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メルマガ IDN【第58号】
Inter Depending Network
 2004年9月1日発行
              
                                                        
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 《第58号のご案内》

1.ふれあい充電講演会 
   =第41回(  9月13日)「今、世界は・・・」の案内
   =第42回(10月24日)「坐禅体験の会」の案内
   =第40回(8月20日)の報告
      暑気払いと 「日本未来科学館」・「TEPIAデジタル・プラザ」見学夕べ

2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第30期の開催案内 
 
3.学生,社会人の進路相談
  =中本英雄さん:生業は正業であるべきだが必ずしも盛業にはならない 

4.下関支部レポート
  =中原郁生遺稿「平家物語探訪」 第8話「大宰府落ち」  

5.楽しくITライフ 
  =ホームページに「IT・PCお助けひろば」を作りましょうか?
     <次号に>

6.IT・PC講座
  =Aquaグループ:「デジカメ写真活用(HP作成)講座」のご案内
  =「パソコン水彩画体験会」の報告 

7.IDN会員募集のご案内 
 = IDNの生立ちと近況
 =入会を考えている方に(再掲) 

8.井出昭一さんの新連載 『柳緑花紅』
 
=第9回 :四季を通じて楽しめる“東博”の植物(1)  

9.ふれあい広場
 =Outdoor Club 「曼珠沙華鑑賞会」開催案内 
 =暑気払いと「日本未来科学館」・「TEPIAデジタル・プラザ」見学会に参加した感想
     投稿者(敬称略):津田 啓・大久保 展男・小坂 武夫
 =「パソコン水彩画体験会」に参加した感想   
     投稿者(敬称略):津田 啓・茶谷紘一・野嶋 治・伴野 裕子・山本政光・吉澤七重・利光 信爾・小川 美知子

10.編集後記 
 =ピレネー、花とロマネスク教会(その5) 国境の町 バス・デラ・ガザ

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1.ふれあい充電講演会

■第41回(9月13日)「今、世界は・・・」の案内

  今回は、日本の情報の中枢に居られる江口義孝氏に登壇していただいて、我が国に大きな影響を及ぼす国際問題について講演をして頂くことになりました。マスコミの表面を撫でているだけではわからないお話が随所に出てくるだろうと期待されます。お誘いあわせの上、多数ご参加下さい。

・講演の内容:

     アメリカ大統領選挙の帰趨と世界への影響

     イラクの現状と今後

     北朝鮮問題の6ヶ国の思惑と今後の予測

・講 師:NHK国際部長 江口義孝氏 

・講師紹介:
    大分県出身 東京外語大卒後NHK入社

     ペルー大使館突入事件の報道を担当、フジモリ前大統領との人脈を活かした的確なレポートで注目された

     現在、NHK報道局国際部長の要職にあって、文字通り世界中からの情報の要役

     同期に手嶋ワシントン支局長

・日 時:9月13日(月)PM6:00〜7:20(終了後自由参加の懇親会)    

・場 所:しごとセンター東京(旧シニアワーク東京)5F               

         千代田区飯田橋3−10−3 03−5211−2307

        (JR飯田橋駅・東口、地下鉄飯田橋駅A2から5、6分、ホテルエドモント隣)

・会 費:会員1000円、ビジター1500円

    懇親会 2500円 女性2000円(会場至近のレストランで、講師を囲んで懇親)

 

会場の都合で定員50名です。〆切は9月6日とさせて頂きます。

お申込み:

  金田 03−3392−1043 afu@k2.dion.ne.jp 

  中川 03―3869―0315 mgt-naka@cilas.net

 

■第42回「坐禅体験の会」の案内

  昨今、とみに関心の高まっている坐禅について、多くの方からご要望が寄せられました。ご縁をたどって岩佐師にお願いをしたところ、「これも仏縁です。大歓迎です」と快諾していただきました。達磨大師の面壁九年の故事から数えて千余年もの間続いてきた坐禅を、禅寺でわれら凡夫も実際に体験してみよう、という催しです。お誘いあわせの上、多数ご参加下さい。

 

・講 師:臨済宗建長寺派金谷山満福寺住職 岩佐是正氏

・ 当日の次第:

  (一) 講話「坐禅の作法」:岩佐師 

  (二) 読経「般若心経」 :参加者全員

  (三) 坐禅:全員(希望者には座椅子の用意あり)

  (四) 昼食:精進料理で、師を囲んで懇親 

・日 時: 10月24日(日)10:30−14:00

・集 合: 西武国分寺線「恋ヶ窪」改札口 10時20分集合

・会 場: 満福寺

                 国分寺市戸倉4−34−3  042-321-3594

・会 費: 会員1000円、ビジター1500円懇親会: 2000円(会場は万福寺内客殿

・申込み:

金田 03−3392−1043 afu@k2.dion.ne.jp 

  中川 03―3869―0315 mgt-naka@cilas.net

・定員はありません。〆切は10月18日とさせて頂きます。

 

■第40回(8月20日)の報告
   暑気払いと 「日本未来科学館」・「TEPIAデジタル・プラザ」見学夕べ

・日時:8月20日(金) 2時半-7時

・会場:「日本未来科学館」・「TEPIAデジタル・プラザ」・レストラン「ラ・メール」 

 

  台風の影響からのフェーン現象で猛暑のさなか、16名の方に参加いただきました。2時35分から「日本科学未来館」の見学を始めました。エスカレータで7階へ上がり、そこで自由行動に移りました。集合時間の4時15分までの1時間40分、間が持てるのかなー?との心配をよそに、皆さんばらばらに散っていきました。

 

  5階は地球環境とフロンティアがテーマで、スーパーカミオカンデ、ロケット、宇宙空間での住居、宇宙めだかの子孫だのを見ることが出来、地球の深海を探る深海艇、深海の生物等にも興味をそそられます。同じ階で生命の科学と人間のテーマでゲノムや脳のコーナーがあります。どこでもボランティアの方が大勢いて質問をすると丁寧に答えてくれます。

 3階は情報科学技術と社会がテーマでインターネット物理モデルがネットワークのしくみを教えてくれます。同じ階の技術革新と未来のテーマでは超伝導、ロボット、ナノテクノロジーのコーナーがあります。

 1階に下りますと、お土産コーナーがあり、万華鏡や宇宙ゴマなど、ユニークなものがありました。

 

  次にTEPIAに移動し、セミナースペース、視覚障害者向けブースを見学、体験コーナーでユビツキイという点字によるパソコンへの入力機器などを体験しました。

 

  最後に、暑気払いをTEPIAの隣の「ラ・メール」で行いました。ビールのぬるいのには閉口しましたが、氷を入れることで危機を脱し、料理の方は皆さん、喜んでいただいたようでほっとしました。途中でお客さんが1人みえました。視覚障害者のブースで日本語を英訳していた外国の方の話を聴いたのですが、その方が店に顔を出したところを迎え入れて、しばし懇談しました。盛り上がった暑気払いは7時過ぎに散会しました。皆さん、お疲れ様でした。

 

  日本科学未来館では皆さん、時間が足りなかったようでTEPIAから提供の割引券(500円→400円)の希望が多数ありました。ご希望の方は、TEPIAにありますので是非ご利用下さい。

  今回は23期の滝村紘一と黒瀬豊さんが担当しましたが、何とか無事に終えることが出来ました。これはひとえに最近TEPIAを退職された黒瀬さんの力が大きかったことを申し添え感謝します。ありがとうございました。

【レポート:滝村紘一さん】

今回のイベントに参加された感想を「ふれあい広場」に掲載します
投稿者(敬称略):津田 啓・大久保 展男・小坂 武夫・奈良原眞吉 
   
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2.シニア情報生活アドバイザー講座

■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■ シニア情報生活アドバイザー養成講座の案内
◆第30期(募集中)
・開 催:9月25日―10月23日
・会 場:東京
・すべて土曜日の開催です 
詳細の案内は下記をご覧ください 
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
 
ご希望の方は下記へ申し込んで下さい
 <mailto:idn@npo-idn.com>

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3.学生,社会人の進路相談をいたします

  この欄に、いろいろな方に登場していただいて、厳しい体験をできるだけ本音で語って頂いていますが、今回から数回にわたって地方の金融機関で零細企業を長年見てこられた中本英雄さん(アドバイザー第28期生)に零細企業の(一人ビジネスを含め)強さと弱さなど、「経済的自立」をはかる上で、難しさやそれを克服するノーハウなどを、語っていただくようお願しました。お読みいただいた皆様の感想や質問などをどうぞご遠慮なく投稿して下さい。【奈良原眞吉】

 

■中本英雄さん(アドバイザー第28期生)

   生業は正業であるべきだが必ずしも盛業にはならない

(1)いきさつ 

 昨年5月IDN下関支部の行事で須磨教授の帰郷講演が行われることになり、その会場の下見と設営を兼ねて誰あろう奈良原理事長が私の勤務する東京第一ホテル下関に来館、互いに高校卒業以来50年ぶりの再会で、支部のメンバーである青木さんを始め同級生たちを交えて「ヤア、ヤア」と言った次第で久闊を叙したのがキッカケとなり、お付き合いが復活しました。

下関支部の活動に片足を突っ込んだまま(正式にIDNへの入会は未了)例会に出席をしたり、「シニア情報生活アドバイザー資格認定講座」にムリヤリ引っ張りこまれたうえ、認定試験お受験(これは青木講師の親身の熱烈指導でギリギリ条件付合格)まで奈良原流ソフトタッチ強引ペースにはまり、挙句に機関紙の穴埋めに使ってやるから一文を寄せろとのご託宣(本当はあの優しげな声色でヨイショを適当に入れて、決して断れない雰囲気の押しの語調で)があり駄文を弄する羽目になりました。

内容もまた指定がありまして、私が理事長にお会いするたびに話しておりました、『企業経営と経営者の人となりの関係』について思うところを書けということでしたので、ここまでくればヤケクソ(失礼!)ですから奈良原催眠術に乗っかって、好きなことを、エンドレスに、不定期に、出稿させていただくことにいたします。どこまで紙面に載せて頂けるかどうかは仕掛け人にお任せするとして、会員読者の方々には大変ご迷惑なことだとは思いますが暫らく(何回か)お付き合いをお願い申しあげます。

信金業界から離れて生保業に身を投じ、続いてホテル2社の経営の相談に与って10年、企業経営を観察する側と運営する双方の立場を経験して、「経営は人」の思いをさらに強め、感ずるところがあって経営相談業務の真似事を始めました。

40年近く金融機関業務に従事し、金融サイドから企業や事業家のあり方を長い間見聞きしておりますと、いかな鈍感な私にもその経営手法や人となりが、正道に基づくものなのか、どこで何がよかったのか、何故間違ったのかそれなりに感ずるものがありました。視点は金融サイドという一方的なものですから、独善的で一人合点な面や掘り下げの浅いそしりは免れないことは十分承知の上で厚顔のキー?を進めることにします。

 

(2)生業は事業か

 申すまでもなくYesであります。規模の大小を問わず、たとえ1人での起業であっても資本を投じ、備品什器を備え営業拠点を構えて、販売という活動を通じて利益を上げる目的を持ち、しかるべき依拠する法的な手続きを経て世に言う商売を始めればそれは立派に事業の開始となるのであります。

 生業と称するのは商業活動の一つの生成過程における態様でありまして、ですからその活動の内容が、規模的に小さいもので、少人数あるいは数家族以下の生活を維持する程度のものでありますが、零細あるいは中小企業として区分される事業体であります。(続く)

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4.下関支部レポート

中原郁生遺稿「平家物語探訪」 第8話「大宰府落ち」
 

 平家一門の「都落ち」に遡ること3年前の一時期、清盛の意向により平家は福原(神戸)に屋形を構えたことがある。このたびの安徳帝を奉じての都落ちにも、一門はまず福原をめざした。しかし、福原に踏みとどまれない程、事態は切迫していた。ついに平家は、船団を仕立てて瀬戸内海を西下したのが、寿永2年(1183)7月25日。最初にどこを目指して落ち延びて行ったのか、なかなか的確に答えられる人は少ないと思うが、「巻第八」に大宰府の説明がある。平家は所領の多い西日本周辺を目指し、とくに西の都・大宰府にいったん落ち着こうとしたようだ。

