◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆

                                 メルマガ IDN 第81号
                                      Inter Depending Network
                                      2005年 8月15日発行
              
                                                          
**********************************************************************************

                               このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
                             の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
                      お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
                          メルマガIDNのバックナンバーをIDNのホームページでもご覧頂けます
                                       
http://www.npo-idn.com/

*********************************************************************************

                                      《第81号のご案内》
 
1.ふれあい充電講演会 
 =第52回( 8月19日): 「パナソニックセンター東京」見学と「暑気払い」の
   申し込み締め切りました 注意事項と追加の案内をします
 =第53回( 9月18日):「万福寺での座禅体験会と殿ヶ谷戸庭園散策」の案内
 =第54回(10月20日):「松尾芭蕉記念館と深川下町史跡探訪、清澄庭園の散策と涼亭での懇親会」予告 
 
2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第38期のご案内
 =受講感想:アドバイザー第35期と37期の方の受講感想
  
3.IT・PC講座  
  =パソコン楽しみ隊:8月度の予定
 
4.「楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜
 
5.学生,社会人の進路相談 
 =意思の輝き
 
6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
 =C−PAK1周年記念オフ会の報告
7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
 
8.IDN会員募集のご案内 
  =入会を考えている方に(再掲) 
 
9.再開:海外旅行体験話クラブ
 
10.会員のホームページの紹介
 
11.飯塚 渉さん:連載「大江戸こぼればなし」
 =連載第10回:第二章   その1.夕立   その2.夏の虫
  
12.井出 昭一さん:新連載「莫妄想」 
 =連載第6回 陶磁展花盛り(下)
 
13.ふれあい広場
 =アドバイザー講座受講感想
   大河原 章さん ・龍 昭一郎さん ・菊池 寿容さん ・鈴木 健二さん
 
14.編集後記 
  =ヨット三昧
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1.ふれあい充電講演会 
 
■第52回(8月19日): 「パナソニックセンター東京」見学と「暑気払い」の案内
第52回(8月)ふれあい充電講演会への申し込みは締め切りました。
注意事項と追加の案内です。
1.参加者は集合時間午後2時50分までに「パナソニックセンター東京」入口へお越しください。
2.暑気払いのみに参加される方は「太陽樓お台場店」入口へ、
  午後5時25分までにお越しください。(IDN滝村名で予約してあります。)
3.参加申し込み後、ご都合がつかなくなった方は、下記までご連絡ください。
*連絡先:03−3869−0315 中川さんまで
 
<以下 ご案内を再掲>
1.日時:8月19日(金)14:50〜19:30ごろまで 
2..場所:「パナソニックセンター東京」
  (りんかい線 「国際展示場駅」徒歩2分、ゆりかもめ 「有明駅」徒歩3分)
  ホームページhttp://panasonic.co.jp/center/tokyo/index.html
3.スケジュール:
  14:50集合「パナソニックセンター東京」入口
  15:00〜17:00「パナソニックセンター東京」見学
  林原自然科学博物館ダイナソアファクトリーは有料です。
  (一般500円、団体400円)
  17:00解散
  17:30〜暑気払い(暑気払いのみの参加も可能です)
  (場所:太陽樓お台場店 台場駅前デックスビーチシーサイド6F TEL 03-5530-0610)
  *新橋駅から行かれて帰りも新橋駅を利用の方はゆりかもめ1日乗車券を利用されるのがお得です。
4.会費:見学と暑気払い両方に参加の方→ 3,000円
  見学のみに参加の方: 400円
  暑気払いのみに参加の方:2,600円
 
5.暑気払い:(パナソニックセンター東京見学後、任意参加)
  太陽樓お台場店で開催します。
  場所はホームページで http://taiyourou.infoseek.ne.jp ご覧ください。
6.申し込み:中川 mgt-na37@cilas.net  03-3869-0315
  案内の都合で定員は20名です。申し込み先着順で受け付けさせていただきます
 
■第53回(9月)「万福寺での坐禅体験の会(第2回)案内

今年も 満福寺岩佐是正ご住職のお導きで「坐禅」体験が叶いました。

まず 坐禅の意義そして座り方 服装 姿勢 作法などをお教えいただき 次に坐禅会の作法―堂内の入り方 歩き方 警策の受け方 茶礼など決められている一つ一つの動作を学びます。

「坐禅」とは身を調え 呼吸を調え そして心を調える とのことです。

調身 調息 調心をご一緒に体験してみませんか。

    

【当日の次第】

 一  講話「座禅の作法」 岩佐師

 二  読経「般若心経」  参加者全員

 三  坐禅         全員(希望者には座椅子の用意あり)

 四  昼食         精進料理で 師を囲んで懇親

 

・日時:9月18日(日)10:30〜13:30

・集合:西武国分寺線「恋ヶ窪」改札口 10時(厳守)

・会場:満福寺  国分寺市戸倉4−34−3 042-321-3594

・会費:一般3,500円 IDN会員3,000円

        懇親会(満福寺内客殿での昼食)代が含まれています。

・申込:中川 mgt-na37@cilas.net  03-3869-0315

        定員はありません 締切は9月12日(月)とさせていただきます。

 

【坐禅体験の会の終了後-自由参加】

JR国分寺駅前の「殿ヶ谷戸庭園」(検索ください)へご案内いたします。

武蔵野に自生している野草や昆虫を鑑賞しながらゆっくりと散策し武蔵野の風情をお楽しみ下さい。

また初秋を彩る「ベニムラサイの可憐な花」(萩)も見られることでしょう。

是非ご参加ください。(65歳以上の方は年齢を証明する書類をお忘れなきよう)

 
■第54回(10月20日)予告
松尾芭蕉記念館と深川下町史跡探訪、清澄庭園の散策と涼亭での懇親会
 キーワードは江戸深川・松尾芭蕉・清澄庭園の散策と涼亭での懇親会(芳野さんのトーク)のです。

ここ小名木北側は、深川発祥の地で慶長元年(1596)深川八郎右衛門等によって深川の開拓の出発がなされた由来ある場所です。

そして、俳聖・芭蕉が暮らしたのもこのあたりです。

江戸開府400年を「3つのお題」で一気に訪ねてみます。

 

江戸深川の発展は、明暦三年(1657)の大火後、材木商が深川の木場に移転してきたのが始まりです。

その後元禄六年(1693)に「新大橋」が、5年後の元禄十一年(1698)に永代橋が架橋され、御府内との往来が非常に便利になりました。

文化・文政の頃は材木商の分限者が名を轟かした時代です。

文化の担い手が、武士から町人に変わった時代でもあつた。

下町深川は、昔も今も「伊勢屋・稲荷・犬の糞」と言うとおり稲荷社の多い町です。

<「大江戸こぼればなし」を参照してください>

江戸・明治そして平成の時代が隣り合わせに同居している町です。

下町深川は、人生の生活を一休みしてみる場所で、ここで新しい生き方を探しやる気を起こし旅立ちます。

一時のやすむ人々の生活は、時代が変わっても今も昔も同じ所下町です。

参加の皆様が、タイムスリップを感じ気持ちと心が休まれば成功です。

ぜひ本日は、郷土を愛する仲間(継承会)がお迎えしご案内します。

一時風流人の気持ちで気楽に楽しんで下さい。

また来たくなり良かったと思ったら、今日一日になれば幸いです。

いざ、新しい発見の旅に出発です。!!

