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IDN NPO自立化支援ネットワーク
メルマガ IDN
【第366号】

2017年 7月15日発行
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お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧になれます
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What’s New?  第366号( 7月15日号)の見どころ
 ふれあい充電講演会
 第153回の予告:サッポロビール千葉工場&南極観測船しらせを見学
 開催日は
8月24日(木) ご予定ください
 シニア情報生活アドバイザー
          養成講座
 第134期の講座の打ち上げ懇親会を7月22日に開催
 第135期の講座
を8月26日に開講
 四谷ひろば
    パソコン教室
 20177月の四谷ひろばパソコン教室の講座を開催中 8月はお休み
 
シニアのためのスマホ講座の開催案内
 千葉アドバイザーG
    《C-PAK》
 2017年7月の例会の速報 講師は山室 輝弘さん 
 アドバイザー埼玉の会
   《シニアドさいたま》
 シニアドさいたまのブログとメーリングリストのご案内
 IDN会員の募集のご案内  NPO自立化支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集 
 アウトドアクラブ
   《たかお会》
 第113回活動の案内:信州安曇野の自然と美術館巡りバスの旅
 ホームページ・
   ブログの紹介
 掲載のリクエストお待ちしています
 ふれあい広場  ・
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 《第366号のご案内》

  1.ふれあい充電講演会
   =第153回の予告:サッポロビール千葉工場&南極観測船しらせを見学
  2.シニアー情報生活アドバイザー講座
   =アドバイザー講座(第134期):打ち上げ懇親会を開催
   =アドバイザー講座(第135期)の開催案内
  3.IDNパソコンひろば
   =2017年7月の四谷ひろばパソコン教室の講座を実施中
   =2017年8月の四谷ひろばパソコン教室の講座はお休み
   =シニアのためのスマホ講座:開催の案内
  パソコン交流会
  5.千葉アドバイザーの会「C-PAK」
   =2017年7月例会(142回)の速報
  6.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
   =シニアドさいたまのブログとメーリングリストのご案内
  7.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に
  8.会員のホームページ・ブログ・ツィッターの紹介
   =会員やアドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介
   =IDNの《Facebookページ》を公開しています
  9.アウトドアクラブ「たかお会」
   =第113回活動の案内:信州安曇野の自然と美術館巡りバスの旅
 10.IDNゴルフ会
 11.ふれあい広場
 12.編集後記
   =平安京は四神相応の都

【TOPの写真:阿波踊り 村井博美氏より提供 】
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ふれあい充電講演会

■第153回の予告:サッポロビール千葉工場&南極観測船しらせを見学
第153回 ふれあい充電講演会は、下記を計画中です。まもなくご案内します。
ご予定ください。
・テーマ:サッポロビール千葉工場&南極観測船しらせを見学
・開催日:8月24日(木)
【担当幹事:武田・高橋】

ふれあい充電講演会のこれまでの開催状況はこちらでご覧ください
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シニア情報生活アドバイザー講座

シニア情報生活アドバイザーのチラシ(部分)


アドバイザー講座(第134期):打ち上げ懇親会を開催
・開催時期:2017年6月24日~7月22日
・会場:四谷ひろば パソコン教室

・受講者:2名

最終日の7月22日に打ち上げ懇親会を開催します
・開催時刻:4時半頃より
・場所:サイゼリヤ(地下鉄四谷三丁目すぐそば)

アドバイザー講座(第135期)の開催案内
・開催時期:
2017年8月26日~9月23日
・会場:四谷ひろば パソコン教室
     〒
160-0004 新宿区四谷4-20
アドバイザー講座の詳細は下記をご覧ください。
 http://www.npo-idn.com/senior2.htm


■シニア情報生活アドバイザー養成講座とは
 シニア情報生活アドバイザーは、シニアがパソコン・タブレット・スマートホンやネットワークを利用して、より楽しく、活動的な生活を送れるようになることを支援します。シニア情報生活アドバイザー養成講座では、アドバイザーが活動する上で求められる基礎的な知識・技能・能力を伸ばすことを目的に学習や実習を行います。第125期のアドバイザー講座より、タブレット・スマホの章が追加されたWindws10の新しいテキストを使用しています。

 IDNは111回(第132期まで)の講座を開催し、377名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「一般財団法人ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

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IDNパソコンひろば

2017年7月の四谷ひろばパソコン教室での講座を開催中
入門コース
・入門1:パソコン入門:火曜日午前(4・11・18・25日)
・入門2:インターネットとメール:水曜日午前(5・12・19・26日)
・入門3:インターネットの活用:月曜日午後(3・10・17・24日)