 

  8月17日大宰府に安着した一行は、しばらくして九州東部にある宇佐八幡宮に詣で、日夜を徹して神の加護を祈ったが、期待空しく凶と出たのでがっかりして大宰府へ帰った。大宰府を再起の拠点とするつもりで、内裏(だいり)を造る予定だったが、だんだん情勢が悪くなってきた。というのは、大宰府一帯に勢力をふるっていた緒方三郎維義が、平家に恩義があるにもかかわらず、後白河法皇による「平家追討」の院宣(いんぜん)をタテに反旗をひるがえした。内裏造営など思いもよらず、あわてた平家一門は、とにかく大宰府を脱出、山鹿兵藤次秀遠を頼って遠賀川の河口・芦屋の山鹿城まで逃げ延びることになった。

 

  この時の、一行の逃避行は、安徳天皇を輿(こし)に乗せて急ぎ、降る吹く暴風雨の中をずぶぬれになりながら裸足で逃げるという悲惨さで、都育ちの女官たちにとっては最初の受難だった。その耐え難い体験のことが「巻第八・大宰府落ち」の章に切々と訴えられており、女官たちの悲鳴が聞こえてくるような名文である。「をりふしくだる雨、車軸のごとし。吹く風砂(いさご)をあぐとかや。おつる涙、ふる雨、わきていずれも見えざりけり。住吉、筥崎、香椎、宗像ふしおがみ。御足より出づる血は沙を染め、紅の袴は色を増し、白き袴は裾紅にぞなりにける。」

 

 現在の北九州市に隣接した芦屋町の山鹿城跡を訪れたことがある。遠賀川の河口に近い芦屋橋のそばにある城山公園がそれで、高さ45メートル余の丘を利用した平山城であったといわれている。苦難の一行を迎え、守護した山鹿秀遠。丘に登ると河口や玄界灘が望見され、風雨の中を裸足で落ち延びた人々の必死の思いが胸を打った。平家の人々にとってこの山鹿での滞在は、束の間ではあったが頼もしく安らぎの日々であったことが推測される。

 

  さて、山鹿秀遠は緒方軍十万の大敵を避け、平家一族を柳ヶ浦(門司の大里)へ送るが、秀遠自身もその後、家来を引き連れ平家と行動を共にし、壇ノ浦合戦まで従った。巻十一の「壇ノ浦合戦」の描写にも「山鹿の兵藤次秀遠、五百余艘で先陣にこぎむかふ。」とある。

【リライト:武部忠夫さん 写真:青木紀雄さん】

 
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5.楽しく ITライフ 
■ホームページに「IT・PCお助けひろば」を作りましょうか?
次回に提案します

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6.IT・PCの勉強会 
■Aquaグループ:「デジカメ写真活用(HP作成)講座」のご案内
 ・テーマ :デジカメ写真活用(HP作成)―ホームページビルダー8使用―
 ・日  時:2004年09月25日(土)   13:00〜16:00
 ・会  場:品川人材開発センター
               臨海都市線 品川シーサイド駅徒歩3分
              京浜急行 青物横丁駅徒歩12分
 ・定  員:10名(受付順にて締め切り)
 ・料  金:1500円(オリジナルテキスト込み)
 ・締切日:09月23日(木)  ・申し込み先: otemo@jcom.home.ne.jp
 
 講座内容は「デジカメ写真活用」となっていますが、例えばパソコン水彩画の絵や、スキャナーで読み込んだ古い写真なども同様の手順でHPに利用できます。環境の関係で実際のサイト転送は行わず、テキストでの説明になりますが便利さより、分かりやすさに重点を置いた内容を心がけております。 
 今回、PCルームではなく会議室での講座になります。そのため、ノートPCをお持ちの方は持参して頂くようお願い致します。(スタッフのPCでの体験も可能です)
 またホームページビルダー8をお持ちでない方は、30日間限定ですが体験版もございまし、それ以外のバージョンでも結構です。皆さまの御参加をお待ちしております。
【Aquaグループ 三好みどり  さん】 
■「パソコン水彩画体験会」の報告
 パソコンで水彩画を描くということの楽しさや効用を知っていただく講座を開催し、定員オーバーの23名の方の参加がありました。講師の大熊 勇雄さんと参加していただいた方ににお礼申します。
・講 師:大熊 勇雄さん(アドバイザー第17期生)
・日 時:2004年08月22日(日)13時−16時00分
・会 場:品川人材開発センター
 「ふれあい広場」に 8 名の方の受講感想を掲載しています。
・投稿者(敬称略):津田 啓・茶谷紘一・野嶋 治・伴野 裕子・山本政光・吉澤七重・利光 信爾・小川 美知子

◆過去のIT・PCの勉強会の開催内容や受講感想をIDNのホームページに掲載しています。
TOPページのメニューからご覧ください。
  

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7.IDN会員募集のご案内

■IDNの生立ちと近況

  バブルが崩壊し、世の中にリストラの嵐が吹き荒れようとした1998年12月、NPO法が施行され半年後に設立申請、2000年1月28日経済企画庁(現内閣府)認証、2月4日設立登記を完了、同志20名とささやかだが希望に満ちたスタートを切りました。  「これからどんなに厳しい環境に直面するか分からないが、互いに知恵を絞り、果敢に行動を起こして、厳しい環境を乗り越えて行こうじゃないか」というのが設立の趣旨と動機でした。

 

  4年を経過した現在、会員は121名、非会員のシニア情報生活アドバイザー90名を加えますと、200名を越える10倍の組織に成長いたしました。 組織もここまで大きくなると、情報の共有化が必要です。この欄をかりて「IDNの生立ちと近況」をお伝えしようと思います。 

