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今回の講演会では、日ごろ裁判所に出入りし、裁判官達と直接接しているIDN会員の羽澄さんに、裁判員制度と選らばれた裁判員は実際にどの様なことをするのかについて話してもらうことにしました。
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
・懇親会:19:00− 四谷三丁目周辺の居酒屋で
・会費:会員1000円 ビジター1500円
懇親会費:2500円
・申込みはこちらへ:
takedayasuo@@aol.com
・懇親会への参加の有無も合わせてお知らせください
・締めきりは 10月23日(木)
今回のコーディネーター: 武田康男です
■第82回ふれあい充電講演会の報告:今に生きる千年の恋 源氏物語
まだまだ残暑厳しく、秋の夜長を古典文学にじっくり浸るには少し早い感じでしたが、『源氏物語が世に出て1000年』に当たる今年、我がIDNは、協力関係にある“大宅壮一マスコミ塾” の会員で「源氏物語を研究して30年」と言う「小池秀一氏」の紫式部と源氏物語を、熱く拝聴させて頂きました。
谷崎潤一郎を初めとした著名作家の現代語訳、強いては漫画源氏物語など、それに対比する小池さんの“全訳源氏物語”。生涯プロジェクトとして取り組む小池さんに、出席者一同、講師の熟年パワーを共有できたことでしょう。
質疑応答、その後の懇親会は20名を越える参加で、中締めに終わらず本締めまでの、楽しくも充実したひと時は、まさに“ふれあい充電講演会”そのものでした。
<開催データ>
・講 師:小池秀一氏
・開催日:平成20年9月8日(月)
・場 所:四谷ひろば コミュニティールーム 2
・参加者:21名
【レポート:羽澄記さん】
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シニア情報生活アドバイザー講座
■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに60回の講座を開催し、244名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■第65期(東京 四谷ひろば会場):開講の案内
・
期間:2008年10月18日(土)〜11月15日(土) すべて土曜日
・会場:四谷ひろば (会場を変更することがあります)
〒160-0004 新宿区四谷4-20
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください。
■第66期(東京 四谷ひろば会場)の予告
・第66期 11/22-12/20 すべて土曜日
講座のカリキュラム、開催場所などは、第65期に準拠します。
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3***********************************************************************
パソコンたのしみ隊
■パソコン楽しみ隊9月の案内
・日時:9月28日(日)13:30〜16:00
・テーマ:ワードのワ
パソコンの共通操作に一通りなれてきた初心者の一部は次の段階としてワードを目標にします。1枚の用紙におさまるワードの使い方と、ワードを使う意味の再点検を試みます。
・案内役:國重誠之隊長
・会場:いきいきラボ関ヶ原(最寄駅JR大井町、京急立会川)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/02/06/01/ikiiki_guide/ikiikirabosekigahara.html
出欠だけのご連絡は下記メルアドへお願いします。
連絡先:
pc-raku.@.npo-idn.org
(@マーク前後のピリオドは除いてください)
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IDNパソコンひろば
■四谷ひろばで講座が始まりました
4月7日より4月の講座を開始し、5月からは、四谷ひろば運営協議会主催講座と並行してIDNが自主企画した講座も始めています。
知人や近隣の方で
受講希望者の発掘と紹介も合わせてお願いします。
■9月の開催予定
8月は夏休みでしたが、9月より秋の講座を再開しています。
日程や講座の内容などの詳細は
こちらをご覧ください
・はじめてのパソコン
・はじめてのインターネットと電子メール
・Vista(はじめてのパソコン)
・チラシとはがき
・画像入り文書
・住所録を作ろう
四谷ひろばとは
新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が具体化しました。2007年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足し、IDNもこの運営協議会に参加することになりました。
校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が終了し、施設は2008年4月から利用開始されました。IDNは四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を開催することになりました。