 

・11月:バス旅行(詳細未定)
 
********************************************************************************

2.シニア情報生活アドバイザー講座

■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■東京:38期のご案内
 下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
 知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。
 
第38期:2005年 9月17日(土)〜10月15日(土) すべて土曜日

・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
     港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)
 
東京での開催の詳細は下記でご覧ください
 
■受講感想:
 アドバイザー第35期と37期の方の受講感想をふれあい広場に掲載しています
 

*******************************************************************************  

3.IT・PCの勉強会

 

■パソコン楽しみ隊:8月度の予定

・日 時:9月3日(土)10:00〜12:00
・場 所:TEPIA青山4Fセミナリオ 定員:24名
・テーマ:パソコンの交換と解剖

たまたまIDNで事務用に使用しているパソコンを交換することになりました。

実際の移行作業とあわせてこの機会にパソコン本体を構成している主要部品の様子を見ていただきます。
個人でパソコンを買い換えたときなどに今まで利用していたパソコンから新しいパソコンにデータや

プログラムや設定を移し替えるときや、ハードディスクを増設するときの参考になります。
案内役は当初からIDNの事務システムのお世話をお願いしている小坂武夫(愛称『武兵衛』)さんです。

登録をご希望に方は以下にご連絡をお願いいたします。

・連絡先:
PCtanoshimitai-owner@yahoogroups.jp
・コーディネータ:國重 誠之さん

・申込:武居 陽子さん


【レポート:國重 誠之さん】

 

*********************************************************************************

 

4.楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜

今回はお休みです

 

*********************************************************************************

 

5.学生,社会人の進路相談をいたします

 

■意思の輝き

 8月7日夕刻、大分県中津市長から携帯に電話が入った。
5月に中津市で行われた会員須磨幸蔵さんの出版記念会で、初めてお目にかかって以来のことである。
中津市は、1万円札の顔である福澤諭吉をはじめ多くの偉人を輩出した町であるが、世界で毎年200万人を越える人々が、心電計やペースメーカーで生命の恩恵を受けている心臓学の原点「刺激伝導系」を発見した田原 淳の出身地であることを、市長はじめ多くの地元の人たちはご存知なかったのである。
 須磨さんが30年かかりで収集した資料をもとに書き上げた「ペースメーカーの父・田原淳」を読まれた出版記念会での市長の感想は、「一気に読んだ」「思わず涙が出た」と云う感動に満ちたものであった。
8月3日にはNHK教育テレビで「家庭用心電計と心臓病診断」について放送があることをお伝えしてあったが、見損なって残念だということであった。これは幸いビデオに録画してあるのでお送りすることにして1件落着した。

 それにしても出版記念会以降の中津市の対応には目を見張るものがある。
小中高校の教育関係者をはじめ、地方議員や国会議員へ紹介贈呈され、この16日にはバスを駆って関係者で田原 淳の生家訪問をするとのことである。(この生家は金田和友さんが豊後一人旅をしている時にも、たまたま立ち寄ったということである)
市では今、田原淳という偉人の発掘と市制100年を記念して、町興しに大変な力の入れようである。

 須磨さんが田原淳の業績が並のものではないことに気がついたのは1976年で40才過ぎの事である。爾来30年にわたって資料を探し、現地を訪れ、関係者にも会って話を聞き、ドイツ、アメリカ、日本で研究成果を発表して、黎明期の日本に心臓学の分野で画期的な発見をした田原淳の存在が、少しづつではあるが知られるようになってきた。
 田原淳の名がいつの日にか、人々に野口英世のように知られるようになることを願って、須磨さんは今年も11月17日にドイツ大使館で行われる「アショフ・田原シンボジュウム」で組織委員長を務める。この秋には志の輝きが、中津でも、東京でもみられそうである。

【レポート:奈良原理事長】 

 

*********************************************************************************

 
6.千葉アドバイザーグループ C−PAK      

■C−PAK1周年記念オフ会の報告 
8月5日津田沼の「オリーブの木」で「C−PAK1周年記念オフ会」が実施されました。
 出席者11名、最近ヒートアップしている暑さにも負けない熱気と、冷茶代わりに飲む麦酒、ワインのピッチの速さにみなさんの元気さを痛感しました。

懇談前に以下の件が確認、合意されました。
1.ワークショップの詳細決定
 ・日時:9/15(木)13:00〜16:00  
      9/29(木)13:00〜16:00 
 ・場所:千葉県高齢者生協 佐倉センター2F           
 ・内容
  1)お好み音楽CDの作成
    iTunes(無料ダウンロード)の利用
    CDからMP3に変換、CD作成  
  2)カセットテープからMP3に変換CD作成
    GoldWave v4.26お試し版(旧版)
  3)カセットテープからMP3に変換
    ♪超録ーパソコン長時間録音機(フリーソフト)     
     
2.会計担当の交代
C-PAK発足時より、会の会計担当をして頂いた村杉さんが腰痛の為担当辞退の要請があり、
後任を津田さんに「呼びかけ人3人」からお願いし了解を頂きました。
次回からは津田さんが会計担当となります。
バンカーの異名通り、毎月のアフタースクール会計、
勉強会費などの管理を手馴れた処理で対応頂きました。
村杉さん長い間本当に有難うございました。
治療に専念され、早い回復を願っています。

*ワークショップ関連ご案内は9/3日にいたします
 
■今後の運営について
1.月例勉強会の継続(担当一巡後検討)
  ・開催:第2木曜日 14:00〜16:00
  ・講師:勉強会出席者 各自1回順番制で担当する。
  ・日程: 8月11日は各自多忙に付き中止
        9月  8日津田さん、10月13日飯塚さん
       11月10日村杉さん、12月  8日北野さん
         1月12日巳城さん、  2月   9日羽澄さん、3月9日近藤さん
2.ワークショップの新規設定
    月例勉強会と並行して、各自からの要望に応じたテーマを時間を掛けより詳しく勉強する場として設定。
    テーマは各回で公募。ある程度の費用も負担。
    第1回:講師橋本さん 日時内容等は後日ご案内     
3.C−PAK会員間交流の場設定
    3ヶ月に1回位で、参加しやすい場所、日時で情報交換、懇談の場を設ける。
 
