IDN NPO自立化支援ネットワーク | ||||||||||||||||||||||
メルマガ IDN 【第374号 2017年11月15日発行 IDNのTOPへ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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このメルマガは自立化支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様 これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧になれます ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ What’s New? 第374号(11月15日号)の見どころ
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*1********************************************************************************************************* ふれあい充電講演会 ■ふれあい充電講演会 第155回の案内:風変わりなドイツの旅 今回は、2011年にご登壇いただき「魔女とは何か?~ドイツの魔女の歴史から探る~」と題してご講演をいただいた、ドイツ文学者の西村佑子先生に再度お越しいただきます。ドイツ通の方にも 初めての方にも興味深い内容となっており、師走の気忙しさの中で 静穏なひと時となることと思います。是非皆様のご参加をお待ちしております。 【開催概要】 ・テーマ:「風変りなドイツの旅」 ・講師:西村 佑子先生 ・開催日時:2017年12月11日(月) 17:30開始~18:40終了 講演会終了後19:00より懇親会を開催します ・会場:四谷ひろば コミュニティールーム2 ・申し込み先:idn@npo-idn.com ・申し込み締め切り:12月4日 *申し込みの際、懇親会への参加の有無についてもお知らせください
【今回の担当幹事:鈴木 友里 高橋 洋子】 ふれあい充電講演会のこれまでの開催状況はこちらでご覧ください TOPへ *2********************************************************************************************************* シニア情報生活アドバイザー講座
■アドバイザー講座(第137期)の開催案内 ・開催時期:2017年11月25日~12月23日 ・会場:四谷ひろば パソコン教室 〒160-0004 新宿区四谷4-20 アドバイザー講座の詳細は下記をご覧ください。 http://www.npo-idn.com/senior2.htm ■シニア情報生活アドバイザー養成講座とは シニア情報生活アドバイザーは、シニアがパソコン・タブレット・スマートホンやネットワークを利用して、より楽しく、活動的な生活を送れるようになることを支援します。シニア情報生活アドバイザー養成講座では、アドバイザーが活動する上で求められる基礎的な知識・技能・能力を伸ばすことを目的に学習や実習を行います。第125期のアドバイザー講座より、タブレット・スマホの章が追加されたWindws10の新しいテキストを使用しています。 IDNは113回(第135期まで)の講座を開催し、382名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「一般財団法人ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。 TOPへ *3********************************************************************************************************* IDNパソコンひろば ■2017年11月の四谷ひろばパソコン教室での講座の案内 入門コース
・入門1:パソコン入門:金曜日・午後(10・17・24日) ・入門2:インターネットとメール:火曜日・午後(7・14・21・28) ・入門3:インターネットの活用:火曜日・午前(7・21・28) 基礎コース ・ワードで楽しもう(1):水曜日・午前(1・8・15・22日) ・エクセル入門:水曜日・午後(1・8・15・22日) ・ワードで楽しもう(2):金曜日・午前(10・17・24日) 特別講座 ・PCの活用:月曜日・午後2(6・20日) ・年賀状作りと宛名印刷:月曜日・午後(6・13・20・27) なんでも相談 ・講座受講者対象:火曜日・午後2(21日) ■2017年12月の四谷ひろばパソコン教室での講座の案内 入門コース ・入門2:インターネットとメール:金曜日・午後(1・8・15・22) ・入門3:インターネットの活用:火曜日・午後(5・12・19) 基礎コース ・ワード入門:火曜日・午前(5・12・19) ・ワードで楽しもう(1):水曜日・午前(11/29・6・13・20日) ・パソコンで写真を整理:月曜日・午後(4・11・18・25日) ・インターネットの活用(2):水曜日・午後(11/29・6・13・20日) ・インターネットの活用(3):金曜日・午前(1・8・15・22) ・エクセル入門:水曜日・午後(1・8・15・22日) ・ワードで楽しもう(2):金曜日・午前(10・17・24日) 特別講座 ・PCの活用:月曜日・午後2(4・18日) なんでも相談 ・講座受講者対象:水曜日・午後2(13日) ■シニアのためのスマートフォン講座の実績と案内 NPO自立化支援ネットワーク(IDN)では、NTTドコモ殿の協力を得て、2017年もシニアのためのスマートフォン講座を開催します。 