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メルマガ IDN 【第95号】 Inter Depending Network
2006年 3月15日発行
 
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第94号のご案内》 

お知らせ
  =IDN第6期(平成17年度)社員総会の案内
  =IDNのホームページの更新
1.ふれあい充電講演会
  =第59回( 3月23日)「講道館と野球博物館見学」の案内
2.シニアー情報生活アドバイザー講座
   =第43期の受講生募集のご案内
3.IT・PC講座
   =パソコン楽しみ隊:3月の報告と4月の案内
4.「楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜
  =第25回 世界中通話料無料のSKYPE(スカイプ)について
5.学生,社会人の進路相談
  =自立へのエネルギーが噴火
6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
8.IDN会員募集のご案内 
   =入会を考えている方に(再掲)
9.海外旅行体験話クラブ
  =再開第5回の開催案内(再掲)
10.会員のホームページの紹介
11.新連載:井出 昭一さん『平成つれづれ草子』
  =第4回 東京で近代建築を楽しむ
12.アウトドアクラブ「たかお会」
  =平成18年度活動計画について
  =第14回(4月)活動計画
13.ふれあい広場
  =「自立化支援プロジェクト」説明会の案内
14.編集後記
   =岡村 喬生の「冬の旅」を聴きに行った

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お知らせ

■IDN第6期(平成17年度)社員総会開催のご案内
来る3月20日(月)にIDN第6期(平成17年度)社員総会を開催します。
05年末現在に正会員だった方に、メールまたは郵便で案内をお送りしています。
正会員の方はご出席いただきますようお願い申しあげます。
また、ご出席の出来ない方で、委任状を返信がまだの方はご返送ください。

■IDNのホームページの更新
○パソコン活用にお役立ちのURL
  「楽しくパソコンライフ」の17回から21回に連載された、「パソコン活用にお役立ちのURL」
  IDNのホームページにアップしました。
  「ITやパソコンの勉強」ブロックからご覧いただけます。お役立てください。
○IDNの行事予定
  IDNの行事予定
を「事務所」ブロックからご覧いただけます。

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ふれあい充電講演会

■第59回(2005年 3月23日) 「講道館と野球博物館見学」の案内
 水道橋付近は後楽園ドームを中心に、わが国スポーツのメッカです。
トリノ冬季オリンピックでは、荒川選手が日本人として唯一の金メダルを獲得し、フィギアスケートの名を世界にとどろかせました。
谷亮子選手は柔道で、松井やイチローは本場の野球で活躍しています。
スポーツはいまや娯楽のレベルから、日韓サッカーのように外交面でも、國際親善の役割を果たしています。
スポーツが社会に大きな影響を与えるようになったこのタイミングに、スポーツのメッカを訪ねて見ようではありませんか。
楽しみながら時代の流れを読む今回のイベントに、皆様のご参加を心からお待ちしています。

 講道館・柔道資料館は、資料展示室・柔道殿堂・師範室・資料室で構成され、資料展示室には講道館創設以来の発展を示す貴重な記録や写真が展示され、柔道殿堂には柔道の技能に卓越し、指導・普及・発展に貢献した物故者の中から選ばれた19名の額が飾られています。師範室は嘉納治五郎師範(師範を用いるのは嘉納治五郎師範のみ)の記念の品々や師範の書かれた原稿、各界名士との交流を示す書簡などが展示されています。url:http://www.kodokan.org/index_j.html

 野球体育博物館は、野球界の発展に貢献し功労者として表彰された「野球殿堂入りの人々」すべてのブロンズ製肖像レリーフが飾ってある他、野球の歴史にまつわる資料を数多く収蔵・展示している日本で唯一の野球専門博物館。1959年6月に後楽園に隣接する場所に開館、その後東京ドーム建設に伴いドーム内に移転。プロ・アマを問わず国内外の野球に関する資料を収集・保管し、展示しています。年1回、選考委員会が野球界の功労者を選出し「野球殿堂入り」として発表、2005年末現在154名の肖像レリーフが飾られています。url:http://www.baseball-museum.or.jp/
(上記の説明は、それぞれのホームページからの抜粋です)
 