  IDNの正式名称は、「特定非営利活動法人 自立化支援ネットワーク」(Inter-Depending Network)です。

  ここで私ごとになって恐縮ですが、昭和20年9月中学3年生で敗戦を迎えた私は、喀血で結核の発病を知り、長期休学後新制高校3年に復学したのは昭和28年4月でした。 当時の結核は、今でいえば癌やエイズのような病気でしたから薬がありません。自然に備わった体力をつけて、病気と闘うほか仕方ありませんでした。国民病といわれた患者相手に、月刊誌「療養生活」がその当時発行されていて、発行者の田辺一雄さんは同じ病気の患者さんでした。

  病癒えて、昭和30年春晴れて大学に進学、上京の途次、小田原の田辺さんの自宅を訪問して驚きました。庭石を敷いた竹垣の、閑静な日本屋敷ではありませんか。病気と闘いながらでも、病をチャンスにして、地味でも事業を立派にやり遂げている人がいる!(その時は驚いただけで終わりました)

 

  仲間とともに設立を呼びかけた私にはそんな原体験があったからでしょうか、「互いに知恵をだしあって一人ではできないことを皆でやろう」が発足当時からの理念でした。 人それぞれには、自分を突き動かしている原体験がきっとあるはずです。認証を受けた特定非営利活動は「社会教育の促進をはかる分野」ですが、これまでに会員からの事業が次ぎ次ぎに提言され、これまでに5つの活動を皆で育ててきました。
  (1)自分を活かす社会人・学生・主婦の進路相談
   (2)見聞を広める“ふれあい充電講演会“
  (3)ITに強いシニアを養成する「シニア情報生活アドバイザー養成講座」
  (4)自然に親しみ健康増進をはかる「アウトドアクラブ」たかお会
  (5)親睦の機関紙“ふれあい通信“の季刊と、生きた情報誌メールマガジン「メルマガIDN」の月2回発行です。
【奈良原理事長】

 
■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。


■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。

  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 賛助会員の年会費の口数を決めるに当たっては,以下を御参考にお考えになって下さい。
いまの法律では,一人3千円以上の会費を支払った賛助会員の会費の合計が,その団体の年間経費の25%を越えていれば,その団体(NPO)は、一般の多くの市民に支持されている優良な団体として税務署が認め,その団体に対し一般の人が寄付したお金は、税金を払ったと同じように認められ,納税時に配慮されるという点です。(ちなみに一人3千円未満はその計算の対象にならないということです)

 メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
 ホームページ:http://www.npo-idn.com/


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8.新連載:井出 昭一さん 『柳緑花紅』
■第9回:四季を通じて楽しめる“東博”の草木(1) 

楽しい“トーハク植物園”

東博の庭園には、様々な植物が植えられている。したがって、年間を通じて四季折々の樹木、草花の移り変わりを楽しむことができる。

花木だけを見ても、春は様々な桜、夏にはサルスベリ(百日紅)スイレン(睡蓮)、秋にはハギ(萩)、スイフヨウ(酔芙蓉)、冬にはコウバイ(紅梅)、ハクバイ(白梅)、カンヒザクラ(寒緋桜)・・・と花の絶える時がない。

高木の落葉樹ではユリノキ(百合の木)、イチョウ(銀杏・公孫樹)、ケヤキ(欅)など、春は新緑、夏は茂った葉、秋は黄葉・紅葉、冬は落葉後の見事な枝ぶりを楽しめる。

このように、東博に多種多様の植物があるのは、創設時の構想が誠に壮大であったことによる。というのは、当初の博物館が目指したのは、単に天造物・人口物を陳列する「博物館」に留まらず、有用植物を植え、動物をも飼育する「博物園」、さらに古今の書籍を集めて閲覧させる「書籍館」と、総合的な自然史博物館であった。そのため明治の初めから、動植物を扱う天産課、園芸課がおかれて、それがさらに強化されて「天産部」となっている。

その後も、植物の保護・育成が続けられ、現在では都心において小石川植物園、新宿御苑、明治神宮などと並んで、いろいろな植物を集中して観察できる場所となっている。

 

ユリノキ・・・東博のシンボルツリー

 名木、珍木など多種多様な植物が多いなかで、まず取り上げなければならないのは、東博のシンボルとして親しまれているユリノキ(百合の木)である。樹齢は推定約130年。高さ32m、幹回り4.8m、東博で一番目立つ巨木でもある。 

別名をチューリップツリーといい、葉の形が半纏(はんてん)に似ているためハンテンボク、また奴凧や軍配に似ているのでヤッコダコノキ、グンバイノキとも言われる。明治23年大正天皇が皇太子の頃、小石川の植物園を訪ねたときにこれを「ユリノキ」と命名されたと伝えられ、一般には一番馴染み深い愛称となっている。

初夏5月の頃になると、枝先にチューリップによく似た黄緑色の花を咲かせ、花びらの基部は橙赤色になる。花からは甘い香の漂い、この花を慕って木の下に置かれたベンチでくつろぐ来館者も多くなってきている。

さらに、秋が深まった頃、黄色に染まるユリノキを澄んだ青空の中で眺めるのはなんともいえない光景である。紙塑人形で人間国宝に指定され、アララギ派の歌人としても有名な鹿児島寿蔵が詠んだユリノキの歌がある。

百合の樹の 広葉ひらめき散るを見つ 閉門どきの 庭をよぎりて

これは、多分この東博のユリノキを詠んだものではないかと思われる。

すっかり葉を落とした冬のユリノキもすばらしい。真っ赤な夕焼け空に映し出される幹から末端の小枝にいたるまでのシルエットはまさに繊細なレース編みを見るかのごとくである。

                                                     

万葉歌人が愛したアセビ

 アセビ(アシビ・アセボ:馬酔木)はスズランに似たかれんな花が枝先に鈴なりに垂れ下がる。しかし、葉陰に楚々として咲く白い花からは想像できないが有毒だという。馬がこの葉を食べると酔ったようになるので「馬酔木」と名付けられたといわれているが、酔ったのではなく、馬がアセビを食べて中毒を起こして苦しんでふらついたのではないのか。

東博では法隆寺宝物館にあるレストランの南側の道路沿いに2本のアセビがあるが、来館者はそこまで立ち入れない。京成電鉄の旧博物館動物園駅入口すぐそば、「黒門」よりの道路からの方が見やすい。

また、転合庵の蹲の傍らにも大きなアセビがある。春先、アセビとサクラが同時に満開となる頃、ここからの眺めはなんともいえない。

日の照りて桜満ちたる転合庵 馬酔木の花も咲き競うなり

さらに、六窓庵の石燈籠のかたわらに1本、水屋の前に4本植えられていたという記録があったので先日確認してみたが、枯れてしまったのか植え替えられたのか見当たらない。

 白い鈴を並べたアセビは万葉植物のひとつ。万葉歌人に詠まれたアセビの歌は10首。その中でも、大来皇女(おおくのひめみこ)の歌がアセビを有名にした元祖である。

磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど 見すべき君がありと言はなくに(巻2:大来皇女)

皇位継承を巡り、謀反の罪で処刑された弟の有馬皇子の面影を偲び、哀切の情が込められた歌である。

 アセビを詠んだ歌には、万葉人の純粋な心を表した次のような歌もある。

    わが背子にわが恋ふらくは 奥山の馬酔木の花の今さかりなり(巻10:作者未詳)

私が初めて「馬酔木」という言葉に出会ったのは大来皇女の歌である。変わった詠み方をするので名前だけは覚えていたが、故郷の信州ではお目にかかったことはなかった。寒いところでは育たないのだろうか。

東博でボランティアを初めて間もない頃、樹木に詳しい方からアセビの所在を教えていただき、それ以来、春の楽しみが増える事になった。アセビについて私が解けない謎が三題。一つはなぜ「馬酔木」と表記するのか。もうひとつは、万葉集にはアセビの歌数多くあるのに、なぜ古今集をはじめ平安文学から全く姿を消してしまったのか。三つ目は、大来皇女は、毒があるのを知っていてアセビの枝を手で折ったのだろうか。


ネジバナ・・・野草の美人

ネジバナ(捩花)は春から夏にかけて、淡いピンクの花が螺旋状に咲く。日当たりの良い草地や芝生に生え、10センチほどの丈のかれんな草花で「野草のなかでは一番の美人」という人もいる。

日本全土に見られるそうだが、私は東博にボランティアをするまで知らなかった。最初、「ネジバナが咲きましたね」といわれても、何のことかなのか判らない有様だった。伺ってみると、本館前にあるヨシノシダレの周りの芝生に沢山咲いているという。何回となくその前を通っていたのだが気づかないでいたのだ。

ネジバナは鉢や庭に植え替えようとしても育てるのが難しいそうだが、これも不思議な魅力で、やはり野にあって愛でる花なのだろうか。

 別名をモジズリ(捩摺、文字摺)といって、古くからの恋の歌枕でもある。

  陸奥の忍ぶもぢずり誰故に 乱れ染めにし我ならなくに (河原左大臣 源融  古今集)

これは、百人一首や伊勢物語の最初の段にも引用され「もぢずり」を有名にした歌でもある。

陸奥という当時の歌人にとっては、多分訪れたことのない遠く未知の憧れの地、そこにある「信夫」の里と「忍ぶ(恋)」の掛け言葉。「信夫もぢずり(忍捩摺)」とは、現在の福島県信夫郡で産した布で、草花を捩り摺りつけ乱れ模様に染めたもの。そのかすれた細かいもじり模様が、ネジバナのねじれて連なる状態に良く似ているとのこと。「そめ」は、「初め」の意と「染め」の掛け言葉で、「乱れ」と「染め」は「もぢずり」の縁語である。なんと複雑なことだろう。

しかし、当時の流行題材の「しのぶもぢずり」を詠む歌人が多かったようだ。

陸奥の忍ぶもぢずりしのびつゝ 色にはいでじ乱れもぞする 寂然法師(千載集)

さらに、百人一首の選者の藤原定家までが詠んでいる。
         陸奥の信夫もぢずり乱れつつ 色にを恋ひむ思ひそめてき

 いずれの歌も、ことばの綾と遊びであって、とても素直に感動できない。やはり「歌は万葉」である。           
(以下は次号)

 

* 今回は、東博の数多い草木のうち、高木の代表としてユリノキ、低木の代表としてアセビ、草花としてネジバナをとりあげました。

 
初回からの『柳緑花紅』はIDNのホームページでご覧いただけます。
メルマガに掲載しなかった写真もあります。TOPページのメニューからご覧ください。
  

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9.ふれあい広場

 

■IDNアウトドアクラブ「たかお会(Outdoor Club)」主催

曼珠沙華鑑賞会」開催案内 

 武蔵野の里 高麗郷巾着田に100万本の曼珠沙華が一斉に花を付けます。この曼珠沙華を鑑賞する集まりを企画しました。

・実施日:9月17日(金曜日)

・ハイキング班(A班)と直接観賞班(B班)を作ります。

  A班は3時間程度のハイキング後巾着田へ。

  B班は直接巾着田へ。

・当初は高麗川河川敷でバーベキューの予定でしたが、器材準備が出来ないため、

 昼食・飲み物は各自持参して下さい。(現地でも簡単な食事が出来ます)

・計画の詳細は追ってメールで連絡します。

・参加ご希望の方は、A班かB班かを明記し下記までメールください。

  idn-outdoor-owner@yahoogroups.jp

【幹事:東川征夫さん・國重誠之さん】

曼珠沙華開花状況は下記URLにアクセスし御覧下さい。

http://www.kinchakuda.com/


■IDNアウトドアクラブ「たかお会」/メーリングリストへのお誘い(再掲)
  IDNアウトドアクラブは自然に親しむことを通じて会員の健康維持や相互の親睦をはかることを目的として発足しIDN-ADF2003で産声をあげたばかりです。活動内容はみなさまのご意見をもとに広げていく計画です。連絡や情報交換のためにメーリングリストを開設しましたのでアウトドアに関心のある方、お気軽にご連絡ください。会員の「お名前」、「メールアドレス」をお知らせください。メーリングリストに登録します。
連絡先 
<mailto:idn-outdoor-owner@yahoogroups.jp>