参加をお待ちします。 ・開催日 第 1回(終了): 6月11日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第 2回(中止): 6月25日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第 3回(終了): 7月14日(金)10:00-12:00&13:00-15:00 第 4回(終了): 7月30日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第 5回(終了): 8月23日(水)10:00-12:00&13:00-15:00 第 6回(終了): 8月28日(金)10:00-12:00&13:00-15:00 第 7回(終了): 9月15日(金)10:00-12:00&13:00-15:00 第 8回(終了): 9月24日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第 9回(終了):10月 3日(火)10:00-12:00&13:00-15:00 第10回(終了):10月29日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第11回(終了):11月19日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 第12回(開催):12月10日(日)10:00-12:00&13:00-15:00 ・開催場所:四谷ひろばパソコン教室 第3回と第7回はNPO-ASOのオフィスの会議室(新宿区細工町3-2 NTT牛込ビル) ・実習機:docomoスマートフォン SC-04G(Galaxy S6 Edge SIM含) ・受講料:各回 3,000円 ・申し込み先:yotsuya-pc@live.jp
■町会・自治会のためのブログ入門講座:フォローアップ講座 このブログ講座は、「町会・自治会活性化支援事業」として企画されたもので、IDNが新宿区(東京都)より受託して2011年から実施している。2017年10月に4回の本講座を実施した。11月より2018年3月まで、月に1回フォローアップ講座を行う。 ・主催:新宿区 地域振興部 地域コミュニティ課 ・場所:四谷ひろば3Fパソコン教室 ・開催日程 2017年11月14日・12月12日 2017年1月9日・2月13日・3月13日 ■ ■パソコン交流会:第36回開催予告 ・開催日:12月26日15時30分ころから17時頃まで ・テーマ:(仮)「2017年の話題あれこれ」 内容を検討中です これまでの開催状況はこちらをご覧ください TOPへ *5********************************************************************************************************* 千葉アドバイザーグループ C-PAK ■2017年11月例会 (第145回) の速報 1.日 時:11月9(木)12:45~15:00 2.場 所:千葉市生涯学習センター 3F小会議室 AVワゴン設置 3.参加者:全10名 4.課題発表 ・課題提案者:西浦利明さん ・テーマ:小学生向けロボットプログラミングについて 6.発表概要
この4月よりイオンカルチャー「こどもの寺小屋」で小学生向けに、ロボットプログラミングの講師をしている。このプログラムはアーテック社が開発したもので、CPUに各種ブロック、センサー、ブザー、LED,モーターなどをテーマごとに組み立て、スクラッチを応用したプログラミングで動作させる。 「衝突回避自動車」と「ライントレース自動車」(黒い線をたどっていく自動車)の2テーマのプログラミングとその動作デモを紹介する。 ロボットプログラミングは、最近の調査では、親が子供に習わせたいことで、第一位になっており、人気がある。プログラミングや組み立ての技術的なことより、子供たちとのコミュニケーションや触れ合い方が難しい。 また、親とのコミュニケーションも大切です。 1クラス2~6人、小学2年生から受け入れているが、2年生と5年生では能力に大きな差がある。 この講師に興味のある人はイオンカルチャーに紹介するので申し出てください。 6.検討事項等 ① 幹事人選委員会の設置について(土屋さん、山室さん) 次年度以降の幹事人選に関する提案が行われ、C-PAKの今後の運営について議論を行い、以下の結論を得た。 (1)C-PAKの活動は今後とも可能な限り、続けていく。 そのため、下記に留意する。 ・幹事はできる人が、出来ることを担当する。 ・事務作業は、出来る限り簡素化する。 (2)次年度以降、幹事は以下の3名とする。 代表兼事務局担当幹事、SPK担当幹事、会計担当幹事 任期は2年、再任を妨げない。 詳細はC-PAK運用規則の「付則-幹事について」 なお、C-PAK運用規則の「付則-幹事について」は 12月例会で議論し、決定する。 (3) 2018年度の幹事は以下のようにお願いする。 代表兼事務局担当幹事:山室さん SPK担当幹事:中澤さん 会計担当幹事:津田さん ※会計担当幹事については本人欠席の為、 12月の定例会議で本人の了解を得てから決定する。 ② 12月例会時の忘年会について 12月例会終了後の飲み会を忘年会とする。 忘年会では 飲み物は各自負担とするが、 おつまみはC-PAK予算から補助する。 今回は飯塚さんの送別会を兼ねることとする。 ③ パソクラ活動報告(土屋さん) 津田さんのコメントが報告された。 「11月5日(日)。今日は千葉生涯学習大学OB会パソコン倶楽部の勉強会。定例の第一水曜日に教室が確保できずに日曜日の今日になった。皆さん予定があるのか、出席者は通常20人前後のところ、AMが14人、PMが15人。 2ケ月ほど前から午前の教室も午後の教室も質問が積極的に出て賑やかな雰囲気となって、教え合うケースが増えてきた。 喜ばしいことであるが、反面、どうしても、事業の内容が基礎中心になり、同じことを再復習することになる。 一部上級者からは「もっとスピードを上げて欲しい」とのクレームが出ているとのことですので、倶楽部の中で意見を纏めるようお願いする。 午後のパワーポイントでは、オンライン画像の取り込みを復習し、テーマやバリエーションの使い方、画面の切り替えに取り組んだ。 みなさん真剣でした。」 なお、今後のパソクラの進め方などについて12月例会で議論することとした。 ④ 生涯学習センターの「市民自主企画パソコン講座」の応募について(中澤さん) 以下の2件を応募することにした。 ・SPK14 実施時期2018年 10,11月 ・iPad講座 実施時期2018年 5,6月 SPK14のテキスト改訂のため、生涯学習センターにパソコン教室のパソコンの来年度のバージョンアップを確認することになった。(事務局担当) ⑤ 飲み会会計について これまで例会終了後の飲み会の差額(徴収額―支払額)はC-PAK会計に計上してきたが、本日より飲み会会計はC-PAK会計とは独立とする。 7.次回案内 12月例会 ・開催日:12月14日 ・課題提案者:山室輝弘さん C-PAKのホームページはこちらからご覧ください TOPへ *6********************************************************************************************************* 埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」 ■開催報告(再掲):会員交流会 10月27日会員交流会を開催しました。今回の交流会は、「シニアドさいたま」の前会長の山家 澂さんがご病気のため、主宰していた「NPO法人シニアアロン川越(ICCH)」の解散に伴い、ICCHで「シニア情報生活アドバイザー」資格を取得した会員の方々との合同会員交流会でした。交流会の内容は、次の通りです。 (1)NPO法人シニアサロン川越の解散経過報告:ICCH元代表代行 大舘 繁氏 ・2月24日 臨時運営会議開催 山家氏の意向を踏まえ解散する方針となる。 ・5月12日 解散総会開催 ICCH解散を決議する。 清算人の選任 大舘 繁氏・中條 豁氏が選任される。 ・6月21日 官報に「解散公告」掲載 ・9月 9日 登記証明書を添付して「清算結了届出書」件に提出 解散完了 (2)NPO法人シニアサロン川越で「シニア情報生活アドバイザー」資格を取得した会員の方々の 「自立化支援ネットワーク(IDN)」の受け入れ体制について:IDN理事長 生部圭助氏 ・ICCHの運営委員、ニューメディア開発協会、IDNとの協議の結果、資格所得者の活動拠点 及び更新講座等をIDNが引き受けることとなった経過の説明があった。 ・IDNの受け入れ体制は、IDNで資格所得した方と同等の対応で受け入れする。 (3)講演会:IDN理事長 生部圭助氏 (1)IDNの概要 (2)IDNのタブレットやスマホへの対応 (3)ニューメディア開発協会のアドバイザー支援、タブレットやスマホの対応力向上 プロジェクタを使用し、約1時間半の有意義な講演だった。 終了後、大宮駅前の居酒屋で会員交流懇親会を実施した。
【レポート:シニアドさいたま 世話役 東川征夫】 ■シニアドさいたまのブログとメーリングリストのご案内 ・会員のメーリングリストの投稿アドレス:seniords@freeml.com ・メーリングリストホームページ:http://www.freeml.com/seniords ・シニアドさいたまのブログ:http://blog.goo.ne.jp/seniord-s TOPへ *7********************************************************************************************************* IDN会員の募集のご案内 ■ IDN会員募集中 NPO自立化支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。 *会員の方々には、《メルマガIDN》をお届けします *会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌『ふれあい通信』を、発行しお届けします。 *会員の方々には、各種イベントなどへの参加に割引が適用されます。 *入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。 *詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。 ■入会を考えている方に 会員になるには,自分の意思がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか、目的を決めて入るのが賢明です。 入会の手続きとしては,入会申込書と、入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは、やはり自分の意思で決めて下さい。 ・正会員:主体的に活動を行う会員で、総会の議決権を有する会員 ・賛助会員:団体の主旨に賛同し、活動に参加する会員 会費には入会金と年会費とがあります(2013年4月より改訂になりました) 入会金は正会員が5,000円、賛助会員が1,000円です 年会費は、正会員が年間5,000円、賛助会員が2,000円以上です (賛助会員から正会員に移行する方は、移行時にその年度の差額年会費を納入してもらいます) メール送信先:idn@npo-idn.com *申し込みをして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、下記にお電話ください。 メールが届かないことが時々発生しています。よろしくお願いします。 電話番号:03-3358-1958 TOPへ *8********************************************************************************************************* 会員のホームページ・ブログ・ツィッターなどの紹介 ■会員やアドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介 会員やシニア情報生活アドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介するコーナーを設けています。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。掲載ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介し、リンク集を作ります。 申し込み先:idn@npo-idn.com 会員・アドバイザーのサイトを紹介するページをリニューし、リンク先が不明のページを削除しました。このページでご自分のホームページ・ブログ・Facebookなどの紹介を希望されるかたはあらためて申し出てください。 自薦・他薦をお願いします ■《アドバイザー交流サイト》の開設のご案内 IDNではマイクロソフトよりOffice365を導入し
・アドバイザーの実態把握をするためのアンケート調査
・IDNパソコンひろばの運営管理システムの構築と運用
を行ってきました。
次の展開として、Office365の機能を活用して、アドバイザーの為の交流の場を作りました。
アドバイザー向けの行事やイベントなどについては、メルマガIDNでも案内しますが、こちらのサイトでのお知らせが早いことがあります。
アドバイザー交流サイトのURL: https://npoidn.sharepoint.com/teams/adviser/_layouts/15/start.aspx#/ なお、《アドバイザー交流サイト》へサインインするためには、IDとパスワードが必要です。 お分かりにならない方は、下記に気軽にご相談ください。 相談窓口 渡辺加世子(管理者): adm002@npoidn.com
■IDNの《Facebookページ》を公開しています IDNとして《Facebookページ》を公開しました。現在は、メルマガIDNで2週間の間隔でIDNの動きについてお知らせしていますが、《Facebookページ》により、もっと短い間隔で情報発信をすること、および、コミュニケーションの場としての活用を図りたいと考えて、ページ作りを行っています。《いいね》の書き込みが増えてきました。《いいね》のあとにひとこと書いて盛り上げてください。 Facebookの効用については大なるものがありますが、その運用においては、注意すべきことも多々あります。Facebookをこれから立ち上げる方は、経験者のアドバイスを受けるのが望ましく、また、まちの本屋で参考書を入手し、一通りのことを理解したうえで始めるのがいいでしょう。