・日時       :3月23日(木)午後2時〜5時頃まで
・集合場所 :講道館柔道場入り口(文京区春日1-16-30)
・見学先    :講道館「柔道資料館」と東京ドーム「野球体育博物館」
・懇親会    :5時頃から予定
・会費       :見学会…会員1200円 非会員1500円
           :懇親会…2500円(お酒を飲まない方は2000円)
・申込締め切り:3月20日(月)

・集合場所の最寄り駅
都営地下鉄三田線春日A2出口/大江戸線 春日駅A1出口 徒歩1分
東京メトロ丸の内線 後楽園駅下車  徒歩5分
東京メトロ南北線 後楽園駅下車  徒歩3分
JR総武線 水道橋駅下車   徒歩12分

・申込み先: kouenkai@npo-idn.com
         電話 049−267−2688(奈良原眞吉)

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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに41回の講座を開催し、179名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■東京:43期 開催のご案内
下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。 

・第43期:2006年04月08日(土)〜05月06日(土) すべて土曜日
・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
     港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)
 *東京での開催の詳細はこちらでご覧ください

■第42期終了日に恒例の懇親会を開催
第42期の最終日は3月25日(土)です。恒例の懇親会を開催いたします

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IT・PCの勉強会


■パソコン楽しみ隊:3月の報告と4月のご案内
 3月14日(火)の勉強会ではホームページやブログを通じて企業などと接点を持って経済活動の一端に参加する手段のひとつである『アフィリエイト』について徳堂千恵美さんにご案内いただきました。
 ビジネスモデルの概念と仕組み、メリットを引き出すために必要な工夫など、体験にもとづいた具体的なイメージの解説でした。
 高橋美喜子さんにはホームページやブログから最新の情報を引き出す手段である『RSS』について特徴、目的による選択のポイント、活用例をご案内いただきました。
 いずれもわかった、楽しかったという感想とともに、さっそく実践しているとか試してみたいという報告が寄せられています。

4月の予定
日 時:4月23日(日)13時〜16時
場 所:品川人材開発センター パソコン室
※テーマ、案内役については後日お知らせします。
【レポート:國重 誠之さん】

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楽しくパソコンライフ〜武兵衛の近況〜
 
■第25回 世界中通話料無料のSKYPE(スカイプ)について
 今一度、SKYPEのことをお伝えしたい。
 前にSKYPEは世界中無料で会話できるシステムであることを紹介した。2人だけでなく5人までの同時会話が出来る。話しながら画像ファイルを送ることもできる。ファイルはメールサーバを気にしないで送れる。
 今年からwebカメラを付けるとテレビ電話が出来るようになった。好奇心の武兵衛、ついに30万画素のカメラを付けてみた。私のSKYPE仲間では、顔が写るので皆さん歓迎してくれている。自分がいる部屋まで写るので抵抗はありますが、シニアになったら気にすることもない。そう言う私は後ろの物置をカーテンで隠した。

 しかし相手の顔を見ながら話が出来ることは楽しいことですね。この欄に紹介してSKYPE仲間も増えた。webカメラの仲間も増えて欲しいところ。
 2003年にスタートしたSKYPEは、現在も進化を続けている。僅かなお金を支払っておけば、一般の電話、携帯電話にもかけることが出来る。最近では固有の電話番号を取得して一般の電話から自分のパソコンにかけてもらうことも出来るようになった。気になる通話料金ですが世界中にかけても一般電話の市内料金相当が売りである。もうじきSKYPE機能が搭載された携帯電話が出てきそうだ。

SKYPE、最近の話題を知りたい方は下記のURLをクリックしてください。
SKYPE百科事典のようなページ。
http://www.geocities.jp/hibiyank/

お知らせ!! パソコン活用にお役立ちのURLをホームページにアップしました
 「楽しくパソコンライフ」の17回から21回に連載された、「パソコン活用にお役立ちのURL」
 IDNのホームページにアップしました。
 「ITやパソコンの勉強」ブロックからご覧いただけます。お役立てください。