基礎コース
・ワード入門:水曜日午後(5・12・19・26日)
・パソコンで写真を楽しもう:金曜日午前(7・14・21・28日)
・インターネットの活用(3):金曜日午後(7・14・21・28日)

特別講座
・あなたのスマホ教えます:火曜日午後(11・18・25日)
・パソコンの活用:月曜日午後2(3・17日)
・実用 Lineで楽しくコミュニケーション:月曜日午前(10・17日)

なんでも相談
・講座受講者対象:水曜日午後2(19日)

2017年8月の四谷ひろばパソコン教室での講座はお休み

■シニアのためのスマートフォン講座の案内

NPO自立化支援ネットワーク(IDN)では、NTTドコモ殿の協力を得て、2017年もシニアのためのスマートフォン講座を開催します。
参加をお待ちします。
・開催日
 第1回(終了):6月11日(日)10:00-12:00&13:00-15:00
 第2回(中止):6月25日(日)10:00-12:00&13:00-15:00
 第3回(終了):7月14日(金)10:00-12:00&13:00-15:00
 第4回(開催):7月30日(日)10:00-12:00&13:00-15:00
 第5回(予定):8月23日(水)10:00-12:00&13:00-15:00
 第6回(予定):8月28日(月)10:00-12:00&13:00-15:00
・開催場所:四谷ひろばパソコン教室
        第3回はNPO-ASOのオフィスの会議室(新宿区細工町3-2 NTT牛込ビル)
・実習機:docomoスマートフォン SC-04G(Galaxy S6 Edge SIM含)
・受講料:各回 3,000円
・申し込み先:
yotsuya-pc@live.jp



7月14日のスマホ講座 開催風景
第3回はNPO-ASO(スマートシニア支援機構)と共催、ASOのオフィスの会議室で開催しました

■第35回パソコン交流会

これまでの開催状況はこちらをご覧ください
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千葉アドバイザーグループ C-PAK

2017年7月例会 (第142回) の速報
詳細の報告は次号で致します。

7月例会 (第142回) の開催風景

1.日時:7月13日(木) 12:45~15:00
2.場所:千葉市生涯学習センター 3F小会議室 AVワゴン設置
3.課題提案者:山室 輝弘さん
 ・テーマ: 「Office 2016の新機能」と「ペイント3Dの使い方」
  Officeも随時新機能が追加されていますので紹介
  「ペイント3D」の使い方の基本事項も併せて紹介
4.検討・報告事項等 
  ① 日本郵便の「見守りサービス」について
  ② SPK13の講座の最終日の運営について
5.次回(143回)案内
  2017年9月課題提案者:山本 正明さん

C-PAKのホームページはこちらからご覧ください
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

■シニアドさいたまのブログとメーリングリストのご案内
・会員のメーリングリストの投稿アドレス:seniords@freeml.com
・メーリングリストホームページ:http://www.freeml.com/seniords

・シニアドさいたまのブログ:http://blog.goo.ne.jp/seniord-s
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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO自立化支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、《メルマガIDN》をお届けします
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌『ふれあい通信』を、発行しお届けします。
*会員の方々には、各種イベントなどへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか、目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と、入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは、やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で、総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し、活動に参加する会員

会費には入会金と年会費とがあります(2013年4月より改訂になりました)
 入会金は正会員が5,000円、賛助会員が1,000円です
 年会費は、正会員が年間5,000円、賛助会員が2,000円以上です
 (賛助会員から正会員に移行する方は、移行時にその年度の差額年会費を納入してもらいます)

メール送信先:idn@npo-idn.com
 *申し込みをして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、下記にお電話ください。
   メールが届かないことが時々発生しています。よろしくお願いします。
   電話番号:03-3358-1958

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会員のホームページ・ブログ・ツィッターなどの紹介

■会員やアドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介
 会員やシニア情報生活アドバイザーのホームページ・ブログ・Facebookなどを紹介するコーナーを設けています。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。掲載ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介し、リンク集を作ります。
申し込み先:idn@npo-idn.com
 会員・アドバイザーのサイトを紹介するページをリニューし、リンク先が不明のページを削除しました。このページでご自分のホームページ・ブログ・Facebookなどの紹介を希望されるかたはあらためて申し出てください。
自薦・他薦をお願いします

■《アドバイザー交流サイト》の開設のご案内
IDNではマイクロソフトよりOffice365を導入し
・アドバイザーの実態把握をするためのアンケート調査
IDNパソコンひろばの運営管理システムの構築と運用
を行ってきました。
次の展開として、Office365の機能を活用して、アドバイザーの為の交流の場を作りました。
アドバイザー向けの行事やイベントなどについては、メルマガIDNでも案内しますが、こちらのサイトでのお知らせが早いことがあります。
アドバイザー交流サイトのURL:
https://npoidn.sharepoint.com/teams/adviser/_layouts/15/start.aspx#/

なお、《アドバイザー交流サイト》へサインインするためには、IDとパスワードが必要です。
お分かりにならない方は、下記に気軽にご相談ください。
相談窓口 渡辺加世子(管理者): adm002@npoidn.com 


《アドバイザー交流サイト》の構成
3つのゾーンを設けています。
(1)IDNからのお知らせ:アドバイザー向けの行事やイベントなどの案内​します
 
(2)コミュニ掲示板:自由に投稿してください。
困ったことなどを質問すれば、お答えしま​す
皆さんが知るといいことを投稿、質問に答えることへのご協力をお願いします。
なお、コミュニ掲示板はFacebookやツイッターなどと違い、アドバイザーだけのSNSですので安全です。
 
(3)IDNブログ​:近況などを投稿してください事例を参考に、自由に投稿してください

アドバイザー交流サイトのURL:
https://npoidn.sharepoint.com/teams/adviser/_layouts/15/start.aspx#/


アドバイザー交流サイトの構成

■IDNの《
Facebookページ》を公開しています
 IDNとして《Facebookページ》を公開しました。現在は、メルマガIDNで2週間の間隔でIDNの動きについてお知らせしていますが、《Facebookページ》により、もっと短い間隔で情報発信をすること、および、コミュニケーションの場としての活用を図りたいと考えて、ページ作りを行っています。《いいね》の書き込みが増えてきました。《いいね》のあとにひとこと書いて盛り上げてください。

 Facebookの効用については大なるものがありますが、その運用においては、注意すべきことも多々あります。
Facebookをこれから立ち上げる方は、経験者のアドバイスを受けるのが望ましく、また、まちの本屋で参考書を入手し、一通りのことを理解したうえで始めるのがいいでしょう。

Facebookページ」とは
 企業や団体がユーザーとの交流のために作成・公開したページを「Facebookページ」といいます。
 IDNの「Facebookページ」は、IDNとして公開するもので、会員、シニア情報生活アドバイザー、IDNとかかわりのある方、IDNに興味を持っていただける方々と継続的にコミュニケーションをとることを目的としています。

IDNのFacebookページへのアクセス方法
 IDNでは、下記に示す「Facebookページ」のURLを取得しました。アクセスして、内容をご覧ください。

 《いいね》をクリックし、ひとこと書いてください
http://www.facebook.com/npoidn


IDNのFacebookページのTOP

これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます
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アウトドアクラブ「たかお会」

■たかお会113回活動案内:信州安曇野の自然と美術館巡りバスの旅
 今年の1泊2日の活動は信州安曇野を計画しました。7月27日~28日の予定ですが、評判の高い宿故、キャンセル待ちのお客が多いようで、早めの予約確定の依頼がありました。
 安曇野の魅力は、間近に見ることができる北アルプスと、その北アルプスの伏流水が育むわさび田や豊かに広がる田園風景の美しさです。それらは日本の原風景と言われ、後世に残したい風景と言われています。町中のいたるところにある道祖神や個性的な美術館など、歴史や文化を身近に感じることができるのも大きな魅力です。男女が仲むつまじく手を取り合っている微笑ましい姿の道祖神は見ていて飽きることがありません。
【開催概要】
・活動名:「信州安曇野の自然と美術館巡りバスの旅」(1泊2日)
・実施月日:2017年7月27日(木)~28日(金)
・集合場所:新宿駅西口センタービル前
・集合時間:8時集合(時間厳守)
・コースの概要:詳しくは別紙行程表を御覧下さい
<27日>
 新宿駅西口センタービル前 ⇒ 石川PA ⇒八ヶ岳PA ⇒ 昼食(おっとこ亭)⇒ 安曇野IC ⇒ 大王わさび農場 ⇒ 池田町高台散策⇒ 碌山美術館 ⇒ 安曇野天蚕センター⇒ 穂高温泉(お宿なごみ野) 夕食懇親会(泊)
<28日>
 お宿出発 ⇒ 木崎湖・青木湖 ⇒ 白馬五竜高山植物園 ⇒ 三枝美術館 ⇒ 昼食【アンシャンテ】 ⇒ 松川道の駅 ⇒ 安曇野IC ⇒八ヶ岳PA ⇒ 休憩しながら新宿へ