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます TOPへ *9********************************************************************************************************* アウトドアクラブ「たかお会」 ■第116回の活動の報告:秋の江戸川サイクリングロード 秋の江戸川サイクリングロードを走りました。寅さんで有名な柴又を出発点に、江戸川堤防を北上し、葛飾橋を渡って千葉県松戸市側へ、江戸川左岸を下流へ向かい、再び江戸川の右岸へ出て北上し、柴又へ戻りました。 【開催概要】
・実施期日:2017年11月4日(土) ・集合場所:京成金町線、柴又駅改札 ・集合時間:午前8:30 ・参加者:全8名 11月4日(土)連休の中日、雲はあったが、暖かい。午前8時半、柴又駅に集合した。予定していた伊藤さんが急用で不参加なのは残念。吉澤さんは新調したロードバイクを持参、軽くてとても走りやすそう。全員揃ったところで、寅さん記念館へ向かう。 「男はつらいよ」のロケが行われた「とらや」がある参道を通過、寅さん記念館に隣接する山田洋次ミュージアムの2Fにレンタサイクルがある。 お好みのバイクを借りると江戸川堤防上へ、連休のためか観光客や河川敷でスポーツする子供達でにぎやかであった。ほど近いところにある「矢切の渡し」を見学し、最初の目的地である水元公園へ向けスタート。 江戸川堤防上を進むと左に金町浄水場、右に江戸川から水を取り入れる取水塔が見えてくる。東京の下町へ供給する水はここから入っているのだ。さらに進むと水元公園方向へ左折し、信号を渡ると水元公園内のサイクリングロードに入った。この公園はサイクリング専用の道が整備されて走りやすい。少し汗が出るくらい走ると「カワセミの里」に到着、ここは都内のカワセミ撮影スポットとして有名だ。我々は残念ながら見ることは出来なかったが、1時間半前の朝9時ころ魚を捕まえに来たとのことだった。広い公園内には小合溜という大きな川のようなところがあり、その近くの売店に寄りソフトクリームで喉を潤した。 水元公園を後に江戸川サイクリングロードへ戻り、外環自動車道をくぐり葛飾橋を右折、渡りきるとそこはもう千葉県松戸市である。一転して江戸川左岸を下流へ向かう。堤防上の道は、晴れて日差しもたっぷりなので、気持ちがいい。 少し汗になり、正午前には「矢切の渡し」を見下ろす所へ到着。ここで昼食予定になっていたが、「もう着いたの」って言う人もあり、皆さんまだまだお元気な様子だった。矢切の渡しと言う観光名所でもありベンチも用意され、堤防の下にはトイレも整備されていた。ここで思い思いの昼食を取りしばし歓談となった。 午後は下流へ向かう本格的なツーリングを楽しめる。スピードは15km/hくらいで、南寄りの向かい風もちょうど気持ちがいい感じ。京成本線・国府台駅、総武本線橋梁、都営新宿線をくぐると折り返し点となる行徳可動堰が見えてきた。この橋は幅が狭く難所であった、特に高所恐怖症の方は辛かったようです。なんとか全員渡り切り旧江戸川に架かる篠崎水閘門を通過し、再び江戸川右岸へ出た。これで全行程の7割くらいである。 この頃には北の方向には雲が出て、風も弱いながら北風に変わってきたようだ。ところどころにある橋梁では、堤防上から河川敷へ降り再び堤防上に上がると言うアップダウンもあった。この登りでひとりの女性にアクシデント発生、足が攣ってしまったのだ。一見元気のようだが、やはり疲労はじわりと来ていたのだ。即座に攣り特効薬を服用し休憩を取った。素早い対応のせいもあって恢復、ゴールの寅さん記念館まで無事に到着出来た。 天気にも恵まれ、全員完走の楽しいファンライドとなりました。柴又駅前広場の露店にて懇親会を行い、大いに互いの健闘を讃え合いました。締めくくるころには、空からぽつりと来ていました。 【レポート:小松誠一】 ■第117回の活動の案内:小仏-高尾山ハイキング 紅葉の真最中、江戸時代の甲州街道(裏高尾・駒木野関所)から、小仏峠、城山670m、一丁平(昼食)を経て高尾山598m、 4号路、たこ杉を経てリフトにて清滝駅、高尾山口駅の標準歩行時間 約3.5時間のコースです。今年は紅葉が早いようで頂上は落葉が始まっているかもしれませんが、リフトからの眺めは素晴らしいと思います。たかお会のホームコースで秋を満喫しましょう。 【開催概要】 ・実施月日:2017年11月29日(水曜日) 雨天中止の場合は12月5日(火曜日)に実施致 ・集合場所・UR中央線 高尾駅北口改札口 ・集合時間:午前 9:00(バスの出発 9:12) ・コースの概要 高尾駅(バス15分)→小仏(50分小仏峠(30分)→城山(20分)→一丁平(昼食/60分)(30分)→ 高尾山頂(50分)【4号路】→ リフト山上駅(12分)→清滝駅※3:00頃の見込み ・持参するもの:雨具、飲料水、常備薬、保険証(写)、敷物、ストック(持っている人) 【食糧】 昼食・飲料(自販機は城山・高尾山頂ほかにあり)・嗜好品 【服装】 トレッキングスタイル・履きなれた靴(ハードソールがお勧め/すべり易いところがあり)・帽子・タオル他 ・参加申し込み先(たかお会幹事宛のアドレス): takaokaikanji@freeml.com *初参加の方は、傷害保険契約がありますので、住所・氏名・生年月日を上記アドレスへ連絡ください。 ・締切日:11月25日(土) ・参加費:1,000円/(人当日参加した総務幹事に納入してください) ・お疲れさま懇親会:京王線高尾山口駅近くの蕎麦店を予定しています ・緊急連絡先: 企画幹事:山本 080-3174-7370 総務幹事:東川 090-6343-0950 武田 090-5579-4516 (急に参加できなくなった場合など必ず連絡ください。) *詳細はこちらをごらんください 【企画幹事:山本政光】 たかお会の活動予定および活動状況は下記をご覧ください http://npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm TOPへ *10******************************************************************************************************** IDNゴルフ会 IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、これまでの実施報告などこちらよりご覧ください IDNのTOPページからもご覧になれます TOPへ *11******************************************************************************************************** ふれあい広場 ■アクティブシニアのアメリカ・サンディエゴ一人旅:(第一回)初海外旅行へ出発 【小松 誠一:IDN会員 シニア情報生活アドバイザー第90期生】 プロローグ 「人種、思想、文化、ことば、の壁をこえて、人間同士は必ず分り合えるはずだ!」と言う‘’哲学‘’を持っている私。初めての海外旅行で1人アメリカへ渡る。年齢は70歳のシニア、無謀とも言える”哲学”が、果たして通用したのか、はたまた破綻か?。 出発の準備 目的地はアメリカのサンディエゴ、期間は一週間、ツアーではない。計画はすべて自前、インターネットで情報を集め日々の行動計画を立てた。パスポートの取得も自分で行った。アメリカの場合ビザ免除なのだが、電子渡航認証(ESTA)なるものが必要であることも自分で調べ、自宅のパソコンから行った。現地でレンタカーに乗りたいので、板橋警察署で国際免許証の取得を行った。レンタカーはWebで調べ、事前に予約した。ドルは金券ショップで200ドル用意し、金種は1ドル、5ドル、10ドルで一般的な割合にしてもらった。アメリカで繋がるモバイルルーターはWi-Hoと言う会社で予約し、当日羽田空港で受け取ることにした。 機内で10時間を過ごす 2017年10月9日午後、羽田空港にいた。10時間掛けてロス空港へ向かう、初老の1人旅が始まる。ひょんなことからサンディエゴへ1週間旅行することなった、海外旅行は初めてである。不安と言えばEnglishだが、ハロー、サンキュー、ソーリーの3本の矢で勝負の予定、ただ懐刀がある、
オンタイム(定刻どおりのことらしい)飛行機は飛び立った。3列シートの真ん中は、やはり左右が気になる。左の窓側は女性で30代くらいの外人、右の通路側は体格のいい日本人だった。飛行中はほとんど口を利かなったが、私がイヤホンジャックの挿入口が分からずあちこち差し込もうと難儀していると左の女性が、なにやら英語らしいことばで場所を教えてくれた、口を利いたのはたったのそれだけ。 右の男性の方は不愛想な人で、声を掛けたがうんとかすんとか音が聞こえただけ。こんな長時間黙っていたのは人生でもそうないことだったろう。デパーチャア(出発のことらしい)から2時間くらいで夕食が出た、いわゆる機内食ってやつかな。けっこう腹もすいていて全部食った。旨いかまずいかって言えばどちらでもない、味の評価はともかく腹の足しにはなった。 時差になれる ロス空港到着前には空が明るくなって、着陸時にはすっかり夜が明けていた。この辺の時間感覚は少し変だ。午後3時過ぎに羽田を出て10時間後には朝9時の日差しを浴びる。ばかに早いなあと感じるが、考えてみれば東の太陽に向かう飛行なのだから当たり前なのだろう。 ロス空港到着と同時に、とにかくアメリカ時間の感覚に強制的に体を持って行くしかない。そうだ今は朝だ、夜が明けたんだってね。到着後いわゆる入国審査になる。今のアメリカはテロに神経質なので身に着けているものは全て外し靴も脱ぎ、身体検査された。検査場の緊張感がアメリカへ来たことを実感させてくれた、なにしろ自動小銃持った人が傍に居るんだもの。 サンディエゴでレンタカーをかりる ロスで乗り継ぎサンディエゴへ向かう、アメリカ国内の移動になるんだね。サンディエゴはロスほど厳しい検査ではない。予約してあった「安心レンタル」と言うズバリ安心できそうなレンタカー会社の社長さんが迎えに来てくれた。早速彼のオフィースへ向かうが、いきなり5号線と言うハイウェイを走る、そのスピードに度肝を抜かれた。フリーウエイと言って高速代は取られないが、高速道路ではある。片側4車線でバカでかい、しかもぶっ飛ばす。でも考えてみれば当たり前、そんなところを日本並みの60~80Km/時で走っていてはもったいないはずだ。アメリカのスピードはマイル表示、Kmに直すには1.6倍すればいい。車のメータも「マイル」、これには参る(おやじギャグか!)。メーターを覗いていると70マイルは普通に出ているから110km/時だね。外を走る車もみんな早いし、見れば日本車の多いこと。さて、これを明日から私が走れるのか、ひやひやものである。