IDN NPO自立化支援ネットワーク | ||||||||||||||||||||||
メルマガ IDN 【第379号 2018年 2月 1日発行 IDNのTOPへ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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このメルマガは自立化支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様 これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧になれます ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ What’s New? 第379号( 2月 1日号)の見どころ
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■ ■IDN第18期総会の予告 NPO法人自立化支援ネットワーク(IDN)の第18期社員総会を下記の通り開催いたします。近日中に、2017年12月に正会員だった方に「第18期社員総会召集ご通知」をお送りします。正会員の方はご予定ください。 ・開催日時:平成30年2月25日(日)午後1時30分~ ・開催場所:四谷ひろば B館3階 ライブラリー ■ ■アドバイザーフォーラム(ADF2018)開催の予告 2018年もふれあい充電講演会と共催で、「IDN春の集い」の一環として、ADF2018を開催します。 今回はFacebookをテーマに、 ・Facebookを使っているが、Facebookで出来ることのすべてを知りたい ・Facebookを安全に楽しむために、設定などやるべきことについて正確に学びたい このような方、これからFacebookを始めようと考えている方、始めることを迷っている方、ぜひご参加ください。 【開催概要】 ・テーマ:豊かな暮らしを楽しむ 大人のためのFacebook ・開催日:2018年2月25日(日) ・開催時間:午後3時~5時(IDN第18期社員総会終了後) ・開催場所:四谷ひろば ライブラリー又はパソコン教室 ・開催:IDN春の集い(ふれあい充電講演会と共催) ・参加費:無料 *終了後に懇親会を開催します *1********************************************************************************************************* ふれあい充電講演会 ■第158回ふれあい充電講演会の予告:IDN春のつどい 2018年もアドバイザーフォーラムと共催で、「IDN春の集い」を開催します。 *詳細はアドバイザーフォーラム(ADF2018)をご覧ください 【今回の担当幹事:生部 圭助です】 ふれあい充電講演会のこれまでの開催状況はこちらでご覧ください TOPへ *2********************************************************************************************************* シニア情報生活アドバイザー講座
■アドバイザー講座(第138期) ・開催時期:2018年1月20日(土)~2月17日(土) ・会場:四谷ひろば パソコン教室 〒160-0004 新宿区四谷4-20 アドバイザー講座の詳細は下記をご覧ください。 http://www.npo-idn.com/senior2.htm ■138期の最終日に打ち上げ懇親会を開催します ・開催日時:2月17日(土)5時頃より ・開催場所:サイゼリヤ(地下鉄 四谷三丁目駅近く) *参加を希望される方は下記へご連絡ください メール :idn@npo-idn.com ■シニア情報生活アドバイザー養成講座とは シニア情報生活アドバイザーは、シニアがパソコン・タブレット・スマートホンやネットワークを利用して、より楽しく、活動的な生活を送れるようになることを支援します。シニア情報生活アドバイザー養成講座では、アドバイザーが活動する上で求められる基礎的な知識・技能・能力を伸ばすことを目的に学習や実習を行います。第125期のアドバイザー講座より、タブレット・スマホの章が追加されたWindws10の新しいテキストを使用しています。 IDNは115回(第137期まで)の講座を開催し、387名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「一般財団法人ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。 TOPへ *3********************************************************************************************************* IDNパソコンひろば ■2018年2月の四谷ひろばパソコン教室での講座の案内 入門コース
・入門1:パソコン入門:月曜日・午前(5・12・19・26日) ・入門3:インターネットの活用:金曜日・午後(2・9・16・23日) 基礎コース ・ワード入門:火曜日・午後(6・13・20・27日) ・ワードで楽しもう(1):月曜日・午後(5・12・19・26日) ・ワードで楽しもう(1):火曜日・午前(6・13・20・27日) ・パソコンで写真楽しもう:水曜日・午前(7・14・21・28日) ・ワードで楽しもう(2):水曜日・午後(7・14・21・28日) ・パソコンアラカルト:金曜日・午前(2・9・16・23日) 特別講座 ・PCの活用:月曜日・午後2(5・19日) なんでも相談 ・講座受講者対象:金曜日・午後2(16日) ■シニアのためのスマートフォン講座の実績と案内 NPO自立化支援ネットワーク(IDN)では、NTTドコモ殿の協力を得て、2018年もシニアのためのスマートフォン講座を開催します。 ・開催日 第13回(終了): 1月16日(火)10:00-12:00&13:00-15:00 第14回(終了): 1月23日(火)10:00-12:00&13:00-15:00 第15回(開催): 2月18日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第16回(予定): 3月18日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第17回(予定): 4月15日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第18回(予定): 5月20日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 ・開催場所:四谷ひろばパソコン教室 ・実習機:docomoスマートフォン SC-04G(Galaxy S6 Edge SIM含) ・受講料:各回 3,000円 ・申し込み先:yotsuya-pc@live.jp
■町会・自治会のためのブログ入門講座:フォローアップ講座 このブログ講座は、「町会・自治会活性化支援事業」として企画されたもので、IDNが新宿区(東京都)より受託して2011年から実施している。2017年10月に4回の本講座を実施した。11月より2018年3月まで、月に1回フォローアップ講座を行う。 ・主催:新宿区 地域振興部 地域コミュニティ課 ・場所:四谷ひろば3Fパソコン教室 ・開催日程 2018年2月13日・3月13日 ■ ■パソコン交流会 これまでの開催状況はこちらをご覧ください TOPへ *5********************************************************************************************************* 千葉アドバイザーグループ C-PAK ■2018年1月例会 (第147回) の報告 1.日 時:1月11(木) 12:45~15:00 2.場 所:千葉市生涯学習センター 3F小会議室 AVワゴン設置 3.参加者:全8名 4.課題提案者:津田 啓さん テーマ:タブレット、iPadを便利に使うために 5.発表概要 平成30年度より、C―PAKでは、iPad入門講座を企画しているので、iPadのアプリやiOS11の新機能について解説した。 テーマ⒈ 基本的なアプリ、便利なアプリ、面白いアプリなどの紹介 31のアプリを紹介し、その内以下の6アプリを詳しく紹介した。 ・Google Art & Culture ・Clip ・Recolor 大人のための塗り絵帳 ・myTunerRadio らじお日本fm/am ・御朱印ノート ・Apple サポート テーマ2. iOS 11の新機能でiPadが使いやすくなった (1)コントロールセンターが使いやすくなり、カスタマイズもできる。 (2)OS11のiPadキーボードは一味違う。 ①日本語キーボードで数字や記号の入力が簡単になった ②キーボードを左右に分割表示出来る→片手入力が可能キー ③日本語のフリック入力の設定も可 (3)iPadを2画面で操作できる。 ①「Slide Over」から「Split View」で、2 画面になる ②画像やファイルのドラッグ&ドロップが簡単にできる ③iPadでのピクチャ・イン・ピクチャ機能が利用できる (4)iPadのファイル機能で、文書管理が可能になった。 (5)その他も含めて、22項目中、12項目を資料と実演で説明する。 尚、便利なアクセシビリティについては、別途資料送付することにした。 6.検討事項等 (1) C-PAK運用規則の「付則-幹事について」の制定 幹事を4名とした「付則-幹事について」の修正案を提案し、承認された 本付則は2018年度幹事選定より使用する。制定日は2018年1月11日 (2)会計事務について 2018年度からの会計事務について討議し、2018年度も毎月の会計報告を作成し、 年度末には会計監査を実施することとした。なお、会計監査者は2017年3月9日の申し合わせの通りとする。 (3)市民自主企画パソコン講座の応募について(中澤さん) 本日、SPK14とiPad講座の企画書を提出した。 2018年2月末に応募結果が判明する予定 ■2月例会 (第148回) の案内 1.日 時:2018年2月8(木) 12:45~15:00 2.場 所:千葉市生涯学習センター 3F小会議室 AVワゴン設置 3.課題提案者 近藤泰幹さん ・ テーマ: 私の勤務先 ・内 容: 現在の勤務先を写真により紹介します。 4.検討事項等 ・未定 5.次回(3月)案内 ・日 時:3月8(木) 12:45~15:00 ・課題提案者:巳城雅康さん *討議したい事項等がありましたら、事務局までご連絡ください。 C-PAKのホームページはこちらからご覧ください TOPへ *6********************************************************************************************************* 埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」 ■シニアドさいたまのブログとメーリングリストのご案内 ・会員のメーリングリストの投稿アドレス:seniords@freeml.com ・メーリングリストホームページ:http://www.freeml.com/seniords ・シニアドさいたまのブログ:http://blog.goo.ne.jp/seniord-s TOPへ *7********************************************************************************************************* IDN会員の募集のご案内 ■ IDN会員募集中 NPO自立化支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。 *会員の方々には、《メルマガIDN》をお届けします *会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌『ふれあい通信』を、発行しお届けします。 *会員の方々には、各種イベントなどへの参加に割引が適用されます。 *入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。 *詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。 ■入会を考えている方に 会員になるには,自分の意思がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか、目的を決めて入るのが賢明です。 入会の手続きとしては、入会申込書と、入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは、やはり自分の意思で決めて下さい。 ・正会員:主体的に活動を行う会員で、総会の議決権を有する会員 ・賛助会員:団体の主旨に賛同し、活動に参加する会員 会費には入会金と年会費とがあります(2013年4月より改訂になりました) 入会金は正会員が5,000円、賛助会員が1,000円です 年会費は、正会員が年間5,000円、賛助会員が2,000円以上です (賛助会員から正会員に移行する方は、移行時にその年度の差額年会費を納入してもらいます) メール送信先:idn@npo-idn.com *申し込みをして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、下記にお電話ください。 電話番号:03-3358-1958 TOPへ *8********************************************************************************************************* 会員のホームページ・ブログ・ツィッターなどの紹介 ■会員やアドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介 会員やシニア情報生活アドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介するコーナーを設けています。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。掲載ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介し、リンク集を作ります。 申し込み先:idn@npo-idn.com 会員・アドバイザーのサイトを紹介するページをリニューし、リンク先が不明のページを削除しました。このページでご自分のホームページ・ブログ・Facebookなどの紹介を希望されるかたはあらためて申し出てください。 自薦・他薦をお願いします ■《アドバイザー交流サイト》の開設のご案内 IDNではマイクロソフトよりOffice365を導入し
・アドバイザーの実態把握をするためのアンケート調査
・IDNパソコンひろばの運営管理システムの構築と運用
を行ってきました。
次の展開として、Office365の機能を活用して、アドバイザーの為の交流の場を作りました。
アドバイザー向けの行事やイベントなどについては、メルマガIDNでも案内しますが、こちらのサイトでのお知らせが早いことがあります。
アドバイザー交流サイトのURL: https://npoidn.sharepoint.com/teams/adviser/_layouts/15/start.aspx#/ なお、《アドバイザー交流サイト》へサインインするためには、IDとパスワードが必要です。 お分かりにならない方は、下記に気軽にご相談ください。 相談窓口 渡辺加世子(管理者): adm002@npoidn.com
■IDNの《Facebookページ》を公開しています IDNとして《Facebookページ》を公開しました。現在は、メルマガIDNで2週間の間隔でIDNの動きについてお知らせしていますが、《Facebookページ》により、もっと短い間隔で情報発信をすること、および、コミュニケーションの場としての活用を図りたいと考えて、ページ作りを行っています。《いいね》の書き込みが増えてきました。《いいね》のあとにひとこと書いて盛り上げてください。 Facebookの効用については大なるものがありますが、その運用においては、注意すべきことも多々あります。Facebookをこれから立ち上げる方は、経験者のアドバイスを受けるのが望ましく、また、まちの本屋で参考書を入手し、一通りのことを理解したうえで始めるのがいいでしょう。
