 8日
 ・開催日:毎月第2木曜日
 ・時間:5月以降は従来通り14:00~16:00
 ・会場:千葉県高齢者生協、佐倉センター2F 
    (京成電鉄 「志津」駅から徒歩3~5分)
 ・開催:遅くとも開催10日前~1週間前にはC-PAKーMLにてご案内いたします。

◆毎回の勉強会テーマと出席者募集案内

    ※本年度は各回のテーマがまだ出揃っていません。
       自ら手掛けたいテーマ、希望するテーマなどをいつでも事務局までご連絡下さい。
    ※上記日程以外に、特定テーマでワークショップを行うこともあります。  

◆C-PAK『オフ会』の予告

 ・日時: 6月25日(日)開催(決定済み)。
 ・会場・時間:詳細は、追ってご連絡いたします。

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

シニアドさいたまの第6回例会開催報告
4月30日シニアドさいたまの例会をメンバーの東風谷さんが経営しているパソコン教室で、
IDNの生部さん、平田さんの特別の参加を得て、開催しました。
そして、シニアドさいたまのメンバーが講師でアドバイザー養成講座をこの地域で開催することを決め、
準備を開始することになりました。
詳しくは、シニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
【レポート:岩井 正三さん】

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IDN会員の推移と募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。


■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。

  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
 
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海外旅行体験話クラブ

■次回(6月18日の予告)
次回は6月18日(日) 13時~17時に開催します。
ご予定ください。
詳細の案内は後日にいたします。

*これまでの開催状況をこちらでご覧いただけます
 

■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)
「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
  しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、05年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!

■海外旅行体験話クラブの趣旨
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

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会員のホームページの紹介

■吉澤 七重さん(アドバイザー第18期)
・ 開設:2004年12月1日
・ページタイトル:7a
・URL:http://nanax.exblog.jp/

 養成講座での出会い。まったく興味がなかったホームページ。当然作成のためのソフトの知識もなく。2004年の年末にきっかけは奈良原理事長の呼びかけではじめたひとりひとつブログ。開設後コメント投稿もリンクもトラックバックも理解できずほったらかしに。そんな仮病ブログに訪問してくださった意外な方から催促を受けた。

 ブログはカテゴリ別や日付ごとに一覧で表示してくれるしレイアウトもおまかせでよい。ログインすれば家電量販店デモ機での投稿記事公開もできる。このとき「お気に入り」が使えなかった。のでブログからIDN関係の方々へリンク出来る様にした。検索せずにお気に入りリストからジャンプできる道具としてブログを利用はじめた。

 ホームページ作成ソフトを使って2005年11月23日「はらぺこカラス」開設のときブログをいくつかリンクさせた。編集・修正・保存が非常に簡単なのはやはりホームページ作成ソフトであることそしてセンスのよいデザインの自由度もあることがわかった。頻繁に記事を編集するには有料版ブログを利用すればよいらしい。

 音楽と科学は共通してると考える人がいたりする。が私はそう思わない。いくら考えても1+1=2にならない。そのときの音色はその時に存在した二度と得ることの出来ない音色でそれがCDやDVDにされたらそれは謎の世界。

 ブログに画像を携帯投稿した時・むむ・この感覚は何なんだろ・・あまりにも美味しそうだから・色や形がユニークだから・皆にも見てほしい!失敗も含めてこんなチャンスはもう二度とない。だから「その時」を写してブログに投稿した。はかない音色を楽しむかのごとくそこに共通点を感じた自分を滑稽だともおもいながら。

 そんなナンデモありの道具ブログです。あのときあの場所での奈良原理事長の呼びかけ「ひとりひとつブログ作戦」のおかげです。生部先生から新機軸があっても良いとのお言葉をいただきましたが駄文で恥ずかしい限りです。研鑽中なのでどうかお許しください。IDN関係の素晴しい方々の見事なホームページや熱心に毎日ブログに取り組んでおられる方々へご訪問されるときに7aをご利用いただければ有り難く存じます。

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに10名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介して。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
 

これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます

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*11**********************************************************************

連載 『平成つれづれ草子』 井出 昭一さん

■第6回 「明治生命館」…様式建築の最高傑作…
 たてものシリーズの第3話は、岡田信一郎の遺作となった明治生命館(重要文化財:昭和9年)を取り上げます。
 
明治生命館の評価  
 日本の様式建築の最高傑作といわれる明治生命館は、「明治10年代以来、半世紀にわたる様式習熟の歴史に終止符を打った作品」で、「欧米の一流様式建築と比較しても全く遜色ない建築」(西洋建築史が専門の桐敷真次郎氏)とも評価されています。
 岡田信一郎は、その完成を待たず昭和7年(1932年)に逝去されましたが、実弟の岡田捷五郎があとを引き継いで昭和9年(1934年)完成しました。平成9年には、昭和建築として初めて国の重要文化財に指定された名建築です。
 
明治生命館のコンペ
 明治生命の旧本社はコンドルが設計した三菱二号館で、明治28年竣工の煉瓦造石張り3階建ての建物でした。業容の拡大に対応するため明治生命は新本社の建設を計画し、コンドルの愛弟子で建築顧問の曽禰達三(注)の推薦により、佐藤功一、鈴木禎次、渡辺節、桜井小太郎、渡辺仁、葛西田中事務所、横河事務所、岡田信一郎が指名を受け昭和3年コンペがおこなわれ、岡田案が採用されることになりました。
(注)曽禰達三(1852-1937年)

 工部大学校の第一期生として明治12年卒業。辰野金吾、片山東熊と同期で、恩師のコンドルの紹介で明治23年に三菱に入社し、コンドル設計の三菱一・二・三号館に深く関与し、明治37~38年には三菱四~七号館を設計し、明治39年三菱を定年退社後は、後輩の中條精一郎と共同で曽禰・中條建築事務所を開設し、慶應義塾旧図書館(重要文化財)、明治屋ビル、小笠原伯爵邸などを設計しました。

 昭和3年5月、明治生命館の建設が決まった当初の予定では、コンドルが設計した三菱二号館をそのまま保存し、隣接地に新社屋を建て新旧両館を併用し、将来、旧館を取り壊す際に新館を増築するという方針でした。
 岡田は二号館を取り壊して、所有地全面に建てることを提案し、当時の武市利美明治生命会長の英断でそれが受け入れられました。岡田は三菱二号館の解体に際し、その設計に深くかかわった先輩の曽禰に許しを求め、「前の作品を超えるものを建てる」という条件で了承を得たともいわれています。曽禰は明治生命館の建設に際し、建築顧問を務め、高齢にもかかわらず熱心に現場に通ったそうです。

 昭和5年9月着工しましたが、岡田は気管支炎がひどく病床に就く日が多く、昭和6年4月には早稲田大学教授を辞任し、東京美術学校には籍を置いたものの休職状態で、ほとんど寝たきりで外出も不可能になったようです。岡田は病床で図面に目を通し、明治生命館の工事現場の状況を16ミリ・フィルムに撮影させ、天井に工事の状況を写させながら竹の棒で細かな指示をされたといわれていますが、このフィルムは昭和初期のビル建設工事の状況を知る上で貴重な記録となっています。

 昭和7年4月3日、岡田は定礎式(5月5日に予定)に使う香取秀眞作の斎鏝、斎鎚の図案の選定を行ない、翌4日午前3時49歳の若さで逝去されました。明治生命館の建設に心血を注ぎ、医師の忠告も聞き入れず悲壮な決意で仕事に打ち込んだため死期を早める結果となってしまったようです。岡田信一郎の遺徳を偲んで工事関係者はその胸像を南側の壁に密に埋め込んだという美談も伝わっています。
 
明治生命館の見どころ
 明治生命館の外装で目を引くのは、アカンサス(地中海沿岸に生える大アザミ)の葉の飾りを最上部にいただく壮大なコリント式の列柱群です。(写真:上と中参照)日本で数あるコリント式でこれ以上のものはありません。列柱が支える天井に当たる部分には、水切りの溝が彫ってあって、雨水が決して中に流れ込まないようなキメ細かい配慮もされています。

 ブロンズ製の外灯、入口の重厚な扉、アーチの窓のグリル(飾り格子)、店頭と2階の回廊のシャンデリアなど(写真:下参照)、いずれを見ても寸分のゆがみもない精巧な作りとなっています。これらの金属類は戦争中に撤去され供出されましたので、戦後これらを復元するに際し、腕利きの職人を集めるのに苦労されたようです。 
 
 内装についてみますと、1階店頭のカウンターは中国の天津産、壁はイタリア産、2階のマントルピースはイタリアとフランス産、エレベーターの周囲と1階応接室は日本の四国産といったように、各種の大理石がふんだんに使用されています。店頭の天井、壁・柱の装飾など細部にまでデザインが充実していて見飽きることはありません。

 岡田は、設計に万全を期すため弟の捷五郎をアメリカ、カナダに派遣して最新のオフィスの設備を視察させ設計に採り入れています。病弱のため海外留学ができなかったにもかかわらず、読書熱心で海外建築事情に精通していて、実際に本物を見てきた捷五郎氏も脱帽するほどだったといわれています。

 採用された設備を列挙しますと、停電後30秒で回復する自家用重油発電機、停電時に自動修正機能をもった電気時計、書類気送装置(張り巡らされた管で茶筒のような気送子に書類を入れて送る装置)、テロートグラフ機(一方で文字を書けば、離れたところでも同じ文字が書かれる装置)、一定の暗さで自動点灯する外部照明、冷水飲料水・給湯設備、セントラル・クリーニング設備(各階の事務室、廊下に吸い込み口があって、掃除機の先端部分を繋ぎさえすれば塵が一ヶ所に集められる装置)など、昭和初期とは思えないような最先端の設備が備わったハイテクオフィスビルでした。
 さらに、応接、食堂、会議室などの机や椅子、飾り机などの2階の家具は、岡田の教え子の梶田恵が、部屋の機能を考慮しながら建物と調和するようデザインしたものです。
 
壮大・華麗な藝術建築をつくった人々
 「明治以来の西洋建築技法習得の歴史の到達点あるいは総決算となった民間建築の最高傑作」を造りあげたのは、意匠設計の岡田信一郎をはじめ、構造設計は当時の最高権威者の内藤多仲、岡田信一郎亡きあとの設計監督の岡田捷五郎、建築顧問として高齢をおして尽力された当時の建築界の重鎮 曽禰達三、家具のデザイン 梶田恵、施工と維持管理 竹中工務店のスタッフなど、数多くの人々の叡智があってこそ可能だったといえます。

 さらに、表には出ませんが、文字通り蔭で支えたひと忘れてはなりません。それは岡田信一郎の静夫人と明治生命の建築技師 大熊金治郎のふたりです。静夫人は、もと赤坂の芸妓・萬龍で日本一の美人と言われたひとで、岡田信一郎の厳しい指導で思い悩む若い建築技師に温かい言葉で励ましたといわれています。
 また、大熊金治郎は70余歳の高齢にもかかわらず四国の石山を頻繁に往復し、良質の石材確保のため「石の大熊」といわれて石屋石工に恨まれるほど厳選峻烈を極めたとされています。
 
[明治生命館見学のお勧め]
明治生命館は、毎週土曜日と日曜日11時から17時まで、無料で一般公開しています。公開エリアは、1階店頭営業室、2階会議室、応接室、食堂などで、創建当時の設計図、写真なども展示されていますのでご覧下さい。

初回から5回まではこちらでご覧になれます。関連データ(今回の関連では「岡田信一郎年譜」)などが追加されています。

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*12*********************************************************************
アウトドアクラブ「たかお会」
■18年度年間活動計画
たかお会18年度年間活動計画が出来ました。IDNホームページのたかお会ページに掲載していますのでご覧下さい。今年度は宿泊を伴う計画が2回組まれています。
7月から9月の間は、有志による中級登山計画を組み入れたいと考えています。
それぞれの計画の詳細は、実施2週間前までにメール添付で連絡します。

■第15回 たかお会活動のご案内
・実施日時:18年5月14日(日曜日)
・場   所:奥武蔵 伊豆ヶ岳 (851m) 登山
・集合場所と時間:西武秩父線 正丸駅 午前10時00分
・登山コース:正丸駅 ⇒ 伊豆ヶ岳 ⇒ 正丸峠 ⇒ 正丸駅
・歩行予定時間:約4時間
・参加申し込み締め切り日: 18年5月8日(月曜日)
計画の詳細は、IDNホームページのたかお会ページを こちら でご覧下さい。
【幹事:東川征夫さん・ 滝村紘一さん】

たかお会の活動状況や案内を こちら でご覧になれます

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*13**********************************************************************
ふれあい広場

■東川征夫さん(たかお会幹事):なせばなるぞ山登り
 今、登山人口は約9百万人といわれ、その70パーセントが40歳以上の方だそうです。
 私も当然その1人で、20代は主に信州の山に登っていましたが、その後仕事に追われて50代半ばまで登山をすっかり忘れていました。
 あるとき、家内と夫婦淵温泉から加仁湯まで紅葉の山を歩きました。そのとき山の素晴らしさを再発見し、それからまた山登りをはじめるようになりました。
 しかし30年近くも山に縁のない生活をしていましたから、当初は、奥武蔵や秩父の低山でも顎を出す苦しい登山でした。緩やかな坂道でも心臓は高鳴り、息切れし、足は棒のようになってしまい、毎回、『こんなはずではなかった』『こんなはずではなかった』と、20代当時と比較しては情けない思いをしたものです。

 でも登山の良さは、ピークの登頂であり、自然との触れ合いであり、花との出合いがありますから、下山後はその苦しさを開放してくれるので、当時は毎週のように単独で山に出掛けていました。
 人体とは不思議なもので、こんな山行きでも繰り返しているうちに、次第に心肺機能も脚力も強くなってくるのを感じるようになり、太鼓腹も引っ込んできました。そして、段々と高い山・高度な山に挑戦するようになってきました。

 そんなある日。山から帰ってきたら、家内が『お父さん毎週、山、山といって出掛けるけど、どこの山に行っているの、帰ってこなかったら日本中の山を捜索しなければならないんじゃない』と言われ、これはイカンとそれからは登山計画書を作り一部家に置くようにしました。
 登山でもハイキングでも1回の山行で3回楽しむ事が出来るといいます。【計画書を作る楽しみ】【山行実施時の楽しみ】【山行報告書を作る楽しみ】まさしくその通りだと思います。
 その当時から次第に中高年の登山ブームとなってきました。そして山での遭難事故が年々多くなり、特に中高年の単独行の危険性が指摘されるようになりました。

 62歳の時、単独行は限界だと判断し山の仲間を求めて、さいたま市内の山岳会に入会打診をしましたが、年齢制限があるのか良い返事はもらえません。大宮岳稜会からは例会見学にどうぞとの連絡があり、例会見学の席上で入会を決めました。入会してからの山行形態は、尾根歩きばかりでなく、沢登り・岩登り・冬山・山スキーとオールラウンドに広がりました。

 ハイキングでも登山でも山を歩く行動は、眼から入ってくる登山道の状態や落石発生などを、頭というコンピューターで即座に状況判断し、過去の記憶データーと照合し、安全で的確な歩き方を瞬時に手足に指示したり行動判断をしたりといった動きを、登山行動中行なっている訳で、このことが脳の活性化と心身の強化と健康維持増進に繋がっているのではないかと思っています。

 世界の長寿村は、フンザ(ヒマラヤ)コーカサス,アンデスなど,標高の高い所にあります。そこに住む人達は長時間の肉体労働に従事して栄養摂取量が少ないという共通点が挙げられています。
 また、高地住民には動脈硬化・高血圧症・心臓病などの生活習慣病が非常に少ないと報告されています。
何事にも、肉体的・精神的に無理にならない程度の負荷を掛け、明るく楽しく前向きに行動することが、体力・気力維持に繋がり、元気継続の秘訣ではないかと思っています。

 山岳会に入って6年、最近は若い会員との行動格差が大きくなり、歳相応の体力に応じた山行をしなければと感じるようになりました。この会の定例的な山行は年24回あります。これには出来るだけ参加できるよう日頃努力しています。

 私の所属する大宮岳稜会にはホームページがあります。
URLは、http://www.miyagaku.sakura.ne.jp/ です。
登山に興味のある方も無い方も覗いて見て下さい。山行報告やトピック・山の写真などが掲載されています。

■國重誠之さん:デジャブ交流記
 4月1日に浜離宮、4月30日に自然教育園をデジカメ片手にデジャブのみなさんと散策しました。いずれも好天に恵まれ気持ちのよい日でしたが、徳堂さんのご案内でソメイヨシノを愛でた浜離宮にたいして、自然教育園ではイロハモミジの明るい緑が目に染みて、1ヶ月の変化をあらためて感じました。
 自然や人工の構造物など目に入るものをじっくりと観察し被写体を探しながら、同行のみなさんと和気藹々と過ごす時間はたいへん貴重で、帰宅後に作品をフォトアルバムにアップしてお互いにほめる&ほめられる刺激もあります。
 次回はどなたが誘ってくださるのか楽しみです。

 ○十年フィルムカメラに馴染み、10年ほど前からはデジカメに乗り換えて、カメラはからだの一部になっていますが、先日のパソコン楽しみ隊の西野さんのデジカメ講座をきっかけに、誰でも使うデジカメが意外に性能を生かされていないことに気づきました。
 はじめてパソコンに触れる初心者のための講座は何度か開催するたびに工夫を重ねて、今もいくつかの課題を残しているものの、自分なりに自信が持てるシナリオができあがってきましたが、デジカメについても伝え方の勉強をみなさんと一緒にしてみようという気になっています。パソコンと同様にまず自分自身がデジカメ写真を楽しみ、同好の方々と交流して楽しみをわかちあい、できることなら多くの人々に伝えたいと思うようになりました。
※デジャブに参加を希望される方はご連絡ください。

■「ふれあい広場」について

皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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編集後記

■清水にある沙羅双樹を見に行った

 4月16日(2006年)に清水(きよみず:佐賀県小城市)にある沙羅双樹を見に行った。花は咲いていないのは承知のうえ。以前に編集後記に書いた続編である。
 
発端となった中原郁生遺稿集「平家物語探訪」
 メルマガIDNに、武部忠夫さんがリライトに青木紀雄さんが撮った写真を添えて、中原郁生遺稿集「平家物語探訪」(全14話:第44号~第70号)が連載された。第2話の中に、沙羅双樹の樹と花の説明が丁寧に書いてあり、佐賀県小城町の清水観音の本堂前にあります、と紹介されていた。また、中原氏が衝撃的と感じた平成8年5月14日付の朝日新聞「声の欄」で見た記事の内容が記されていた。

中原郁生氏の奥様よりお手紙をいただいた 
 メルマガIDNの第46号(04/03/01号)に『清水観音の本堂前に沙羅双樹がある佐賀県小城町は私の故郷』と題して短い文章を書いた。
 その後すぐに、中原郁生氏の奥様の節子さんよりお手紙をいただいた。
(前部略)この度メルマガ46号の編集後記を読んで驚いてしまいました。生部さんが佐賀県小城町の御出身であること、清水観音をご存知である事等々。
 亡夫中原が沙羅双樹とナツツバキのことを書いた後、朝日新聞の「声の欄」の投稿者の証言を得て確信を持った中原は更に広い範囲で各地に伝わる平家伝説や民話を集めたいという思いから「平家物語探訪」を纏めたものと思われます。
 少し時間が掛りましたが、メルマガに発表されて早々に、しかも身近なところで生部さんとのご縁は奇しきものとしかいいようがございません。中原の熱い思いのなせるものなのでしょうか。
 生前の主人は多忙な人だったので「声の欄」の投稿者河本某なる人と文通したとか、沙羅双樹の花の散る美しい光景を見たというのは聞いていません。そのファンタジックな光景はさぞやすばらしいものだと想像に難くありません。一度出会いたいものだと思っています。(後略)
 以来、清水を訪れたいと思っていたが、母の七回忌のために帰省したときに、念願を果たすことが出来た。

清水の沙羅双樹

 清水は実家から車で20分くらいのところにある。鯉料理屋の並ぶ狭い道を抜けて正面にある山門(仁王門)をくぐる。山道の左にこのお寺の縁起が書いてある看板がある。
 正確には、『清水山見瀧寺宝地院』という天台宗の寺院。要約すると、延暦22年(803年)桓武天皇の勅を奉じて聖命上人が開基した国家鎮護の道場、佐賀鍋島藩初代藩主鍋島勝茂公が武運長久と国家安康を祈り、寛永4年隣江山住持豪舜訪印を中興開山とし、観世音菩薩を勧請し清水山を建立した、と説明が書いてある。
 
 山門をくぐって、桜が既に終わっている山道をしばらく上るとやがて石段の下に到達。石段の上に本堂(弁財堂)の屋根が見える。石段を上ると本堂の前が広場になっている。沙羅双樹は清水観音の本堂前にある、と中原郁生氏の遺稿集に書いてあるが探すことが出来るか心配していた。広場に立って周りを見渡すと、沙羅双樹を示す立て札がすぐに見つかった。インド原産、佐賀藩主11代鍋島直大公がお手植えになったと書いてある。清水の沙羅双樹は予想に反して大きな木だった。
 太い幹は地上かあまり高くないところから二又に分かれており双樹の典型を見て取れる。木の下部には葉がなく、上部にみどりの葉が茂っている。花が咲くおよそ3週間前の様子を見たことになる。(写真:左参照)

住職の話

本堂の中に住職がおられたので話を聞いた。
 清水は鍋島藩直轄の寺である。既に亡くなられている印刷会社の会長だった方が、朝日・毎日・西日本・佐賀新聞に投書したことがここの沙羅双樹を有名にした。
 10年前までは町の商工観光課の人も知らなかったが、最近は遠方よりたくさんの人が見に来るようになった。ご本人もこの数年はしっかりと見るようになった。下手にいじって枯らすのが怖いので、手入れは一切しないで自然木としている。

 花は毎年5月上旬(5日~10日頃)に咲くが、隔年に花の量が違う。昨年はたくさん咲いたので、今年は少ないのではないかと思う。桜と同じで咲く時期が限られ、雨が降るとすぐ散ってしまうので、見る時期は限られる。花の香りは淡くきつくない。
 
 沙羅双樹は、京都の南禅寺と比叡山にもある。比叡山では浄土院(最澄が亡くなったところ)にあり、右側に菩提樹、左側に沙羅双樹がある。

河本尋匡(かわもとひろまさ)氏が撮った写真とメモ
 このような話を聞いていたら、ちょっと待ってくださいと奥へ入って戻ってきて、はがき大の写真と同じ大きさの書き付けを持ってきてくれた。中原節子さんの手紙に書いてあった「声の欄の投稿者河本某氏」、河本尋匡氏が撮影した花の写真と書いたメモだった。

 以下に、河本尋匡氏が書いた文章を原文のまま紹介する。文章は、遺稿集の中で氏が新聞に投稿したとして紹介された文章とは少し異なっている。

 幹が二又に育つので双樹という。お釈迦様がこの木のもとで永い眠りにつかれたと言う。
 11代佐賀藩主鍋島直大(なおひろ)公がこの双樹の苗木を遠い原産地インドから取り寄せ、この地(佐賀県小城町清水観音寺本堂前)に植えられと伝わっています。
 寒さに弱く日本の風土では育たないと言う定説を見事にくつがえし、百年もの星霜にも耐え奇跡的に生き続け今では20メートルほどの大高木に成長し毎年五月に花を咲かせます。
 花は大高木に不似な小さな可れんで淡黄色、寄り添うように集い、透きとおった艶緑の大広葉の間を埋め尽くし咲き乱れます。
 ふくいくたる香りはとても神秘的で瞑想を誘います。私はそのたくましさと気品に見せられて、のめりこみ写真を撮り続け、生き甲斐にしてまいりました。本邦唯一生き続ける正真正銘の沙羅双樹、たくましいその生命力を賞でてください。上掲は花のアップ写真です。私が撮影したものです。みどりのカナブンブンがとまっております。
(平成9年4月30日 佐賀県鹿島市古枝 河本尋匡 かわもとひろまさ 82才)

 今回は花を見ることが出来なかったが、河本尋匡氏が撮られた写真で花を見た。氏は既に亡くなっておられるので、無断でここに掲載させてもらうことにする。

清水の瀧
 本堂の横を奥に入ると滝が見える。滝を見ながら石段を降りて滝壺に至る。滝壺にある3つの像と滝の上部を見上げながら、小学校の時に遠足できたことをかすかに思い出した。
 滝壷から流れ出る小川に沿って左側に倉永節士清雄の碑(誠感碑)がある。6代藩主宗教の大患平癒を願って、断食の後、みぞれ降る厳冬の夜滝に打たれて凍死した藩士の碑。
 緑に覆われた川沿いの道をしばらく歩くと最初にくぐった山門の横に出た。

 両親が亡くなって帰省する機会は少なくなり、次も法事ということになりそうである。清水の沙羅双樹の満開の花を見ることが出来るか定かではない。【生部】

   
   沙羅双樹                               写真:河本尋匡氏(1993/5/12)

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