しかも車は左ハンドルでキープライト(右側走行)、このキープライトに悩まされることになるのだが。 レンタル手続きを済まし、社長の橋本さんとしばし歓談となった。名前から彼は日本人であることはわかるが、なんで「安心レンタル」やっているの?って疑問が湧く。いろいろあったらしいが、よ~く聞いていると、日本で一時爆発的に売れた「写ルンです」富士フィルムのあれの開発チームのチーフやってたってことだ。それがなんで?いろいろ話してくれたが、日本からの留学生の生活全般にまで亘り、面倒見ている方だとわかり、信頼できそうな人で安心した(会社名どおりだね「安心レンタル」)。 モバイルルーターを便利に使う 旅テーマの一つは、アメリカでインターネット接続するには?、ってのがある。そのために、羽田空港でモバイルルーターを借りていた。テレビでも「いもとのWifi」を宣伝しているが、海外に行くとき便利だとのことで、私はWi-Hoのモバイルルーターを羽田空港で借りて持ってきた。ちなみに返す時は羽田空港の回収箱に投入するだけ、便利なシステムだね。 ロス空港到着後、日本で使っているスマホ、パソコン、タブレットを付属の説明書に従い接続した。全く問題なく使える!、これには驚くとともに、今後の観光に大いに頼りになると安心したものだ。例えばスマホ、日常的に使っているメール送受信、ラインでのやり取り、マップ、もちろん日本ともなんの問題なく通信出来る。インターネットなのだから当たり前と言えばそうだが、実際アメリカの地で出来るなんて感動ものでした。ただ、通話は簡単ではない、アメリカの携帯会社の電波を受信出来なければならない。従って携帯電話で通話する場合は、期間限定レンタル携帯を借りる必要がある。今回は不特定な所への電話はしない、電話しても英語での会話は理解できないから意味がない。 しかし、レンタカーで事故った場合、レンタカー会社へ連絡する必要がある。ちょうどと言うか、レンタカー社長が「ライン」を使っていたので、QRコードでお友達追加した。これでラインの無料通話が利用できる、社長との通話が可能となってひと安心。でも、警察やその他の急用などには使えないので、やはり個人的な旅行ではレンタル携帯は必要かなと思った。(次号に続く) ■「ふれあい広場」について 皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。 思わぬ出会いがあるかもしれません。 自由に投稿して下さい。お待ちしています。 TOPへ *12******************************************************************************************************** 編集後記 ■《ニューベルンゲンの歌》に登場するドラゴン 自称龍楽者がヨーロッパの竜(ドラゴン)に興味を持ったのは、ベルリンの地下鉄の駅で若者がドラゴンを剣で刺しているレリーフが飾られているのを見た時にはじまる。当初、「ドラゴンを退治するシーン」に興味を持っていたが、ヨーロッパのドラゴンを実際に見、調べていくうちに《ニーベルンゲン伝説》の一つである叙事詩《ニーベルンゲンの歌》を知り、相良守峯(訳)の岩波文庫の前編と後編を読んだ。
2006年にコンサートツアーでヨーロッパへ行った時、ベルリンの地下鉄の「リヒャルト・ワーグナー広場」駅で線路の向こうの壁に、ワーグナーにゆかりがあると思われるたくさんのレリーフが飾られているのを見た。その中のひとつに、若者がドラゴンに剣を刺している絵を見つけた。この絵の若者はワーグナーが作曲した《ニーベルングの指環》に登場する《ジークフリート》ではないかと推測した。 《ニーベルングの指輪》の第二日《ジークフリート》の第二幕二場にジークフリートがドラゴンを退治するシーンがある。この時点で少し調べてみると、ワーグナーは《ニーベルンゲン伝説》の中で当初《シグルスの物語》をモチーフとした《ジークフリートの死》として着想したが、次第に構想がふくらみ現在の形となったことが分かった。 ワーグナーの《指輪》の対訳を読み、『ドラゴン神話図鑑』(浜名那奈訳 柊風社)で、著者のジョナサン・エヴァンスが、《ヴォルスンガ・サガ(ヴォルスンガ家の物語)》による散文の物語を下じきにし、古アイスランド語の詩歌集『古エッダ』も参考に書いた物語を読んだ。 ジークフリートとドラゴンの物語の元をたどってゆき、北欧神話である《ニーベルンゲン伝説》に対する理解が一歩深まったが、さらに調べてみると、《ヴォルスンガ・サガ》とワーグナーの《ニーベルングの指輪》はよく似ているが、これらとは違いのある有名な《ニーベルンゲンの歌》の存在を知った。 壮大な叙事詩《ニーベルンゲンの歌》を読む 《ニーベルンゲンの歌》は、名前は不詳の詩人によって書かれた叙事詩であり、完成は1204年の頃と推定されている。使用言語は中高地ドイツ語。 《ニーベルンゲンの歌》は、いくつかの史実を元に、ドイツから北欧を経て発展していった《ニーベルンゲン伝説》の一つである。代表的な伝説のモチーフは、北欧神話の原典である《詩のエッダ》の中にある。当時の本はすべて「写本」であり、手書きで写していたので、書き間違い、写本する人による付けたしや改ざんは良くあることで、そのため本の内容は写されるたびに少しずつ変化してきた。 