 

■暑気払いと「日本未来科学館」・「TEPIAデジタル・プラザ」見学会に参加した感想

 

◆津田 啓さん(アドバイザー第22期生)

  最初から「暑気払い」が目的で参加しました。勿論、同じ江東区の中にこのような施設があることは知っていましたが、まあ、いつかビックサイトへ行った帰りにでも立ち寄ってみようとぐらいに思っていましたので、よいチャンスでした。

  「日本未来科学館」は施設も素晴らしいものでしたが、たまたま、7階でシンポジューム(究極の繊維と人間のファイバーが編み出すオリンピック勝利への道)が開かれておりまして、15〜16時の間の講演のテーマが「むちのようにつかう身体」という演題。まずは7階から1階まで駆け足で見学したあと7階に戻って聴講しました。講師の説明の途中にドンドン質問が飛び出し、講演というよりは、鼎談という雰囲気で、退屈せずに聞けました。
案内書を見ますと、前日の19日には、今、注目を浴びている古武術家で「なんば歩」の大家である甲野さんの実演対談が行われておりました。
  あと、「TEPIAデジタル・プラザ」で最先端のパソコン利用の実物(ユビッキー)などにふれ、視覚障害・聴覚障害・盲ろうのバリアをなくするための取り組みが進んでいることに感銘を受けました。

 

  いよいよ、すぐ隣の「ラ・メール」での暑気払い。本来ビール党の私がビールよりも日本酒が美味しく、ワイワイガヤガヤの雰囲気も楽しかった事もあり、かなり痛飲いたしました。久しぶりです。

幹事の黒瀬さん、滝村さんご苦労さんでした。改めて御礼申し上げます。有難うございました。

 

◆大久保 展男さん(正会員)

  正直言ってたいへん楽しい見学会だった。これが、60年前に体験したなら、最高だったネ。幹事さんから、約2時間の余裕を貰って、実のところ時間を持て余すのではないかと最初は思った。最上階の7階から回ったほうが楽ですよ。と言われ一斉に7階に行ったが、シンポジュームとかで、6階に降りる。そこは、ドームシアターガイアで興味そそられる
  映像ドームだが、予約が既にいっぱいだし、時間が会わないので諦めざるをえなかった。5階に降りた途端、興味津々のフロアーではまってしまった。ゲノムとか、カミオカンデとか宇宙船の内部での体験映像などなど、MeSci(ミーサイ)の館長 毛利衛さんの映像メッセージを聞いて納得した。いわく、科学技術は自分自身で触れ、楽しむこと、それができる日本科学未来館だと。せめて、孫の手を引いて連れて来て、一緒に楽しむのが今日の教訓のようですね。
  

◆小坂 武夫さん(アドバイザー第2期生)
 年甲斐もなく感激しました。お台場は若者が行く街と思っていました。それは毎日新橋から「ゆりかもめ」で通勤しているからです。今回幹事様お二人のお骨折りで海を渡ったところで講演会。日本科学未来館。TEPIA。私が興味を持っているそのものでした。どちらも時間を割いて、もう一度自分のペースで見学したいところです。宇宙の乗り物から、深海まで探検できる乗り物。これらがここに常設しているとは知りませんでした。

 

  TEPIAの会場はまさに私のために作ったようなパソコン広場。これからパソコンの初心者に個人指導を考えている私にとっては大変興味のあるところでした。会場では眼の不自由な外国の方がパソコンを使って英文を日本文に翻訳していた。眼の不自由なかたでもパソコンが使える設備にも驚いた。最後の落ちは、暑気払いの会場に、翻訳をしていた外国の方が現れ同席をしてくれたこと。今年の夏の暑さを忘れるような楽しい会でした。

 

◆奈良原眞吉さん(理事長)

  新橋からゆりかもめがループを描いてレインボーブリッジを渡るころ、振りかえると、都心に林立する新しいビル群が海上に聳えて、シドニーか蜃気楼を連想させる。たどり着いたお台場付近は、海風を受けて、都心と比べ温度が低く涼しい。

  宇宙飛行士毛利衛さんが館長を勤める日本科学未来館は・「箱」ではありません。「運動体」です。・不動で自閉的な館ではありません。
・存在することが目的ではありません。新しい科学技術文化を創造する為の「触媒」です。
・新しい出会いの場、英知の交差、合流点です。
に始まって
1.見てもらうのは物より人です。
2.発見してもらうのは出会いです。
3.分かち合いたいのは、心からの共鳴です。
10.きてもらう場がありますが、出かけていく場も求めます。
と続く。なんと素晴らしいコンセプトではないか。

  私はノーベル賞の小柴さんのカミオカンデとDNAに釘付けになり、個人教授のやり取りで、あっという間の1時間を過ごした。前者の案内は、若いお嬢さん、後者の説明はシニアの男性であった。どちらも楽しみながら、私の質問に丁寧に応えてくれたおかげで私の少年のような科学する心に火がついた。

終わってお隣は「TEPIA」である。
完備したパソコン施設の中で目を引いたのは、身障者用のブースである。一人の目の不自由なイギリス人青年が、音声を聞きながら日英辞典をパソコンで作っている。健常者以上の活躍振りである。見学を終えて暑気払いの懇親会を同じビルのレストランでしていると、目の不自由なイギリスの青年が入ってきた。早速参加者のボランティア活動が始まった。料理をお皿に盛って勧めたり、会話の相手をしてあげたり…。

最近の観光は「Sight seeing」ではなく「Sight doing」だといわれるがこの日ばかりは体験の連続であった。因みに、日本科学未来館のボランティアは、777人いて、交通費実費の無償ボランティアだそうだ。滝村さん、黒瀬さん等アドバイザー第23期の皆さんのおかげで、今年は夢の島ならぬ、夢の科学世界を体験し、心の中から暑気払することができた1日だった。

■「パソコン水彩画体験会」に参加した感想

 ◆津田 啓さん(アドバイザー第22期生)
  なかなか便利なソフトで、且つ安価(ソフト+タブレットで15000弱)。ある程度、自己満足できる程度の作品は慣れと時間で可能かと思いますが、それが他人の鑑賞に堪えるかどうかは、最後は自分の美的センスの問題でしょうね。
  色の混色が難しそうでした。思うような色調が上手く作り出せないようです。話を聞きながら、水墨画などに利用できないかと考えたのですが、二色間、例えば「黒」と「白」との混色のグラデェーションを無段階に作るのが難しそうでした。とは言え、レイヤー・部品の拡大縮小・部品の反転」ナドナドの機能をうまく使ってアブストラクトな作品など面白そうです。やりだすと寝不足になりそうな気がします。
  画像処理ソフトとして、「photshop.ellements」を検討していたのですが、今回参加して、この「水彩6」とどちらにするか迷っています。
◆茶谷 紘一さん(アドバイザー第19期生)
  NHK・教育テレビ『趣味悠々』の番組を見ていて驚いたのはパソコンの普及に伴いこれまで絵を描いた事が無くても、比較的簡単に絵が書けたり、デジカメで撮った写真の構図を電子ペンでナゾレバこれ又簡単にプロが描く様な絵が描ける事も分かりました。
  生れてこの方、絵を見る事は好きでも、自分で描くのが苦手であった私にとって、『凄い』『すごい』『スゴイ』言葉にならぬ驚きの発見でありました。この技術を自分のものにしたい、と常々思っていましたが、最初の出だしスタートの段階で足踏みをしていたので『 パソコン水彩画体験会』の案内を見たとき是非にも出席させて頂きたいと思って参加させて頂きました。
  シニアの方々の中にはを絵を趣味としてしていらっしゃる方が多くいらっしゃる様に思われます。スケッチ旅行をされたり、絵手紙や色紙等に得意な絵を書かれ、個展などを開かれている方々がいらっしゃいます。絵を描く事を通して、シニアの皆様にパソコンの楽しみを伝えて上げれれば・・・・。それには先ずは自分が勉強し、技術を取得して、更にシニアアドバイザー資格を生かしてアドバイスしてあげれればと思っています。
◆野嶋 治さん(アドバイザー第23期生)
  僕の参加の動機は、僕にもできそうか?スキルのひとつとして加えられそうか?受講に来る他のIDNのメンバーはどんな人たちなのだろう?と言った興味本位のものでした。
 受講結果は、大熊講師のパソコン水彩画に対する豊富な経験と思い入れ・パソコン水彩画観に裏打ちされた講義を聴講でき、一通りパソコン水彩画の何たるか、描き方、違い、等々のアウトラインを把握できました。また、種々の質問に対する丁寧な応答やアドバイスなどを介して講師の普段の水彩画に対する思いや感想、お人柄などを拝聴・推察でき大変有意義な時間が過ごせました。
 多くの人が趣味の一つとして描かれている事が理解できたと同時に、最後のお二人の体験を拝見して、これはやり始めるとハマリそうな物の一つと感じました。最後に、会場の設備環境に合わせた講義(準備を含め)をされた大熊講師の努力と名講義にお礼を申し上げます。

◆伴野 裕子さん(賛助会員)  パソコン水彩画体験会に出席させていただきありがとうございました。ソフトを使用する前にマウスでの感覚、デッサン力を習得するのも大切!早速帰宅し、ペイントにてイメージを描くトレーニングしました。今後楽しみ!PS大熊様のパソコン絵画も良かったのですが実際にスケッチされた風景等、尾瀬の燧ケ岳素敵でした。 
◆山本政光さん(アドバイザー第9期生)
 大熊先生、楽しい水彩画の講習有難うございました。私が住んでいる八王子は、まだ自然が多く残っており、春先に木々の新芽が萌え出るころや、秋の紅葉、特に甲州街道の銀杏並木を見ると、「絵が描けたらいいな〜」と、よく思うことがありました。今回、「パソコン水彩画」の講習会の話を聞いて、即受講することにしました。中学校以来絵を描いた事がないので、どうなるかと多少心配もありました。しかし、先生のお話を聞いているうちに、自分にも出来そうな気がして来ました。下手でもいいから、是非チャレンジしてみようと思います。有難う御座いました。 
◆吉澤七重さん(アドバイザー第18期生)
それは小枝の上で1cmぐらいを行ったり来たりするしゃくとり虫です。SF21のメンバーの方だったかしら?…それともたかお会?
  11月15日高尾のときにワコムの情報を國重さまから伺って以来自分も購入して使ってみたいな…しかしその後ヤフーのパスワードを忘れてログインできず…あの作成者はたぶん末藤さん?(いまだに不明)
  そして2月15日から始まったメルマガ連載1回末藤義正さん説明を読んでいたらひゃくとり虫とは違うけど写真の輪郭を写し取り、さらに別のレイヤーを重ねて着色して描く…
  夢にまでみたお気に入りが実現できるかも…とその時hおもいました。参考まで下記が大切な私のお気に入りです。
http://www.eizin.jp/works/process3.html
http://www.eizin.jp/works/process2.html
http://www.eizin.jp/works/process4.html

