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メルマガ IDN 【第135号】 Inter Depending Network
2007年11月15日発行
 
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員の皆様と
これまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第135号のご案内》
 
IDNだより
01.アドバイザーフォーラム ADF2007を参加受付中です
02.四谷ひろばにおいてパソコン教室の開催 講師陣を募集しています
 1.ふれあい充電講演会
  =第76回(12月)の講演会『ハーモニカで語る簾藤美與子と5人の仲間達』の予告
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =東京:第57期の開催は中止
 3.IT・PC講座
  =PCたのしみ隊の11月の案内
 4.キャリア推進プロジェクト
  =羽澄 勝さん:大東文化大学出前講義報告
  =黒瀬豊さん:神奈川県立横浜旭陵高校出前授業に参加して
 5.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =11月の勉強会レポート
  =次回勉強会予告
 6.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
 7.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に
 8.会員のホームページの紹介
 9.アウトドアクラブ「たかお会」
  =19年度年間活動計画
10.IDNゴルフ会
  =第2回(12月13日)開催案内
  =IDNゴルフ会のホームページを作成しました
11.ふれあい広場
12.編集後記
  =スペイン紀行2007【その4】 「七支刀」にインスパイヤーされた花でメッセージの発信

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IDNだより
いくつかの動きをお知らせします。
お問い合わせやご希望はご遠慮なくどうぞ。idn@npo-idn.com

アドバイザーフォーラム ADF2007の参加を受け付けています
12月2日(日)に東京都立城南職業能力開発センターで開催します。出欠の返をお待ちします。
参加できない方も、近況をお寄せください。
詳細はメルマガの本文とIDNのホームページでご覧ください

四谷ひろばにおいてパソコン教室の開催 講師陣を募集します
「四谷ひろば」(元 四谷第四小学校校舎の活用)でIDNが実施予定の「初心者向けIT・パソコン講座」についてプロジェクトチームが発足し、教室の機能の確認とPCの設定などの確認を終了し、テキストの準備や教室の運営計画に入りました。
講師陣の募集しています。

キャリア学習推進プロジェクト
羽澄 勝さんが10月15日に大東文化大学へ、黒瀬豊さんが11月12日に神奈川県立横浜旭陵高校の出前授業に参加されました。
経験談と感想を紹介しています。

第2回IDNゴルフ会の案内
12月13日に開催の第2回IDNゴルフ会の案内をしています。
IDNゴルフ会のホームページを立ち上げました。アクセス方法など、メルマガの本文をご覧ください

運営会議に参加してみませんか
IDNのホットな議題を取り上げます。たくさんの方が自由に参加できる開かれた「場」といたします。<話題の提供>や<プロジェクト(事業)の提案>など、歓迎いたします。次回(第7回)は11月27日(火)10時00分より京華スクエア会議室で開催します。
【生部 記】


*01***************************************************************************
アドバイザーフォーラム IDN−ADF2007を開催します
◆開催のご案内 
自立化支援ネットワークが、「シニア情報生活アドバイザー養成講座」の実施団体に指定され、第1期の講座を終了したのが、2001年7月のことでした。以来約6年間で53回の講座を開催し、226名のアドバイザーが誕生いたしました。更新セミナーも4回実施(2004年4月〜2007年3月)いたしました。
IDNでは2003年より毎年「アドバイザーフォーラム」を開催し、2006年9月には いちえ会殿 と共催で「ラウンドセッション2006」を開催いたしました。本年はIDNの独自の主催で「IDNアドバイザーフォーラム2007」を下記により開催いたします。ぜひご参加ください。
◆フォーラム開催の趣旨
 フォーラムは「出会いの場」と位置づけ、特別講演、研修セミナー、活動事例報告と懇談の3部構成といたします。知識を広め、共に語らうことにより、自他を知り、自ら行動を開始する一里塚としたい。特別講演ではGoogle社よりGoogleのサービスについて講演していただきます。
◆開催日時
 ・2007年12月2日(日)10:00〜16:00 終了後懇親会
◆開催場所
 ・東京都立城南職業能力開発センター(旧、都立品川技術専門校)
 ・住所:品川区東品川3−31−16

開催案内の詳細はこちらをご覧ください。
アドバイザーの方には別途ご案内しております

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*02***************************************************************************
四谷ひろばにおいてパソコン教室の開催 講師陣を募集します
 新宿区四谷四丁目にある旧四谷第四小学校校舎を地域住民が活用できるようにする計画が進行していましたが、本年10月15日に施設の運営組織「四谷ひろば運営協議会」が正式に発足しました。校舎は耐震補強・エレベーター設置などを含む大掛かりな改修工事が3月中旬まで行われるため、施設は2008年4月から利用開始の予定です。

 「四谷ひろばプロジェクト」の詳細については12月2日に開催のADF2007の中で説明を行いますのでここでは割愛します。IDNが四谷ひろば運営協議会に参加し、21台のパソコンと周辺装置を擁する広さ約100uのコンピュータルームの管理を受け持ち、そこで地域住民へのパソコン教室を提供することで、コンピュータルームを優先的に使用する権利が与えられます。

 この四谷ひろばのコンピュータルームという安定した活動の場を得て、IDNとしては2008年4月以降地域住民へのパソコン教室を皮切りにいろいろなパソコン講座を開設することを計画しています。
 長年の念願であったアドバイザー資格取得後の活躍の場が出来ること、実地訓練やレベルアップのための講座を開くことも可能になります。さらにアドバイザー養成講座やパソコン楽しみ隊もこの施設を利用できるようになります。

 この計画遂行にあたってはIDN会員およびアドバイザーの皆様のご理解とご協力を仰がねばなりません。また、ADF2007の中で講師・アシスタントの募集を行う予定ですが大勢の方にご応募いただけると幸いです。

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ふれあい充電講演会

■第76回(12月25日)ふれあい充電講演会予告 『ハーモニカで語る簾藤美與子と5人の仲間達』
年末にふさわしい企画を考えました。
ハーモニカを手に、社会教育委会活動に、発展途上国の子供たちの教育支援に、そして寿大学の講師に、と幅広く活動されている、簾藤美与子氏と仲間5名に活動の楽しさを語っていただきながら、年末にふさわしいクリスマスソングをふんだんに演奏していただく事にしました。
会員の皆様、ハーモニカをバックに一緒に楽しい一年の締めくくりを歌いましょう。
・日時:12月25日(火) 18:00−19;30
・場所:京華スクエア 第2会議室
・講師:簾藤美與子とその仲間達
・会費:1000円  同伴者:1500円
     懇親会:3000円
【レポート:羽澄 勝さん】

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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに54回の講座を開催し、226名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

第57期の開催は中止となりました。
第58期の開催は08年1月12日に開講します
詳細は後日案内いたします
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください

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IT・PCの勉強会


■PCたのしみ隊の11月の案内
11月の勉強会のお知らせです。
・日時:11月25日(日)13時〜16時
・場所:いきいきラボ関ヶ原  http://shinagawa-sn.jp/
・案内役とテーマ:
 佐枝さん「パソコンで楽器を楽しもう」
 簾藤さん「エクセルを楽しく活用」(仮)
・その他
 参加者によるパソコンの楽しみ方関連の情報紹介
「こんなことですが皆さんにご紹介したい」がありましたら是非手を挙げてみて下さい。

■パソコン楽しみ隊へ参加のお誘い
 パソコン楽しみ隊はアドバイザーとしての技術能力、支援能力、活用能力を維持し高める相互研鑚と情報交換の場として平成16年12月からメーリングリストを設置し、毎月1回の勉強会を開催してきました。パソコン楽しみ隊の連絡や日常的な情報交換に利用しているメーリングリストにはIDNで認定を受けたアドバイザーの約30%にあたる50余名が登録しています。
 勉強会は特に形式を定めていませんが、有志がテーマに沿って案内し、その後、参加者が自由にトライアルや意見交換などしています。関心のある方はお問い合わせください。【國重】

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キャリア学習推進プロジェクト

■羽澄 勝さん:大東文化大学出前講義報告
 今年も10月15日大東文化大学外国語学部英語学科の齋藤克子講師の依頼を受けて、『開発と援助=ODAに関わって』というタイトルで英語科の一年生40人と90分のお付き合いをすることとなった。
 専攻学科が外国語という事で学生は圧倒的に女性が多く、マダマダ高校生気分が残っている明るい学生達にパワーポイントで画像を多く取り入れて講義を進めた。
 日本の政府開発援助は国家予算の2%弱。被援助国に対する感謝される援助を実現する為に、官民一体となって進めていること。そこで私が民間の立場から、プロジェクトの発掘・形成・実施までに関わって来た経験を交えながら、発展途上国の民を飢餓や貧困からから開放することの意義を説いた。 
 官民一体は官民癒着イクオール悪であるという、マスコミの論調必ずしも射を得ていないことを学生達も分かってもらえたと確信している。
 IDN会員の皆様もこれまで培った貴重な体験と知見を、若者達に伝承できたこの達成感を、是非体験して欲しいものです。
 
大東文化大学
黒瀬豊さん:神奈川県立横浜旭陵高校出前授業に参加して
 11月12日(月)神奈川県立横浜旭陵高校(写真)の出前授業に講師として参加しました。
 この高校は4年ほど前に2校が合併し設立された高校で単位制を取り入れ90分授業を行っております。今回「キャリアガイダンス職業講話」とのテーマで2年生232名を対象に10人の講師により・観光業・製造業の営業の仕事・製造業の技術者・公務員・システムエンジニア・プログラマー・工業デザイナー・保育士・サービス業・ケーキ職人・ゲームクリエーターの10分野10教室に別れ実施された。
 一番多いのはサービス業の36名私のシステムエンジニア・プログラマーは17名実際は15名受講でした。講習後全講師と学校の先生との簡単な報告会がありました。講師も生徒もお互いに初対面で生徒の期待するものと講師の話が必ずしもマッチしないとの報告もありました。

 私のテーマでは自分の出身分野の航空機の話で「システムエンジニアリング」に重点を置き「考える」と言うことをサブテーマで展開しましたがアンケートの感想で「良く分かった」「理解できた」「ためになった」との評価と「難しかった」との評価もありました。
 学校側の要望もありむしろ「安易にフリーターにならない」「仕事への心構え」等への忠告をデータを提示し如何に定期採用とフリータで差が大きいか等説明しました。就職10%、専門学校50%、無職・フリーター40%と大半は就職したいが求人がなく就職できないとの学校側の事情もあるようです。
 目先を変えて飽きないように写真を入れたりイラストを入れる等パワーポイントで工夫はしましたが質問時間では1件も質問がなく予備に用意した写真を見せる等いまいち反応がありませんでした。他の講師からテーマに対し事前に生徒から具体的な聞きたい内容が判れば更に有効な話の準備が出来るがとの要望がありました。
これからIDNで行う講師はその場の雰囲気で多少用意した内容を修正する等の余裕を持った準備が必要かもしれません。
以上講話状況・感想等報告いたします。

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千葉アドバイザーグループ C−PAK

■11月の勉強会レポート 
・日時:平成19年11月8日(木) 13:00〜15:00
・場所:高齢協 佐倉センター 2階
・出席者:8名 
・テーマ:Excelで文書を作る
・講師:北野 正行さん
・内容:記入欄の多い書式フォーマットをExcelで上手に作る方法
 電子手続きの届出用紙など記入欄の多い複雑な様式の書類を、使い勝手の良いフォーマットに仕立てるには、Excelの機能をフル活用するのが得策である。例として「住所・氏名等変更届」の書式を作成した。
 1.Excelワークシートのセルを「方眼紙」にする。
 2.入力欄(記入・書き込み欄)のサイズや位置を「セルを結合して中央揃え」で用紙上に全て配置する。
 3.欄外の説明文や入力欄・項目名のセルに文字を入力し、全ての入力欄セルに「罫線」と「セルの塗りつぶし」などを設定・表示する。
 4.記入者の入力作業を容易にする「使いやすさ」を付加する。
   @.届出年月日欄に日付が自動表示される「TODAY関数」を設定。
   A.各種「データの入力規則」で入力を容易にする仕掛けを埋め込む。
     @)入力項目をドロップダウンリストから選択可能にする
     A)入力時の「操作ヒント」などをポップアップ表示する
     B)フリガナ欄に「入力モード」を設定して自動カタカナ表示にする
     C)合計欄に「SUM関数」を設定して金額合計を自動算出する
     D)必要なら、記入欄毎に「フォントサイズ」等を設定する
【総括=事務局】
 手続き書類でもアンケートでもこちらが必要とする情報(データ)を目的に沿う形で漏れなく書いてもらうためには書類の様式設計が重要である。書類設計も建築の場合と同様に構造(躯体)意匠(仕上げ)の両面から完成度を高めなければならない。
 目的を満たす項目を過不足なく用意することや整理・集計時を想定した有意性・統一性の確保などは書類の構造設計であり、記入欄の順序やレイアウト、理解しやすい設問、平明な記述用語、選択肢の提示、見栄えなど、記入者側の立場や心理をイメージした配慮の折り込みは仕上げ設計といえる。それらをデザインし具体的にモデル化して書類様式が出来上がるが、ペーパー上に程好い割付けや構図で納まり良く纏めるのはなかなか厄介なもの。 

 それでも達人レベルの人は巧みにWordで作ってしまうかもしれないが、事務処理電子化で入力端末から記入する書類様式の場合にはどんな人でもバラツキなく自力で無事に記入を完了できる条件を組み込む必要がある。そんな要請に応えるにはExcelが真価を発揮する。記入欄を自在にレイアウト出来て尚且つ自動機能や各種入力規則、ポップアップなどをセル毎に埋め込み可能であるからだ。実際に書類サンプルを作ってみると、かなり複雑な様式でもラクラク出来、各種入力規則の設定も簡単である。今更乍らExcelが秀れものであることをしみじみと実感したのでした。
【レポート:飯塚 渉さん】

■次回勉強会予告
・日時12月13日(木) 15:00〜17:00(時間を変更しました=後述)
・場所:(於)高齢協 佐倉センター 2階
・講師:中澤 一 さん
・テーマ:(テーマは追ってご連絡いたします)
※17:00より 佐倉センター1階 『炉辺焼・美浜』で忘年会を行います。

C−PAKの活動状況を下記でご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/c-pak/chiba-c-pak.htm

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

過去の活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。
どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
 入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
 年会費は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>

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会員のホームページの紹介
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます

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アウトドアクラブ「たかお会」

■番外第4回活動計画のご案内
申し込みを11月9日に締め切りました

■19年度年間活動計画
今年、1年間の活動計画をアップしました。詳細はIDNホームページのたかお会ページ「平成19年度年間活動計画(総覧表)」をご覧下さい。
不明な点は幹事まで問い合わせ下さい。【たかお会幹事:東川・滝村】

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IDNゴルフ会

■IDNゴルフ会(第2回)の案内
IDNゴルフ会(第2回)を下記の要領で開催致しますのでご案内いたします。
・日時:12月13日(木)9:34スタート(3組予約)
・場所:東京湾カントリークラブ 長浦コース・久保田コース
      http://www.accordiagolf.com/guide/3551440
      内房線長浦駅よりクラブバスで5〜10分
・乗用カートによるセルフプレー(キャディーつきにするか検討 フィー:3480円は別途)
・競技:18ホール、ストロークプレイ、ダブルペリア方式 
・プレー費:9800円(飲食を除く)
・申込先:idngolf@yahoo.co.jp
*IDNゴルフ会のメンバーの方には別途ご案内いたします

■IDNゴルフ会のホームページを作成しました
IDNゴルフ会の発足のお知らせと会員募集などこちらよりご覧ください
IDNのTOPページからもご覧になれます。
ご要望が多かったので、第1回コンペの成績と写真等をホームページに掲載しています

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ふれあい広場

■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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*12**********************************************************************
編集後記

■編集後記 スペイン紀行2007 【その4】七支刀にインスパイヤーされた花でメッセージの発信
 今回のソルソーナでの花展では、華道の伝統と精神についての講演、いけばな体験工房、活ける過程を示すデモを実施した。そのほか公式行事へも参加したが、花を活けてフェスタ・マジョールの会期中カテドラルのギャラリーの廻廊に展示することが最も大きなイベントだった。

 今回は、サンタ・マリア大聖堂(12世紀に建設)のギャラリーを使わせてもらうことになり、西洋の精神が凝縮されたカテドラルの空間と日本の伝統文化である「いけばな」の双方の文化のフュージョンを実現するのをコンセプトとした。

カテドラルのギャラリーが舞台
 私自身はこのカテドラルに2004年に立ち寄ったことがあるが、その日はお葬式が行われていて中に入ることが出来なかったし、もちろんギャラリーにも入ることが出来なかった。
虔之介さんにお願いをして、この空間とスケールを知るために人物の入った写真を数枚送ってもらった。ギャラリーの方位、柱の太さ、柱と柱の間隔、廻廊の幅などのデータをもとに、簡単なスケッチを描いて、作品を検討するための空間の把握をしてもらった。

花材の準備
 いけばなに使用する花は日本から持ち込みことが出来ないことは周知のことだったので、当方の花の調達責任者は周到な準備を行った。まずソルソーナの花屋さんの店先の写真を送ってもらった。写真を参考にしながら花の発注リストを作成し、虔之介さんに送った。ソルソーナでは、奥さんの和子さんがお花の担当になり、要求する花の有無、要求にそえない花の代替の案を示してくれた。花の色、大きさ、茎の長さ、枝物の大きさと長さなど思うに任せないことも多かったが、ソルソーナに到着した翌日に、虔之介さんの知り合いの農園へ行き、たくさんの材料をいただいたことでほぼ満足できる花材料がそろった。

花を活け、作品に名前をつける
 3日目の朝から、会場の設営と平行して大崎会長の松を組むことから活けこみを開始した。前日から下ごしらえがなされており、順調に会長の花が一段落。各グループがそれぞれの生けこみにかかる。各グループの活け込みが終了し、中庭の泉水のデコレーションとデモンストレーションの花の準備が終了したのは夕方近く。でも、ソルソーナではまだおそい昼といった感じ。

 当初は計画していなかったが、それぞれの作品に名前をつけようということになった。《祈り》・《希望》・《清流》・《舞妓》・《光と影》・《日本の秋》・《情熱》・《七支刀》という名前が付き、かつて神がお出ましになったといわれる泉水の装飾には《神の花》、デモンストレーションの花は《中秋の名月に捧げる花》と名づけられた。詩音君は早速カタルーニャ語に翻訳して印刷。厚紙を使ってパネルに仕立てて、各作品の前に置くことで活けこみを終了。

「七支刀」にインスパイヤーされた花でメッセージの発信
 私がソルソーナで活けた花に「七支刀」という名をつけた。「七支刀(ななつさやのたち)」は、天理市の石上(いそのかみ)神宮に所蔵されている。左右交互に各3個の分枝をもつ特異な形状をした鉄剣。369年に百済で作られ、3年後の372年に倭王のもとに届けられたもの。日本書紀に「七枝刀一口、七子鏡一面、それにさまざまの重宝を献(上)した」と記されている。《山田宗睦著『原本現代訳 日本書記(上)》より引用。
 この刀身の表裏両面に金象嵌された61文字の銘文があり判読が困難な部分が多く、銘文の解釈・判読を巡って学会の話題になっていることでも有名。「七支刀」は昭和28年に国宝に指定されている。

 この「七支刀」について知ったのは、《中山真知子著 『立花と七支刀 いけばなの起源』2002年1月 人文書院発行》である。著者は、「七」と「北」という視点を通して、石上神宮の宝刀である「七支刀」と伝統いけばな「七枝の型」が酷似していることから、それを検証することにより、いけばなの起源を論証した、と記している。
 西洋の精神が凝縮されたカテドラルの空間に、日本の伝統文化である「いけばな」の起源といわれている「七支刀」持ち込んで見ようと思った。

 『立花と七支刀 いけばなの起源』に示されている形と全長が74.8cm(74.9cmと書いた文献もある)であるとの情報をもとに、原寸大の「七支刀」をダンボールで作ったが、旅行カバンに収まらないので2分割して運んだ。活けこみの日に一体化してダンボールにアルミホイールをかぶせて光り輝く「七支刀」を製作した。そして、現地で調達した枝物と花で作品に仕上げた。

 「七支刀」を「七枝刀」と書くと直接的に生け花のイメージにつながってくる。お花のことであるからもちろん形状的なことも重要であるが、今回は7つの「支」にこめる思いに重きをおいた。本書の中の図「仏神の花 華厳秘伝之大事」の説明に、<一枝:主人賞翫枝・主人敬愛><二枝:富貴自在・客人賞翫><三枝:主君・親子枝・安全><四枝:寿命長遠・命枝・水持><五枝:師枝・諸仏列座><六枝:諸神・影向か・神枝><七枝:天長地久>と書かれていることに触発された。

 フェスタ・マジョールの開会式の直前に、市長にわれわれの作品を観てくださるようにお願いした。市長は気さくに、会長の作品から巡回し、それぞれの製作者は自分の作品の題名と意図を説明した。
 私のところでは、一番上の「支」ではソルソーナ市の発展を、2番目の「支」では市長の健康と活躍を祈念していることを告げ、順に松風花道会の発展と今回の花展の成功を願っていることなどを説明した。2番目の「支」の説明で市長の表情が和んだ。

 今年の春から夏にかけて、あるプロジェクトへの参加しており、ソルソーナの花展の事前の準備でも忙しく、作品作りのチーム編成に加わる時期を逸してしまった。数十年続けている大御所の先生たちと、中堅の強力なグループの中で、作品作りは遠慮しようかとずいぶん悩んだが、土壇場で参加することに意義あり、と決心したのが正直なところである。今回参加した17名の中で最も新参者の無謀な冒険だったかもしれない。【生部】

  
七支刀の寸法の割りだしと作品の展示  右手前は泉水

下記より花展の内容と写真などご覧ください。
http://ryuss.cocona.jp/chiba2007/chiba2007.html

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・Eメール :<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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