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メルマガ IDN 【第142号】 Inter Depending Network
2008年 3月 1日発行

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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と
これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第142号のご案内》
 IDNだより
 1.ふれあい充電講演会
  =第77回の講演会の報告
     『馬込文士村を散策し、川端龍子記念館・熊谷恒子記念館(追加)・池上本門寺を訪れる』
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第61期(東京会場 四谷ひろば):受講生募集のご案内
 3.PCたのしみ隊
  =2月の勉強会の報告と3月の案内
 4.IDNパソコンひろば
  =IDNパソコンひろば 誕生
  =第2回打ち合わせの案内
  =四谷ひろばとは
 5.キャリア学習推進プロジェクト
  =出前授業への参加のお誘い
 6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =次回の勉強会予告
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
  =次回「シニアドさいたま」の開催予告
 8.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に
 9.会員のホームページの紹介
10.アウトドアクラブ「たかお会」
  =第28回(2/21)活動の報告
  =次回(3/7−3/9)活動の案内
11.IDNゴルフ会
  =第3回の開催案内
12.ふれあい広場
  
=山家 澂さん:NPO法人発足会へのお誘い
編集後記
  =静嘉堂文庫美術館で《曜変天目茶碗》を見た
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IDNだより
■第8期総会の開催
下記により第8期総会を開催します。
・日時:2008年3月16日(日)午後1時より 
・場所:京華スクエア第2会議室(決定)
正会員の皆様へは近日中に「第8回社員総会召集通知」お送りします。
当日には、今年度のIDNの活動計画や《ふれあい充電講演会》もあわせて開催します。
正会員以外の皆様もも、オブザーバーとして総会への参加も歓迎いたします。
■IDNでVistaを1台購入しました。
IDNの事務所の会議室で勉強会などに活用したい方は下記へ問い合わせてください。
idn@npo-idn.com
■四谷ひろばのオープニングセレモニー
四谷ひろばが4月1日よりオープンします。4月12日(土)の午後にオープニングセレモニーが執り行われます。詳細は現在計画中でまもなく発表になります。四谷ひろばの内覧会が行われ、その一環として、コンピュータルームでのデモも行われます。見学をご希望の方は予定してください。
■IDNの関連する行事予定をホームページにアップしました
08年のIDNの行事予定のページをアップしました。IDNのTOPページの下記よりアクセスできます。
・事務所の中の 行事予定
・右側にあるメニューの IDN行事予定

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ふれあい充電講演会

■第77回(延期2月26日)ふれあい充電講演会報告
  『馬込文士村を散策し、川端龍子記念館・池上本門寺を訪れる』

 1月23日に予定されていた第77回は2月26日に延期になった。何とか天候にも恵まれ、文士村の雰囲気を味わいながら、川端龍子記念館・熊谷恒子記念館・池上本門寺を訪れた。
 最初の龍子公園では、すべて龍子の意匠による住居とアトリエを専属のガイドの方の案内で見学し、記念館では、現在開催中の《川端龍子名作展 龍子が描いた神仏》を見た。
 すぐ近くにある現代女流かな書道界の第一人者として名高い熊谷恒子記念館まで歩き、館内では、幽玄な墨の世界を堪能した。
 本門寺まで坂のある道を歩いて、最初に朗峰会館に立ち寄り、庭を眺めて暫しの休息、本門寺の大堂で龍子の《未完の天井絵》を見る。梅園を、五重塔を見、本門寺にある力道山の墓に詣でた。
 ころあいを見て、池上駅の近所にある居酒屋へ移動。その後の懇親会で、乾いたのどを潤し、空腹を満たした。全員が短時間のスピーチを行い懇親を深めた。参加者は20名でした。
 
熊谷恒子記念館前での記念写真                      池上本門寺境内
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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに54回の講座を開催し、229名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

第61期(東京 四谷ひろば会場):受講生募集のご案内
第61期:2008年 4月5日(土)〜 5月10日(土) すべて土曜日
・会場:四谷ひろば
     〒160-0004 新宿区四谷4-20
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください

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パソコンたのしみ隊


■2月勉強会の報告
 2月24日ゆうゆう荻窪東館にて、『旅の感動をスライドショーで伝える』というテーマでフォトストーリー3を使って写真を興味深く見せる見せ方の勉強をしましたご案内は金田三千江さんでした
 プリントされた写真を見るのと違ってまるで映画を見るような感じで、見るものを飽きさせません。操作もなんとかこなせそうですし、是非私も挑戦してみようと思いました
 隊長からはムービーメーカーの楽しい使い方の講義がありました。こちらも簡単そうですし、誰でもすぐ監督デビュー出来そうです

■3月勉強会の予告
・日時:3月23日(日)13時から16時
・場所:ゆうゆう荻窪東館(旧敬老館)
     荻窪駅南口(JR中央線、地下鉄丸ノ内線)より徒歩8分
・テーマ・案内役:後日お知らせします。
【レポート 長谷川さん】

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四谷ひろば

■「IDNパソコンひろば」誕生
講座の開催予定
現在4月に計画している教室は次のとおりです。各コースとも午後2時〜4時です。
「はじめてのパソコン」全4日間
  ・Aコース:4月 7日、 8日、 9日、11日
  ・Bコース:4月21日、22日、23日、25日
「インターネットと電子メール」全4日間
  ・Cコース:4月14日、15日、16日、18日
  ・Dコース:4月28日、29日、30日、5月2日

今後受講生の希望などを伺いながらワードやエクセルのコースを加えて、
さらに魅力あるテーマの教室を企画して行きたいと考えています。
■IDNパソコンひろば 第2回打ち合わせの案内
・日時:2008年3月14日(金)10:00〜15:00
・場所:四谷ひろば3階のパソコンルーム
 (地図はブリーフケースの「07Map」フォルダにあります)
・主な議題:
《10:00〜12:00》
(1)4月パソコン教室方針(3月10日締め切りの応募結果を評価)
(2)各グールーリーダーからの報告・討議
 総務G、パソコン管理G、カリキュラムG、会計G
(3)パソコンルーム内の機器の動作確認作業
《13:00〜15:00》
(4)カリキュラムの説明(各講師:説明20分+討議10分)
 岡安講師、久米講師、滝村講師、山本講師
万障お繰り合わせの上ご出席願います。
【レポート:香村敏夫さん】

■四谷ひろばとは
 新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が進行していました。2007年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足し、IDNもこの運営協議会に参加することになりました。
 校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が3月中旬まで行われるため、施設は2008年4月から利用開始の予定です。
 IDNが四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を提供することで、コンピュータルームを優先的に使用する権利が与えられます。(写真はコンピュータルーム)
【リーダー:香村敏夫  サブリーダー:森藤和彦】

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キャリア学習推進プロジェクト

■出前授業への参加のお誘い

 IDNにおいては発足当時から、会員がこれまでにいろいろな分野で、貴重な経験を積み重ねながら育んできたキャリアを、次世代に継承していくことを通じて、会員の社会貢献と生きがいを見出していくことを活動テーマに考えています。

 「キャリア推進プロジェクト」が具体的な動きをはじめ、神奈川県の高校と大東文化大学への出前授業に延べ7名(他に見学者2名)の方が参加しました。経験した方々の感想は、伝授したい自分の経験と知識を、学生達に伝えることが如何に難しいか、しかし彼らの顔が理解した反応に輝いた時は、言い知れぬ達成感が湧き出てくると。
 またIDNの会員の皆さんへのメッセージは、私たちにとってはごく普通の経験が、学生たちにとっては通常の授業では得ることのできない貴重な蓄積となるので、あまり難しく考えず気楽に取り組むといいのではないか、教えることから得る達成感はまた格別である、ということです。
 当面は、試行錯誤を重ねながら進めて生きたいと考えています。メルマガに、経験者の感想や次の講師募集を掲載しています。2008年には情報交換会も計画中です。是非「出前講師」を体験してください。
【リーダー:羽澄 勝  サブリーダー:武田康男】

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千葉アドバイザーグループ C−PAK

■次回の勉強会予告
・3月13日(木)14:00〜16:00 (於)高齢協 佐倉センター2階
・講 師:津田 啓さん
・テーマ:未定

C−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

■次回「シニアドさいたま」の開催予告
年2回程度の交流会を持つ会として継続してまいります。次回は、暑気払いを兼ねて8月24日(日)で、場所はさいたま市の予定です。
詳細は後日決定しお知らせいたします。
【幹事役:山家 澂さん】

■幹事役の交代
この度 埼玉県アドバイザーの会「シニアドさいたま」の会合を持ち、幹事役に山家さんを選出しました。
そして、難しいことを考えずに年2回程度の交流会を持つ会として継続することになりました。
以上ご報告します。

過去の活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムへの参加に割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に

  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には2つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
・正会員:主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員
・賛助会員:団体の主旨に賛同し,活動に参加する会員

会費には入会金と年会費とがあります。
 入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
 年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

メール送信先:idn@npo-idn.com

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会員のホームページの紹介

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします

 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:idn@npo-idn.com
これまでに登場した方のURLと紹介文をIDNのホームページ(こちら)でご覧になれます

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アウトドアクラブ「たかお会」

■第28回 たかお会活動報告
・内容:鉄道博物館見学とミーティングおよび新年会
・実施日:20年2月21日(木)
・場所:さいたま市 大宮
・参加者
=鉄道博物館:15名が参加(内女性2名)。
=19年度活動報告と20年度年間活動計画の検討協議(生涯学習センターで実施)
      18名が参加(内女性3名)。
=新年会:大宮駅前「いろはにほへと」で実施、17名が参加(内女性3名)。

当日は天気にも恵まれ皆さん童心に帰って楽しんでおられました。
詳しくは金子敏勝さんの報告を参照して下さい。

■金子敏勝さん:第28回 たかお会活動に参加して
集合1時間前
 JR大宮駅“まめの木広場”着。まだたかお会隊員どなたの顔も無し。東口駅前商店街を時間つぶしで歩くと[珈琲館]の看板あり。その店頭に「モーニングサービス400円」とある。朝食済であったがなぜか懐かしさで身は薄暗い店内へ。
 カウンター席に座りスポーツ紙を開くと「日本サッカー1対0で中国に勝利」の見出し。ヨシヨシと気分爽快になる。紙面の裏に目をやると元国会議員・江本さんがその試合のコメントを書いている。アレレ野球だけでなく手広くご活躍なんだ。
 そういえば映画「細雪」で吉永小百合嬢のダンナ様になってたなあ。(ミスキャスト?) 記事は「中国のラフプレーにも我慢の日本、いい子ぶるのは勝てばいいが負けたら間抜けに見える、そろそろ考え直したら」とある−−なるほど。そろそろ時間、美味しいコーヒー、トースト、サラダに一人満足し集合場所へ。

“まめの木広場”集合
 隊員皆さん定時集合、さすがである。博物館まで歩いて1.5km、歩きかなと思いきや東川隊長「見学時間を多くする爲、都市交通ニューシャトルで行きます」と一言。歩きたそうな人も笑顔で了解、皆さん今日も素直?なのだ。駅へ向かいながら隊長いわく「ニューシャトルは車輪がタイヤで雪は苦手、雪の時は車両前をホウキで掃いて走る」−−ホントですか ?
 
館内見学
 館内に入り見学へとはやる心を抑え隊長から会場案内、帰り時間等の話に加え“レストラン混雑回避で弁当購入がお勧め”との注意を受ける。あとは自由行動、思い思いの場所へと向かったのである。             
 まずは隊長お勧め弁当購入、モーニングサービスより間が無く買うか否かで迷ったが食い意地には逆らえず売場の列に並ぶ。そのうしろで理事長の「直ぐ食べてからユックリ見よう」と言うつぶやきが聞こえた。“ごもっとも”とつぶやきに触発され数ある弁当の中、日本横断気分が味わえるかとの貧しい発想から「日本横断弁当」なるものを購入し直ぐに食べたのが悪かった。食べた瞬間、脳裏を“美味しくない”という思いが横断する。食事は空いてから食べるべし。

 実物車両展示のヒストリーゾーンから見学スタート。古い客車や特急は懐かしく目の前のSLは迫力が違う。「B寝台は普通車を改造して作ったんだよ」などとうんちくを傾ける人の話が聞こえるのも楽しく、そこで過ぎる時間は歳のせいではなく早い。
 ラーニングホールでの車両の動力やブレーキの体験学習、模型鉄道ジオラマ見学等々楽しさ満載なのだ。特に運転シュミレータ室で出来る電車とSLの運転疑似体験は中でも最も魅力がある。電車は数台あり少し待てば体験可能だがSLは一日27人予約受付で門戸は狭い。
 汽笛一声、運転席前面の景色が動くに合わせSLの車体も左右にガタゴト動く。たまらず係員に「後ろに乗せてもらえない」と問う。「予約以外ダメデス」のつれない返事が直ぐ返る。残念!またの日にチャレンジしよう。なんだかんだでアッと言う間に帰りの時間、楽しいワクワクタイムはお開きとなった。
  
鉄道博物館内部 右は弁慶号
活動報告会
 帰りの集合場所に集まった隊員の皆さん、満足して童心に帰ったような顔をしている。そんな幼い気持ちを抱いて次なる会場へ向かった。そこには懇親会が出来そうな広い和室があり急遽、長テーブルを並べ会議室に変身させる。隊長の司会進行で昨年の行事実績、今年の予定、そしてスライドショーへ会議は粛々と進み終わった。
 
旧正月新年会
 さあ、お楽しみ懇親会である。会場は駅前の“いろはにほへと大宮西口店”。博物館でみせた童心の顔は何処へか消え飲み会向けの顔に変身、皆さん変わり身の早い事。
 飲むほどに酔うほどに会話が弾み次々と歌が出て宴席は盛り上がる。幹事役の滝村副隊長、予算など無いがごとくに「酒だ、つまみだ」の要求を笑顔で消化しさすがである。最後は長谷川隊員の三本締めでめでたくお開き。
 東川隊長より「ここで解散」の一言。その直後に「ここを出たら滝村さんの慰労を兼ね二次会へ行きます」ときた。エッさっきの一言は「ここで帰えさん」の聞き違い?厚木の山里まで帰る身、またの再会を楽しみに「ここでお別れ」とさせて頂いた。

■第29回活動の案内
・実施日時:3月7日(金)〜9日(日) 
・内容:「白銀の世界を滑ろう」 丸沼高原スキー場でスキー
申し込みは昨日締め切りました。

■第30回活動の予定(予告)
・実施予定:3月27日(木)
・内容:片倉城跡公園でカタクリ観賞と絹の道散策、絹の道資料館見学
詳しくは追って連絡します。楽しみにして下さい。
【幹事:東川征夫・滝村紘一】

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*10**********************************************************************
IDNゴルフ会

■第3回 IDNゴルフ会コンペのご案内
今回を2008年 3月18日(火)に開催します。
すでに申し込みを締め切りましたが、2名の空きがあります。
開催内容は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/golf/idn-golf.html

参加希望とお問い合わせなどは、下記へお願いします。
IDNゴルフ会 idngolf@yahoogroups.jp

■2008年の計画(予告)
第4回以降のコンペの計画をお知らせします。更に多くの方の入会とコンペ参加をお待ちしております。
 第4回:H20年 5月27日(火)
 第5回:H20年 9月30日(火)
 第6回:H20年11月25日(火)

■IDNゴルフ会のホームページをご覧ください
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集、昨年の実施報告などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。
【幹事:山本正光・武田康男】

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*11**********************************************************************
ふれあい広場

■山家 澂さん:NPO法人発足会への誘い
季節もやっと春めいて参りました。3月29日に私達の“NPO法人 ICCH シニアサロン川越”の発足会を行います。
3月も末となりますと、暖かくなって来ますので、川越に出かけて私達の“NPO法人 ICCH シニアサロン川越”の発足会を覗いて見ませんか。
発足会を覗いた後、小江戸のくらづくりの街並みの散策などいかがでしょうか。
発足会の概略は以下の通りです。
・日時:3月29日、11:00〜14:00
・会場:川越、ラ・ボア・ラクテ(旧平安閣)
     川越市脇田本町22−5
      川越駅(JR,東武東上線)下車、徒歩約6分
      電話:0120−65−7739
      URL:http://www.lvl.co.jp/
・発足会内容
 @ICCH シニアサロン川越の事業計画の説明 11:00〜11:30
 A来賓挨拶 11:30〜11:45
 Bアトラクション 11:45〜12:20
  現在未定ですが、ハワイアンバンドなど予定しています。
 C懇談会 12:20〜14:00
  飲食をしながらの懇談。
・会費(予定)
 @〜Bの参加:1,000円
 @〜Cの参加:4,000〜5,000円
@〜B参加の野次馬歓迎です。
詳細については未決定ですが、次号のメルマガで詳細お知らせします。
問い合わせはこちらへへどうぞ。kw5-yms@nifty.com

■「ふれあい広場」について

皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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編集後記

■編集後記  静嘉堂文庫美術館で《曜変天目茶碗》を見た
 静嘉堂文庫美術館で《茶碗の美 −国宝・曜変天目と名物茶碗−》が開催され、静嘉堂で保有している《曜変天目茶碗》が展示されている。2008年2月9日(土)〜3月23日(日)
 静嘉堂文庫美術館の曜変天目茶碗は2004年11月に公開されており、今回は約3年ぶりとなる。以前から興味を持っており、はじめて見る機会を得た。
 小宇宙の空間を創りだす碗は以外に小さくて密度が高く、プロポーションとしては、日ごろ写真で見たイメージより縦の比が高く感じられた。また、この数年、復元に魅せられている陶工や科学者たちのことも気にかけていたが、もしかしたら復元する可能性があるのではないか、と彼らが思う気持ちが理解できた。

静嘉堂文庫
 静嘉堂文庫は、三菱第二代と四代の社長である岩崎弥之助と小弥太父子が明治25年(1892)ごろから蒐集した、古典籍と日本と中国の古美術品を収蔵している。国宝7点、重要文化財82点を含む凡そ20万冊の古典籍と5,000点の東洋古美術品を収蔵している。昭和15年(1940)、小弥太はその土地・建物・図書などをもとに財団法人静嘉堂を設立し、昭和52年(1977)より静嘉堂文庫展示館で美術品の一般公開を行ってきたが、静嘉堂創設百周年に際して新館が建設され、平成4年4月(1992)に静嘉堂文庫美術館が開館した。

曜変天目茶碗
 曜変天目(ようへんてんもく)は天目茶碗の一種。黒いうわぐすりのかかったやきものを一般に「天目」とよんでいる。鎌倉時代に中国に渡った禅僧たちが天目山から持ち帰ったことから、天目の語源とされている。「曜変」とは元来「窯変」、「容変」を意味し、「星」または「輝く」という意味をもつ「曜」の字を当てられるようになった。内部の漆黒の釉面に結晶による大小さまざまの斑紋が群をなして一面に現れ、その周りが瑠璃色の美しい光彩を放っているものを指して「曜変」と呼んでいる。
 曜変天目茶碗は、12〜13世紀(中国南宋時代)の物で、現在は世界に3点しか現存していない。その3点は、大徳寺龍光院(京都)、藤田美術館(大阪)、静嘉堂文庫美術館にあり、3点とも国宝に指定されている。
 土は最良のものが用いられ、高台の削り出しも精緻を極めていることから、曜変天目は、焼成中の偶然の所産であったばかりでなく、陶工が試行錯誤の果て、完成をみた作品であった可能性が高いと言われている。
 静嘉堂文庫美術館所蔵の曜変天目は、もと将軍家所蔵であったものを淀藩主稲葉家が拝領し、代々秘蔵したことから「稲葉天目」とも称されている。

展覧会開催のチラシ



静嘉堂文庫の絵葉書より
曜変天目茶碗の復元に挑む挑戦者たち
 静嘉堂の曜変天目は、つややかな漆黒の肌に、満天の星月夜のような星紋がいっぱいに広がり、その星紋をからめとるように青白い光彩が七色に明滅する。世界の陶芸史上、最大の謎とされてきた.「曜変天目茶碗」を復元する試みが相次いでいる。

林恭助
 2002年10月に日本橋三越(東京)で開かれた岐阜県土岐市の陶芸家、林恭助の「曜変天目特集」展が開催された。林の作品も、星紋とその周りのきらめきがしっかりと表現されており、復元に取り組む陶芸家たちの中から、一歩抜け出した感があると言われた。

 林は1989年に陶芸家として独立。当初は黄瀬戸を中心に作陶し東海伝統工芸展で最高賞をとるなど活躍してきた。だれもが焼成に成功していない点にひかれ、曜変を手がけるようになった。全くの手探りで、原料の陶土を直接、曜変天目の原産地とされる中国の建陽市から輸入し、陶土や釉薬(ゆうやく)の成分データを集め、造っては壊す試行錯誤を繰り返した。
 初公開に踏み切ったのは「曜変の技法を応用した独自の作品が出品できたから」という。林は2007年3月に北京の中国美術館で個展を開き、24点を展示している。

小山冨士夫と山崎一雄
 不可能と思われてきた曜変天目焼成への足がかりとなったのは、1953年に発表された、陶芸家で陶磁学者でもあった小山冨士夫と無機化学専門の山崎一雄(名古大学名誉教授)による共同論文「曜変曜目の研究」。星のように点在する光彩が、青紫色にきらめく理由は「紬上の薄膜によって生じた光の干渉」であると科学的に曜変焼成の謎に挑んだ最初の貴重な成果である。

安藤 堅
 曜変天目焼成への挑戦者には、神奈川県中井町で作陶一を続ける瀬戸 毅已、瀬戸市の長江 惣吉、宇治市の桶谷 寧などが居るが、安藤 堅は特異な存在である。

 1927東京千駄ヶ谷に生まれた安藤 堅は、化学工業会社に勤務、研究・新製品開発に従事した物理化学の研究者。1974年に23年間のサラリーマン生活にピリオッドをうち依願退職。自分の専門分野の経験をもとに釉薬を徹底的に追求した。科学と芸術を融合させようという意気込みで夢の「曜変天目」を再現(創造)しようと前人未到の対象をライフワークとする。1977秋、試作第1碗の試作を成功させた。1981年、中国政府の招きにより「曜変」1碗寄贈のために訪中し、福建省国立博物館に永久保存された。
 著書『碗の中の宇宙』(2003年9月 新風書房)の第2部には、《瑞光》から《晴雲》までの8碗の写真が紹介されている。安藤は、本書の中で、100万に近い試験片の実験結果をもとに、全試験の流れ、概要、粗筋について記している。個々の細かな材料や焼成条件などについては一切発言していない。細部について記載し、それにしたがって「曜変」ができたら、それは安藤の「クローン碗」ができたことでしかなく、皆の挑戦の夢がなくなるからと言っている。

 陶芸家たちがこのあまりにも高い壁に挑んでゆくのは、「曜変」は世界に残された神秘性の最後の砦と思い挑戦しているのではなかろうか。
 これまでは、これらの挑戦者たちの作品を見なかったが、今回世界中で最もすばらしいとされている、静嘉堂文庫美術館の曜変天目茶碗を見ることができたので、これからは、挑戦者たちの作品も見てみたいと思う。【生部】

*参考文献
・曜変天目復元に挑む(2002/10/19 日経)
・曜変天目誕生の謎に迫る(2004/11/13 朝日)
・ひと 林 恭助さん(2007/3/16 朝日)
・曜変の光に魅了され 謎の制作方法に挑む陶芸家たち(2007/6/17 朝日)
・安藤 堅著『碗の中の宇宙』(2003年9月 新風書房)

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・住所:東京都新宿区三栄町8-37 
・電話番号:03−3358−1958
・Eメール :idn@npo-idn.com

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