【リーダー:香村敏夫 サブリーダー:森藤和彦】
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キャリア学習推進プロジェクト
■出前授業への参加のお誘い
IDNにおいては発足当時から、会員がこれまでにいろいろな分野で、貴重な経験を積み重ねながら育んできたキャリアを、次世代に継承していくことを通じて、会員の社会貢献と生きがいを見出していくことを活動テーマに考えています。
「キャリア推進プロジェクト」が具体的な動きをはじめ、神奈川県の高校と大東文化大学への出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました。経験した方々の感想は、伝授したい自分の経験と知識を、学生達に伝えることが如何に難しいか、しかし彼らの顔が理解した反応に輝いた時は、言い知れぬ達成感が湧き出てくると。
またIDNの会員の皆さんへのメッセージは、私たちにとってはごく普通の経験が、学生たちにとっては通常の授業では得ることのできない貴重な蓄積となるので、あまり難しく考えず気楽に取り組むといいのではないか、教えることから得る達成感はまた格別である、ということです。
当面は、試行錯誤を重ねながら進めて生きたいと考えています。メルマガに、経験者の感想や次の講師募集を掲載しています。2008年には情報交換会も計画中です。
■10月に平田信一さんが出前授業を行います(前号の再掲)
2008年10月に平田信一さんが出前授業を行います。見学などご希望の方は申し出てください。
・学校名:神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校
・日時:10月6日(月)5校時(13:30−14:20)
・IDNよりの派遣講師:平田信一さん
・対象:1年生 237名 7クラス
2年生以降、それぞれの興味・関心、進路に応じて下記の5つの「系」に別れ学習する生徒たち
系:流通・会計・情報・国際・教養
・テーマ:さまざまな職業分野の経験者が、自分の職業を通じて、仕事について、職業について社会について語る
=自分の特性にあう仕事の見つけ方
=働きがいのある職業生活の選択に向けて
=社会に出たら何が必要か
=仕事の面白さ
=なぜ働くのか
=なりたい自分になるために
=会社とはどのようなシステムか
・職種:全10職種のうち、 平田信一さんは《IT(ソフト関係) 》を担当
見学の申し込みや問い合わせ先:
waiwaihiroba@yahoo.co.jp
【リーダー:羽澄 勝 サブリーダー:武田康男】
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千葉アドバイザーグループ C−PAK
■9月の勉強会の報告
・日時:平成20年9月11日(木)14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター2階
・出席者:計9名
・講師:村杉 矩男 さん
・勉強会テーマ:Windows Photo Story−3 「スイス、ドイツ11日間レンタカーの旅」
内容
このところ、C−PAK勉強会では
5月の飯塚さんの『Nostalgia写真博物館U号館〜懐かしの昭和30年代〜』、
6月の北野さんの『美女乱舞―野村日香里』『薔薇よ薔薇―京成谷津バラ園』、
7月の中澤さんの『SAPPORO・YOSAKOI・2008』
とWindows
Photo Story−3の作品が続きました。
村杉講師は、その各作品に感銘を受け、急遽、作品作りに取り組まれたとのことです。
このソフト「Windows Photo
Story−3」に取り組んでから、実質的には、僅か1ヵ月ほどで見事な出来栄えの作品に仕上げられていまして、感心しました。
村杉さんが一昨年の秋に旅行した時の写真や地図、観光案内を素材に、「Photo
Story3」で編集、タイトルは、「スイス、ドイツ11日間レンタカーの旅」「ロンドン・エジンバラ湖水地帯5日間の旅」の2本立てで上映された。
村杉ご夫妻、ご息女の一家全員で6人のレンタカーの旅です。
旅行中に撮りためた写真は1000枚を超えた。そのうち、スイス編では270枚、ロンドン編では100枚を使って、Photo
Storyに仕上げられました。
アルプスの名峰、マッタ―ホルン、アイガー、ユングフラウなどなどの偉容。
そして、スイスの国境に近い「ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城」、ライン河沿いに点在する古城ホテルの「アウフシェンブルグ城」(宿泊)、中世の町並みを残す「ローテンブルグ」(宿泊)などの優雅な佇まい。
ヨーロッパ観光のポイントを紹介されました。
続いて、飛び込みで、山下正夫さんから「山下農園のスライドショウ」で自家農園の現状と収穫物のPhoto Storyが上映がありました。
その後、お二人の作品制作過程の苦労話やうまく行かなかった点などの話がでて、出席者からレベルアップや改善のポイント等についていろいろなアドバイスがあった。画像処理のポイントについては、便利なソフトとして[Pmcv]の詳細が紹介されました。
先月も議論されたが、「YouTube」「ニコニコ動画」など動画のスムーズな取込みに便利なソフトとテクニック、楽しみ方に話しが戻り、ソフトの取り込み、画面の操作・使い方の再確認がなされた。
【レポート:津田 啓さん】
■次回 勉強会予告
・10月9日(木)14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター2階
・講師:巳城 雅康 さん
・テーマ:未定
これまでのC−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
「シニアドさいたま」の活動内容については、下記のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
【幹事役:山家 澂さん】
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IDN会員の募集のご案内
■
IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し,活動に参加する会員
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
メール送信先:
idn@npo-idn.com
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会員のホームページの紹介
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。
会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:
idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページ(
こちら)でご覧になれます
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アウトドアクラブ「たかお会」
■第33回の開催案内 《観音崎森林探訪と自然博物館見学》
日程が変更になりました
・日程:9月25日(木曜日)
・ルート:三浦半島東京湾側
バス停⇒海岸園地⇒灯台⇒展望園地(昼食)⇒自然博物館⇒森のロッジ⇒走水神社⇒バスで横須賀へ
宮本森林インストラクターに案内して戴きます
岩礁と砂浜のある海(東京湾)と照葉樹林を持つ自然環境に恵まれた、広大な県立公園として、1985年に整備開設されました。昭和20年まで、軍の要塞があったので、一般人が入れなかったため、貴重な照葉樹林が残っています。
【幹事】東川征夫 (090-6166-7571)
滝村紘一 (090-5587-5769)
たかお会の会員の方には別途案内をしております
9月22日までに、下記へ申し込んでください
idn-takaokai@yahoogroups.jp
TOPへ
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IDNゴルフ会
■第5回 IDNゴルフ会コンペのご案内
・開催日:2008年10月2日(木)
・開催場所:サンメンバーズカントリークラブ
〒409-0124 山梨県上野原市犬目525
TEL:(0554)66−2314
http://www.sunmembers.co.jp/
・費用:一人当たり
=プレー費(昼食つき・キャディ付き):14、450円
=会費:4、000円
(セルフの場合 13、900円(食事つき)です。参加申し込みのときキャディ付き、又はセルフの希望をお聞かせ下さい)
・スタート時間:インコース 9:32 〜
・アクセス
=車:中央道 上野原ICから約20分
=電車:JR中央線 四方津駅
(クラブバス 7:40 8:15 8:45)
8:45のバスにお乗り下さい。(ゴルフ場まで10〜15分)
・参加申込
参加をご希望の方は、8月25日(火)まで下記へお申し込み下さい。
idngolf@yahoo.co.jp
【幹事:山本正光・武田康男】
■2008年の第6回の予告
第6回:H20年11月 日程はは未定です
■IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、
これまでの実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。
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ふれあい広場
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<
mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
TOPへ
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編集後記
■龍のコンサート三昧2008 【その8】ドレスデンからベルリンへ

壁の歴史などが展示されている
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壁の詳細 TVでよく見る厚い壁は少ない
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壁があったところにプレートが埋め込まれている
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絵画ギャラリーはカルチャーフォーラムの中にある
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フェルメール 紳士とワインを飲む女
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2008年5月24日の朝8時半に今回のツアーの最後の訪問地であるベルリンに向けて、ドレスデンのホテルを出発。10時頃に途中で休憩をとり、再び高速道路を北上、2日前に開通した高速道路のトンネルを抜けて、11時すぎに高速道路を降りる。まもなくシャルロッテンブルグ宮殿が見え、ベルリンの西方より市街へ入ったことがわかった。
ベルリンの壁
市内のレストランで早めの昼食をとり、現地のガイドのKさんの案内で《ベルリンの壁》のあとを見に行った。2006年にベルリンを訪れたときにはこの場所に行かなかったので、壁の遺跡を見ながらKさんの説明を聞くことにより、よく理解することができた。
第2次世界大戦後、敗戦国のドイツは資本主義体制の西ドイツと共産主義体制の東ドイツに分断され、ベルリンは米英仏露の分割統治下におかれた。西ベルリンは周囲を東ドイツに囲まれ、《赤い海に浮かぶ自由の島》となった。1961年8月にソ連統治下の東ドイツはベルリンの境界線を封鎖した。壁はすべて東ドイツ領内に建設され、その後、強固なものになり、東西が遮断された。
東ドイツ政府は、1989年11月9日に東ドイツ市民に対して旅行の自由化(旅行許可書発行)を発表した。このことによって、ベルリンの壁は実質的に意味を持たなくなり、その翌日の11月10日未明になると、ハンマーや建設機械により、壁の破壊作業をはじめられ、ベルリンの壁は崩壊した。そして、東西ベルリンの境界だけでなく、東ドイツと西ドイツの国境も開放された。さらに、1990年10月3日に東西ドイツは正式に統一された。
かつて西ベルリンを囲んでいた壁の大半は壊されて、一部で記念として保存されているのみである。壁が存在していたところには、車道などに道標として表示してあり、壁のラインをたどることができる。(写真参照)
今回のコンサートツアーの訪問先、ウィーン、チェスキー・クロムロフ(移動の途中に寄り道した)、プラハ、ドレスデン、ベルリンは歴史に翻弄された都市である。実際に足で歩き、過去の遺産と復興したまちを見ることにより、ヨーロッパ都市の苦難の歴史を身近に感じることができた。
ブランデンブルグ門
ベルリンの壁を見たあと、ブランデンブルグ門へ行った。ブランデンブルク門は、都城都市だったベルリンに18箇所あった都城の門のひとつ。1868年に城壁が取り壊される中、唯一残されたのがこのブランデンブルク門。
1960年に東ドイツが東西の境界線を封鎖し、後に《ベルリンの壁》を建設すると、門は東に位置し、門の先は東ベルリンの西端の行き止まりとなった。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、再び門の下を通行できるようになった。門は2000年12月から改修工事が行われ、ベルリンを代表する観光地となっている。
2006年の6月に訪れたときには、ワールドカップ開催の直前で、門の東側に巨大なサッカーボールのモニュメントがあったが、今回は通常の状態に戻っていた。門の周辺はパントマイムも沢山居て、観光客であふれていた。
絵画ギャラリー(絵画館)
ブランデンブルグ門を後にして、午後の2に頃より絵画ギャラリー(絵画館)を訪れ、ガイドのKさんの案内で見学した。
絵画ギャラリーは、ポツダム広場の近くにあり1998年に開館した絵画館。ベルリンの文化の集積地として再開発されたティアガルテン地区の一角にあり、《カルチャーフォーラム》の建物のなかでも広い面積を占めている。
エントランスホールから円形の入り口を通り、絵画ギャラリーに入ると縦長の広いアトリューム(吹き抜けの空間)が広がっている。アトリュームの両側の展示室に、13世紀から18世紀までのヨーロッパ絵画1400点以上が展示されている。
手前から時代の古い順に、国別に絵画が展示されており、アンジェリコ、ボッティチェリ、ラファエロ、ルーベンス、レンブラントなど、見ごたえのある作品がたくさん並んでいる。
アトリュームを左右に横切りながら、手前の古い時代の絵画より奥へと進むのが、ここの展示の趣旨にあった鑑賞の仕方であるとのことだが、時間の余裕がなかったために、右側の手前から時計と逆周りに見て歩いた。
ドレスデンのアルテ・マイスター(古典巨匠絵画館)では有料で写真撮影が許されたが、ここでは自由に撮影することができた。
絵画ギャラリーには世界に30数点しか残っていないフェルメールの作品のうち、《紳士とワインを飲む女》と《真珠の首飾りの女》を見ることができた。1991年に発行された《フェルメール画集(リブポート社》には、ダーレム美術館蔵と記されており、1998年に絵画ギャラリーが開館したときにここに移されたらしい。この2点は08年12月14日まで上野の東京都美術館で開催中の《フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち》には登場していない。