  連載2回高津博さんのMacユーザーのおはなし…(同感!昔MacいまはWin⇒再Mac希望中)連載3回大熊勇雄さんのすばらしい水彩画…上記すべてが参加の動機です。

  とても丁寧なご説明に大熊先生の情熱を感じました。 水彩画で使う筆やパレットがパソコンの場合どうなるのか等スケッチする時の準備や道具類そして心得を習得できました。 被写体とモニタとタブレットにひそむなにやら妙な三角関係をも感じました。ありがとうございました。
  タブレットとソフトは購入いたしましたがインストールをする時間がないまま体験会にのぞみました。ワクワクする気持ちが持続しているうちに実践してみます。
  一部分を拡大表示して少しずつ色をのせていく技法と筆の魔法のようなかすれ加減などもっと詳しく知りたいです。
  ヘルプを見ればわかる…と言われそうですが小学?以来水彩画は描いたことがありませんので教えていただきたく感じています。イラストは大好き人間ですがきわめて異なるので頭の中で分離しています。これから水彩6『うらわざ』テクニックやトレースする時の『こつ』等何度も失敗を体験したくても限られた時間との戦いなので講座開催を期待いたします。
◆利光 信爾さん(アドバイザー第18期生) 
  ご自分の絵画作品を使用して分かりやすく教えて頂き有難うございました。多数の受講者とPCの対応などの準備でご苦労されたと思いますが、講座に対する関心が有る事を証明され良かったですね。
=参加の動機
・書店の店頭に、関連書籍が最近増えて入るので興味があった。
・自分も3年前から水彩画を勉強中で、どんな風に描けるか関心有った
=受講した感想
・市販の画像処理ソフトと比較して、通常の水彩画を描くことに近い作業で違和感はない
・操作は簡単
・アンドゥー、リドゥーができること、作品の活用範囲が広いなどで興味はあるが、描きたいものへの感動や、自分の技術の進捗状況に四苦八苦しながら学習していることが現状楽しい作品作りの補完部分としての活用する
 今後はソフト購入して、体験してみる、サークルで紹介できるよう学習したいと思います。
講座を開催する際に講師へ期待しますことについて。アドバイザー対象とアドバイザーのシニア対象講座と分けて検討する、PCの作品をどう活用するか、講座のカリキュラム提案等のつくり方など。 
◆小川 美知子さん(アドバイザー第18期生)
  先日の「水彩画」講座を興味本意で受講しましたが、楽しかったです。講師の方々はじめ皆様にお礼申し上げます。絵心もないので描きたいと思っていてもそう簡単に 描けるものでもありません。そこに今までに得たパソコンの力を借りて楽しい「絵」が描けることを知りました。先ず、ペンタブレットを使いこなすのが課題です。ペンタブレットにも、また「水彩画」にも興味を持った次第です。早速量販店に行って下調べを致しました。少々価格が高くなっていました。購入して使いこなせて、楽しめるのか思案中です。今回はまた違った角度からパソコンを楽しむことが出来ると感じました。今回のアフターケアーとして再度講座があるともっと定着するかと思っているのですが。  
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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10.編集後記
■ピレネー、花とロマネスク教会(その5) 国境の町 バス・デラ・ガザ 
  3日目の朝、9時にバスでホテルを出発し、  ピレネーで初めてのトレッキングを目指す。ホテルを出て南に下って、アンドラ公国の首都のアンドラ・ラ・ベイヤを抜けて東に向かう。運転手の横の一番前に座らせてもらった。標高が上がってカーブの多い山道に入ると前方に雄大な景色が迫ってきた。しばらく景色を楽しんでいるうちにフロントガラスに水滴が見られるようになった。そのうちに景色がガスに隠れて見えなくなってきた。ピレネーの全行程のなかで空模様が怪しくなったのはこの日だけだった。標高2408Mのアンバリラ峠に着いてバスを降りたときには、目指す2614Mの山がはっきり見えていたので、雨対策をし出発することにした。雪も残っているところのある斜面を歩き出したがすぐに下からガスが上がってきて、雨も落ちてきたので雨具を着けて一時待機。隊長と虔之介さんが相談し引き返すことに決定。
  バスでアンドラ公国とフランスの国境の町バス・デラ・ガザに向かった。町中の駐車場にバスを置いて、国境の検問所を通過して仏領に入る。ここが国境と分かるラインを、歩いてこちらからあちらへ渡るだけで、歩いて通過する分には特別なことは何もない。フランス領からアンドラ公国へ向かう道路はフランスから買い物に来た車やバスで渋滞していた。前回説明したように、この國での買い物には税金がかからないので、週末には買い物客で賑わっている。 
 仏領に入った頃には雨もやんでおり、一面の花が咲き乱れている道路わきの小高い丘に踏み込んだ。花の好きな人たちは夢中になった。ピレネーで最初の花の観察となり、後日の花三昧に引き継がれることになる。後ろ髪を惹かれる人も居たが、丘をおりて国境をまたいでバス・デラ・ガザの町に戻る。街中は買い物客でにぎわっていた。体も冷えており、街中のBARで一休み。暖かい飲み物で体をほぐす。この地方のコーヒーは大変濃くストレートで飲むのはつらいので、カフェオレにする。酒好きの連中はホットウイスキーを飲んだ。
 
 12時にバスに戻り、バス・デラ・ガザをあとにする。道路のセンターラインがやっと見えるほど霧が深い中を走っているとフロントガラスにカチカチと音がする。よく見ると白い粒子がぶつかっている。雹(ひょう)だった。昼食の場所であるスキー場のグラウロッチについた時もあたり一面ガスに包まれていた。
  昼食はワインとサンドイッチ。サンドイッチは20CMほどの丸い棒のパンにチーズやソーセージ、野菜など好きなものを挟んでもらう当地のスタイル。窓の外はガスであるが、ときおりリフトの一番上まで見晴らしがきくこともあり、放牧の牛を窓のすぐ外に見ながらの昼食。
 昼食を楽しんで2時前に出発。同じルートを戻り2時30分過ぎにホテルに到着した。夕食の8時までのフリータイム。ラ・マーサの街を散策し、昼寝をきめこんで出発からの疲れを取る。
  虔之介さんが今年の4月に出版した「カタルーニャを見る日本人たち=カタルーニャ 美しさと強さ 」を読んだ。夕食の時に、この本を読んだことを伝えたら、「美しさと強さ」が読み取れたか、と虔之介さんは質問した。この本では、カタルーニャの「美しさ」は直接表現されており、「強さ」は文章や写真の中から滲み出してくるように感じる。虔之介さんの質問に対して、どのように答えたか正確には覚えていない。【生部】
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