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます TOPへ *9********************************************************************************************************* アウトドアクラブ「たかお会」 ■第119回の案内:丸沼高原スキーツアー 群馬県丸沼高原スキー場は日光白根山ロープウェイで標高2000mへ一気にアクセス。約4kmのロングコースでスキー、スノーボードが楽しめます。麓のペンションプモリに2泊3日で楽しみます。
・実施月日:2018年2月7日(水)~9日(金) ・集合場所:新宿駅西口地下ロータリー (京王デパート前あたり) ・集合時間:8時集合(時間厳守) ・コースの概要: 新宿>関越自動車道>沼田IC> 国道12号>丸沼高原(約3時間) ・参加申し込み:先着順で10名募集いたします ・参加申込締切日:1月30日(火) 定員に達し次第締め切ります ・参加申込先:下記アドレスへお申し込みください (たかお会幹事のアドレスです) takaokaikanji@freeml.com *初参加の方は、傷害保険契約がありますので、住所・氏名・生年月日・電話番号(携帯番号も)を上記アドレスへ連絡ください。 ・費 用 会費1,000円(当日総務幹事に納入してください) 宿泊費・交通費・懇親会費はまとめて清算します ・緊急連絡先 :下記の幹事携帯電話へ 企画幹事 西野 090-8774-3719 総務幹事 東川 090-6343-0950 (急に参加できなくなったり、遅れる場合など必ず連絡して下さい。) 詳細はこちらでご覧ください。 たかお会の活動予定および活動状況は下記をご覧ください http://npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm TOPへ *10******************************************************************************************************** IDNゴルフ会 IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、これまでの実施報告などこちらよりご覧ください IDNのTOPページからもご覧になれます TOPへ *11******************************************************************************************************** ふれあい広場 ■アクティブシニアのアメリカ・サンディエゴ一人旅:アーカイブスに登録(再掲) 【小松 誠一:IDN会員 シニア情報生活アドバイザー第90期生】 メルマガIDN第174号から177号に連載したものを、IDNのアーカイブスに保存しました。 下記でご覧ください。 http://www.npo-idn.com/archive-komatu.html ■「ふれあい広場」について 皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。 思わぬ出会いがあるかもしれません。 自由に投稿して下さい。お待ちしています。 TOPへ *12******************************************************************************************************** 編集後記 ■日本における龍の起源~ヤマタノオロチ~ 最近、龍が話題になった時に、最初に龍が登場したのは何?それは何時?と問われることがある。メルマガIDN第377号では、世界で最初の龍(ドラゴン)として、古代メソポタミのアシュメール神話に登場する「ティアマト」を紹介した。 では、日本の最初の龍は?と問われて答えを見つけるのは、自称龍楽者の則を超えて「学」の世界に足を踏み込むことになる。しかし、龍楽者にも興味のあることなので、あえて学の世界を垣間見た。以下に記すことは、あくまで龍楽者の「仮説」であることをお許しいただきたい。
大阪府立弥生文化博物館に所蔵されている、池上曽根遺跡より出土した弥生式土器に龍らしい文様が刻まれている。この土器は弥生時代(紀元前10世紀-3世紀)後期のものとされる。 この龍が、日本最古のものか、大陸からの水稲の文化として伝来したものか、この時代にどのような意味を持つのか、また後世の日本の龍に継承されるものか、私としては納得できるところに至っていない。 古墳から発掘される銅鏡に龍の姿を見る 古墳時代の鏡は、弥生時代から古墳時代には権威のシンボルとして、墳墓に盛んに副葬された。3~4世紀の古墳には、精巧な舶載鏡(輸入された鏡)やぼう製鏡(国産鏡)が大量に納められており、副葬品の重要な位置を占めている。 古墳から出土する中国鏡のほとんどは、後漢時代から六朝時代に造られたものであり、この時代に「四神」の思想や龍のかたちを見ることができる。 ヤマタノオロチ神話 ヤマタノオロチの神話は、『古事記(718年)』と『日本書紀(720年)』に見ることができる。『古事記』と『日本書紀』に描かれる神話は、大きな話の流れが同じであることから、「記紀神話」とも呼ばれている。 『古事記』は、天皇の国土の支配や皇位継承の正当性を国内に示す目的で、『日本書紀』は、唐や新羅などの東アジアに通用する正史を編纂する目的で編纂されたというのが通説である。 ヤマタノオロチの神話においても、記紀の細部を比較すると両者には異なる部分がある。