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メルマガ IDN 【第145号】 Inter Depending Network
2008年 4月15日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と
これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
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IDNだより
1.ふれあい充電講演会
=第79回ふれあい充電講演会の案内:《光が丘美術館で井上員男の紙版画「平家物語」を見る》
2.シニアー情報生活アドバイザー講座
=第62期(東京会場 四谷ひろば):受講生募集のご案内
=第61期最終日の懇親会の開催の予告
3.PCたのしみ隊
=4月の勉強会の案内
4.IDNパソコンひろば
=四谷ひろばとは
=四谷ひろばで講座が始まりました
5.キャリア学習推進プロジェクト
=出前授業への参加のお誘い
6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
=4月の勉強会の報告
7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
8.IDN会員募集のご案内
=入会を考えている方に
9.会員のホームページの紹介
10.アウトドアクラブ「たかお会」
=第30回活動報告《カタクリ観賞と絹の道散策》
=第31回活動予告《御岳山と日の出山登山》
11.IDNゴルフ会
=2008年の第4回以降の予告
12.ふれあい広場
=NPO法人 ICCH シニアサロン川越》の設立 披露パーティの報告
編集後記
=(仮説)左 甚五郎は架空の人物 実は高松又八郎邦教である
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IDNだより
第79回ふれあい充電講演会《光が丘美術館で井上員男の紙版画「平家物語」を見る》
講師の井上員男氏より、冊子『版画平家物語 製作物語(B5版変形65ページ)』をいただきました。
井上員男氏より、見学の前に是非読んでおいてほしいとのコメントがありました。
参加申込者の先着15名の方に差し上げます。申し出てください。
■四谷ひろばで講座が始まりました
4月7日よりの第1週(Aコース)を終了し、4月14日からの第2週(Cコース)を開始しました。50名を越す受講希望者があり、盛況のうちに講座を開始することが出来ました。
4月12日には、四谷ひろばのオープニングセレモニーが開催され、地域住民へのお披露目にたくさんの来場者がありました。アドバイザー第49期の簾藤美与子さんと「はもにか・かふぇ」の仲間がアトラクションに登場されました。
■IDNでVistaを1台購入しました
IDNの事務所の会議室で勉強会などに活用したい方は下記へ問い合わせてください。
idn@npo-idn.com
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ふれあい充電講演会
■第79回ふれあい充電講演会の案内:《光が丘美術館で井上員男の紙版画「平家物語」を見る》
光が丘美術館は、光が丘駅から徒歩3分という至便の地で、屋敷森に囲まれた静かな佇まいの一角に位置しています。所蔵美術品は、日本画、陶芸、版画を軸として、日本画壇に若き息吹を送り込む気鋭溢れる作家達による意欲作を特徴としています。
当日は、《現代女流作家展》と《中野嘉之:日本画展》もごらんになれます。ご参加をお待ちします。
構想12年、全長76mにも及ぶ「平家物語の屏風作品 作家独自の技法《紙版画》と800年前の源平合戦を描いた平家物語の融合による 幽玄の世界を堪能することができます 会場で井上員男氏に作品にまつわる話と解説をしてもらいます ![]() 井上員男:版画「平家物語」「扇の的」 1988 112.0×304.0 六曲一双 |
井上員男氏画歴:
1932年 香川県に生まれる
1954年 香川大学教育学部美術科終了 兵庫県立高校美術教諭となる
1970年 紙版画独創技法開始
1979年 香川県立高校美術教諭を辞め東京都羽村市に転居
1988年 在仏日本大使館主催ユネスコ日本週間展覧会に招待出品
井上員男氏著作:『版画吉野川』(牧野出版)・『井上員男の山の花』・『続井上員男の山の花』(木耳社)
開催案内
・日時:2008年4月24日(木) 集合時刻 15:00 終了後懇親会を行います
*16時より井上員男氏の話を聞きます
・集合場所:光が丘美術館玄関 http://www.hikari-m-art.org/map.htm
・締めきりは4月20日(日)
今回のコーディネーター:武田康男です
講師の井上員男氏より、冊子『版画平家物語 製作物語(B5版変形65ページ)』をいただきました。
井上員男氏より、見学の前に是非読んでおいてほしいとのコメントがありました。
参加申込者の先着15名の方に差し上げます。申し出てください。
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シニア情報生活アドバイザー講座
■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに54回の講座を開催し、235名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■第62期(東京 四谷ひろば会場):受講生募集のご案内
第62期:2008年 5月24日(土)〜 6月21日(土) すべて土曜日
・会場:四谷ひろば
〒160-0004 新宿区四谷4-20
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください
■第61期最終日の懇親会の開催予告
第61期の講座は5月10日に最終日を迎えます。恒例の懇親会を開催します。
詳細は後日案内いたします。ご予定ください。
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パソコンたのしみ隊
■4月の勉強会の案内
・日 時:4月27日(日)13時〜16時
・場 所:四谷ひろばB3Fパソコン教室 地図はこちら
東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅より徒歩6分
・テーマ1(講師:村井さん)
インターネットはポケットの中から
”e mobile(イーモバイル)” 〜40gのUSBモデムで下り7.2Mbps〜
その他、盛りだくさんな内容を準備されています。当日をお他楽しみに!
・テーマ−2(講師:森藤さん)
無料で使える会員制無線LAN『FON』の紹介
「こんなことですが皆さんにご紹介したい」「皆さん、こんなことはどうしてますか?」など、ありましたら是非ご一報下さい。
【案内:長谷川さん】
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IDNパソコンひろば
講座初日の全景
休み時間も熱心に勉強
親切丁寧な指導
出来たときの喜び
■四谷ひろばとは
新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が具体化しました。2007年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足し、IDNもこの運営協議会に参加することになりました。
校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が終了し、施設は2008年4月から利用開始されました。
IDNは四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を開催することになりました。
4月12日には、四谷ひろばのオープニングセレモニーが開催され、「四谷ひろば運営協議会」の準備会の皆様と共に、これまでの苦労をねぎらい、今後の発展を願い、協議会の皆様の団結力の強さに勇気付けられました。
■四谷ひろばで講座が始まりました
4月7日よりの第1週(Aコース)を終了し、4月14日からの第2週(Cコース)を開始しました。4月は、50名を越す受講希望者があり、盛況のうちに講座を開始することが出来たことを喜んでいます。(写真参照)
1年前の今頃はパソコン教室を開く場所もなければ設備もない状態であったことを思うと、20台のパソコンと大勢の受講者を目の前にして感無量でした。
昨年夏、猛暑の中で旧式なWindows MEパソコンを必至で調整したり、インターネット環境がなくてもLAN中で使えるメールサーバーを組み込んだり、Windows MEに利用できる無料のウィルス対策ソフトを探してきて導入したりと、IDNの仲間の皆様の汗と知恵と努力と、さらにそれに加えて開講寸前まで献身的なボランティア活動をしていただいた方々のお陰で今日の開講を無事に迎えることができました。ご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。
初日は数台のパソコンが不安定な状態になりましたが、なにぶん旧式なパソコンゆえ今後ともトラブルが発生する可能性があることはやむをえないことと割り切っています。IDNパソコンひろばの皆さんのご支援とご協力によりこれからも起こりうるあらゆる難関を克服して行きたいと願っています。
私たちのパソコン教室を成功させるためには、受講者のニーズにマッチしたカリキュラムを提供することと、さらにそれをシニアの人たちに分かりやすく教えることが重要です。
したがってこれからはIDNパソコンひろばカリキュラムグループおよび講師・アシスタントの皆様の精一杯のご活躍とご協力をよろしくお願いします。【レポート:香村敏夫さん】
4月の講座の開催実績と予定
現在4月に実施している教室は次のとおりです。各コースとも午後2時〜4時です。
「はじめてのパソコン」全4日間
・Aコース:4月 7日、 8日、 9日、11日
・Bコース:4月21日、22日、23日、25日
「インターネットと電子メール」全4日間
・Cコース:4月14日、15日、16日、18日
・Dコース:4月28日、29日、30日、5月 2日
【リーダー:香村敏夫 サブリーダー:森藤和彦】
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キャリア学習推進プロジェクト
■出前授業への参加のお誘い
IDNにおいては発足当時から、会員がこれまでにいろいろな分野で、貴重な経験を積み重ねながら育んできたキャリアを、次世代に継承していくことを通じて、会員の社会貢献と生きがいを見出していくことを活動テーマに考えています。
「キャリア推進プロジェクト」が具体的な動きをはじめ、神奈川県の高校と大東文化大学への出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました。経験した方々の感想は、伝授したい自分の経験と知識を、学生達に伝えることが如何に難しいか、しかし彼らの顔が理解した反応に輝いた時は、言い知れぬ達成感が湧き出てくると。
またIDNの会員の皆さんへのメッセージは、私たちにとってはごく普通の経験が、学生たちにとっては通常の授業では得ることのできない貴重な蓄積となるので、あまり難しく考えず気楽に取り組むといいのではないか、教えることから得る達成感はまた格別である、ということです。
当面は、試行錯誤を重ねながら進めて生きたいと考えています。メルマガに、経験者の感想や次の講師募集を掲載しています。2008年には情報交換会も計画中です。是非「出前講師」を体験してください。
【リーダー:羽澄 勝 サブリーダー:武田康男】
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千葉アドバイザーグループ C−PAK
■次回(4月)の勉強会の報告
・日時:平成20年4月10日(木)14:00〜16:00・場所:(於)高齢協 佐倉センター2階
・出席者:12名
・テーマ:『最近のパソコン事情とVisata 時代のハードとソフト』
・講師:山室 輝弘さん
内容
いきなりCPUときましたね。最近のインテルのCPUは単体の「D」からマルチコアCPUに主力が移っている。「Dual-C0re」または「Core2Duo」が主体になりつつあるが、その先には、すでに開発が進んでいる「Quad-Core」(これはCPUが4個積まれていて、今年の後半にはパソコンはこれが搭載されるとのこと。)それまで待つのか悩ましいところである。
CPUとメモリなどの構成要素を結ぶ伝送速度は動作周波数が高いほど高速となる。これをFSB(FrontSideBus)と呼ぶが、現状の主力製品は533MHzであり、2〜3年前のパソコンは333MHzであった。また、800MHzで早いほうであるが、マルチコアCPUになると、1,333MHzと飛躍的に速くなる。
「XP」ではCPUが描画処理を行い、グラフィックはその後処理として描画していましたが、「Vista」では描画処理をグラフィックカードが担当することなり、これからのパソコンではグラフィックカードの性能が画面操作の快適さの決め手になるようです。
Vistaのサービスパック(SP1)が発表され、ダウンロード出来るが、4月中旬には自動配布されるとのこと。ダウンロードには機種にもよるが、50分から2時間ぐらいかかる。
現在市販中のパソコンはサービスパック(SP1)が未搭載であるので、購入はもう少し待ったほうが賢明か。一層のこと、Quad-Coreが搭載された機種が出る年末まで待ちますか。ところが更に悩ましい話が出てきました。ハード性能が同等なノートパソコンを比較しますと、Mac Bookの方が割安との話し。Macの華やかな画面は何といっても魅力的。
最近では「Boot Camp」というソフトでVistaのインストールできる。
その他、HDD、光学ドライブ、Linuxの動向や、参加諸氏から披露された裏話としてのアキバ情報などを含めて盛り沢山の内容の講座となり、時間内に収まりきれなかった。
審議事項
(1)新役員の任命
前回決議されなかった次の役員が決定した
・代表:大村久吉
・事務局:津田 啓
・会計担当:近藤泰幹
・監査役:北野正行
尚、各プロジェクトには担当マネージャー(ProM)を置き、
そのプロジェクトの金銭収支を含む活動一切を統括し、全員に報告する。
必要により代表、事務局、会計が支援する。
(2)今年度の勉強会担当をC-PAK恒例のあみだ籤で決まりました。
(3)活動状況
@生涯学習大学OBパソコンクラブの「はじめてのパソコン」教室
4月9日から新コーススタートしました。担当ProM 津田さん。
生徒数 20人、テキストはC-PAK制作のテキスト使用。
A千葉市民自主企画講座は下記3コースを申請中
決定を受けてC-PAKのProM, 講師の選定を行なう。
B公民館パソコン教室(KMK1と称する)
・「小中台公民館」「稲毛公民館」をC−PAKで担当する。
これまでのC−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
■次回「シニアドさいたま」の開催予告
年2回程度の交流会を持つ会として継続してまいります。
次回は、暑気払いを兼ねて8月24日(日)で、場所はさいたま市の予定です。
詳細は後日決定しお知らせいたします。
【幹事役:山家 澂さん】
■幹事役の交代
「シニアドさいたま」の会合を持ち、幹事役に山家さんが選出されました。
過去の活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
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IDN会員の募集のご案内
■ IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し,活動に参加する会員
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
メール送信先:idn@npo-idn.com
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会員のホームページの紹介
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。
会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページ(こちら)でご覧になれます
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アウトドアクラブ「たかお会」
■第30回活動の報告《カタクリ観賞と絹の道散策》
予定通り、3月27日(木)に行いました。
参加者は10名でした
当日のアルバムとスライドショウショウををたかお会のホームページにアップしました。
IDNのホームページから
アウトドアクラブ⇒たかお会⇒平成20年度活動報告⇒第30回⇒
ここで「アルバム」の上でクリックしますとご覧いただけます。
■第31回活動予告《御岳山と日の出山登山》
5月15日(木)に実施予定です。
詳しくは追って連絡します。
【幹事】
東川征夫 (090-6166-7571)
滝村紘一 (090-5587-5769)
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IDNゴルフ会
■2008年の第4回以降の予告
第4回以降のコンペの計画をお知らせします。
更に多くの方の入会とコンペ参加をお待ちしております。
第4回:H20年 5月27日(火)
第5回:H20年 9月30日(火)
第6回:H20年11月25日(火)
参加希望とお問い合わせなどは、下記へお願いします。
IDNゴルフ会 idngolf@yahoogroups.jp
■IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、
昨年の実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。
【幹事:山本正光・武田康男】
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ふれあい広場
■NPO法人 ICCH シニアサロン川越》の設立 披露パーティの報告
先月にご案内しました、私達の《NPO法人 ICCH シニアサロン川越》の設立 披露パーティの報告です。
日にちが3月29日でしたので、東京の方々は桜のお花見、埼玉の方々もイベントへの参加、現役で働いている方々は期末決算と重なりましたが、それでも多くの方々に出席して頂き、盛大(?)なパーティになりました。
多忙な中、生部理事長に出席して頂き祝辞を頂戴しました。また和散人の金田さんにも出席して頂き、お祝いの言葉と含蓄あるお話を頂きました。
それから、NPO法人 沙漠植林ボランティア協会(http://sashoku.org/index.html)の事務局長で川越市市会議員の菊地實氏に内モンゴルのホルチン沙漠での10数年に亘る植林、砂漠の緑化活動の結果、緑の大地となって農牧民が経済的にも豊かになった話を講演して頂きました。
今回の短い講演では中国残留日本人孤児で、矢張りホルチン沙漠で植林活動を続けていた立花珠美さん(中国名:烏雲)との感動的な出会いには触れられませんでしたが、このことは機会があればご紹介したいと思います。
アトラクションではハワイアンバンドとフラダンスがあり、パーティが華やかなものになりました。
皆様方のお陰で盛大(?)なパーティにすることが出来ました。出席して頂きましたIDNのメンバーの方々にはこの場を借りまして厚くお礼を申し上げます。【山家 澂】
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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編集後記
■編集後記 (仮説)左 甚五郎は架空の人物 実は高松又八郎邦教である
房総半島の中央の太平洋に近い夷隅町(いすみ市萩原2136)にある行元寺へ行った。行元寺で見たもの、そこで聞いた話をもとに「左 甚五郎は架空の人物、実は高松又八郎邦教である」という仮説を述べてみたい。学術の論文では許されないであろうことは承知の上で。
行元寺
行元寺は、正式には《東頭山無量寿院行元寺》という名前で、嘉祥2年(849)慈覚大師円仁によって伊東大山(夷隅郡大多喜町伊藤)に草創された。東国で最初に開山されたところから、《東頭山》と名づけられ隆盛を極めた。
その後平重盛によって現在の夷隅町荻原の地に移建され、冷泉家二階堂行元によって再興されてから、今年は700年目になる。房総天台教学の中心であり、京都・鎌倉からの仏教文化交流が深く、房総文化の発信基地となっていた古刹である。
江戸時代には、学僧の一人、天海大僧正の弟子亮運大僧正(当時厳海)は家康や大多喜城主本多忠朝との信頼厚く、上野寛永寺学頭となって家光の師となったことで特に知られている。このように徳川家の庇護で寺勢は大いに栄え、多くの文化財を所蔵することができた。
高松又八郎邦教(くにのり)
行元寺の内陣の正面上部に高松又八郎邦教の《波と龍》の彫刻がある。高松又八郎(?〜1716)は江戸では公儀彫物師、徳川家御用をつとめ、弟子11人が活躍して高松家は彫刻界最高の地位にあった。
上野寛永寺に徳川4代家綱・5代綱吉の廟、芝増上寺に6代家宣の霊廟に桃山文化を継承した優雅な作品を残した。
高松又八郎の作品は、第二次世界大戦で戦災によって焼失し、幻の名工といわれ、作品の存在は確認されていなかった。
しかし、2000年に行元寺の欄間の《牡丹に錦鳥》、《波と龍》など3点と、向拝の《唐獅子》《獏》などの修復作業を進められ、欄間彫刻の修復は2002年8月に完了した。
修復は斉藤漆工芸が担当したが、取り外した欄間彫刻から「宝永三年御彫物大工高松又八郎邦教」の刻名が発見され、これがはじめて発見された在名の作品となった。
左 甚五郎
左 甚五郎については、1967年の世界大百科事典(平凡社)もウィキペディアを見てもそんなに代わりがない。左 甚五郎は誰もが知る伝説的な彫刻職人で生没年不詳となっている。
彼の作品は、日光東照宮の眠り猫をはじめ、北は青森県八戸市の櫛引八幡宮(メドツ=河童の伝説)から、南は福岡市の筥崎宮楼門(扉の桐紋彫刻)まで、全国に分布している。
左 甚五郎作と伝えられる作品は各地にあり、落語や講談でも有名である。欄間の《野荒らしの虎》が夜な夜な田畑を荒らすので、悪さをしないよう網が掛けられている、《鎖でつながれた猿》、《一本の竹から彫った水仙に水をやると花が開く》、《知恩院・御影堂(忘れ傘)》などの逸話がたくさんある。
講談《名工甚五郎の水呑みの龍》
落語の有名な噺に《ねずみ》があるが、ここでは《名工甚五郎の水呑みの龍》を紹介する。
三代将軍家光が上野寛永寺の鐘楼建立にあたり四隅の柱に甚五郎をはじめ木彫の名人4人を選んでそれぞれ1匹ずつの龍を彫らせる。甚五郎の彫った龍だけがなぜか夜な夜な柱から抜け出して不忍池に水を飲みに降りるようになり大騒動となる。そこで甚五郎が「可愛そうだが足止めをする」と言って金槌で龍の頭へくさびを打ち込むと、その夜から龍は水を飲みに降りなくなった という話。
寛永寺の跡地に昔の鐘楼と鐘は残っているが、鐘楼の四本柱に龍の木彫はない。すぐそばの上野東照宮の金箔の唐門の四脚の額面に美事な昇り竜・下り竜の高彫りがあって、東照宮ではこれが甚五郎作の「水呑みの龍」だと伝えている。
常磐津「京人形」
天保14年(1842)に江戸・市村座で初演された歌舞伎狂言の一場面。甚五郎が遊郭で見初めた絶世の美女(梅ヶ枝太夫)に夢中になって、そっくりの京人形を彫りあげた。その人形を眺めながら酒を飲んでいると、魂を込めて彫った人形が動き出して一緒に踊る、というもの。
偶然道で拾った太夫の手鏡を人形の懐へ差し入れると人形に太夫の魂が入り、甚五郎の相手をする遊女となり、鏡を抜くと甚五郎そっくりの所作をする男になる。歌舞伎では、常磐津と長唄の掛け合いで上演する。
上野東照宮の唐門 入り口の左右に左甚五郎作の龍の彫刻がある こちらより詳細をご覧になれます |
常磐津《京人形》の左甚五郎(甚五郎役は旭 七彦) 花柳園喜輔《踊狂の四十年》の舞台 08年4月13日 国立劇場 |
行元寺の本堂の内陣の上の欄間に高松又八郎邦教の《波と龍》の彫刻がある。行元寺では写真の撮影が禁止されているので、彫刻をお見せすることが出来ないのは残念である。この彫刻の上方の天井に近いところには、《青海波》や《卍の連続模様》などが描かれており、極楽や徳の集まるところをあらわしていると言う。
本堂でのこのような説明の中で、「甚五郎は架空の人物で、実在した高松又八郎邦教が、実は左 甚五郎であるという説がある」と聞いた。江戸期における左甚五郎の活躍と、高松又八郎邦教は重なって見えるところも多い。高松又八郎は公儀彫物師、徳川家御用をつとめたこと、上野寛永寺や芝増上寺へのかかわり、など共通点も多い。
一方では、「棟梁彫刻の系譜としては、左 甚五郎の流れを組む開祖嶋村優元から、嶋村円哲(嶋村家)と高松丈八郎(高松家)に2分している。高松家では又八が有名である」との文献からは、この二人は別人であると理解しなくてはならない。
左 甚五郎の作品とされる年代も、安土桃山時代から江戸時代後期まで、300年の長期にわたっている。左 甚五郎は架空の人物であり、時代を超えて活躍した複数の名工たちの逸話を、ひとりの「甚五郎」 に集約して生まれた人物像であるかも知れない。
高松又八郎邦教が左 甚五郎と同一人物であるかはもっと調べてみる必要がありそうでだ。
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・住所:東京都新宿区三栄町8-37
・電話番号:03−3358−1958
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