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メルマガ IDN 【第231号】
Inter Depending Network


2011年12月 1日発行

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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と
これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第231号のご案内》
 IDNだより
  =IDNの最近の活動状況を紹介します
 1.ふれあい充電講演会
  =第107回の開催速報:東京おもちゃ美術館へようこそ!
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第91期の開催案内
 4.IDNパソコンひろば
  =2011年12月の初心者向け講座の案内
  =パソコン交流会:12月はお休み
  =町会・自治会のためのブログ入門講座〜フォローアップ講座を継続中
 6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =12月の月例会と忘年会の案内
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
 8.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に
 9.会員のホームページ・ブログ・ツィッターの紹介
  =四谷ひろばパソコン教室のWebサイト
10.アウトドアクラブ「たかお会」
  =第63回活動の報告:景信山−高尾山の紅葉
11.IDNゴルフ会
12.ふれあい広場
編集後記
  =大宅壮一マスコミ塾の第9期の会〜『坂の上の雲』と旅順攻略の史実〜

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IDNだより
IDNの最新の活動状況を紹介します

ふれあい充電講演会 
11月22日(月)に第106回《東京おもちゃ美術館へようこそ!》を開催しました
今回は副館長の馬場清氏より美術館の魅力の紹介と案内をしていただきました
シニア情報生活
 アドバイザー養成講座
アドバイザー講座は、88期を終了し、認定取得者の累計が314名になりました
第90期は11月26日に開講します。現時点で4名の受講者で開講しました
IDNパソコンひろば
(四谷ひろばパソコン教室)
四谷ひろばでの講座では3年目を実施中。毎月約50〜60人の方が受講されています
登録者は講師20名、アシスタント12名となりました。2011年12月の講座を案内しています
町会・自治会のための
       ブログ入門講座
新宿区より受託した講座を10月4日に開始し25日までに、4回の講座を修了
11月8日より2012年3月まで、月に1回の補習講座を開催しています
IDNパソコンひろば
   (パソコン交流会)
11月はお休みです
話題提供者を歓迎します
千葉アドバイザーグループ
  《C−PAK》
11月10日に11月の月例会を開催しました。講師は山下正夫さんでした
次回は12月8日に開催。講師は羽澄 勝さんです。終了後忘年会を開催します
アウトドアクラブ
  《たかお会》
第63回活動計画〜景信山−高尾山の紅葉〜を行いました
紅葉の真っ最中、江戸時代の甲州街道から、たかお会のホームコースで秋を満喫しました
アウトドアクラブ
  《IDNゴルフ会》
2010年9月16日(木)にサンメンバーズカントリークラブで開催しました
以来開催を見合わせていましたが、2012年3月に再開する予定です
ホームページ・ブログ・
     ツィッターの紹介
会員のホームページ・ブログ・ツィッターを紹介するコーナーを設けました
たくさんの方の登場をお待ちしています

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ふれあい充電講演会

■第107回ふれあい充電講演会の案内:
  東京おもちゃ美術館へようこそ!
 近くて遠かった四谷ひろばA棟の秘密
 平成20年4月に四谷ひろばがオープンし、東京おもちゃ美術館A棟、パソコン教室B棟が同じスタートを切った。今回はこの東京おもちゃ美術館、副館長の馬場清氏お招きした。最初に、美術館の中を案内してもらった。
グッド・トイてんじしつ→きかくてんじしつ→おもちゃのもり→おもchこうぼう→おもちゃのまち あか→赤ちゃん木育ひろば、の順に見学。
 想像はしていたが、内容の充実ぶりに驚いた。また、「もの」があるだけでなく、学芸員を介したふれあいに重きを置いていること、木育をめざし実践されているところに感銘を受けた。
 自分を押し付けないで、相手気持ちを慮ってコミュニケーションを図ることは、私どもが、3階のパソコン教室で行っている、シニアの初心者にパソコンやインターネット・メールを使って楽しく、便利に生活し、ひいては社会貢献に資することをアドバイスすする姿勢との共通点があると感じた。

東京おもちゃ美術館
1957年に多田信作氏により芸術教育研究所が中野に設立された。http://www.toy-art.co.jp
子供〜高齢者まで芸術・福祉・遊びの文化を通し豊かな自己実現を研究する。実績多数。1984年同所に「おもちゃ美術館」を「見る・作る・借りて遊ぶ」の機能をもつ美術館として開館。2008年新宿区四谷第四小学校の建物を受け継ぎ、多田千尋氏を館長に「東京おもちゃ美術館」として移転。
現在に至る。http://www.goodtoy.org/ttm

馬場 清 氏プロフィール
1963年東京都生まれ。中学・高校・短大・大学の教員を経て、2010年4月より、NPO法人日本グッド・トイ委員会事務局長に就任。おもちゃコンサルタント等の人材育成事業、移動おもちゃ美術館(グッド・トイキャラバン)事業、木育推進事業、東京おもちゃ美術館の運営等に携わる。2011年3月11日の東日本大震災にあたり、「あそび支援隊」の責任者として、自ら被災地へ足を運び、子どもの心のケアのために活動。

   
赤ちゃん木育ひろばで記念写真
   
副館長の馬場 清氏

【開催概要】
・テ ー マ:東京おもちゃ美術館へようこそ!
        近くて遠かった四谷ひろばA棟の秘密
・講師:馬場 清 副館長
・開催日時:11月28日(月)17:30〜19:00(終了後後、懇親会を開催)
・会場:四谷ひろば コミュニティールーム1
・参加者:15名
【今回のコーディネーター:塩澤 尚子さん】

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シニア情報生活アドバイザー講座

■第91期の開催案内

・開催時期:2012年1月7日(土)〜2月4日(土)
会場:四谷ひろば
     〒160-0004 新宿区四谷4-20
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm

■受講感想 さん(アドバイザー講座第88期受講生)

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやインターネット)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに82回(第88期まで)の講座を開催し、314名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「一般社団法人ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

「シニア情報生活アドバイザー」のアシスタントを募集しています。下記へ申し込んでください。
idn@npo-idn.com

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IDNパソコンひろば

2011年12月の初心者向け講座
 四谷ひろばパソコン教室はシニアや地域の方々がパソコンやインターネットを活用してより楽しく、生き生きとした生活を送るお手伝いをします。シニア情報生活アドバイザーの資格を持つ三十数名の講師アシスタントが、地域の方々のために懇切丁寧にご指導します。

入門講座
パソコン入門:今月はお休み
 パソコンが初めての方を対象に、全3ヶ月を同じスタッフが受講者の進捗状況にあわせて講座を進めます。

はじめてのインターネットと電子メール:11月29日に開講 火曜午前全4日
 日本語入力がある程度できる方が対象です

ネット活用:11月29日に開講し、火曜日の午後全4日
 インターネットを利用してできる便利なこと、楽しいことを習います

ステップアップ講座
入門講座を終えた方、
基礎講座を終えた方を対象
基礎1 ワード入門:月曜日午後
基礎  ワード活用:水曜日午後
基礎  エクセル入門:金曜日午前

特別講座
タブレット型端末を体験しよう:
 11月28日より月曜日午前 全4日
グリーティングカードとスキャナー:
 11月30日より水曜日午前 全4日
ゲームで脳を鍛える:
 12月2日より金曜日の午後 全4日

講座復習・補習講座
講座復習:講座受講者を対象 参加無料
 ・なんでも相談:12月18日午後


町会・自治会のためのブログ入門講座(初日)
11月より2012年3月まで、フォローアップ講座を月に1回開催
ブログ入門講座:町会・自治会のためのブログ入門講座
フォローアップ講座を継続中
新宿区よりIDNが受託して実施する講座を終了しました。
・開催日
 10月4日、11日、18日、25日
 毎週火曜日 午前10:00〜12:00
・今後の予定
11月より2012年3月まで、フォローアップ講座を月に1回開催しています。
 第2火曜日の午前中、1月は第3火曜日

四谷ひろばパソコン教室での講座の日程や講座の内容などの詳細は下記をご覧ください
四谷ひろばパソコン教室のWeb Site:
http://yotsuya-pc.web.officelive.com/

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パソコン交流会
11月はお休みします

今後の話題提供をお願いします
 パソコン交流会はアドバイザーの研修の場であり皆様からの話題提供で成り立っています。多くの方々からの話題提供のお話をお待ちしています。また、さしあたり提供する話題のない方は、こんな話が聞きたいこんなことが知りたい、など、メーリングリストを通じて呼びかけていただきたく、よろしくお願いします。

新たに参加ご希望の方へ
 パソコン交流会は、IDNパソコンひろば活動のひとつとして、会員相互のスキルアップ、情報交換の場を提供するものです。このメルマガを定期購読されている方でご興味がありましたら下記、グループ管理者宛にご連絡下さい。
 メーリングリストに登録の上、開催情報等発信させて頂きます。会員はグループページにアップさている資料の閲覧が可能となります。参加希望の連絡は下記のグループ管理者へ。

案内がわずらわしいという方は・・・
 グループページ[参加設定の変更]から[投稿に関するお知らせの配信方法]で[重要なお知らせのみ受信]を選択してください。以後はメルマガIDNやグループページの情報をご覧ください。
 退会するという方は、下記管理者宛にメールをください。メーリングリストから削除します。

【IDN-PC交流会 長谷川久之】
mailto:idn-pcex-owner@yahoogroups.jp

これまでの活動内容はこちらよりご覧ください

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千葉アドバイザーグループ C−PAK

■12月の月例会の案内
日 時:12月8日 14時から16時
場 所:高齢協センター2F
講師:羽澄 勝 さん
テーマ:家事調停員の目から見た「家族問題の変質」
      (当事者を取り巻く社会環境の変貌)
      1−IT社会の浸透
      2−経済の停滞
      3−マスコミ
      4−価値観の多様化
      5−国際化
☆講演終了後センター1Fで23年年忘れ大忘年会を開催いたします。
会費は一人3000円です
【幹事:巳城雅康さん miki-m87@nifty.com

C−PAKのホームページはこちらからご覧ください

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

《シニアドさいたま》の活動内容については、下記のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に

  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか、目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と、入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは、やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で、総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し、活動に参加する会員

会費には入会金と年会費とがあります。
 入会金は正会員が1万円、賛助会員が千円です。
 年会費は、正会員が年間一口1万円、賛助会員が一口千円です。
 (年の途中で正会員入会さされる場合は割引があります。)
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

メール送信先:idn@npo-idn.com
 *申し込みをして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、下記にお電話ください。
   メールが届かないことが時々発生しています。よろしくお願いします。
   電話番号:03−3358−1958

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会員のホームページ・ブログ・ツィッターの紹介

■四谷ひろばパソコン教室のWebサイト
 四谷ひろばパソコン教室はシニアや地域の方々がパソコンやインターネットを活用してより楽しく、生き生きとした生活を送るお手伝いをします。
 シニア情報生活アドバイザーの資格を持つ30数名の講師アシスタントが、地域の方々のために懇切丁寧にご指導します。
講座の内容を下記で紹介しています。
http://yotsuya-pc.web.officelive.com/

自薦・他薦をお願いします

 ホームページ・ブログ・ツィッターを紹介するコーナーです。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。

【趣旨】
 会員のホームページ・ブログ・ツィッターを紹介するコーナーを設けました。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したURLをIDNのホームページでも紹介します。
 最近の更新内容のある方は、再度取り上げます。ご遠慮なくどうぞ。

申し込み先:idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページでご覧になれます

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アウトドアクラブ「たかお会」

■第63回活動の報告:景信山−高尾山の紅葉

 絶好のハイキング日和のもとで、今年は紅葉がちょっと遅めの感はありましたが、山頂付近、城山は見ごろ過ぎ、高尾山頂から下は丁度見ごろで、途中の「一丁平・もみじ台・高尾山頂」の紅葉も素晴らしく、杉やヒノキの植林との色合いも格別でした。
 少し雪が来た富士山をそれぞれの山頂や展望台から楽しめました。
 高尾山までは、木に残った枯葉を鳴らす風の音を聞きながらの静かな山歩きで、高尾山頂からは平日というのに上り下りとも人の切れ目がなく、下りのケーブルは20分待ちの人出でした。これも高尾山の面白さかもしれません。
 表参道を下って、3時15分清滝駅に到着、事故もなく今回の活動を終了しました。その後、清滝駅わきの蕎麦店で全員参加で 「一杯と新そば」の1時間ほどお疲れ会を行い、4時半に散会しました。

  
高尾山頂上にて
 
高尾山の紅葉
【開催概要】
・実施期日:2011年11月24日(木曜日)
・集合場所:JR中央線 高尾駅北口改札口に9:00集合
・コースの概要: 中央線高尾駅・裏高尾(江戸時代の甲州街道)・景信山・小仏峠・城山・高尾山・薬王院・清滝駅
・実歩行:約4.5時間
・参加者:11名
【企画幹事:武田さん 写真:山本さん】

たかお会の活動状況は下記をご覧ください
http://npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm

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IDNゴルフ会

IDNゴルフ会コンペ
第12回 IDNゴルフ会コンペを2010年9月16日(木)にサンメンバーズカントリークラブで開催して以来、
開催を見合わせています。来年の春に再開する予定です。

IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、これまでの実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます

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ふれあい広場

■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
自由に投稿して下さい。お待ちしています。

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編集後記

■大宅壮一マスコミ塾の第9期の会〜小説『坂の上の雲』と旅順攻略の史実〜
 毎年11月23日の休日には、大宅壮一マスコミ塾の第9期の会で、鎌倉の瑞泉寺で大宅家の墓にお参りをし、瑞泉寺の近くにある中華料理店《凜林(りんりん)》の2階を借り切って昼食をとり、講師を迎えてお話を聞き勉強する。
 例年は、鎌倉駅に集合し、皆と共に歩いて瑞泉寺に向かうが、今年(2011)は、早めに鎌倉へ行き、本覚寺の手水舎と鐘楼の龍、報国寺の向拝の龍の写真を撮り、瑞泉寺に歩いて墓参に合流した。

 今年のメインは、原 剛氏による《児玉・乃木・秋山兄弟〜『坂の上の雲』の旅順攻略〜》という講演だった。原氏は自衛隊から防衛庁防衛研究所戦史部に勤務した方。12月4日より放映されるNHKのTVドラマ『坂の上の雲』の第3部の制作において、日本軍(主に帝国陸軍)の立場よりのシナリオなどの軍事考証を行なった。 講演では、撮影に立会った経験を交えながら、小説『坂の上の雲』の旅順攻略戦における史実との相違点についての講演があった。


瑞泉寺  大宅家のお墓がある



大宅家の墓に墓参した



凜林の2階を借り切って講演と昼食会



歴史街道 2011年11月号

講師の原 剛氏
 香川県出身。県立観音寺第一高校卒業。1960年(昭和35年)防衛大学校本科卒業(第4期生)。陸上自衛隊第10・28普通科連隊に勤務後、防衛大学校、陸上自衛隊少年工科学校、陸上自衛隊幹部候補生学校教官を歴任。1980年(昭和55年)より防衛庁防衛研究所戦史部所員。1991年に自衛官を退官後、教官として防衛研究所戦史部勤務、1998年定年退官し非常勤調査員として戦史部に勤務。現在は軍事史学会の副会長。

司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』
 小説『坂の上の雲』は、1968年(昭和43年)から1972年(昭和47年)にかけ産経新聞に連載された司馬遼太郎の長編歴史小説で、司馬の代表作のひとつとされる。
 小説では、秋山好古、秋山真之の兄弟と、正岡子規の3人を主人公に、松山出身の若い3人が維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの明治時代という近代日本の勃興期を駆け抜ける生き様が描かれている。

 後半は、日露戦争の描写が中心となり、主人公である秋山兄弟の他に児玉源太郎、東郷平八郎、乃木希典などの将官が登場。各戦闘で主要な役割を果たした師団の戦いも書かれ、最後は日本海海戦でクライマックスを迎える。

NHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』
 本作はNHKが2009年度から3年間の中期経営計画として製作する大型プロジェクト《プロジェクトJAPAN》の一環と位置づけられて制作された。第1部は 2009年に5回、第2部は2010年に4回放映され、第3部は2011年12月4日から4回が予定され、全13回の構成になっている。

 本作の映像化については、多くの要請があったが、「戦争賛美と誤解される、作品のスケールを描ききれない」として司馬は許可しなかった。NHKでの映像化については、原作に忠実にするとの条件で実現した。
 ドラマとしては、誇張した部分、原作にない場面の挿入、原作の主張を修正した部分など、関係者の工夫や、若手ディレクターの思いが込められている。2011年に放映される分については、昨年中に撮影を完了し、今年は編集作業にあてられたという。ちなみに、旅順のシーンは函館で撮影されたとのこと。

旅順攻略戦における誤認識や史実と異なる点がある
 大宅壮一マスコミ塾の9期の会での原 剛氏の講演は、物語の後半の旅順攻略戦における史実と小説の相違点を中心に話が進められた。
 旅順攻撃を担当した乃木希典およびその配下の参謀たちが能力的に劣っていたために多大な犠牲を強いることになったとする司馬の見解については、賛否両論がある。
 原氏は、戦史研究の立場より見ると事実誤認が少なくない、特に乃木希典率いる第三軍の旅順攻攻囲戦の描写は日本人に誤ったイメージを与えたと主張。講演では、具体的にいくつかの例を示しながら話が進められた。

<旅順要塞の攻略>
(誤):海軍は最初から陸軍を援助不要とし、奇襲攻撃、湾口閉塞、湊外からの間接射撃でロシア艦隊を撃破、撃破できなくても艦隊が港外に出てくれば艦隊決戦で撃滅する
(正):海軍の奇襲・閉塞・間接射撃の成果なく、3月に陸軍は独自で旅順要塞攻略を決定し、5月に第3軍を編成して旅順攻略を準備
(誤):海軍は7月12日、陸軍に旅順攻略を要請。しかも早期攻略を要請
(正):要塞の状況がよくわからないまま強襲攻撃し、失敗

<攻撃正面は東北正面か西北(二〇三高地)正面か>
(誤):二〇三高地に最初に着目したのは秋山真之であり、最初から同高地攻撃を主張していた
(正):秋山が二〇三高地を言い出すのは、第三回攻撃の前の11月6日である。二〇三高地に最初に着目したのは、第一師団長の星野大佐である

 原氏の講演と『歴史街道 2011年11月号』へ寄稿された内容を合わせて理解すると、原氏の見解は以下のごとくである。

 司馬は、秋山真之を過大評価する半面、乃木を過小評価し、かなり感情的に描いている。明治天皇がほとんど描かれていない、後に軍神とされた橘 周太についても表現が少ないのは、司馬が天皇や軍神を精神主義の象徴として嫌悪するためで、それゆえ軍神とされた乃木を《愚将》と貶めた。

 司馬は「40代の10年間を費やしてフィクションを廃して書いた」と言い、神田の古本店で膨大な資料を買い求めて書いた、というが史実と異なる点がある。それは、雑誌・新聞などの巷説や風説などを巧みに用いて興味を喚起したことによるのではないか。
 司馬が当時見ることができなかった史料などの制約があったことも原因のひとつである。司馬が陸軍関係で依拠した資料は、陸軍大学教官の谷寿夫が大正時代に書いた『機密日露戦史』だった。これは、存命の将官への聞き取りをしてまとめられたものだ。最も参考にしたのは、戦争当時の参謀本部次長長岡外史だったが、彼の証言は偏ったものだった。沼田多稼蔵著『日露陸戦新史』や参謀本部編『明治三十七八年秘密日露戦争史』は陸軍についてかなり客観的に書かれている。
 以上、が原氏の思いをかいつまんで記した。

エピローグ
 乃木第三軍による東北正面から3回の総攻撃でも成果を得ず、目標を変更し、児玉源太郎の登場もあって、二〇三高地を攻略する。旅順港内を一望し、直ちに港内の艦隊に対して砲撃しほとんどの艦艇を大破させたことが日本海海戦を勝利に導く大きな要因となった。
 史実によると、西北正面の二〇三高地を奪った後も、要塞は健在であり、東北正面の戦いは続き、最高所の《望台》を奪い、ロシア軍司令官のステッセルが降伏するまでにひと月を要した。この戦争で国民は戦勝に沸いたそうだが、兵力も国力も消耗しきった日本はポーツマス条約でも有利の交渉ができなかった。

 かつて『坂の上の雲』を読んだ時に、乃木神社があるのに、司馬は乃木希典を《愚将》として描いており、不思議に思った記憶がある。12月4日(日)より放映されるNHKのテレビドラマで乃木がどのように扱われているかはわからないが、乃木の評価は今後どうなるだろうか。
 今回、原氏の講演を聞いて、日露戦争について以前より知識が少し豊富になり、NHKの『坂の上の雲』を見る目が違ってきそうである。【生部圭助】

編集後記集
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今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
・住所:東京都新宿区三栄町8-37 
・電話番号:03−3358−1958
・Eメール :idn@npo-idn.com
 *連絡をして2日間応答がない場合は、ご面倒ですが、上記にお電話ください。

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