・参加予定者:28名 
申し込みは終了しました
*初参加の方は、傷害保険契約がありますので、住所・氏名・生年月日・電話番号(携帯番号も)を上記アドレスへ連絡ください。
・参加費:1,000円
・旅行費用:宿泊料金・バス代・昼食料金・見学諸費用を含めて、約3万円
*夕食懇親会及び昼食時の飲み物代は個人負担

詳細はこちらをご覧ください
【総務幹事 東川 090-6343-0950  武田 090-5579-4516  渡辺 090-1737-3301】

たかお会の活動予定および活動状況は下記をご覧ください

http://npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm
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IDNゴルフ会
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、これまでの実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます
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ふれあい広場

■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
自由に投稿して下さい。お待ちしています。
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編集後記

■平安京は四神相応の都
 前号で、龍が登場する陰陽五行思想と四神信仰について記した。今回は四神相応について記す。北に高くそびえる山があり、南が広く開けた湖沼があり、東に清き流れがあり、西に大きな道が続くのが一般に四神相応の地とされている。今回は四神相応の都と言われる平安京について、また、平安京の中心に位置している平安神宮を鎮護する蒼龍と白虎を紹介する。


都と宮が置かれたところ
【『日中古代都城図録』の図をもとに作成】


四神相応の概念

長岡京から平安遷都
 桓武天皇は平安遷都の10年前の784年に、一旦京都市の南西に位置する長岡に遷都し、長岡京を造営した。しかし、桓武天皇の弟である早良親王にまつわる政治的な動乱などがあり、長岡京を早々にあきらめ、桓武天皇は唐の首都長安城に倣って平安京への遷都を行った。

平安京は四神相応の都
 桓武天皇は風水に最適の地とした山背国に都を移した。これが平安京の始まり。平安京は平安城ともいい、延暦13年(794年)10月22日から、明治2年(1869年)まで長期にわたり日本の首都だった。

 平安京遷都にあたって、桓武天皇は、中国の古典に詳しい高僧や陰陽師を集めて吟味した結果、四神相応の風水学的に最高の吉相といわれる山背国を選び、都を造った。

 中国や韓国における風水の四神相応は、背後に山、前方に海・湖沼・河川の水(すい)が配置されている背山臨水の地を、左右から砂(さ)と呼ばれる丘陵もしくは背後の山よりも低い山で囲むことで背山臨水を砂で守る形態となっているものをいう。
 この場合の四神は、背後の山が玄武、前方の水が朱雀、玄武を背にして左側の砂が青龍、右側が白虎である。
 日本の平安京においても、北の丹波高地を玄武、東の大文字山を青龍砂、西の嵐山を白虎砂、南にあった巨椋池を朱雀とする対応付けが可能であり、背山臨水を左右から砂で守るという風水の観点から、京都は四神相応の地とされた。

 日本式の四神相応の根拠となっている「山川道澤説」が最初に出てくる文献は、平安時代後期に書かれた『作庭記(さくていき)』といわれている。作庭記の部分を引用すると以下の通り。
 「人の居所の四方に木をうゑて、四神具足の地となすべき事。(中略) 家より東に流水あるを青竜とす、西に大道あるを白虎とす、南側に池あるを朱雀とす、北後にをかあるを玄武とす。(中略) かくのごときして、四神相応の地となしてゐぬれば、官位福禄そなはりて、無病長寿なりといへり」。
 作庭記は、名前の通り、庭づくりのための書であり、四神相応の木々の選定と配置のための参考書である。

 日本式にみた、平安京の四神相応では、蒼龍が賀茂川、朱雀は巨掠池、白虎は山陽道(もしくは山陰道)、玄武は舟岡山とされている。ただし巨椋池が完全に干拓されてしまったために、現代では平安京は朱雀を失っている。なお、賀茂川の位置や西の大道を山陽道(もしくは山陰道)とすることについては異説もあるようだが、ここでは省略する。

方位 四神
(五獣)
地勢
平安京の四神相応 季節
青龍 流水 東の縁を流れる賀茂川
朱雀 湖沼 干拓されて今は無き巨掠池
西 白虎 大道 山陽道(もしくは山陰道)
玄武 丘陵 一般的には舟岡山
中央 (黄龍・麒麟) 土用
北東 (表鬼門) 比叡山延暦寺・日吉大社
西南 (裏鬼門) 広隆寺・松尾大社

<平安京の範囲>
 平安京という都は、北の外れの一条通りから、南の外れの東寺の前の九条通りまでが南北の範囲。東西は、東の方が寺町通りで、西方は阪急電車西京極駅の真ん中辺りが東西の範囲ということになる。朱雀通りが、現在の東西の中心となっている烏丸通からずれているのは、時代とともに都の中心が東にずれてきたため。平安京では、羅城門から東に200mのところに東寺が、西に200mのところに西寺が建設された。両寺は国家鎮護を願って平安京建都とともに建立された。


平安神宮 手水所の蒼龍と右奥の蒼龍楼


平城遷都1300年事業の「巡る奈良」の4つのエリア
【日経新聞 2010年4月23日より】


京都五社めぐり
 四神相応の京(みやこ)の東西南北を守護する社と中央を守護する平安神宮をめぐるという「京都五社めぐり」が人気で、専用の色紙も用意されている。「京都五社めぐり」でめぐる五社とは、東の蒼龍(八坂神社)、南の朱雀(城南宮)、西の白虎(松尾大社)、北の玄武(上賀茂神社)、そして中央の平安神宮である。「京都五社めぐり」には、「四神」だけでなく「五行」思想も加見されているように見える。

平安神宮は四神信仰とゆかりが深い
 平安神宮は、平安遷都1100年を記念して、明治28年に市民の総社として、桓武天皇をご祭神として創建された。平安神宮の社殿は平安時代の正庁、朝堂院が再現されている。年間の祭事である4月15日の例祭と10月22日の時代祭には境内に四神旗が掲げられる。
 平安神宮の大鳥居をくぐって、應天門(神門)を抜けると左右に手水所がある。大極殿に向かって右側(東側)に蒼龍、左側(西側)に白虎の石の彫刻がある。
 平安神宮の建物の配置において、大極殿の東には《蒼龍楼》、西には《白虎楼》があり、本殿の東に位置する中神苑の池には《蒼龍池》、西神苑の池には《白虎池》の名前がつけられている。
 平安神宮において、東方は蒼龍に、西方は白虎によって鎮護されているが、北と南の守りはどのようになっているののだろうか。戦国時代(紀元前403年~紀元前403年)には、龍虎二神が組みあって図像に表現されるようになり、四神がそろうのは東漢(紀元後)になってからと言われる。龍虎のみで鎮護するのも不思議ではない。

エピローグ
<平城遷都1300年事業の4つのエリア>
 2010年に遷都1300年を迎えた奈良では、「巡る奈良」と名付けられた記念のイベントが催された。奈良県を東西南北の4つのエリアに分けて、東の「青龍」(飛鳥・藤原周辺、大和高原・宇陀周辺)、北の「玄武」(平城京周辺)、西の「白虎」(斑鳩・信貴山周辺、葛城周辺)、南の「朱雀」(吉野周辺)を紹介している。
 ここでは、4つのエリアの名称に四神を登場させているが、「平城京が四神相応の都」である概念とは異なっている。

 京都五社めぐりに登場する5つの神社は、四方と中心より平安京(京都)を鎮護しているとするもので、「平安京が四神相応の都」という概念とは異なっている。このように、「四神」や「五行」は拡大解釈されて使われている例も多い。

<四神相応の例>
 平安京の他にも、平城京や鎌倉も四神相応の都づくりをしたので長く栄えた、秀吉は大阪に四神相応を配慮しなかったので繁栄が永続しなかったともいう説もある。大宰府や広島城などについても、四神相応といえるか、具体的に青龍・朱雀・白虎・玄武に相当するものは何か? 後の世代の人が辻褄を合わせるために考え出したことではないか? 等々異なった意見が見受けられる。
 自称龍楽者が、龍が登場する「四神」に興味を示して勉強してみたが、一筋縄では行かないことが分かった。「江戸は四神相応の都?」についても、私なりの考えをまとめるところまで至っていない。【生部 圭助】

四神信仰に関して作成したホームページ
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自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
・住所:東京都新宿区三栄町8-37 
・電話番号:03-3358-1958
・メール :idn@npo-idn.com
 *連絡をして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、上記にお電話ください

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