(比較表及び詳細版を参照) ヤマタノオロチは、日本のオリジナルのお話か、退治されたのは蛇か龍か、ヤマタノオロチは退治される「悪い龍」であるが、後世の日本の「善い龍」との関係は?など、いくつかの知りたいところがある。 <ヤマタノオロチ神話のあらまし> 高天原を追放されたスサノオは、出雲国の肥の河の上流の鳥髪の地(船通山)に天降りる。川上から箸が流れてきたので、人が住んでいるだろうと考え川をさかのぼると、一人の娘を真ん中にして泣いている老夫婦に出会う。老夫婦は国つ神であるアシナヅチとテナヅチ。娘は、クシナダヒメという名。 スサノオが老夫婦に泣いている理由を尋ねると、老父は「私たちには八人の娘がいた。毎年、山からヤマタノオロチが降りて来て八人の娘が食べられた、今年もヤマタノオロチが来る時期になり、最後に残ったクシナダヒメも食べられてしまう、それが悲しくて泣いている、と答える。 話を聞いたスサノオは、老夫婦に、クシナダヒメとの結婚を条件にオロチを退治することを持ちかける。まずクシナダヒメの安全を守るため、彼女を爪形の櫛に変えて自分の髪にさした。 老夫婦に、家のまわりに垣根を張り巡らせ、その垣根に八つの門を設けること、さらに門ごとに八つの桟敷を作ること、そこに何度も醸造した強い酒を満たした桶を置いておくこと、などの指示を出す。 待ち構えていると、すさまじい地響きとともにヤマタノオロチが現れ、芳醇な香りが漂う酒を見つけたオロチは八つの桶にそれぞれ頭を突っ込んで酒を飲み始めた。やがてすべての酒を飲み干してしまうと、オロチは酔っぱらって、眠り込んでしまう。 スサノオが腰に差している剣を抜きヤマタノオロチに切りかかり、首を切り、身体を切り刻む。そして刃がオロチの尾に達したときに剣の歯が欠け、尾を切り開いたときに中から見事な太刀が出てきた。 スサノオはこの太刀をアマテラスに献上。これが、のちに草薙(くさなぎ)の剣といわれ、皇室の三種の神器の一つとされる。 スサノオとクシナダヒメは出雲の淸地(須賀)の地に住んだ。 <退治されたのは蛇か龍か> 記紀ではヤマタノオロチの姿を、一つの胴体に八つの頭と八つの尾をもち、目はホオズキのように真っ赤。しかも身体じゅうに苔が生い茂り、檜や杉が生え、八つの谷と八つの丘にまたがるほど巨大で、腹のあたりはいつも血がにんじでいると、説明している。 古事記では、十拳剣で切り刻まれるときにはじめて「蛇(クチナワ)」という名前が使われるが、この「蛇」は蛇行して流れる肥の河の自然を象徴している。 ヤマタノオロチは、《蛇を超える脅威を与えるものとして蛇を進化させ、神話の中で新しいイメージを創り、シンボルとした「龍」である》、というのが自称龍楽者の現時点の仮説である。 <日本のオリジナルのお話か> 4世紀(記紀の約300年前)に中国の東晋の干宝が著した志怪小説集『捜神記』の中に『ヤマタノオロチ神話』とよく似たお話がある。「学」の世界でも定説とはなっていないようであるが、『ヤマタノオロチ神話』は『捜神記』に大きな影響を受けているとの説がある。 人身供犠のプロットはおなじであるが、蜜と炒り麦の粉をまぜたものをかけ米の団子(ヤマタノオロチでは酒)を大蛇の住む穴に置き、犠牲の対象と想定された娘(寄)が蛇を噛む犬を連れて大蛇を退治し、娘は越王の后に、父や母や姉も厚遇された、というところが大きく異なっている。(比較表を参照) エピローグ 英雄が、強力な怪物と戦って女性を救い出すという神話の定型の一つを「アンドロメダ型神話」と呼んでいる。『ヤマタノオロチ神話』も『捜神記』もその類型に入る。ギリシャ神話が中国に伝わり、それが日本にも伝わったという説も無視できない。 しかし、『アンドロメダ神話』では、巨悪な怪物(ドラゴン)であり、『捜神記』では長さ七~八丈、大きさは十余抱え、頭は米蔵、目は直径が2尺もある鏡を持った大蛇とされる怪物であるが、『ヤマタノオロチ神話』では「暴れる自然」を象徴しているところに特徴がある。 ヤマタノオロチは退治される「悪い龍」の典型であり、西洋の「ドラゴン」と同じ悪役である。では、後世の日本における「善い龍」との関係をどのように説明すればいいのだろうか? 《日本にも暴れる自然という「悪い龍」が居た、しかし日本では、農耕文化において「自然」が重要な位置を占め、自然を克服するのではなく共生することを良しとした》というのが現時点の私の仮説である。そこには、中国から直接、または朝鮮半島を経由して日本に伝わった「善い龍」の影響が大きいと思う。 続日本紀には、701(大宝元)年に文武天皇を大極殿に迎えて行われた元旦儀式において、東側に日像(太陽)と青龍と朱雀の3本の旗竿を、西側に月像と玄武と白虎の3本を立てたと記されている。これは、中国に源を発する「陰陽五行思想」の影響であり、同時代の、高句麗の江西(カンソ)大墓古墳の影響を受けたとされる高松塚古墳やキトラ古墳の「四神」などにも通じる。 記紀の編纂とほぼ同じ時期に「四神」のひとつとしての「善い龍(青龍)」が存在していたことが明らかであり、「善い龍」の流れはこの頃にはすでに始まっていたのである。【生部 圭助】 編集後記集へ TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。 自立化支援ネットワーク(IDN)事務所 ・住所:東京都新宿区三栄町8-37 ・電話番号:03-3358-1958 ・メール :idn@npo-idn.com *連絡をして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、上記にお電話ください TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ |