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Inter Depending Network メルマガ IDN 【第291号】 2014年 6月 1日発行 IDNのTOPへ |
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《第291号のご案内》このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます ********************************************************************************************************* お知らせ IDNだより 1.ふれあい充電講演会 =第129回の予告:アサヒビール守谷工場見学 8月21日(木) 2.シニアー情報生活アドバイザー講座 =第111期の開催案内 3.IDNパソコンひろば =2014年6月の初心者向け講座の案内 パソコン交流会 =今後の話題提供をお願いします 5.千葉アドバイザーの会「C-PAK」 =6月例会(第108回)開催の予告 6.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」 7.IDN会員募集のご案内 =入会を考えている方に 8.会員のホームページ・ブログ・ツィッターの紹介 =IDNの《facebookページ》を公開しています =シニアドさいたまのブログをリニューアルしました 9.アウトドアクラブ「たかお会」 =第84回活動計画の報告:葛西臨海公園バードウォッチング =第85回活動の第1次参加予約:湯の丸高原ハイキング登山 10.IDNゴルフ会 11.ふれあい広場 =プリンターで写真を楽しむ体験セミナーを実施しました =ふれあい広場について 12.編集後記 =東博の特別展『栄西と建仁寺』展を見に行った |
ふれあい充電講演会 |
第129回の予告をしています:アサヒビール守谷工場見学 8月21日(木)
キリン・サッポロ・サントリーのシリーズに続く第4回目の計画です |
シニア情報生活アドバイザー養成講座 | 第111期の講座の案内をしています 今期よりEindows8.1のテキストを使って講座を実施します |
四谷ひろば パソコン教室 |
6月の初心者向け講座の案内をしています
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パソコン交流会 | 第30回の企画を検討中です。今後の話題提供をお願いします |
千葉アドバイザーG 《C-PAK》 |
5月1日に5月例会(第107回)を開催しました。講師は飯塚 渉さんでした 6月12日に5月例会(第107回)を開催します。講師は山下正夫さんです |
アウトドアクラブ 《たかお会》 |
第84回活動計画の報告をしています:葛西臨海公園バードウォッチング
第85回活動の第1次参加予約:湯の丸高原ハイキング登山 |
ホームページ・ ブログの紹介 |
IDNのfacebookページを公開しています シニアドさいたまのブログをリニューアルしました |
ふれあい広場 プリンター体験セミナー |
プリンターで写真を楽しむ体験セミナーを実施し、アドバイザーがプリンターを活用するための自らの知識レベルを向上し、初心者に教えるための必須の内容を学びました |
*0*************************************************************************************** お知らせ *1****************************************************************************************** ふれあい充電講演会 ■第129回の予告:アサヒビール守谷工場見学 8月21日(木) 8月21日(木)にアサヒビール守谷工場見学を開催します。 ご予定ください。 ふれあい充電講演会のこれまでの開催状況はこちらでご覧ください TOPへ *2****************************************************************************************************** シニア情報生活アドバイザー講座
第111期の講座を開催します。 今期よりEindows8.1のテキストを使って講座を実施します。 ・開催時期:2014年6月28日~7月26日 毎週土曜日 ・会場:四谷ひろば 〒160-0004 新宿区四谷4-20 詳細及び受講申し込みは下記をご覧ください。 http://www.npo-idn.com/senior2.htm ■シニア情報生活アドバイザー養成講座とは シニア情報生活アドバイザーは、高齢者がパソコンやネットワークを利用して、より楽しく、活動的な生活を送れるようになることを支援します。 シニア情報生活アドバイザー養成講座では、アドバイザーが活動する上で求められる基礎的な知識・技能・能力を伸ばすことを目的に学習や実習を行います。 IDNはこれまでに97回(第109期まで)の講座を開催し、351名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「一般財団法人ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。 