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学生,社会人の進路相談をいたします

自立へのエネルギーが噴火

 海外旅行体験話クラブを主宰している伊藤政弘さんは、いまどき珍しい純粋で一途な人である。48才という若さも輝いている。
新しいプロジェクトを立ち上げようと彼の提案で,3月1日から2日にかけて “かんぽの宿青梅”で1泊2日の合宿研修を行った。参加者は國重、黒瀬,平田,奈良原,伊藤の5人である。
 この日のために伊藤さんが作成した資料は5冊,52ページに及ぶ心のこもった作品である。
テーマは「自立化支援プロジェクト」。
 組織の歯車で生きるのではなく,社会という自由で広い桧舞台で、自作自演の人生を生きるにはどうすればよいか。他人の相談に乗りながら、自分の生き方も考えるプロジェクトである。
 伊藤さんは40才でサラリーマンを卒業し,IDNの創立に参加した。30才から貯めた資金を使って筑波大学系の心理学教室に3年間通い,カウンセラーの資格を取得した。
 生活資金を稼ぐ為に,徹夜勤務の警備の仕事を何年間か勤めて、目指す福祉関係の仕事に今月から就いた。
10年近い準備を整えて,目指すライフワークへ、この合宿がキックオフであった。
 
 伊藤さんによれば、シニアは誰でも人の相談に乗れる経験と見識を持っているはずだという。自分が生きていることが、少しでも人の為になる生き方ができるのではないかというのが,伊藤さんの提案である。「カウンセリング」といっても専門的な理屈を勉強しなくてもよい。真に相手の人に関心をもち,相手の身になって一緒に考えれば,きっと何か新しい生き方が生まれるはずだと彼はいう。相談相手になって欲しい人や若者は、いくらでもいる。伊藤さんは30才からの思いを、いま噴火させようとしている。
自立化支援事業の初会合は、3月26日(日)午後1時半から「京橋プラザ区民館」で開かれる。
中央区銀座1丁目25番3号 電話03−3561−5163
≪アクセス≫は、有楽町線新富町下車,都営浅草線宝町下車,銀座線京橋下車近くである。
【レポート:奈良原理事長】

ふれあい広場に案内を掲載しています

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千葉アドバイザーグループ C−PAK
<お休み>
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
<お休み>
当会の活動の内容を下記でご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

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IDN会員募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。


■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。

  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
 
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海外旅行体験話クラブ

■再開第5回開催案内(再掲)
・日時:3月19日(日)午後1時30分から4時30分まで
・会場:中央区京橋プラザ区民館3F 和室
     銀座一丁目25-3 電話03-3561-5163
     地図 http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu02/

・テーマ:「香港での挙式密着レポート」
・発表者:伊藤政弘さん
      丁度3月に香港での結婚式に出席することになったため、報告させていただきます。
      なお、残りの時間は参加者全員で、外国における「大人と子どものかかわりかた・教育」
      について雑談をする予定です。
      ご興味のある方は是非ご参加ください。
・会費:500円

*これまでの開催状況をこちらでご覧いただけます
 

■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)
「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
  しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、05年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!

■海外旅行体験話クラブの趣旨
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

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*10**********************************************************************

会員のホームページの紹介
<今回はお休み>
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに10名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介して。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
 

これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます

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*11**********************************************************************

新連載 『平成つれづれ草子』 井出 昭一さん

■第4回 東京で近代建築を楽しむ
 3回の音楽シリーズの後は、一転して建築…明治以降の近代建築…を取り上げます。長い会社生活で偶然にも転勤がありませんでしたので、東京で美術館探訪のかたわら、近代建築を訪ね歩くうちに“たてもの”も好きになってしまいました。
 
建築展と関連イベント花盛り
 昨年以降、建築家に焦点を当てた展覧が東京で次々に開かれています。建築図面、写真、精巧な模型が展示され、関係する映像が投影されるなど、美術展とは異なり華やかさはありませんが、それなりに楽しめる展覧会です。

 1997年ニューヨーク近代美術館[MoMA]の増改築の国際招待設計コンペで10人の建築家のなかで指名を獲得して一躍世界の話題を集めた谷口吉生、皇居新宮殿、奈良国立博物館新館、八ヶ岳高原音楽堂を設計した吉村順三、ル・コルビュジェの門下で上野の森に東京文化会館、国立西洋美術館新館、東京都美術館と大きな3つの建物を設計した前川國男、大正期の名建築として昨年末に重要文化財に指定された晩香盧と青淵文庫を設計した田辺淳吉(現在開催中です)などの建築家の展覧会が開かれ、同時に関連する講演会や記念シンポジウムも開催されました。

 東京国立博物館の大講堂で開かれた谷口吉生氏本人の講演会、東京ステーションギャラリーでの前川國男展関連の2回連続の講演会では、参加者の半数以上が女性で占められ、その関心の高さに驚きました。
 一昨年、上野の国立西洋美術館では「ぐるぐるめぐるル・コルビュジェの美術館」というユニークな企画がありました。これは、建物の中で16のチェックポイントを探訪して、ル・コルビュジェの建築を自分の眼で実際に確認することによって理解を深めようとするもので、例を見ないすばらしいイベントだったと思います。

 これと同じようなイベント「博物館ってどんなところ? たてもの編 本館」が、現在、東京国立博物館で行われています。東博のシンボルともいえる本館をもっと詳しく知り、重要文化財としての建物自体を楽しもうというものです。平成館の1階の企画展示室には、本館の建設に関する資料、写真を始め、実際に使われている瓦や鬼瓦の一部も展示されていて、その大きさを実感することができます。また、建物の細部に施された美しい意匠や貴賓室を巡るセルフガイド・マップを配布したり、ボランティアによる「本館を歩くツアー」で本館の見どころの案内もしています。

 近代建築をいつでもまとめて見学できるところは、小金井の「江戸東京たてもの園」です。ここには、江戸時代の農家から昭和初期の建物まで、木造の27棟が移築・復元されています。このうち近代建築としては、高橋是清邸、三井八郎右衛門邸、建築家の前川國男邸のほか、“看板建築”も移築されていて東京の下町の風情を楽しむ事ができます。ここでは、学芸員による園内の解説案内が定例的に行なわれ、ボランティア活動も充実していて建物を活用した各種のイベントが活発に開催されています。 
 
東京で見学できる『近代建築』
 東京では、昭和39年のオリンピックとその後のバブル期にかけて、古い建物が次々に取り壊され、新らに巨大な高層ビルが林立するようになりました。こうした時代の流れの中にあっても、歴史的に由緒あるにもかかわらず惜しまれながら姿を消してしまった建物も数多くあります。しかし、広い東京には、建てられた時代の趣を残し懐かしさを感じさせてくれる建物も残っています。そのような建物を訪ね歩くのも楽しいものです。

 明治から大正を経て昭和の戦前期に、西欧の新しい技術、建築材料、意匠(デザイン)を用いて建てられた建築、いわゆる“西洋館”と呼ばれた建物が近代建築です。
 日本の伝統的な建築、寺院・神社・城郭・住宅などは“木の文化”に象徴される木造建築ですが、西欧の建築は、石・煉瓦を積み上げた構造、鉄・ガラスなどの建材で、アーチ、ドームという形が取り込まれ建てられています。日本が外国に港を開いた横浜、長崎、神戸、函館、新潟の5都市は、西洋文明が日本に流入する窓口となったところであり、そこでは商館、住宅、教会、学校など外国人による西洋建築が数多く建てられました。

 これらの西洋建築を参考にして、日本人が見よう見まねで建てたものは“擬洋風建築”と呼ばれています。本来の西洋建築の様式とはかけ離れていて、形だけの応用や和風の意匠と混用、木造漆喰(しっくい)塗りの外壁に隅石(すみいし)風の仕上げをしたり、ナマコ壁の建物に縦長窓や高い塔屋をのせたりして建てられたものです。初期の代表例は、二代目清水喜助による築地ホテル館、第一国立銀行ですが、現存するものとしては、信州松本の開智学校、佐久の旧中込小学校などがあります。

 木造の擬洋風建築から煉瓦造りを経て、鉄筋コンコリート造り、さらには鉄骨鉄筋コンクリート造りへと建物の規模は大型化しデザインも変わってきていますが、明治以降の変貌する過程を東京都内でも観察することができます。

 重要文化財指定の近代建築を見るのが効率よい方法です。現在、東京では20件(23棟)の建物が重要文化財に指定されています。その内訳は、木造が12棟、煉瓦造り7棟、鉄筋コンクリート造り1棟、鉄骨鉄筋コンクリート造り3棟となっています。(別表を参照)
 この中で最も古いものは、明治8年に竣工した三田演説館です。福沢諭吉によって慶應義塾大学内に建てられた三田演説館は、日本で最初の演説会堂で、英語のspeechから“演説”という言葉が生れた場所でもあります。現在でも、毎年春秋の三田演説会、5月のウェーランド経済書講述記念日(注)の講演会に使われている現役の講演会場でもあります。

 (注)この講述記念日は、慶應4年5月15日、上野の山で官軍と彰義隊の戦闘が行なわた戊辰戦争のさなか、福澤諭吉は新銭座の慶應義塾において土曜日の日課であるウェーランド経済書の講義を予定通り続けたことに由来するもので、毎年5月に記念講演が行なわれています。福沢諭吉は「上野と新銭座は二里も離れていて鉄砲玉の飛んでくる気づかいはない。……この塾のあらんかぎり大日本は世界の文明国である、世間にとんじゃくするな」と10数名の門弟を励まして平然と講義を続けたといわれています。なお、安田靫彦はこのウェーランド講述の状況を題材に日本画を描いています。

 最も新しい建物は、昭和12年竣工(開館は翌13年)の東京国立博物館本館です。設計プランは昭和5年に公募され、応募した273案のなかから渡辺仁の案が1等に選ばれ、これを基に宮内省造営課が実施設計したものです。渡辺仁はGHQのあった日比谷の第一生命ビル、銀座の顔となっている和光(旧服部時計店)を設計した建築家としても知られています。

 また最も大きいのは、「日本近代建築の父」と呼ばれる辰野金吾の設計による東京駅で、これは建築面積が7821u(2370坪)、間口は335mもある大駅舎でもあります。創建時には約930万個の煉瓦を使用したといわれ、わが国最大級の煉瓦造りの建物です。昭和20年5月の空襲で本屋の3階部分が焼失し、現在は八角屋根に簡略化された応急修復のままですが、今年の4月から創建当時の姿への復原工事に着手し、平成23年には、南北両改札口の帽子状の屋根が見ることができそうで今から楽しみです。

 一方、最も小規模のものは田辺淳吉が設計した晩香盧(ばんこうろ)で72u(21.8坪)です。晩香盧は、渋沢栄一の喜寿を祝って、清水組(現:清水建設)4代目社長清水満之助が贈った建物で大正時代の名建築です。渋沢栄一は内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして愛用し、インドの詩聖タゴールも訪れています。

 東京では、思いがけないところで興味深い建物に突然出会うことがあります。そこから新たな物語がはじまり、延々と尽きることはなさそうです。
 
[参考]文中の各展覧会・イベント等の開催概要は下記のとおりです。
A.現在開催中のもの
1)「企画展 田辺淳吉…晩香盧・青淵文庫をつくったひと…」(2006.3.4〜5.7王子 渋沢史料館)
  2006.3.4〜2007.5.6の1年以上にわたり、
  土・日・祝日12:30〜15:45 晩香盧・青淵文庫の内部を公開しています。
2)「博物館ってどんなところ? たてもの編 本館」
   (2006.3.7〜4.23 東京国立博物館 平成館1階 企画展示室)
   ボランティアによる「本館を歩くツアー」は、会期中の毎週水・土曜日 13:00から約40分間行われます。
3)「江戸東京たてもの園」(小金井市 毎週月曜日休園)
  観覧料 一般400円、65歳以上の方は200円。
  毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は無料。
B.終了したもの
1)「谷口吉生のミュージアム…ニューヨーク近代美術館[MoMA]巡回建築展」
  (2005.4.8〜6.26  初台 東京オペラシティアートギャラリー)
2)「吉村順三建築展」(2005.11.10〜12.25 上野 東京藝術大学大学美術館)
3)「前川國男建築展…モダニズムの先駆者・生誕100年…」
  (2005.12.23〜2006.3.5 東京ステーションギャラリー)
4)「建築探検…ぐるぐるめぐるル・コルビュジェの美術館」
  (2004.6.29〜9.5 上野 国立西洋美術館本館)

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*12*********************************************************************
アウトドアクラブ「たかお会」
■18年度年間活動計画
たかお会18年度年間活動計画が出来ました。IDNホームページのたかお会ページに掲載していますのでご覧下さい。今年度は宿泊を伴う計画が2回組まれています。
 7月から9月の間は、有志による中級登山計画を組み入れたいと考えています。
 それぞれの計画の詳細は、実施2週間前までにメール添付で連絡します。

■第14回たかお会の案内
・実施日時:18年3月29日(水曜日)
 *現在の開花情報で計画しました。
 大きな変化があった場合は日程が変更になる場合がありますのでご承知おきください。
・場所:善福寺川ウォーキングとお花見
・集合場所と時間:井の頭線 永福町駅改札口 午前10時00分
・ハイキングコース 永福町駅 ⇒ 大宮八幡宮 ⇒ 善福寺川 
    ⇒ 和田堀公園 ⇒ 善福寺川緑地公園 ⇒ 杉並高校付近(宴)  
    ⇒ 南阿佐ヶ谷駅 解散
    *今回は善福寺川を下流から上流へとさかのぼります。デジカメを片手にご参加下さい。
・参加費:1,000円
・持ち物:弁当・水・嗜好品・雨具・保険証(コピー)・常備薬
・参加申し込み締め切り日:平成18年3月24日(金曜日)
・参加申し込み方法:下記へE−メールで申し込みください。
             アドレス  idn-outdoor@yahoogroups.jp
*初めての参加の方は、障害保険契約がありますので、住所・氏名・年齢を
 下記アドレスへ連絡ください。(このアドレスはたかお会幹事宛てのアドレスです)
   アドレス  idn-outdoor-owner@yahoogroups.jp
・悪天候で中止の場合  実施前日(28日)午後6時までにメールで連絡します。

幹事:東川征夫 (090-6166-7571)
    滝村紘一 (090-5587-5769)

たかお会の活動状況や案内をこちらでご覧になれます

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*13**********************************************************************
ふれあい広場

「自立化支援プロジェクト」説明会の案内(再掲)

本年度より運営を開始いたします「自立化支援プロジェクト」について、説明をいたします。
 「こころとしごとの相談室」
 「応援します 自立化計画」
 「応援します 就職活動」
が主な活動内容になりますが、ご興味があありましたら是非、ご参加ください。
・日時:3月26日(日)午後1時30分から4時30分まで
・会場:中央区京橋プラザ区民館3F 和室
     銀座一丁目25-3 電話03-3561-5163
     地図 http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu02/

・申し込み先:伊藤政弘さん
 ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

■「ふれあい広場」について

皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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*14**********************************************************************
編集後記

■岡村喬生の「冬の旅」を聴きに行った
 コンサートには、忙しい時や気分が優れない時はしばら遠ざかってしまう。しかし、不思議なもので、何かのきっかけで行き始めると続けることになる。会場でもらったたくさんのチラシの中から次回に行きたいものを探し出して、あくる日に電話することで循環する。最近はコンサートから遠ざかっていた。

 今回のきっかけは、フィッシャーディスカウの「冬の旅(1972年録音、ピアノ:ジェラルド・ムーア)」をBGMとして聴いていた時期に、新聞に掲載された岡村喬生の「冬の旅」の案内を見たことと、ピアノがイェルク・デームス、会場が上野の東京文化会館小ホールであったこと。電話で座席の相談をしたら、良い席は皆埋まっているという。空いている席をいくつか紹介してくれる中より最前列の中央の席をリクエストした。 

 マネージャーでミリオンコンサートの代表・小尾さんの注文で、色々なピアニストと28年間続いているそうである。私は1985年に同じホールで聴いたので、21年ぶりということになる。その時は、ピアノの高橋悠治との組み合わせに惹かれて行った。

フィッシャーディスカウ
 「冬の旅」で最も印象に残っているのは、1987年サントリーホール一周年記念コンサートでのフィッシャーディスカウ。1925年5月生まれの彼は62歳だったが舞台の下手から出てきた大柄のスクットした姿が忘れられない。

岡村喬生のブログとプレトーク
 前日に岡村喬生のブログを見て居たら「デームスとの今回の練習は2回。軽く確認をしあい通すだけ。いくらやっても本番になると別な演奏になる。だからお客様を前にした本番が一番勉強になり楽しい。今度はどうあいなるか?」と書いていた。かつては、演奏者の生の声を前日に聞くことなどなかった。本番にかける意気込みが感じられて、当日に期待した。

 今回の岡村喬生の「冬の旅」には30分間のプレトークが予定されていたので、春を思わせる暖かい中を早めにホールに行った。舞台には椅子が3つ置いてある。時間になって現代風の音楽が奏でられ下手より岡村喬生が登場。席より数メートル先に元気な姿を見る。1985年のパンフレットでも、今回のパンフレットにも生年月日や年齢は記されていないのでここに書くのは遠慮しよう。

シーケンスと物語

 「日本語で歌ってほしいと言う希望があるが、うまく行かない」。有名な「菩提樹」の「泉に添いて 茂る菩提樹 したいゆきては うまし夢見つ」という歌詞を例にとり、十分に表現していないのでドイツ語で歌わざるをえない、という話からトークが始まった。「いい日本語訳があったらください」とも。
 シューベルトの「冬の旅」は24の歌曲で出来ているが、独立したものでなくお話になっているということを、岡村喬生は「シーケンス(幾つかのシーンで構成される一挿話)」になっていると表現した。

岡村とデームスの「冬の旅」への取り組み
 「冬の旅」の物語の紹介が終了したところで、通訳(仏語)と共にピアノのイェルク・デームスが登場。1928年オーストリア生まれ。パウル・バドゥラ・スコダ、フリードリッヒ・グルダと並んで「ウイーン三羽烏」と言われている有名なピアニスト。同時通訳で意味不明のところがあるが、デームスの「冬の旅」の解釈と取り組みはおおよそ以下の通りだった。

 「美しき水車小屋の娘」は、悲しい曲であり、若者が苦しみに負けてしまうお話であるが、「冬の旅」は悲しいのみでなく、苦しみを乗り越えて希望を抱かせるものがある。22曲の力強さ、最後の24曲では靴もはかないで、聞く人も居ない中で弾きつづける辻音楽師を助け、共に生きてゆこうとする若者は救われるであろう、と。
 このようなデームスの居考えが披露された後で、二人の対話があった。岡村の「ペスミスティック(悲観的)ではあるが死を求めてはいない」、デームスの「愛がすべてではない。ほかにも生きる希望はあり、若者は最後に新しい力を得る」など、二人のこの曲に対する考えが一致しているのをみた。「シューベルトには、バッハなどに見られない自然がふんだんに出てくる」というデームスの意見。

 岡村は「ルーエ」がこの曲の基調となっていると考え、問いかけたが、デームスは「休息・睡眠」であるとの、通常の答えが返ってきて、かみ合わなく不満そうだった。

 1827年2月に前半に第1部の12曲が完成したところで友人に歌って聞かせたが、当初は「菩提樹」以外は評判が悪かった。8ヶ月ほど中断して第2部を完成させた。シューベルトは、翌1828年11月に亡くなっている。
 シューベルトが曲をつけたためにミュラーは不滅の人になった、シューベルトが作曲したので「菩提樹」は民謡になった、このようなトークが40分ほど続けられて休憩に入った。

