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メルマガ IDN 【第154号】 Inter Depending Network
2008年 9月 1日発行

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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と
これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第154号のご案内》
 IDNだより
    =IDNの活動状況を紹介します
 1.ふれあい充電講演会
  =第82回ふれあい充電講演会の案内:今に生きる千年の恋 源氏物語
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第64期(9/6開講 東京会場 四谷ひろば):受講生募集のご案内
  =第65期以降 年内の開催予定
  =アドバイザー講座受講感想(62期:鈴木友里さん)
 3.PCたのしみ隊
  =9月の予告
 4.IDNパソコンひろば
  =9月の開催予定
  =四谷ひろばで講座が始まりました
 5.キャリア学習推進プロジェクト
  =出前授業への参加のお誘い
  =10月に平田信一さんが出前授業を行います
 6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =8月の勉強会の報告
  =9月の勉強会の予告
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
  =8月の「シニアドさいたま」の例会を延期しました
 8.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に
 9.会員のホームページの紹介
10.アウトドアクラブ「たかお会」
  =第33回の開催案内 《観音崎森林探訪と自然博物館見学》
11.IDNゴルフ会
  =2008年の第5回(10月2日)の案内
12.ふれあい広場
編集後記
  =龍のコンサート三昧2008 【その7】ドレスデンの歌劇場で《フィガロの結婚》を見た
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IDNだより
本年も上半期が終わり、昨年より今年にかけていくつかの新しい動きも出てきています。
IDNの活動状況を紹介します。
ふれあい充電講演会 9月8日に第82回が予定されています
今回は《今に生きる千年の恋 源氏物語》です。参加をお待ちします
シニア情報生活
   アドバイザー講座
第63期を終了し、244名の方が卒業されました
9月6日より第64期の講座を開講します。4名の方が受講されます
パソコンたのしみ隊 2004年の4月に始まり、毎月開催しています。まもなく9月の案内をいたします
アドバイザーとしてのスキルや資質の向上のための議論で盛り上がっています
IDNパソコンひろば 四谷ひろばで4月より初心者向けの講座を開始、8月は夏休み、9月より再開します
地域への貢献が出来、アドバイザーの活躍の場が広がっています
キャリア学習推進
       プロジェクト
昨年は出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました
本年度は、7月に羽澄さんと久米さんが終了、10月に平田さんが予定しています
千葉アドバイザーグループ 
  《C−PAK》
月に1回の勉強会を、講師が輪番制で継続しています
本年度は3つのプロジェクトが平行して進行中。8月より公民館での講座がはじまりました
埼玉アドバイザーの会 
  《シニアドさいたま》
幹事役が山家 澂さんに交代しました
8月23日(土)に予定の例会は流会、次回を企画中です
アウトドアクラブ
  《たかお会》
2008年2月現在、58名皆さんが会員登録されて楽しんでおられます
9月18日に第33回《観音崎森林探訪と自然博物館見学》を予定通りに開催します
IDNゴルフ会 2007年の9月に第1回を開催しました
次回(第5回)は2008年10月2日に開催します。詳細案内をしています
SNF21
(シニアネットフォーラム21)
IDNでは2004年と2006年度にもSNF21の仕事を受託しました
2008年度に、再び《全体企画》と《東京の当日の運営》を受託。ご協力をお願いします
高齢者の情報発信支援
      サービス試行研究
 I 社と協力し、下関の病院で試行プロジェクトが4月より始まりました
試行期間を延長して、下関の会員の4名の方が活動しています
(仮)PC教材作成事業 高齢者や主婦などにパソコンを教える人向けのテキスト作成事業を準備中です
7月8日に説明会を開催し15名の方が参加されました。具体化を検討中です

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ふれあい充電講演会

■第82回ふれあい充電講演会の案内:今に生きる千年の恋 源氏物語
第79回ふれあい充電講演会(4月)には、光が丘美術館で井上員男の紙版画「平家物語」を見ました。
「平家」に引き続いて、第81回は源氏物語です。

谷崎源氏 昭和31年発行


紫 式部(百人一首より)

源氏物語が書かれてから1000年紀。おりから《写本》や《絵巻》が新たに見つかって話題を集めています。

今回は長年にわたり源氏物語に傾倒し、すでに全巻の完訳を終えた小池秀一氏をお招きします。
源氏物語にはさまざまなアプローチがありますが、今回は男女の愛の物語だけではなく、光源氏が生まれた時代背景、源氏がおかれた政治的な立場、宮廷生活、物語の背骨など大きな流れについえも興味尽きない話をしてもらいます。小池秀一さんが講演の準備を進めておられます。
ご期待ください。

今回の講師 小池秀一さんからのメッセージ
源氏の物語は単なる男女の愛の物語なのでしょうか世界で多くの言語に翻訳され、日本を代表する古典であるにもかかわらず、題名と光源氏の名前だけは知っているという人がほとんどで前文を読み通した人はごくまれです。そうした源氏物語がなぜ千年の時を経て今世間の注目を集めているのでしょう。

小池秀一氏のプロフィール
・1940年長野県戸隠生まれ
・国学院文学部卒業
・製薬会社宣伝課勤務を経て物流会社取締役
・30代のころから源氏物語に とりつかれる

開催案内
・開催日時:2008年9月8日(月) 18:00−19:30
・テーマ:千年の恋 源氏物語
・講師:小池 秀一氏(大宅壮一マスコミ塾 源氏物語研究家)
・場所:四谷ひろば 2階のコミュニティールーム2
 〒160-0004 新宿区四谷4-20   詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm

・懇親会 講演会終了後四谷三丁目周辺の居酒屋で
・会費:会員1000円 ビジター1500円
     懇親会費:2500円
・申込みはこちらへ:waiwaihiroba@yahoo.co.jp
 
懇親会への参加の有無も合わせてお知らせください
締めきりは 9月5日(金)
今回のコーディネーター: 羽澄勝さんです  緊急連絡は:080−5385−4412(羽澄さんの携帯へ)

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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに60回の講座を開催し、244名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■第64期(東京 四谷ひろば会場):開講の案内
期間:2008年 9月 6日(土)〜10月 4日(土) すべて土曜日
・会場:四谷ひろば (会場を変更することがあります)
     〒160-0004 新宿区四谷4-20
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談くださ
い。

■第65期〜第66期(東京 四谷ひろば会場)の予告

・第65期 10/18-11/15 すべて土曜日
・第66期 11/22-12/20 すべて土曜日
講座のカリキュラム、開催場所などは、第64期に準拠します。

■アドバイザー講座受講感想
鈴木友里さん(アドバイザー第62期)           
 私的な都合で2期に亘る講習を受けさせて頂き、先生方には色々とお心遣いいただいて大変お世話になり本当に有難うございました。
 何事におきましても、プロフェッショナルな方々とお話をするということはとても有意義で心楽しいひと時を過ごす事が出来ますが、今回の講習におきましても先生方をはじめ受講生の皆様もプロばかり・・・ほんのちょっとした会話の中にも 普段行っている方法とは違う裏技を知る機会が多々あり、また解決できた疑問も多く大変役立ちました。

 今年の北京オリンピックでは、中国の数のボリュームには圧倒されましたが、65歳以上の人口が日本の総人口を上回っている中国でも 高齢化が世界の例に違わず大問題になっているとのこと・・・。
 日本は今年65歳以上が人口に占める割合が21.5%となってWHOが定める超高齢社会となり、人口の半分がシニアになる日も遠からずで、弱者的・保護的な意味での高齢者という立場に甘んじてはいられず、少しでも社会の役に立てるように社会に対してアクティブな行動意識を持たなくてはいけないと思います。

 この講座で学んだ事を活かしてアクティブシニアの一員に成るべく、これからも皆様の経験やスキルからノウハウを学ばせて頂き、これからの人生において張り合いのある生活ができることを願っておりますので、今後共どうぞ宜しくお願い致します。

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パソコンたのしみ隊


■パソコン楽しみ隊9月の予告
9月28日(日)13:00〜16:00 に開催します
詳細は後日ご案内します

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IDNパソコンひろば

■四谷ひろばで講座が始まりました
4月7日より4月の講座を開始し、5月からは、四谷ひろば運営協議会主催講座と並行してIDNが自主企画した講座も始めています。
知人や近隣の方で受講希望者の発掘と紹介も合わせてお願いします。

■9月の開催予定
8月は夏休みでしたが、9月より秋の講座を再開します。
下記の講座を予定しております。日程や講座の内容などの詳細はこちらをご覧ください
 ・はじめてのパソコン
 ・はじめてのインターネットと電子メール
 ・Vista(はじめてのパソコン)
 ・チラシとはがき
 ・画像入り文書
 ・住所録を作ろう

四谷ひろばとは
 新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が具体化しました。2007年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足し、IDNもこの運営協議会に参加することになりました。

 校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が終了し、施設は2008年4月から利用開始されました。IDNは四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を開催することになりました。
【リーダー:香村敏夫  サブリーダー:森藤和彦】

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キャリア学習推進プロジェクト

■出前授業への参加のお誘い

 IDNにおいては発足当時から、会員がこれまでにいろいろな分野で、貴重な経験を積み重ねながら育んできたキャリアを、次世代に継承していくことを通じて、会員の社会貢献と生きがいを見出していくことを活動テーマに考えています。

 「キャリア推進プロジェクト」が具体的な動きをはじめ、神奈川県の高校と大東文化大学への出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました。経験した方々の感想は、伝授したい自分の経験と知識を、学生達に伝えることが如何に難しいか、しかし彼らの顔が理解した反応に輝いた時は、言い知れぬ達成感が湧き出てくると。
 またIDNの会員の皆さんへのメッセージは、私たちにとってはごく普通の経験が、学生たちにとっては通常の授業では得ることのできない貴重な蓄積となるので、あまり難しく考えず気楽に取り組むといいのではないか、教えることから得る達成感はまた格別である、ということです。
 当面は、試行錯誤を重ねながら進めて生きたいと考えています。メルマガに、経験者の感想や次の講師募集を掲載しています。2008年には情報交換会も計画中です。

■10月に平田信一さんが出前授業を行います
2008年10月に平田信一さんが出前授業を行います。見学などご希望の方は申し出てください。
・学校名:神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校
・日時:10月6日(月)5校時(13:30−14:20)
・IDNよりの派遣講師:平田信一さん
・対象:1年生 237名 7クラス
     2年生以降、それぞれの興味・関心、進路に応じて下記の5つの「系」に別れ学習する生徒たち
     系:流通・会計・情報・国際・教養
・テーマ:さまざまな職業分野の経験者が、自分の職業を通じて、仕事について、職業について社会について語る
 =自分の特性にあう仕事の見つけ方
 =働きがいのある職業生活の選択に向けて
 =社会に出たら何が必要か
 =仕事の面白さ
 =なぜ働くのか
 =なりたい自分になるために
 =会社とはどのようなシステムか
・職種:全10職種のうち、 平田信一さんは《IT(ソフト関係) 》を担当

見学の申し込みや問い合わせ先:waiwaihiroba@yahoo.co.jp
【リーダー:羽澄 勝  サブリーダー:武田康男】

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千葉アドバイザーグループ C−PAK

■8月の勉強会の報告
・日時:平成20年8月21日(木)14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター2階
・出席者:計9名 
・勉強会テーマ:ボランティア活動の中に♪パソコン利用その一歩♪
・講師:利光 信爾さん
・ 内容:所属アロハウクレレ同好会でのボランティア活動をご紹介 

活動内容
穴川コミュニティーセンタを本拠地に練習、ボランティアとして毎月1回の有料老人介護施設(いなげケアセンターそよ風)で演奏訪問を実施している。
演奏内容もハワイアンに捉われず老人が喜ぶ曲、リクエストの曲、歌にフラダンスとレパートリーは広い。その実績はケアセンター
の感謝状で証明されている。
演奏がマンネリ化しないため、毎回演奏の内容に変化をつけている。
次回の演奏内容の方針を協議し、決める。
 
利光さんの活躍の内容
この同好会のメンバーは13人(内、男2名)であるが、パソコン・AV機器を扱えるのは利光さんのみ。
目的の曲をネットから入手、必要に応じ編集した曲の譜面作成、プログラムやチラシの編集作成等にパソコンを活用。
更には、メンバーの練習教材のCD、MD作成するなど八面六臂の活躍。
利光さんがこの活動に本格的に取り組みだしたのは今年の4月からで、目下試行錯誤で悪戦苦闘中であるが、この作業の中での苦労も、慰問先での笑い顔で癒されるとのこと。
メディアプレィヤー・メディアエンコーダー・BHA・サウンドitなどのAVソフトの有効利用がこれからの課題とのこと。
そのあと、利光さんのウクレレ演奏が披露され、一同ハワイの気分をチョッピリ味わった。
メンバーからいろいろな情報が披露された
特に、「YouTube」「ニコニコ動画」「GoogleVideo」など動画のスムーズな取込みに便利なソフトとテクニック、楽しみ方など最先端の話が次々と出てきた。
【レポート:津田 啓さん】

■次回(9月) 勉強会の予告
・日時:9月11日(木)14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター2階
・講師:村杉 矩男さん
・テーマ:未定

これまでのC−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

■8月の例会は延期になりました
8月23日に予定した《シニアドさいたま》の例会を流会としました。
次の会合は別途計画いたします。

「シニアドさいたま」の活動内容については、下記のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
【幹事役:山家 澂さん】

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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に

  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し,活動に参加する会員

会費には入会金と年会費とがあります。
 入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
 年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

メール送信先:idn@npo-idn.com

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会員のホームページの紹介

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします

 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページ(こちら)でご覧になれます

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アウトドアクラブ「たかお会」

■第33回の開催案内 《観音崎森林探訪と自然博物館見学》
・日程:9月18日(木曜日)
・内容:三浦半島東京湾側  バス停⇒海岸園地⇒灯台⇒展望園地(昼食)⇒自然博物館⇒森のロッジ⇒走水神社⇒バスで横須賀へ
     宮本森林インストラクターに案内して戴きます
 岩礁と砂浜のある海(東京湾)と照葉樹林を持つ自然環境に恵まれた、広大な県立公園として、1985年に整備開設されました。昭和20年まで、軍の要塞があったので、一般人が入れなかったため、貴重な照葉樹林が残っています。
【幹事】東川征夫 (090-6166-7571)
     滝村紘一 (090-5587-5769)

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IDNゴルフ会

■第5回 IDNゴルフ会コンペのご案内  
・開催日:2008年10月2日(木)
・開催場所:サンメンバーズカントリークラブ
  〒409-0124  山梨県上野原市犬目525
  TEL:(0554)66−2314
  http://www.sunmembers.co.jp/
・費用:一人当たり
=プレー費(昼食つき・キャディ付き):14、450円
=会費:4、000円
 (セルフの場合 13、900円(食事つき)です。参加申し込みのときキャディ付き、又はセルフの希望をお聞かせ下さい) 
・スタート時間:インコース 9:32 〜 
・アクセス
=車:中央道 上野原ICから約20分
=電車:JR中央線 四方津駅
 (クラブバス 7:40  8:15  8:45)
  8:45のバスにお乗り下さい。(ゴルフ場まで10〜15分) 
・参加申込
  参加をご希望の方は、8月25日(火)まで下記へお申し込み下さい。
  idngolf@yahoo.co.jp
【幹事:山本正光・武田康男】

■2008年の第6回の予告
第6回:H20年11月 日程はは未定です

■IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、
これまでの実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。


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ふれあい広場

■「ふれあい広場」について

皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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*12**********************************************************************
編集後記

■龍のコンサート三昧2008 【その7】ドレスデンの歌劇場で《フィガロの結婚》を見た

 5月22日の夕方の6時半ころに、エルベ川の対岸のホテルをバスで出発し、東ドイツ時代は《ドレスデン国立歌劇場》という名前で親しまれ、現在はザクセン州立歌劇場となっている《ゼンパー・オーパー》に向かう。10分ほどで劇場広場に到着。バスを降りて、劇場広場を横切って《ゼンパー・オーパー》の中に入り、自分の席を探す。
 ここでは、ホワイエやロビーを歩き回ることはせず、新古典主義建築の代表作いわれる、客席の内部の装飾や緞帳を見ながら《フィガロの結婚》が始まるのを待つ。
 ヨーロッパのオペラの開演時間は夜の8時とか8時半が多いが、ここでは7時過ぎに始まる。まず緞帳が上がり、指揮者が登場し、序曲が終わって幕が上がった。
ゼンパーオパーの内部 バルコニー席を見る ゼンパーオパーの緞帳
《フィガロの結婚》はウィーンで作曲された
 モーツァルトが作曲したオペラは21曲を数えるが、《フィガロの結婚》、《ドン・ジョバンニ》、そして《魔笛》がモーツァルトのオペラの三大傑作といわれている。
 モーツァルトは1781年にザルツブルクをはなれ、ウィーンに定住。モーツァルトは1785年10月末から《フィガロの結婚》の作曲を始め、翌年4月に完成し、初演はウィーンのブルク劇場で行われた。
 ウィーンのモーツアルトの住まいのあとは、《モーツァルト記念館(旧 フィガロハウス)》として公開されており、《フィガロの結婚》の初演のプログラムや初演のシルエット画などが展示されている。2006年にウィーンを訪れたときに、復元されたモーツアルトが暮らした部屋なども見学した。

《フィガロの結婚》の説明とあらすじ
 オペラ《フィガロの結婚》の原作は、ボーマルシェの戯曲《フィガロの結婚》である。内容は封建時代の伯爵家に仕えたフィガロとスザンナの結婚を主題に貴族を痛烈に批判した内容になっている。作曲された当時は、ウィーンよりもむしろウィーン皇帝の統治下にあったプラハで大ヒットし、プラハの国立劇場からは《ドン・ジョヴァンニ》の作曲依頼を受け、《ドン・ジョヴァンニ》もプラハで人気を博した。

 オペラ《フィガロの結婚》は四幕構成になっており、アルマヴィーヴァ伯爵の従僕であるフィガロと伯爵夫人の侍女スザンナの結婚のお話を中心に展開する。
 夫人に倦怠を覚えている伯爵は廃止した初夜権を復活したいとたくらみ、下心を持ってスザンナに言い寄る。好色な伯爵を懲らしめるために一計が案じられる。偽の手紙により、伯爵とスザンナの逢い引きの場をつくり、伯爵夫人はスザンナと入れ替わり、彼女になりすまして逢い引きの場に臨む。伯爵夫人と知らず、持参金をあげると言い、高価な指輪を贈る伯爵。伯爵の野心の現場を押さえ、フィガロは無事にスザンナとの結婚にこぎつける。

 大筋はこんなところであるが、フィガロは、女中頭のマルチェリーナに借金があり、返せない場合は、彼女と結婚するという約束を交わしていた。実は、マルチェリーナはフィガロの母親だった、という話や、ケルビーノという少年も絡んで、ストーリーは輻輳している。流れをよく理解していないとドラマの進行についてゆけないほどである。

《フィガロの結婚》 当日のプログラム

革新的な現代演出による《フィガロの結婚》
 1785年に作曲されたオペラ《フィガロの結婚》は200年以上もの間にさまざまな形で上演されてきたが、最近になって斬新な演出が見られるようになった。2008年に日本で公演された2つの事例を紹介する

ザルツブルグ音楽祭 2006での革新的な現代演出

 2006年のモーツァルトイヤーのザルツブルグ音楽祭のモーツァルト劇場で革新的な現代演出による《フィガロの結婚》が話題になった。ニコラウス・アーノンクール指揮、クラウス・グート演出、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 、ウィーン国立歌劇場合唱団に歌手も有名人をそろえた豪華版。

 本来の脚本には無い天使ケルビム(モーツアルトの化身?)の登場や、アルマヴィーヴァ伯爵、伯爵夫人、フィガロ、そしてスザンナも、性愛への欲望をむきだしにした演出に違和感がある、との声もあった。

 クラウス・グートが演出した「フィガロの結婚」がそのまま日本で再現された。2008年4月に、名古屋公演を皮切りに、大阪公演を経て、東京文化会館で公演された。指揮は26歳のロビン・ティチアーティ(サイモン・ラトルのお弟子とのこと)、オーケストラは古楽器を使ったエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団。

ラヴィアの新しい演出による《ホール・オペラ フィガロの結婚》
 2008年3月にサントリーホールで公演された《ホール・オペラ フィガロの結婚》が、6月21日のNHK BSハイビジョンで放送された。
 現在イタリアで最も高名な俳優かつ演出家であるラヴィアの新しい演出は、サントリーホールの特徴を生かしたもので、観客に取り囲まれた舞台空間が有効に使われた。

 舞台はスペインのセヴィリア近郊。モーツァルトと同時代にスペインで活躍した宮廷画家ゴヤの絵画を舞台上に散乱させることで、貴族社会であるオペラの時代背景や反骨精神をお客に一目で理解してもらえるようにと、斬新なアイディアを盛り込んだとのこと。ラヴィアは、普通の人間たちを苦しめている権力という暴力をこの作品を通して、過去ではなく今の世界を表現したいと言っている。

 私もこの公演をテレビで見た。かつて見たことのない舞台の構成の中で進行する《フィガロの結婚》を面白く見たが、演出家ラヴィアからのメッセージには気がつかなかった。

当日の舞台
 《ゼンパー・オーパー》でのオペラ《フィガロの結婚》も最近の流れを汲む新しい演出だった。舞台装置は手抜きかと思うほどシンプル。舞台衣装も、男性はワイシャツに背広という現代そのもの。

 当日の顔ぶれは下記のとおり。
  ・指揮:T.ネトビル、演出:D.M.サモライ
  ・配役:フィガロ(J.G.ベロボ)、スザンナ(L.トイシャー)、伯爵(M.ブッター)、伯爵夫人(U.セルビッヒ)、ケルビーノ(S.アタナソフ)

 主人公であるフィガロ役のJ.G.ベロボは太めの黒人。第一印象として違和感を覚えた。その他の配役については、コメントする知識を持ち合わせていない。
 ケルビーノの出征をからかいながら激励するフィガロのアリア《もう飛ぶまいぞ、この蝶々》で第1幕が終わり、第2幕の伯爵夫人のアリア《愛の神よ、安らぎを与えたまえ》はじっくりと聞かせてくれた。
 伯爵の小姓役のケルビーノは思春期の少年だがメゾソプラノの役。狂言回しの役を担っており、ひときわ輝いて見え、軍服姿で夫人にお別れの挨拶にやってきて歌うアリア《恋とはどんなものかしら》にも好感が持てた。

 第3幕では伯爵夫人とスザンナの二重唱《手紙の二重唱》、第4幕のスザンナのアリア《恋人よ、早くここへ来て》など親しみやすいアリアを聴きながら、舞台はクライマックスを迎える。

 自分の浮気現場を一同に見られた伯爵は、スザンナ姿の伯爵夫人の前に跪いて許しを乞い、夫人は夫を許す。
   苦しみ まごつき おろかにすごした今日を
   満足と喜びで終わらせるのは ただ愛の力だけ
   花婿、花嫁よ! 友よ!
   花火を楽しもう 楽しいマーチの音に合わせ 皆でお祝いに駆けつけよう
 最後は主要な役が舞台いっぱいに一列に並んで声の限りに歌って幕がおりた。
フィガロの結婚が終わりカーテンコールにこたえる出演者たち

 大勢の観客に混じって外へ出て、劇場広場の空気を吸う。暗闇の中に明かりを残した《ゼンパーオパー》にしばらく名残を惜しんでから、迎えに来たバスに乗ってホテルへ向かった。
 一旦ホテルに戻ってから外へ出て、最高のスポットといわれている橋の上から、まるで絵葉書のようなドレスデンの旧市街の夜景を見た。《ゼンパーオパー》もほのかにライトアップされて、旧市街のシルエットの中に溶け込んでいた。【生部】

ドレスデンの写真はこちらをご覧ください。

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今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
・住所:東京都新宿区三栄町8-37 
・電話番号:03−3358−1958
・Eメール :idn@npo-idn.com

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