 【レポート:利光 信爾さん】
 

*********************************************************************************

 

7.埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」 

今回の報告はありません 

当会の活動の一端を下記ポータルサイトでご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama 

*********************************************************************************
8.IDN会員募集のご案内

 

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。


■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。

  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 メール送信先:<
mailto:idn@npo-idn.com>
 ホームページ:
http://www.npo-idn.com/

 

*********************************************************************************

 

9.海外旅行体験話クラブ

 

次回は9月に開催します。まもなくご案内いたします。

*これまでの開催状況をIDNのホームページよりご覧いただけます

 

■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)

「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
  しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、本年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!

 

【海外旅行体験話クラブの趣旨】
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。

 

【参加申し込みや問い合わせ先など:コーディネータの伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

 

********************************************************************************* 

 

10.会員のホームページの紹介 

今回はお休みです

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします

 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに5名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介し、リンク集を作ります。

申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

 

これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます

http://www.npo-idn.com/

 

*********************************************************************************

 

11.連載「大江戸こぼればなし」 飯塚 渉さん(アドバイザー第20期生)

 

■連載第10回:第二章   その1夕立   その2 夏の虫

第二章 その1 夕立

 夏にはつきものだった夕立が、近頃は滅多に降らなくなったとは思いませんか? 
雷鳴に稲光、風鈴が鳴り続け、通りに人影が消え軒下が薄暗くなり、まるで篠竹が降ってくるような土砂降り、忙しく雨戸を繰る音、出しっぱなしのバケツを叩く雨音・・・・・。 雷が遠のいて雨がやみ、外へ出ると空にはきれいな虹、水溜りに映る青空、やがてまた蝉の声、・・・まだ日暮れには間がある・・・。私の夕立の記憶はそんな具合で、少年時代の夏を彩る風物詩の一つでした。
 
 或る江戸ものの本に、夕立らしい夕立というものが、時代を追って少なくなってきたらしいことが書かれています。明治二十年代末に、江戸時代から生きてきた老人が語る雷と夕立の話です。
 
 「『しかし、昔にくらべると、近来は雷が鳴らなくなりましたね。だんだんと東京近所も開けてくるせいでしょう。 昔はよく雷の鳴ったもんですよ。どうかすると、毎日のように夕だちが降って、そのたんびに、きっと ごろごろぴかりと来るんですから、雷の嫌いな人間は全く往生でした。 それに、この頃は、昔のような夕立が滅多に降りません。このごろの夕立は、空の色がだんだんにおかしくなって、もう降るだろうと用心しているところへ降ってくるのが多いので、いよいよ大粒がばらばら落ちてくるまでには、小一時ぐらいの猶予はあります。
 
昔の夕立はそうでないのが多い。今まで焼けつく様に日がかんかん照っているかと思うと、忽ちに何処からか黒い雲が湧き出して来て、あれ、という間も無しにざっと降ってくる。しかもそれが瓶(かめ)をぶちまけるように降りだして、すぐにごろごろぴかりと来るんだからたまりません。往来を歩いているものは不意をくらって、そこらの軒下へ駆け込む。(略)
 
 しかしまた、その夕立のきびきびしていることは、今云うように土砂ぶりに降ってくるかと思うと、すぐにそれが通り過ぎて、元のように日が出る、涼しい風が吹いてくる、蝉が鳴き出すというようなわけでしたが、どうも此の頃の夕立は降るまえが忌(いや)に蒸して、あがり際がはっきりしないから、降っても一向に涼しくなりません。 やっぱり、雷が鳴らないせいかもしれませんね。』 
老人は雷の少ないのを物足らなく感じているらしく、この頃のようではどうも夏らしくない、時々はゆうべのように威勢よく鳴って貰いたいなどと云った。(略)」 
(  )内ルビ:筆者  (出典:半七捕物帳(三) 『雷獣と蛇』 岡本 綺堂著 光文社)

  
 季節や天候を、天然・自然のまま謙虚に受け容れて暮らした時代は、森羅万象にもメリハリがあり、季節感も日々の明け暮れも、印象が際立っていました。 江戸情緒の良さは、自然の営みに素直に向き合い、時には畏れ、時には楽しみ感謝しながら過ごした人々の生き方・暮らし方から生まれた魅力なのでしょう。江戸の風情に触れた書物には歳時記風の構成が多く見られ、市井物語でも話の筋と一体で、四季や暦の節気と刻限に応じた丁寧な情景描写が味わいを深めています。
 
もう一つ、別の時代小説から、江戸の夕立の様子をご紹介します。
 
 「(略) さよ(十二歳)は辛抱強く眺めつづけたが、さっき動いたものは二度とあらわれなかった。気のせいかしらと思ったときうしろのほうで大きな声がした。 『そこのむすめっ子』とその声が言った。とび上がるほどびっくりしたさよが振りむくと、声の主は斜め向かいの古手屋のおじさんだった。 太ったおじさんはひと雨くるぞと言い、言いながらせっせと店先に出してある商い物を中にしまいこんでいる。『お使いの途中じゃないのか。早く帰らないとずぶ濡れになっちまうぞ』 おじさんはさよが抱えている小さな風呂敷包みをみて、お使いと見破ったらしい。 
 
 さよは顔を赤くしてぺこりと頭をさげると一散に走り出した。 日は変わりなく照っていたが、いつの間にか光が白っぽく変わり地上の物の影がうすくなっているのにさよは気づいた。河岸の道に出たときに、不意に強い風がうしろから吹きつけてきた。 さよは身体をあおられて風呂敷包みを落としそうになり、あわてて包みを胸へ抱え込んだ。風は強いだけでなく、ぞっとするほどつめたかった。振りむいて空をみたさよは、思わず恐怖に襲われて声を立てるところだった。 さよがこれから帰って行く新大橋の向こう岸の町町は、日を浴びて白くかがやいているのに、“あたけ”の北にひろがる町町の上の空は、見たこともない厚い鉛いろの雲に埋めつくされていた。 
 
 そしてその下の一段低いところを、うすい黒雲が右に左に矢のように走り抜けているのだった。
あの橋さえわたってしまえば、と必死に走りながらさよは思った。だが橋にたどりつく一歩手前で、日が雲に隠れてあたりは夕方のように暗くなり、つづいて雷が光った。さよが下駄を鳴らして橋に走りこんだとき、頭の上で恐ろしい雷鳴がとどろきわたり、ほんの少し間をおいてからさよのまわりが一斉に固い物音を立てはじめた。 そしてそれはすぐに、耳がわんと鳴るほどの雨音をともなう豪雨になって、さよだけでない橋の上のひとびとに襲いかかってきた。
 
 その雨の中に紫いろの光がひっきりなしに光り、雷鳴はずしずしと頭の上の空をゆるがした。『落ちたよ』 と誰かが叫ぶ声がして、さよは恐ろしさに足が竦むようだった。 するとそのとき、びしょ濡れの身体のうしろから傘をさしかけた者がいた。『ほらよ、入んな』と男の声が言った。
ありがとうございました、と言って、さよははじめて男の顔を見た。 傘に入んなと言われたときも夢中で、顔を見るゆとりなどはなかったが、立ちどまってむかい合って見ると、男は二十過ぎと思われる若い男だった。 風体からみて、職人ではなくお店の奉公人だろう。(略)」

( )内ルビ:筆者  (出典:「日暮れ竹河岸  藤沢 周平 著 文春文庫」 所収 『大はし夕立ち少女』 )


【筆者註】:「あたけ」=当時の新大橋東岸の上手にあった幕府御船蔵あたり。 江戸初期に幕府の巨大軍船「安宅丸」が係留されていた。のち廃船となって埋められたあとも、この辺の地名は船名そのままに「安宅=あたけ」と呼ばれた。 現・新大橋二丁目川端。 
 
第二章 その2 夏の虫
 自然が豊かで、沢山の子供がどこにでもいた時代は、野原も空き地も一年中いつでも子供の領地だった。 今はなぜか、子供の季節は夏だけ、という気がしてならない。 普段 外で遊ぶ子供を見かけず、わずかに夏休みの間だけ目につき、「やっぱり 居たか」、「どこから現れたか」と珍しく思う。 夏は昆虫の季節である。 今の子供も虫が好きなようだが、野生がいなくなって図鑑や昆虫屋でしか見られないものも多くなった。 中でも、バッタ類はどうしたのだろう、消えてしまったのだろうか。 きりぎりすの声も姿も見なくなって久しい。かつては、夏の午後、下町の路地を通ると簾(すだれ)が下がった家の窓辺で、涼しげで歯切れ良い きりぎりすの声が聞こえたものでした。 
 
 五十年以上も昔の古い話ですが、夏の草いきれの中で きりぎりす捕りをよくやったものです。
捕り物の場所は、陽炎ゆらめく線路に沿った土手の草むら。 鳴き声を目指して忍び足で近づき目星の場所で静止。きりぎりすは大抵鳴きやむ。 微動だにせずじっと待って、再び鳴き出したら顔を近づけて姿を見つける。用意の仕掛けを鼻先へそっと下ろすと虫はしがみつく。 そろそろと糸を上げると敵は長い後足で草に掴まって離れない。 これを焦らずだましだまし引き上げる、という手管だった。捕り方に上手下手はあっても、その頃はきりぎりすがいくらでもいました。
 
 何事によらず初物や“はしり”がもてはやされた江戸では、夏になると、夏虫の蛍などはもとより、秋虫のこおろぎや松虫、鈴虫まで売られていた。 せっかちな江戸っ子は、季節まで前のめりで手にしたいのだろうか。武家も季節の虫を楽しんだようだ。値打ちのある早い時期に、高価で風流な贈答品として、「きりぎりす」が立派な虫籠付きで贈られたお話です。 以下(  )内ルビ:筆者
 
 「六月(註:旧暦)もなかばを過ぎた夕暮れに、隼新八郎が御奉行の御用をすませて御番所へ帰って来ると、出迎えたお鯉が、『先程まで落合様がお待ちでございました』という。落合といえば、新八郎と兄弟同様のつきあいをしている中川御番衆の落合清四郎に違いない。『何か、用だったのか』と訊くと、『そちらの虫籠をお持ちになりましたのです』新八郎の控部屋になっている四畳半の文机の上を指した。成程、舟形の精巧な造りの虫籠に紫の組紐をかけたのが、ちょこんと載っている。 のぞいてみると蟋蟀(きりぎりす))が数匹、草をあしらった中にうずくまっている。
 
 『こいつは立派だな』 眺めているところへ、用人の宮下覚右衛門が入ってきた。『落合殿がくれぐれもよろしゅうとのことであったぞ』 『わざわざ、虫籠を届けに来られたのですか』 新八郎とは身分を越えたつきあいをしているが、三千石の旗本である。もっとも、落合清四郎には、そうした気軽なところがあるのを新八郎は知っている。『奥方様の御実家の御下屋敷で御家来衆が捕えたそうでございます。あまり沢山、届いたので、おすそわけとおっしゃっていらっしゃいました』お鯉が傍からいった。
 
落合清四郎の奥方は内藤豊前守の妹で、内藤家の下屋敷は深川のはずれ、中川沿いにある。
『あのあたりなら、虫も多いだろうな』 『鈴虫も邯鄲(かんたん)も啼くそうでございます。でも、蟋蟀が一番、よい声なのでと仰せられました』お鯉の言葉にうなずいて、宮下覚右衛門がいった。
『虫売りから買うと、一匹、一両もすると申すぞ』 『蟋蟀がですか』 『左様、五匹で五両、まともでは買えぬよ』普通、女中奉公に出た者の一年間分の給金が一両二分であった。いくらなんでも、虫に一両は冗談ではないと思い、新八郎は御番所の御用部屋へ出て行った。
 
 さりげなく、のぞくと定廻りの大久保源太が今しがた町廻りから戻ってきたばかりといった様子で机にむかっていたのが、新八郎に気づいて、そっと廊下に出てきた。 『大久保は虫の値を知っているか』 新八郎が訊き、『虫売りの虫ですか』 『蟋蟀は如何ほどだ』 『大きさにもよりますが、高いですよ』 『一両ということはあるまい』 『いや、下手をするとそのくらい、吹っかけられますよ。なにしろ、まだ六月ですから・・・』 『六月は高いのか』 『まだ、虫屋の育てたものが多いですからね。ぼつぼつ、野っ原で捕って来たのが出廻りますと、少々、安くなります』 蟋蟀が一番高く、次が邯鄲で二分ぐらい、鈴虫が二匹一分、蛍は一朱ぐらいだろうと大久保源太はいう。
 
 『驚いたな、定廻りの旦那は虫の値も知っているのか』 『七月になると下がりますよ。それまで飼っていた虫を盆には供養のために放生(ほうじょう)と称して、庭などに放すのが普通ですから』 『一匹一両もするものを放すのか』 『いずれ、死にますので、それより庭からいい声で啼いてくれるほうが後生がいいということですかね』 『放生会(ほうじょうえ)は八月だろう』 『虫籠の中の虫の命は、そこまでは保ちません』 『成程なあ』  御奉行が評定所からお戻りと知らせが聞こえて、新八郎はあたふたと奥へひき返した。落合清四郎が持ってきた虫籠は、根岸肥前守の御居間の廊下におかれ、蟋蟀は実によい声で啼いた。
 
 そうしたことがあったので、数日後、池之端まで出かけた新八郎は、帰り道、不忍池のほとりに虫売りの姿をみて、なんとなく、その前に立ち止まった。縦長の四角い箱は幾段にも仕切ってあって、その一つずつが虫籠になっている。 もう一つの、やはり縦長の箱は上の部分が細かい目の虫籠で、下の部分は二面に黒い布が張られて、その中には蛍がいるらしい。若い女とその祖母らしいのが、鈴虫と松虫を、各々小型の虫籠に何匹かずつ入れてもらっている。虫売りが告げた値段は新八郎が考えていたより安く、籠二つで一朱であった。そこへ子供連れの夫婦がやって来て、今度は閻魔こおろぎを買っている。 
 
 ふいに肩を軽く叩かれて、新八郎はふりむいた。 鳴海絞りの浴衣に博多帯をきりっと締めた小かんが笑っている。 (略) 『御用の帰りなんだ』 なんとなく虫売りの前を離れて不忍池沿いに歩き出すと、むこうから熊吉を先に立てて勘兵衛がやって来る。 (略) 小かんは首をすくめただけで、すぐに、『隼の旦那は、虫売りの忠さんのところにお出でだったんですよ。 まあ、子供みたいな顔をして、虫籠のぞき込んで・・・』  派手な笑い声を立てる。 『知り合いが、蟋蟀を御奉行に届けに来たんだ。そいつがよく啼いてね、虫売りから買うと一両もすると大久保がいうから・・・』
新八郎の言葉に、勘兵衛がうなずいた。
 
 『今月のはじめあたりは、そのくらい致しましたでしょう。何分にも虫の値は高いものですから・・・』
虫の音に、虫の値をかけて、値段も高いが、声も高いと江戸っ子は洒落るらしい。 (略)
七月になって、新八郎は向島へ使いに出かけた。(略) 両国橋を渡ろうとして、新八郎は橋ぎわに虫売りが店開きをしているのに気がついた。 例の縦長の箱を二つ、かつぎ棒でつないだのを前におき、地面にしゃがんでいる。 この前、池之端でみた忠次郎という虫売りである。みたところ、客の姿はない。 新八郎が前に立つと、忠次郎は顔を上げた。 
 
 『お武家様は、こないだ小かん姐さんと御一緒だったお方でございますね』 苦笑して、新八郎は一足近づいた。(略) 『蛍を少し、貰いたいんだ』 向島のご隠居様へ話の種にと思いついた。 『ちょうどようございました。 源氏蛍のしっかりしたのが入って居ります』 三匹で一朱だが、 『御縁でございますから、五匹一朱にさせていただきます』 『それでは商売になるまい』 『本日は御武家様が初商いでございます』  結局、新八郎は十匹の蛍を二朱で買い、別に一朱を祝儀に与えて、早々に両国橋を渡った。 (略) 」  
(出典:「はやぶさ新八御用帳(九)平岩 弓枝 著  講談社文庫」 所収 『虫売りの男』 )
 
【筆者あとがき:蟋蟀(きりぎりす)のこと】
原作では「蟋蟀」にルビを振っていません。 この本を最初に読んだ時から「きりぎりす」のつもりで読解していましたが、今回改めて辞書で調べて大いに困ってしまいました。 
・広辞苑―きりぎりす=「螽斯」  ―こおろぎ=「蟋蟀」
・大辞林―きりぎりす=「螽斯」、「蟋蟀」 ―こおろぎ=「蟋蟀」、「?」
・ 大辞泉―きりぎりす=「螽斯」、「蟋蟀」 ―こおろぎ=「蟋蟀」
しかも、「こおろぎ」の古名が「きりぎりす」である、また、「きりぎりす」の古称が「こおろぎ」である、などと書かれている。 「こおろぎ」(直翅目こおろぎ科)と「きりぎりす」(直翅目きりぎりす科)は姿も生態も鳴き音も全く別であり、作中の「蟋蟀」が一体どっちなのか分からないでは話にならない。
 
 尚も調べると、「『万葉集』ではこおろぎときりぎりすは正しく分けられていたが、『古今集』でこおろぎがきりぎりすと誤ってよまれ、それが芭蕉の俳句まで続いた。きりぎりすが正しく訂正されたのは一茶の俳句や川柳の時代になってから」(世界大百科事典:平凡社)とあり、また、こおろぎの風習として、中国では金を賭けてこおろぎを戦わせる「闘蟋蟀」というものがある(仝上)。  
 
 どうやら、「蟋蟀」は、こおろぎを指すほうが優勢なようだが、前記の通り、誤ってよまれた経緯があるとすれば、かつては、同じ字をきりぎりすと読んだり書いたり、引用したこともあったのだろう。 
文豪作家達の用例も含めて更に調べた結果、近代では「こおろぎ」を指す字は「?」を使う作者が多いようです。 だからといって、「蟋蟀」が「こおろぎ」でないとはいいきれませんが・・・。
 
 結局今回の作者の意図がどちらなのかは分からずじまいですが、作中に「蟋蟀」と別の虫のように「閻魔こおろぎ」が出てくることや作品全体の様子から「こおろぎ」に疑問符がつき、武家に似合うのは「きりぎりす」ではないか、等の観点から、「きりぎりす」として書いているものと独断しました。 もし誤っていた場合は、平にお詫び申し上げます。

 *「大江戸こぼればなし」の過去の連載を下記からご覧になれます

  http://www.npo-idn.com/

*********************************************************************************
 
12.連載「莫妄想」 井出 昭一さん
 
■連載第6回陶磁展花盛り(下)
前回よりの続き
(注:以下、文中の●は国宝、◎は重要文化財、○は重要美術品とします)
 
(5)日本民藝館…民藝運動の総本山
 6月17日は、欲張って3館を訪ねました。
最初は、駒場の日本民藝館です。本館、西館の建物とその収蔵品は、創立者で初代館長の柳宗悦(やなぎ・むねよし)の民藝に対する考えが集約されていて、階段とか床の感触もやわらかく、昔にタイムスリップしたような懐かしさをおぼえるところです。その収蔵品は民衆的工藝品に美の基準を置き約一万点だとのことですが、今回は特別展『九州の陶磁』が開かれていて、朝鮮陶磁の影響を受けて、様々な技法を用いて特色ある焼物が展開された九州各地の陶磁で、江戸時代の日用雑器を中心に、伊万里、唐津(佐賀県)、小鹿田(大分県)、小代(熊本県)、苗代川、種子島(鹿児島県)など約150点が展示されていました。
 
(6)松濤(しょうとう)美術館…区立美術館ながら斬新な発想の企画展示
 2番目は渋谷区立松濤美術館です。1981年開館した当館は、静岡市立芹沢_介美術館と同じ白井晟一(せいいち)の設計で、石を活用して、中央吹き抜けに池と噴水があり、水の醸し出すくつろいだ雰囲気の中で作品を愉しめるところです。
 ここでは『會田雄亮展…変貌する陶土…』を見ました。會田雄亮(あいだ・ゆうすけ)は色の異なった粘土を重ねて紋様を作り上げる練込(ねりこみ、練上げ…ねりあげ…ともいう)で有名な陶芸家ですが、コーヒーセットのような食器をはじめ、陶板・陶壁、さらには野外のモニュメントにいたるまで、これが陶芸なのかと眼を疑うような作品が展示されていました。極めて緻密な計算の上に立って鍛え抜かれた伝統の陶芸の技法を駆使した作品にはただ驚くばかりでした。
 
(7)戸栗美術館…伊万里・鍋島を中心とする陶磁器専門の美術館
 この日の最後は、戸栗美術館で、伊万里・鍋島の肥前磁器と中国・朝鮮の東洋陶磁器を約7,000点所蔵する都内でもめずらしい陶磁器専門の美術館で『館蔵・古伊万里の展開…魅惑の作品群…』が開かれていました。国宝とか重文のようなものはありませんが、展示室の3室は伊万里の種類、形、技法が分かり易く展示され、さらに特別展示室には、染付、色絵の製作過程を紹介するなど、まるで伊万里に関する総合的教科書といった感じでした。
 以上の3館は共に、建物、展示されている陶磁そのものも全く異なるタイプでしたが、1日で和食、中華、洋食を堪能した気分でした。しかも、近くの旧前田侯爵邸のある駒場公園、美術館まである東京大学教養学部の構内も散策できましたので、都内でも有数の文化の香り高いところを歩いたことにもなりました。
 
(8)静嘉堂文庫美術館…すべて館蔵の優品で展示を貫く
 7月2日には、静嘉堂文庫美術館に行きました。ここは、三菱第二代社長の岩崎彌之助と第四代社長小彌太の父子二代によって設立され、国宝7点、重要文化財82点を含む20万冊の古典籍と5,000点の東洋古美術品を収蔵しています。その収蔵する京焼コレクションの中から、仁清の◎「色絵吉野山図茶壺」をはじめ、古清水の優美な意匠の色絵陶、江戸後期から幕末の京都を彩った仁阿弥道八や永楽保全・和全父子などの茶碗・懐石道具・煎茶器などを、初公開品も含め紹介し、さらに楽家代々の茶陶も展示していましいた。
 訪れたのは『京の焼き物…仁清・乾山・楽代々…』を見るほか、荒川正明氏(出光美術館主任学芸員)の講演会「京焼・華麗なるうつわ ―仁清・乾山・古清水を中心に―」を聴きたかったからです。いつもなら米山寅太郎理事長の丁重なご挨拶に始まり、明快な荒川氏の講演で充実した一日を送ることができました。
 
(9)大和文華館…初代館長矢代幸雄氏の執念の蒐集
 7月20日は京都・奈良散策の一環として大和文華館に足を延ばしてきました。当館は昭和35年近畿日本鉄道(株)の創立50周年記念として奈良市学園南の閑静な地に建てられ、初代館長矢代幸雄氏が蒐集した日本および東洋の美術品を収蔵し、現在では国宝4件、重要文化財31件を擁する美術館です。美術館の建物は五島美術館と同じ吉田五十八の設計です。土蔵や城郭をイメージした海鼠壁(なまこかべ)、竹の中庭のある数奇屋風の展示室が特色だといわれています。大和文華館で拝見したかったのは●「寝覚物語絵巻」、◎「佐竹本三十六歌仙絵巻・小大君」など旧原三溪コレクションでしたが残念ながらこれらは展示されていませんでした。」
 当日は特別展『朝鮮陶磁…自然から生れた美…』が開催中でした。朝鮮陶磁63点を中心に関係するタイ、ヴェトナム、イランの陶磁、さらには東洋陶磁の影響が及んだデルフト、マイセン、イギリスなどヨーロッパ各窯の作品も展示されていて、改めて大和文華館のコレクションの奥深さを思い知らされました。気温が30度を超える炎天下のためか、訪れる人影もなく、同行した旅行仲間の知人と私だけの二人だけで、久しぶりに朝鮮陶磁の数々をゆっくりと堪能することができました。
 
(10)永青文庫…「美術の殿様」の蒐集品
 陶磁展シリーズの最後は7月26日の永青文庫です。
目白通りを少し入った目白台の自然の面影を残す林の中に永青文庫は建っています。意識していないと通り越してしまいそうなところです。この一帯は細川家の広大な屋敷跡で、都心とは思えない自然が残っていて、近くには旧細川侯爵邸(和敬塾本館)、蕉雨園(旧田中光顕伯爵邸跡)、関口芭蕉庵、椿山荘(旧山縣有朋公爵邸跡)、講談社野間記念館、東京カテドラル聖マリア大聖堂、新江戸川公園(旧細川家下屋敷跡)など歴史と文化の見所が集中している都心の散歩コースでもあります。
 七百年余の伝統を誇る旧熊本藩主細川家に伝来する歴史資料や絵画、茶道具、陶磁など美術品等を基本に「美術の殿様」といわれた16代藩主細川護立氏のコレクション4500点を収蔵しているのがこの永青文庫です。
 訪問した日は夏季展として『熊本のやきもの…八代焼(やつしろやき)…』が開催中でした。展示品は、細川家の御用窯として作った茶陶が中心で、薄緑地に白土で象嵌(ぞうがん)を施すのが特徴とのことです。ここも入館者は私ひとりだけ、足音だけが館内に響く静寂の中で、先日、京都で訪問した細川家歴代の墓所のある大徳寺高桐院を思い出しながら、なんとなく気品を漂う作品を拝見できました。かつて、護立氏の孫・護煕氏が、首相を引退してから趣味として作陶を志し、その成果として作陶展を日本橋「壷中居」で開いたことがありました。そこに展示されていた井戸茶碗、楽茶碗などは、とても作陶3年目とは想像できないほどの形、色合いとも永年作り続けてきた陶芸家の作品のような出来栄えだったことを今でも覚えています。細川家には代々、千利休の高弟のひとり忠興(三斎)以来、美術の対して深い洞察力と創造力が延々と底知れず流れている証かもしれません。
 