TOPへ *3***************************************************************************************************** IDNパソコンひろば ■2014年6月の初心者向け講座の案内 四谷ひろばパソコン教室は、シニアや地域の方々がパソコンや インターネットを活用してより楽しく 生き生きとした生活を送るお手伝いをします。シニア情報生活アドバイザーの資格を持つ三十数名の講師、アシスタントがシニアや地域の方々のために懇切丁寧にご指導致します。 入門コース 入門1:初めてのp娑ソコン(Windows 8.1 対応):月曜日午前(2、9、16、23日) 入門3:インターネットの活用(Windows 8.1 :金曜日午後(6、13、20、27日) 基礎コース ・E1:パソコンで写真を楽しもう:火曜午後(3、10、17、24日) ・E2:ブログ入門:火曜日午前(3、10、17、24日) ・E3:インターネットの活用(2):月曜後(2、9、16、23日) ・E4:ワードで楽しもう(2):金曜午前(6、13、20、27日) ・E5:ワードで楽しもう(3):水曜午後(4、11、18、25日) 特別コース S3:暑中見舞いはがきの作成~ワードでお絵描き~:水曜午前(12、19、26日) S4:OneDriveとWebApp:月曜午後2(2、16日) S5:パソコンで水彩画:日曜午後(22日) 補習 なんでも相談:金曜午後2(20日)
■パソコン交流会 今後の話題提供をお願いします パソコン交流会はアドバイザーの研修の場であり皆様からの話題提供で成り立っています。皆様からの話題提供のお話をお待ちしています。また、さしあたり提供する話題のない方はこんな話が聞きたい、こんなことが知りたい、など、適宜ご連絡頂きたく、よろしくお願いします。 新たに参加ご希望の方へ パソコン交流会は、IDNパソコンひろば活動のひとつとして、会員相互のスキルアップ、情報交換の場を提供するものです。このメルマガを定期購読されている方でご興味がありましたら下記、グループ管理者宛にご連絡下さい。IDN-MMSに登録の上、開催情報等発信させて頂きます。 【IDN-PC交流会グループ管理者:長谷川久之】 idn-mms02@outlook.jp これまでの活動内容はこちらをご覧ください パソコン交流会のWebページはこちらをご覧ください TOPへ *5***************************************************************************************************** 千葉アドバイザーグループ C-PAK ■6月例会(第108回)開催の予告 ・日時:平成26年6月12日(木) 12:45~15:00 ・場所:千葉市生涯学習センターB1 ・講師:山下正夫さん 今後の予定 7月10日:大村 8月:夏休み 9月11日:山室 10月 9日:土屋 ※7月以降の開催の原則 毎月第2木曜日 12:45~15:00千葉市生涯学習センターF3 C-PAKのホームページはこちらからご覧ください TOPへ *6***************************************************************************************************** 埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」 《シニアドさいたま》の活動内容については、下記のブログ(新しいサイト)をご覧ください。 今まで使用していたシニアドさいたまのブログのプロバイダー(Goo)が4月から有料になるとのことで、無料のLivedoorBlogに乗り換えました。 http://blog.livedoor.jp/kc_21-seniad_s/ TOPへ *7***************************************************************************************************** IDN会員の募集のご案内 ■ IDN会員募集中 NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。 *会員の方々には、《メルマガIDN》をお届けします *会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。 *会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。 *入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。 *詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。 ■入会を考えている方に 会員になるには,自分の意思がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか、目的を決めて入るのが賢明です。 入会の手続きとしては,入会申込書と、入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは、やはり自分の意思で決めて下さい。 ・正会員:主体的に活動を行う会員で、総会の議決権を有する会員 ・賛助会員:団体の主旨に賛同し、活動に参加する会員 会費には入会金と年会費とがあります(2013年4月より改訂になりました) 入会金は正会員が5,000円、賛助会員が1,000円です 年会費は、正会員が年間5,000円、賛助会員が2,000円です (賛助会員から正会員に移行者は、移行時にその年度の差額会費を納入してもらいます) メール送信先:idn@npo-idn.com *申し込みをして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、下記にお電話ください。 メールが届かないことが時々発生しています。よろしくお願いします。 電話番号:03-3358-1958 TOPへ *8***************************************************************************************************** 会員のホームページ・ブログ・ツィッターの紹介 ■シニア情報生活アドバイザーのページをリニューアルしました 懸案としていたシニア情報生活アドバイザーのページをリニューアルしました。IDNのホームページとイメージを似通ったものとし、関連性を感じられるように配慮しました。Windows8のトップページのモダンUI(タイル)のイメージに似ていますが、IDNのTOPページではずっと以前から先取りしていました。編集後記にリニューアルの趣旨などを書いています。 ■IDNの《facebookページ》を公開しています IDNとして《facebookページ》を公開しました。現在は、メルマガIDNで2週間の間隔でIDNの動きについてお知らせしていますが、《facebookページ》により、もっと短い間隔で情報発信をすること、および、コミュニケーションの場としての活用を図りたいと考えて、ページ作りを行っています。《いいね》の書き込みが増えてきました。《いいね》のあとにひとこと書いて盛り上げてください。 facebookの効用については大なるものがありますが、その運用においては、注意すべきことも多々あります。facebookをこれから立ち上げる方は、経験者のアドバイスを受けるのが望ましく、また、まちの本屋で参考書を入手し、一通りのことを理解したうえで始めるのがいいでしょう。
■シニアドさいたまのブログをリニューアルしました 《シニアドさいたま》は、IDN(自立化支援ネットワーク)及びICCH(シニアサロン川越)で《シニア情報生活アドバイザー》の資格を取得した方々のブログです。 このブログには、会員がそれぞれの居住地や所属する団体に於いて、地域のため、所属団体の目的のために、多岐にわたり資格を生かした活動を展開しており、会員が関わっている諸活動のホームページをここに紹介しています。現在会員は33名です。 これらの活動に参加したり、パソコンの講習を受講したい方は、各ホームページにアクセスし問い合わせください。また、会員個人が開設しているホームページやブログも閲覧できます。 今まで使用していたシニアドさいたまのブログのプロバイダー(Goo)が12014年4月から有料になるとのことで、無料のLivedoorBlogに乗り換えました。 http://blog.livedoor.jp/kc_21-seniad_s/ 【世話役:東川征夫さん】 自薦・他薦をお願いします ホームページ・ブログ・ツィッターを紹介するコーナーです。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。 【趣旨】 会員のホームページ・ブログ・ツィッターを紹介するコーナーを設けました。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したURLをIDNのホームページでも紹介します。 最近の更新内容のある方は、再度取り上げます。ご遠慮なくどうぞ。 申し込み先:idn@npo-idn.com これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます TOPへ *9***************************************************************************************************** アウトドアクラブ「たかお会」 ■第84回活動計画の報告:葛西臨海公園バードウォッチング
葛西臨海公園は、東京ディズニーランドのとなり、江東区の東京湾岸に造られた広大な都立公園です。干潟を利用するシギやチドリ、カモメ、サギ類など海辺の鳥、山の鳥も見ることが出来る、東京湾のバードウォッチングのメッカです。当日は2人の女性を含む11人が参加。まず、渚橋を渡って海の中に作られた西渚で鳥を探すと、ミヤコドリ、カンムリカイツブリ、アジサシ、カワウなどを次々に見ることが出来ました。クロハラアジサシというなかなか見られない鳥も現れて、初めてバードウォッチングに参加した人も夢中になりました。 ここで雷雲が発生、危険を避けて陸側のバードウォッチングセンターに避難し、ここから観察しながら昼食をとり、雨が止むのを待って鳥類園の潮入の池を回って、再び探鳥に。 池の周りに作られた観察舎から池を覗くと、コチドリを始め、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギなど、繁殖期を迎えて美しい婚姻色が出たコサギやダイサギなども見られました。 終わってみると、31種類もの鳥が見られて、園内のレストランでビールを飲みながら、鳥談義、パソコン談義に花が咲き、楽しく活動を締めくくりました。【レポート:企画幹事 茂木 勲】
■第85回活動の第1次参加予約:湯の丸高原ハイキング登山 第85回活動は、7月30日(水)~31日(木)1泊2日の予定で、信州 湯の丸高原ハイキング登山を実施します。湯の丸高原はどんなところか、下記のURLをクリックしてご覧ください。 (このHPの下段には、ハイキングコースや登山コースのマップがありますのでこれもご覧になって下さい) http://www.tomikan.jp/yunomaru/ 宿泊は、湯の丸高原ホテルを予定していますが、7月~8月は修学旅行や大学の合宿等で大変混雑が予想されますので、早めに宿泊人員を把握しホテルとの交渉が必要になっています。 http://www.yunomaru.co.jp/w-hotel.html (スキーバージョンです) つきましては、参加者の第1次予約を下記により実施しますので、参加予定者は、期日までに申し込んで下さい。 なお、湯の丸高原にはハイキングコースと登山コースがあります。今回は二手に分かれて実施することも検討していますので、どちらを希望するかもあわせて連絡ください。 第1次参加予約申込期日 6月10日 予約申し込み先 takaokai@freeml.com (会員全員に配信されますのでご承知ください) なお、この活動の詳細な計画書は、今月下旬に配信する予定で進めています。 この計画書で最終の参加申し込みを行いますが、定員オーバーの場合は、第1次参加予約者、次に最終参加予約者の早い申し込み順に決めてさせて頂きますのでご了承ください。 湯の丸高原は、昨年7月に1泊2日で登山(高峰山・水ノ塔山)を実施した、高峰高原の北西に位置する所にあります。 昨年の活動アルバムは下記の活動報告の中に収録していますのでご覧ください。 http://npo-idn.com/outdoor/13katudouhoukoku.htm 不明な点は下記へメール下さい。 higasiyuki@xa2.so-net.ne.jp (総務幹事 東川のADです) たかお会の活動予定および活動状況は下記をご覧ください http://npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm TOPへ *10**************************************************************************************************** IDNゴルフ会 ■第19回 IDNゴルフ会の予告 第19回のIDNゴルフ会の開催は未定です IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、これまでの実施報告などこちらよりご覧ください IDNのTOPページからもご覧になれます TOPへ *11************************************************************************************************** ふれあい広場 ■最新のプリンターのことを知り、プリンターで写真を楽しむ体験セミナーを開催しました
当日のフォトワークショップでは、5人に1台の最新のプリンターを準備し、実際に操作して写真をプリントします。参加者がカメラのメモリーカードやUSBメモリーで持参した写真の中よりA4版にプリントして写真の出来栄えに感動しました。 【開催概要】 ・開催日時:2014年5月22日(木)14:30-17:00 ・場所:新宿NSビル11F セイコーエプソン会議室 ・講師:鈴木 武氏 (エプソン販売(株)営業推進部 新事業企画エキスパート) ・参加者:20名 <体験セミナーのカリキュラム> (1)はじめに プリンターの新しい機能と楽しみ方について (2)プリンタの種類と選び方 自らの知識レベルを高め、 初心者にアドバイスする必須項目を学ぶ (3)フォトワークショップ:写真をプリントして楽しもう 3-1 プリンターの操作方法の説明 3-2 写真をプリントする ⅰ)Lサイズでプリントする(1人3点) ⅱ)グループ内で、各人の一番良い写真を1点選ぶ ⅲ)A4サイズでプリントする 3-3 古い写真を蘇らせよう 褪色した古い写真をスキャンして、プリントする (4)もっとプリンタを使いこなして楽しもう 4-1 無線LANでプリンタを使う 4-2 モバイル端末を使って写真を簡単にプリントする 4-3 その他 (5)おわりに エプソンの方を交えて意見交換 当日は、アドバイザーの方がプリンターを活用するための自らの知識レベルを向上し、プリンターに関して初心者に教えるための必須の内容を学びました。 ■「ふれあい広場」について 皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。 思わぬ出会いがあるかもしれません。 自由に投稿して下さい。お待ちしています。 TOPへ *12************************************************************************************************** 編集後記 ■東博の特別展『栄西と建仁寺』展を見に行った 東博で開催された、特別展『栄西と建仁寺』展(2014年3月25日-5月18日)は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけての禅僧で、日本に禅宗(臨済宗)を伝え、京都最古の禅寺・建仁寺を開創した栄西禅師(1141~1215)の800年遠忌にあわせ、栄西ならびに建仁寺にゆかりの宝物が一堂に会した展覧会。お目当てのひとつである、海北友松の《雲龍図》の阿形と吽形がそろって展示される後半を選んで見に行った。
建仁寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の大本山で、京都五山のうち第三位の格式を持つ京都最初の禅寺である。建仁2年(1202)鎌倉幕府第2代将軍源 頼家が寺域を寄進し、宋国百丈山を模して栄西禅師を開山として建立された。山号を東山(とうざん)と称す。寺号の由来は、朝廷から年号を賜ったことによる。 寛元・康元年間の火災等で境内は荒廃したが、正嘉元年(1258年)に東福寺を開山した円爾弁円(えんにべんえん)が入寺し、境内を復興し、禅も盛んとなった。 序章 禅院の茶 栄西は中国から茶種を持ち帰り、茶の習慣伝え、現在の茶道の基礎となる喫茶法(点茶法)を築いたことで《茶祖》と呼ばれている。 建仁寺では毎年4月20日の栄西の降誕会で、初期の喫茶儀礼を今に伝える四頭茶会(一度に36人を給仕する)が行われている。 展示室の中には建仁寺の古い禅院の四頭茶会の空間が再現され、同時に、四頭茶会の様子が映像で紹介されていた。 ここには、栄西禅師項相を中心に、伝秋月等観筆の2幅の《龍虎図》など、実際に使われているものが展示されていた。 第1章 栄西の足跡 建仁寺では栄西を《ヨウサイ》と読んでおり、展示されている栄西著の『興禅護国論和解』の注釈書では、栄西の文字の横に《イヤウサイ》と読み仮名がふられている。栄西が著した「喫茶養生記」の最古写本なども展示されていた。 第2章 建仁寺ゆかりの僧たち 建仁寺を代表する禅僧や遺品が紹介されていた。京都五山の中でも学芸の拠点となった経緯などを知ることが出来る。 第3章 近世の建仁寺 戦禍で荒廃した建仁寺が再興する16世紀末以降の建仁寺ゆかりの人物や美術品がふんだんに展示されていた。 見どころは狩野山楽とお目当ての海北友松。建仁寺は《友松寺》とも呼ばれるそうで、桃山時代の絵師《海北友松》の作品が多く残されている。 第3章の展示室の全面に、海北友松が描いた本坊方丈の全50面(幅)の内、41幅が前後期に分けて展示された。私が見に行った後期には、26面を見ることが出来た。 <雲龍図> その中でも《雲龍図(1599年)》は圧巻。会場の説明には、「玄関に最も近い下間(礼の間)の襖絵だったもの。黒雲の中から姿を現した阿吽(あうん)二匹の龍が動と静で対峙し客を迎える。《雲龍図》は、中国南宋の画僧・牧谿(もっけい)のスタイルをもとにしている。友松の龍は朝鮮でも有名だった」とあった。 余談だが、等伯も牧谿の精妙な自然描写に衝撃を受け、彼の筆法を完全に会得するまで、何度も繰り返し描き、ここから光と大気の気配を学び、その成果が《松林図屏風》を描くのに生かされた。 ほかにも、海北友松の《竹林七賢図》、《琴棋書画図》、《山水図》、《花鳥図》などの重要文化財が展示されていた。 第4章 建仁寺ゆかりの名宝 ここでは、建仁寺や塔頭、また建仁寺派の寺院が所蔵する日本画や仏画、仏像、工芸品などが展示された。 《人物花鳥押絵貼屏風》など海北友松の作品も4点、友松の《竹林七賢図》に刺激を受けて等伯が描いた《竹林七賢図屏風》、曽我蕭白の《山水図》、伊藤若冲の《雪梅雄鶏図》、長沢芦雪の《牧童吹笛図》等が展示されており、圧倒される。 龍楽者にとっては、龍や獅子のこまやかな表現が見事な蝋型鋳造の三具足(香炉・花瓶・蜀台の三点セット)》、龍頭に龍があしらわれている《梵鐘》、《赤絵十二支四神鏡文皿》などが目を引いた。 奥田頴川作の《赤絵十二支四神鏡文皿》は大統院の所蔵で、磁器で造った円形の皿を中国の青銅器の鏡に見立て、後漢時代に造られた倣古鏡の意匠文様を採用し絵付された陶皿。 このお皿に描かれている十二支と四神をじっくりとみているときに、お皿の天地がさかさまであることに気が付いた。通常、十二支の子が上に、四神の玄武が上に位置するが、上下が逆になっていた。帰りに売店で求めた絵葉書は、天地が正常に配されている。 <風神雷神図屏風> 本展の最大の目玉は、最後に展示されていた俵屋宗達の2曲1双の国宝《風神雷神図屏風 154.5×169.8cm》である。この屏風は建仁寺蔵で、京都国立博物館に寄託されており、公開は5年ぶり(東京では6年ぶり)とのこと。 2008年10月から11月にかけて、尾形光琳生誕350年記念《大琳派展~継承と変遷~》が東博の平成館で開催された。ここでは、俵屋宗達の国宝、尾形光琳の重要文化財、酒井抱一に加えて鈴木基一が襖に描いた《風神雷神図》の4つが一堂に会する面白い試みだった。 今回は、東博の本館2階の7室で、尾形光琳筆の《風神雷神図屏風》が、本展の会期に合わせて公開されていた。また、同時期に酒井抱一筆が出光美術館で、鈴木其一筆が東京富士美術館で展示されていた。 エピローグ:8Kスーパーハイビジョンで見る《風神雷神図屏風》 東博の平成館1階の大講堂で、8Kスーパーハイビジョンで撮影した《風神雷神図屏風》を大型のスクリーンで見る上映会があった。8K(ハイビジョンの16倍の密度)で撮影された超高精細映像と3次元音響により、NHKが高臨場感を実現しようとする試み。 俵屋宗達の卓越した技巧をクローズアップし、大胆な筆使いや、細かい線を引き分ける繊細な技術をカメラがとらえており、現物では見ることのできない風神と雷神を見ることが出来て大変に面白かった。【生部圭助】 編集後記集へ TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。 自立化支援ネットワーク(IDN)事務所 ・住所:東京都新宿区三栄町8-37 ・電話番号:03-3358-1958 ・メール :idn@npo-idn.com *連絡をして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、上記にお電話ください。 TOPへ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ |