NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
さて9月の勉強会は「ワードのワ」として身近なワードとのつきあいかたを見直しました。世界中の人々のすべての要求にこたえようとする仕様のなかで、シニア世代のIT初心者が必要とする機能、アドバイザーとして紹介したい機能に着目してみました。VISTAやOffice2007を紹介するポイントもいくつか整理できて、この際、本格的に2007を使ってみようと決断した方もいたようです。【レポート:國重隊長】
・はじめてのパソコン
・はじめてのインターネットと電子メール
・Vista(はじめてのパソコン)
・ワード初級1:案内状を作る(次のワード初級2も続けて受講できます)
・ワード初級2:画像入りのチラシを作る
・講座復習なんでも相談:
講座受講者を対象に、初心者の皆様がパソコンを使用する上で困っていることや疑問に思うこと、
行き詰っている問題などを個別対応で相談をお受けします
・楽しいデジタル写真
四谷ひろばとは
新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が具体化しました。2007年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足し、IDNもこの運営協議会に参加することになりました。
校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が終了し、施設は2008年4月から利用開始されました。IDNは四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を開催することになりました。
【リーダー:香村敏夫 サブリーダー:森藤和彦】
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キャリア学習推進プロジェクト
■出前授業への参加のお誘い
IDNにおいては発足当時から、会員がこれまでにいろいろな分野で、貴重な経験を積み重ねながら育んできたキャリアを、次世代に継承していくことを通じて、会員の社会貢献と生きがいを見出していくことを活動テーマに考えています。
「キャリア推進プロジェクト」が具体的な動きをはじめ、神奈川県の高校と大東文化大学への出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました。経験した方々の感想は、伝授したい自分の経験と知識を、学生達に伝えることが如何に難しいか、しかし彼らの顔が理解した反応に輝いた時は、言い知れぬ達成感が湧き出てくると。
またIDNの会員の皆さんへのメッセージは、私たちにとってはごく普通の経験が、学生たちにとっては通常の授業では得ることのできない貴重な蓄積となるので、あまり難しく考えず気楽に取り組むといいのではないか、教えることから得る達成感はまた格別である、ということです。
当面は、試行錯誤を重ねながら進めて生きたいと考えています。メルマガに、経験者の感想や次の講師募集を掲載しています。2008年には情報交換会も計画中です。
■10月に平田信一さんが出前授業を行います(前号の内容に追加)
2008年10月に平田信一さんが出前授業を行います。見学などご希望の方は申し出てください。
・学校名:神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校
・日時:10月6日(月)5校時(13:30−14:20)
・IDNよりの派遣講師:平田信一さん(全10職種のうち《IT(ソフト関係) 》を担当)
・対象:1年生 237名 7クラス
2年生以降、それぞれの興味・関心、進路に応じて下記の5つの「系」に別れ学習する生徒たち
・平田信一さんの講義のレジュメを紹介します
1.ITとは?
コンピュータやデータ通信に関する技術(Information Technology 情報技術)
国際的には ICT(Information and Communication Technology)が一般的
IT関連の仕事のあらまし
2.コンピュータとは?
私たちの周りはコンピュータだらけ/2進法と論理回路/ハードウェアとソフトウェア
3.システムエンジニア(SE)とプログラマ
システム開発の流れ/漠然としているお客様の希望を形にする/最初はプログラマから
4.SE・PGに向いている人
まわりの人とコミュニケーションがとれる/几帳面/精神的にタフ/プロジェクトXが好き
5.仕事の喜び
お客さんに喜んでもらう/自分が成長できる/仕事の達成感がある
6.青少年の役割
先人の遺産を引き継ぎ、後世に伝える/先ずは学ぶこと
見学の申し込みや問い合わせ先:
waiwaihiroba@yahoo.co.jp
【リーダー:羽澄 勝 サブリーダー:武田康男】
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千葉アドバイザーグループ C−PAK
■10月の勉強会の案内
・日時:10月9日(木) 14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター2階
・テー マ:デジカメ写真「全自動」整理術の実践と途中経過報告
・講師:巳城 雅康さん
【講師の巳城さんのコメント】
先日山室さんより御披露された「デジカメ写真「全自動整理術」を実践しておりますが、何がどうなって、こうなったのか?はっきりしないまま、
何と無く形があると言った状況です。
デジカメ写真「全自動」整理術の実践の途中経過として現在まで出来ているデータを使ってお話したいと思おります。
これまでのC−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
■川越でアドバイザー養成講座の受講生募集中
NPO ICCHシニアサロン川越(主宰・山家)でアドバイザー養成講座を計画し、受講生を募集しています。
受講希望者があればご紹介ください。
・開催日程:10月21日より11月25日(講座6日)
・場所:ICCHシニアサロン川越
http://icch.sakura.ne.jp/
「シニアドさいたま」の活動内容については、下記のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
【幹事役:山家 澂さん】
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IDN会員の募集のご案内
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IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し,活動に参加する会員
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
メール送信先:
idn@npo-idn.com
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会員のホームページの紹介
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。
会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:
idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページ(
こちら)でご覧になれます
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アウトドアクラブ「たかお会」
■第34回の開催《金時山登山》の案内
・日程:10月30日(木)
・場所:金時山(標高1,213m)
・集合場所:箱根湯本駅(あるいは乙女口バス停)
・その他:帰途、仙石原温泉に立ち寄りたいと考えています。
詳しくは追って連絡します。
■第33回《観音崎森林探訪》の報告
雨のため1週間延期して9月25日に実施しました。
参加者は11名、インストラクターを入れて12名でした。
幸い、天気に恵まれ潮風とフィトンチッドを存分に味わいました。自然博物館は外から眺めて帰りました。
希望者は横須賀中央駅で下車して懇親会を行いました。参加者は7名でした。
【幹事】東川征夫 (090-6166-7571)
滝村紘一 (090-5587-5769)
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IDNゴルフ会
■第5回 IDNゴルフ会コンペのご案内
・開催日:2008年10月2日(木)
・開催場所:サンメンバーズカントリークラブ
〒409-0124 山梨県上野原市犬目525
TEL:(0554)66−2314
http://www.sunmembers.co.jp/
・費用:一人当たり
=プレー費(昼食つき・キャディ付き):14、450円
=会費:4、000円
(セルフの場合 13、900円(食事つき)です。参加申し込みのときキャディ付き、又はセルフの希望をお聞かせ下さい)
・スタート時間:インコース 9:32 〜
・アクセス
=車:中央道 上野原ICから約20分
=電車:JR中央線 四方津駅
(クラブバス 7:40 8:15 8:45)
8:45のバスにお乗り下さい。(ゴルフ場まで10〜15分)
・参加申込
参加をご希望の方は、8月25日(火)まで下記へお申し込み下さい。
idngolf@yahoo.co.jp
【幹事:山本正光・武田康男】
■第6回のコンペの開催予告
第6回:
H20年11月20(木)に開催します
詳細は後日に連絡いたしますので、ご予定ください
■IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、
これまでの実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。
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ふれあい広場
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<
mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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編集後記
■龍のコンサート三昧2008 【その9】演奏会場が《ヴァルトビューネ》に変更になった
今回の最後の訪問地のベルリンでは、2008年5月24日にコンサートが予定されていたベルリンフィルの本拠地《フィルハーモニー》が火事になる、というとんでもないアクシデントに見舞われた。
コンサート会場が《フィルハーモニー》から、野外コンサート会場として有名な《ヴァルトビューネ》に変更になり、予想もしなかったコンサートを経験することになった。今回はその顛末について書くことにする。
最初にこのニュースを知ったのは5月20日の夕方のこと。われわれのグループの一人が、TVのニュースでベルリンのホールから煙るが出ているのを見た、と言うのを聞いて驚いた。その後、コンサートの会場が、《フィルハーモニー》から《ヴァルトビューネ》に変更されたという情報が入った。
ベルリンでのコンサートへの期待
今回のベルリンを訪れることへの魅力は、以下の5つがすべてそろっていることだった。その5つとは、ベルリンフィルの演奏、指揮者のクラウディオ・アバド、ピアノのマウリツォ・ポリーニ、曲目のひとつがベートーベンの《ピアノ協奏曲第四番》、演奏会場が《フィルハーモニー》。
会場が《フィルハーモニー》から《ヴァルトビューネ》に変更になることは、ベルリンフィルとポリーニの音を聴くことができないことを意味する。第一報が入ってきた時は勿論、ドレスデンからベルリンへバスで移動中にコンサートの詳細が知らされると、皆から失望の声が上がった。一方、今回のツアーを企画した旅行社の添乗員(音楽好きの当人は便乗員と言っている)は、せっかく《プラチナチケット》を手に入れたのに、楽しんでもらえないと、残念がっていた。ここで言う《プラチナチケット》とは、高いお金を投じて手に入れたチケットであるという意味。
ベルリンフィルの本拠地《フィルハーモニー》
《フィルハーモニー》はハンス・シャロウンの設計により1963年10月に完成した、ベルリンフィルの本拠地となっているコンサート・ホール。1986年に完成したサントリーホールと同じ《ワインヤード》形式のホールで、演奏席の背後に260席が配置されており、完成当時はユニークなホールとして注目された。全座席数は2,200席。柿落としは、1963年10月15日にカラヤン指揮、ベルリンフィルの演奏でベートーヴェンの《第九》が演奏された。完成当初の外観は、現在の黄色い外壁の仕上げとは異なっており、サーカスのテントに似ていることから、ベルリンっ子たちは《カラヤンのサーカス小屋》と呼んだ。
《フィルハーモニー》については、《龍のコンサート三昧2006》の
第3回に詳細に紹介しているので興味のある方はご覧いただきたい。
《フィルハーモニー》が火災に見舞われた
5月20日午後2時(日本時間同日午後9時)ごろ《フィルハーモニー》に火災が発生した。出火当時、屋根裏で絶縁層の溶接作業が行われており、この火が燃え移ったと見られる。火は約6時間後に消し止められた。出火直前にホールで《ランチコンサート》が行われており、聴衆や楽団員ら約1000人が避難した。午後に予定されていたクラウディオ・アッバード指揮のオーケストラのリハーサル(今回われわれが予定したコンサートらしい)は中止された。ホール内に浸水や損傷はなく、高価な楽器類は安全な場所に保護された。運営主体のベルリンフィル財団は「当面の間(6月2日まで)、大ホールを閉鎖する」と発表。23日に予定されていたクラウディオ・アバド指揮のコンサートがキャンセルになり、別の会場に変更予定。
火事のニュースの内容は以上のとおりである。そして、5月23日・24日・25日に予定されていたベルリンフィルの演奏会は3回分をまとめて,《ヴァルトビューネ》で実施することに決定した。また、主催者は9,000枚のチケットを追加発売した。チケットの話は現地でのガイドのKさんよりの情報。