演奏が始まる
 最初のデームスのピアノのから上々の滑り出し。パンフレットの日本語訳の歌詞を追いながら聴き始める。パンフレットの歌詞は、1985年の時のものと同じ。21年間同じ歌詞を使っているのか。途中からフィッシャーディスカウののCDに入っていた対訳に変える。ドイツ語がわかるわけではないが、歌についてゆくにはこちらの方が良かった。

 恋人に裏切られた青年は戸口に「おやすみ」と書き付けて暗い道に出て、旅が始まる。屋根の「風見」の音に自分を追い払おうとする悪意を感じる。ほほをつたっておちるしずくは「凍った涙」となる。

 かつて歩いた緑の野原は雪と氷、彼女の面影も「氷結」している。たくさんの愛の言葉を彫り付けた泉のそばの「菩提樹」のささやきを後に遠くまでやってきた。「あふれる涙」が雪解けの水流となるのを空想する。

 硬く凍った「川の上に」恋人の名前と最初に会った日付と分かれた日付を刻みこむ。未練を振り切ろうとするが、楽しかった日を「かえりみ」る。「鬼火」に誘われて深い岩の谷間に迷い込む。

 小さな炭焼き小屋に「休息」の場を見出すが、手足は休もうとしない。色とりどりの花が咲く野原や、若い乙女との抱擁と口付けをする「春の夢」を見るが、カラスの叫び声で現実に引き戻される。静かな大気と楽しげな人々の中でも「孤独」を感じる。

 通常は第1部が終わったところで休憩に入るが、岡村とデームスは続けて第2部に進む。

 恋人の居る町からやってきた「郵便馬車」のラッパの音に、くるはずのない手紙を期待する。髪に霜が降りた「白い頭」を見て白髪になり死が近づいたことを喜ぶが、霜が解けて黒い髪が現れる。町を出るときからずっとついてきた「からす」に誠実(死のときまで共に居る)を見せてくれるように願う。

 ぶら下がっている色あせた枯葉に「最後の希望」をかけるが、大地に落ち、希望も地に落ちる。人々が眠りに撞いている「村にて」も、夢見ることもなくたびを続ける。「嵐の朝」に自分の壮絶な姿を重ねて見る。

 鬼火の中にやさしい乙女の「」を見る。旅人たちがたどる道を避けて、死への道筋を示す「道しるべ」をたどる。疲れきった体を休めたい「宿屋」(実はお墓)は満員で、さすらいの旅を続ける。

 もう一度「勇気を!」もって胸をはって風や嵐に立ち向かおうとするが、最愛の人の両の瞳は「幻の太陽」となり沈んでしまう。最後に、老いた孤独の「辻音楽師」を伴侶にし、いたわりながら旅を続けようとする。

曲が終わりアンコールに

 23曲「勇気を!」の前奏でムーアは、トークで強調した「苦しみを乗り越えて希望を抱かせるもの」をピアノで表現する。「冬の旅」は歌曲として聞くことで十分にいいものだが、今回は岡村のトークにより、物語として歌詞の意味を理解しながら聞くことにより、深く「冬の旅」に没入できたような気がする。終わりに近づくにしたがって最高潮に達し、第21曲「宿屋」の冒頭のデームスのピアノが鳴り出したときにはジンと来るものがあった。

 24曲を一気に歌い終わり、弾き終わり、2人は下手の袖に引っ込んだが、拍手に迎えられて舞台に現れてすぐにアンコール。
 アンコールは下記の3曲が短い拍手をはさんで連続して演奏された。
・夕映えに(D799)
・ガニメート(詩:ゲーテ)
・影法師(「白鳥の歌」より)
【生部】

編集後記集のURL: http://www15.ocn.ne.jp/~ryuss/

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