 これほど頻繁に多くの陶磁展が開かれるのは日本人が本当にやきものが好きな国民なのでしょうか。これだけ見ても、見学できなかった陶磁展がこのほかにいくつもあります。いずれにせよ、この3ヶ月は“やきものファン”の私にとって、本当に素晴らしい3ヶ月間でした。古いものから新しいもの、窯別、産地別のいろいろなやきものを思う存分見学できたからです。
 東博で東洋陶磁の概論・大筋をつかみ、それ以外の美術館で各論・詳細を学ぶ……こんな繰り返しをこれからも続けたいと思っています。 
 
ホームページでは、「莫妄想」の過去の連載をご覧になれます。写真も追加されています。

http://www.npo-idn.com/

 

*********************************************************************************

 
13.ふれあい広場
 
■受講感想:
大河原 章さん(アドバイザー第35期生)
 以前よりパソコン関係に興味があり、これに関連した領域で今後に活かしたいとおもい、市民講座等の教室にインターネットで検索し応募したりしておりました。しかし年齢制限と資格を何も持っていない私などは、まず入り口でだめでした。
 今回のきっかけは、ホームセンターのパートを6/末でやめ、インターネットで仕事を探していた時に、ニューメディア開発協会の中で、シニア情報生活アドバイザー養成講座が目にとまり、一番早いIDNの7/9からの講座にメールでお尋ねし、即応募して参加させていただきました。本受講により、今まで自己流で何とか使っていたパソコンも、教える立場からすると、違った観点で、色々と見直す点が数多くありました。自分が使える事と、教えることでは大きく違い、相手の立場に立って教えることの重要性を改めて認識しました。
 お忙しい中、一つ一つ丁寧に教えていただきました講師の方々に厚く御礼申し上げます。また参加された皆様、今後ともお互いに頑張りましょう。ありがとうございました。 
 
龍 昭一郎さん(アドバイザー第35期生)
 74歳にもなって今更勉強・試験を受けるとは想像もしていませんでした。7年前に定年退職してから、やること、したこと、すること全て現役時には考えもしなかったことの連続でした。如何に退職後の生活設計が出来てなかったかの証拠です。 
 パソコン暦は長いものの、全て自己流で、自分では「やくざの剣法」と自称しており、人は切れるが、剣法を教えることは出来ないということです。 ひょんなことから道場の師範の資格に挑戦してしまったわけです。 生部先生、国重先生、橋本先生の懇切な教授、指導もあり、あっと言う間に講義が完了し、試験となりました。 加齢と共に暗記力は減退で、試験が終了した現在、受かるのか、落っこちるのか、も見通しが立たない状況です。 
 シニアといっても様々ですが、現役時代は触ったことが無い、これからパソコンを習うという方々にとって、費用をかけて、できる人には簡単ですが、パソコンの決まりごとを習得することは容易なことではありません。この様な出費と苦労をして、ご利益はなんだ。シニアのIT人口を増やせるか否かはこれに尽きるのではないでしょうか。自由題の発表では、この問題を避けて、今まで文字や数値のみに集中してきた、即ちパソコンがある程度出来る人を対象に新しいジャンルを示すことで纏めました。今後、初めての人に与えるIncentiveとは、これを永遠の課題として、シニアのパソコン人口の増加に努力したいと思います。
 
菊池 寿容さん(アドバイザー第35期生)
 試験が終わり、ほっとしているところです。今回の講座の受講理由は、パソコンを体系的に一度勉強することでした。私とパソコンとの付き合いは10年以上になるのですが、自己流でやるばかりで、人に教えるよりも、教わる方が多かったのですが、今回受講して人に教えるということがいかに難しいか本当に勉強になりました。
 今後はこの成果を生かして、シルバー向けにパソコンを教える仕事に是非参加したいと思います。最後に生部先生を初め講師の方々の親切なご指導のお陰で無事、講座を終了することができ、本当に有難うございました。
 
鈴木 健二さん(アドバイザー第37期生) 
 パソコンを使ってきたとはいっても、専らメイルが中心で、あとはインターネットを通して世界のニュースをリアルに・ライブで見ること、株の取引、デジカメのプリント・保存をしている程度で深みはない。これではパソコンの醍醐味を味わうには程遠い。あなもったいなや。とかねがね思い、一度きちんと体系だって勉強してみたいと思っていた。偶々2月日本青年館で開催された「シニアネットフォーラム21in2005年」に参加したところ、むかし若手管理者の勉強会でご指導いただいた平田さんに再会。そのお元気な姿に感銘を受けた。そこでIDNの活動を紹介いただき、平田さんが精力的に活動されていることを知った。
 日を経てIDNで勉強してみようという意欲が湧いてきてお願いし受講させていただいた。あいにく私の方に日程の制約があって、週末は余裕なく平日のみの授業をお願いした。このため2週間でコースを終了するという厳しい日程になり正直参った。生徒1人に先生が1ないし2人という超贅沢授業を享受することになったが、基本がまったく出来ていない身ではとかく専守防衛になりがちで、あとは何とか匍匐前進するのみで、唯一の武器である人生経験などまったく蟷螂の斧ほどにも役立たず、技能習得の厳しさを知った。そうした苦戦が続く一方、平田先輩は、タイミングよく息抜きの機会を設けてくださり加えて、メイルで補講までしていただいて何とか最終日を迎えられた。
生徒が1人だったため同期会が結成できなかったのはまことに残念。
炎天下、目黒の権之助坂を歩いた日々が懐かしく思い出す。

■IDNアウトドアクラブ「たかお会」/メーリングリストへのお誘い(再掲)
  IDNアウトドアクラブは自然に親しむことを通じて会員の健康維持や相互の親睦をはかることを目的として発足しIDN-ADF2003で産声をあげたばかりです。活動内容はみなさまのご意見をもとに広げていく計画です。連絡や情報交換のためにメーリングリストを開設しましたのでアウトドアに関心のある方、お気軽にご連絡ください。「お名前」、「メールアドレス」をお知らせください。メーリングリストに登録します。
なお、たかお会に加入したい方、また、活動計画にご意見ご要望がありましたら下記まで連絡ください。
連絡先:  
idn-outdoor@yahoogroups.jp

幹事:東川・國重
 
たかお会の活動状況をIDNのホームページでご覧になれます

http://www.npo-idn.com/

 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<
mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

*********************************************************************************


14.編集後記

 
■ヨット三昧
 散歩道のある北と南の川は我が家のすぐ近くで合流し、約4Km下ると海に出る。そのすぐ近くに市営のヨットハーバーがある。このハーバーに1991年からヨットを置いていた。
 誤解のないようにまず言っておかなければならないことがある。英語圏の人に、「ヨットを持っている」と言ったら目を丸くされるかも知れない。ヨットとは、映画「太陽がいっぱい」に出てくるような立派なクルーザーのことを言うようで、ここで話題にするセイリング・ディンギィーというタイプの船はボートというのが正しいらしい。

 単身赴任で大阪へ行っていた会社の先輩が、独り身の余裕(寂しさ?)で芦屋の浜でヨットを楽しんでいた。東京へ戻ってくることになって、所有している船のおき場所を探していると、お酒を飲んでいるときに言った。千葉市の広報誌で市営のヨットハーバーの陸置き場の利用者を募集をしている事を知っていたので、問い合わせてみたら、市民であれば権利があるということがわかった。私の名義の置き場にHさんは2〜3年船を置いて夏場にセーリングを楽しいでいたようである。私は置き場の大家で、一緒に乗せてもらったことはなかった。ある日またお酒を飲んでいるときにHさんは、船に乗る機会が少なくなってきたので陸置きをやめたいと思う、船をほしい人がいたら手放してもいい、オブリゲーションなしで、と言った。そのときの心境ははっきりとは覚えていが、「私が引き受けましょう」と言ってしまった。

 まずこのハーバーの教室の講座に通い、試験を受けて、(財)日本ヨット協会の認定証をもらった。1991年の仮認定証には5級と書いてあり、91−09発行の認定証には「ショ級」と書いてある。学科と実技の試験がOKになったところで、ヨットハーバーを利用するための講習会を丸一日受けて、1991年5月に受講修了証をもらった。
 船に乗る資格とハーバーを利用する権利を取得し、船もある。しかし、車の場合と同じでですぐに船を海上に出せるわけでもない。実践の勉強はそれからである。会社の中で同好者を探したがおいそれと見つからない。しかし良くしたもので、当時参加していた「トレンド研究会(非公式な異業種交流会の一種)」のメンバーで市内の同じ区に居住しているTOさんが教えてあげるよ、と言ってくれた。学生時代に琵琶湖でヨットに乗ったことがあり、インターハイにも出たことがあるという。
 その夏は土曜日ごとにハーバーに出かけた。午前中に乗って、昼休みにはレストランでビールを飲んで食事をし、午後に2時間ほど乗って3時頃にはハーバーへ戻った。5月の連休が過ぎると、「そろそろ始めましょう」という年が何年か続いた。
 
 市営のハーバーの外の海域は自由に航行していい訳ではない。正確な面積はわからないが、海岸線に沿った長さはJRの3駅(新検見川−稲毛−西千葉)にまたがり、海岸から沖合いまでの長さはその4分の3程度。このエリアが3つのゾーンに区切られている。ゾーンの目印は、ブイによって示されており、日によって航行できるゾーンが指定される。このエリアについては常に巡視艇が監視しており、沈(ちん)したときも、巡視艇がそばまで来て、自力でヨットを起こすのを見守ってくれる。このエリアから逸脱すると巡視艇が来て注意される。このエリアの外は貨物船や漁船などが航行するので危険な海域である。
 防波堤で囲まれたハーバーの内海から外のエリア出る細い水路のそばに吹流しがある。通常は緑、風速が7mを越すと橙、10mをコ越すと赤に変わる。橙になると、技術レベルの低い艇はすぐに、赤に変わるとすべての艇がハーバーの内海に戻らなくてはならない。

 ヨットに乗っているのは楽しい。水の上は気分がいい。夏も暑さを感じない。海上から眺める陸の景色(人工の砂浜と松林)もいい。魚が泳いでいたり飛び跳ねるのも見ることが出来る。TOさんとの雑談も楽しい。ヨットを走らせるスピードの爽快感がある。ここでは全国のヨットレース大会なども行われることがあり、隣のゾーンから見学したこともある。
 風上に向かって45度方向に上っていく理論を実践する面白さ、風下に向かって走らせる時のスピードはあるが不安定な感じ、方向転換も風上に向かっているときと風下に向かっているときの方法は全く異なっている、目的に沿ったロープワーク、海面の模様で風あるところの見つけ方、セールへ最大限に風を捕らえ方法、自然との戦いは体力と知力が求められる。また規則も紳士のスポーツとしての厳しいものがある。ヨットに乗ることはおわりの見えない奥の深さがある。
 初歩的な経験を重ねてゆくと、以前はテレビでただ見ていただけのアメリカズ・カップも興味が倍増する。ルールを守りながらの、風を有利に捕まえるための相手との駆け引きなど、テレビを見ているとわかるし、解説者の説明の言葉づかいやその意味をよく理解できる。

 数年前にHさんから譲り受けた艇を処分して、TOさんと共同で新艇を購入し、きれいなブルーのサイド、白色のデッキ、純白のセールの艇で楽しんだ。
 
 何年か続けるうちに、TOさんも忙しい状況になり日程が合わないことも多くなった。私も週末はテニスもやりたいし、ゴルフに誘われ、アドバイザー講座も始まって・・・、たくさんの用が重なって足が遠のいた。リタイヤーした後はもっと乗る機会も増えると思ったが、思惑と違った状況が続いた。ひと夏に2〜3回しか乗らない年が何年か続いた。陸置き料は湘南のハーバーに比べると格段に安いが、1日の遊びとしては高負担となり、リタイヤーした後は遊びのダウンサイジングの対象として考えるようになった。このハーバーには貸し艇があるので、乗りたいときには貸し艇を利用しよう、ということでTOさんと合意。今年度になって船を処分することを決心した。

 先日偶然、稲毛駅のホームでTOさんに出会った。「貸し艇でまた乗りましょう」という話になったが、1991年に「50の手習い」ではじめたヨット三昧は当面休止状態になっている。
【生部】

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇

今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。

東京都新宿区三栄町8-37 K1ビル3F 
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
   新電話番号:03−3358−1958
   新ファックス :03−3358−1954 

   Eメール   :<
mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