岩波文庫の訳者の相良守峰氏の解説によると、「この叙事詩には異本が多く、発見された写本は断片も入れると37種に及ぶが、写本Bを原点として1816年に出版されたものが最古のもので、最も原本に忠実なものとみなされ、現今はこれが代表的な定本と認められている。」としている。 なお、この写本にはA・B・C(15~16世紀の新しい写本には小文字のa・b・cという記号がつけられている)の3種があり、どれが最も原典に近いものかについては、さまざまな議論が交わされた。 <物語> 《ニーベルンゲンの歌》の原典は明確に前編と後編に分かれてはないが、慣例として、全編は第19歌章、後編は20歌章から成り立っている。前編は壮麗で華麗な宮廷での貴人たちの暮らしの中で「若き英雄ジーフリトの活躍と暗殺」、後編は「復讐に燃える英雄の妻クリエムヒルトの復讐劇」を描いた壮絶な戦いの物語である。なお、後編については、437年にブルグント族がフン族に攻められて滅亡したという史実を利用している。 ジーフリト(ジークフリート)の龍退治 《ニーベルンゲンの歌》においてのジーフリトとドラゴンについては2カ所に書かれている。 そのひとつは、ジーフリトがグンテ王の妹のクリエムリヒトを妻に迎えることを望んで、ウォルムスへ来たときに、重臣ハゲネがグンテ王にジーフリトの情報を伝える「第3章100詩節」。「あの勇士はあるとき竜をも退治しました。彼はその血を全身に浴びて、そのため肌が不死身の甲羅と化したのです。どんな武器も彼を傷つけ得ないことが度々証明されました。」 もう一つは、クリエムリヒトが夫のジーフリトの安全を守ってもらうためにハゲネにジーフリトの秘密を告げる「第15歌章899~203詩節」。「私の夫は勇敢でりょう力も秀でています。かつて山の麓で竜を退治した折、あの元気な人は全身に竜の血を浴びたのですが、それからというもの、戦いにおいてどんな剣にも決して傷つけられることはありません。(中略)どこが愛しい夫の急所であるかを打ち明けておきましょう。(中略)龍の傷口から熱い血潮が流れ出し、あっぱれな勇士がそれを体に浴びた際、両方の肩の間に一枚の広い菩提樹の葉が落ちてきました。この場所こそあの人の急所なのです。それが私の心配の種です。」そして、クリエムヒルトは衣装の上に細かい絹糸で目立たない十字の印を縫いつけておいた、とハゲネに告げる。 ハゲネのたくらみで、森へ狩りに誘われ、たくさんの獲物を得た後(第16章981詩節)、ジーフリトが泉の上にかがんで水を飲んでいると、ハゲネの狙った槍はあの十字架の印を貫く。 ドランゴンを退治するに至ったいきさつについては、ドラゴンが守っている財宝を得るため(ヴォルスンガ・サガと指輪)であるが、《ニーベルンゲンの歌》には具体的には書かれていない。ドラゴンの殺害方法については、腹から肩まで(ヴォルスンガ・サガ)、心臓を一突き(指輪)、ニーベルンゲンの歌に記述はない。ドラゴンを殺害した結果、返り血を舐めて小鳥のさえずりの意味を理解して奸計を見破る(ヴォルスンガ・サガと指輪)、返り血を浴びて不死身の体になる(ニーベルンゲンの歌)。これらの違いは、前後のストーリーとの整合による必然であろう。(三つの作品の違いを表に示したので興味のある方はご覧いただきたい。) エピローグ 今回読んだ、相良守峯(訳)の岩波文庫『ニーベルンゲンの歌』の前編と後編は1955年初版、1980年に第26刷のものである。アマゾンで求めたこの文庫は、ページも茶色に変色しており、文字も今の文庫に比べると格段に小さく、読むのに難儀したが、読み始めたら引き込まれて一気に読み終えた。 輻輳している登場人物の血縁関係、主従の関係についてはメモを作り混乱しないようにした。また、《ニーベルンゲンの歌》は、地理的にヨーロッパに広く展開されている。ジーフリトの故郷ネーデルラント、前編の中心となるライン河畔のブルグント国、ブリュンヒルトの居城であるアイスランド、後編では、ライン河畔のブルグント国からはるか遠いフン族の国(ハンガリー)への大移動など、文中の呼称と現在の地名を対比させて、大旅行も楽しんだ。 《ニーベルンゲン伝説》をもっと理解するためには、《ヴォルスンガ・サガ(ヴォルスンガ家の物語)》を読むべきであろうが、『ドラゴン神話図鑑』に紹介されている物語も読んだことに加え、久保田悠羅とF.E.A.Rと著の『ドラゴン(2002年 新紀元社)』に書かれている要約版を読んだことでいいことにしよう。 今回は、《ニーベルンゲンの歌》のストーリーについては触れなかったが、龍楽者としては、ジーフリトとドラゴンのかかわりについては多少踏み込んでみた。ニューベルンゲン伝説をもとにしたたくさんの作品を比較したものはあるが、ドラゴンにかかわることについて、ここまで整理した事例は見つからなかった。【生部 圭助】 編集後記集へ TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。 自立化支援ネットワーク(IDN)事務所 ・住所:東京都新宿区三栄町8-37 ・電話番号:03-3358-1958 ・メール :idn@npo-idn.com *連絡をして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、上記にお電話ください TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ |