TOP
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
メルマガ IDN 【第117号】 Inter Depending Network
2007年 2月15日発行
 
IDNのTOPへ

**************************************************************************
このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
**************************************************************************
《第117号のご案内》
 
IDN第7期総会開催の案内

 1.ふれあい充電講演会
  =第69回(3月11日)の案内:映画『白神の夢』上映
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
   =東京:50期・51期受講生募集のご案内
  =アドバイザー講座 第49期の方の受講感想
 3.IT・PC講座
  =パソコン楽しみ隊:2月の予定
 4.「楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜
  =第47回 1日1合のお酒を楽しく飲もう
 5.学生,社会人の進路相談
 6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =2月勉強会の報告
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
 8.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に(再掲)
 9.海外旅行体験話クラブ
10.会員のホームページの紹介
11.新連載 『大姑娘山(5,025m)に挑戦』 東川 征夫さん
  =第10回 高度順応しハイキャンプキャンプ地(4,300m)へ(その2)
12.アウトドアクラブ「たかお会」
  =第19回たかお会『バードウォッチングとハイキング』のご案内
  =19年度年間活動計画
  =金子 敏勝さん:第18回たかお会「旧古河庭園・六義園散策」と懇親会に参加して
13.ふれあい広場
  
=アドバイザー講座 第49期の方の受講感想
14.編集後記
  =葛飾北斎の 虎図(雨中の虎)と龍図
************************************************************************
■IDN第7期総会開催の案内
■IDN第7期総会開催の案内
来る3月11日(日)にIDN第7期総会を開催いたします。
正会員の皆様へは正式の「社員総会召集のご通知」を近々お送りするよう準備中です。
今回は例年と形式を変えて下記により開催しますので、賛助会員および会員以外の方もオブザーバーとして多数出席頂きますようご案内いたします。ご予定ください。
 
総会の後半で予定している《IDNの今後に関する懇談》では、
各担当者より、それぞれの昨年度の活動報告と今年度への抱負を発表いたします。
そのほか、
会員よりいただいたアンケートの回答を、集計しまとめた内容を『人材MAP2007』としてご報告し、
今年度の新しい計画案として、PCの初心者に対する「初級者講座」や「個人訪問サポート」の企画案などについて出席者から忌憚のない御意見を受け承ります。
集まって、話し合い、皆で考える会にしたいと考えております。
 
なお、総会のあと「第69回ふれあい充電講演会」を開催し、映画『白神の夢』上映いたします。
 
◆記
・日時:3月11日(日)13:00−14:45
 13:00−13:30 総会 (正会員以外の方はオブザーバーとして参加)
 13:30−14:45 IDNの今後の活動に関する懇談 (全員参加)
 15:00−17:15 ふれあい充電講演会 映画『白神の夢』上映
             =内容についてはふれあい充電講演会の案内をご覧ください
 17:30−19:30 懇親会(総会会場の近くで)
・会場:京華スクエア 第2会議室
     中央区八丁堀3−17−9  電話03−3551−3200
     地下鉄日比谷線 八丁堀駅/JR京葉線A3出口から歩1分

TOPへ

****************************************************************************

ふれあい充電講演会

■第69回(3月11日)
映画『白神の夢』上映

今回はIDNの第7期総会の後に、ふれあい充電講演会を開催します。
映画『白神の夢』を上映します。
この映画は
世界自然遺産白神山地 登録10周年記念作品です。

◆製作者のメッセージ
白神固有の「流域」を舞台に太古の昔から続けられてきた多様な植物や動物が織り成す「種」のつながりによる、生命引継ぎのドラマは、私たちに一体何を教えてくれるのでしょうか。

人間の歴史の時間を遥かに超えた自然の時間が作り出した、多様な「種や遺伝子」の秩序からなる極めて巧妙な「命」の引継ぎの仕組みは、私たち人類の確固たる手本として、今も止まることなくその営みを続けています。

私達は今、「未来の人々」への責任として、この「流域」固有の自然環境の仕組みを守り、そしてそれを生かしながら、自然と共に生きる「術(すべ)」を再び取り戻していかなくてはなりません。

◆主な製作スタッフ
・製作:山下 勉
・監督:小池 正人
・撮影:一之瀬 正史  山田 武則

【記】
・日時:2007年3月11日(月)午後3時から5時15分まで映画上映と質疑
・会場:京華スクエア 第1会議室 ・懇親会場は近くを予定。
     中央区八丁堀3−17−9  電話03−3551−3200
     地下鉄日比谷線 八丁堀駅/JR京葉線A3出口から歩1分
     案内図はこちらでご覧ください 
・会費:会員1200円 ビジター1500円
・申込みはこちらへ:k-shobu@sirius.ocn.ne.jp
・締めきりは3月9日(金)です
・今回のコーディネーター:生部 圭助

TOPへ

********************************************************************
シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに47回の講座を開催し、190名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■東京:50期・51期 受講生募集のご案内
下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。 

第50期:2007年 2月24日(土)〜 3月24日(土) すべて土曜日
第51期:2007年 4月 7日(土)〜 5月 5日(土) すべて土曜日
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm

・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
     港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)
 *会場が変更になることもあります
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください

■アドバイザー講座 第49期の方の受講感想
ふれあい広場をご覧ください。

TOPへ

************************************************************************
IT・PCの勉強会


■2月のPC楽しみ隊の予定
・テーマ
 *「来月もPicasaのおさらい会をして欲しい」という声がありましたので、
   Picasa2のおさらい 前回参加できなかった方必見!
   こんな利用もあった!(当日の飛び入り発表大歓迎)
・案内役 香村さんと鹿野さん
 *参加者によるパソコンの楽しみ方関連の情報紹介
グループを作って勉強してそれを発表しようかと言う意見もあります。
知りたいこと、勉強したいテーマだの募集いたします。
・日 時:2月25日(日)13時〜16時
・場 所:品川人材開発センター 第1教室
・連絡先:西野 憲明
 会員へのメッセージがない方は下記メールアドレスをご利用下さい。
 pc-raku.@.npo-idn.org
(@マーク前後のピリオドは除いてください)
今回は11時ごろから勉強会(下打ち合わせ)をする予定です。
よろしかったらこちらもどうぞ
【レポート:西野さん】

 パソコン楽しみ隊はアドバイザーとしての技術能力、支援能力、活用能力を維持し高める相互研鑚と情報交換の場として平成16年12月からメーリングリストを設置し、毎月1回の勉強会を開催してきました。パソコン楽しみ隊の連絡や日常的な情報交換に利用しているメーリングリストにはIDNで認定を受けたアドバイザーの約30%にあたる50余名が登録しています。
 勉強会は特に形式を定めていませんが、有志がテーマに沿って案内し、その後、参加者が自由にトライアルや意見交換などしています。関心のある方はお問い合わせください。【國重】

TOPへ

*************************************************************************
楽しくパソコンライフ〜武兵衛の近況〜

■第47回 1日1合のお酒を楽しく飲もう
 楽しくパソコンライフ〜武兵衛の近況〜も、ついにお酒について書くようになった。これは格調高く、インターネット上に書いてあることゆえお許しいただきたい。
 読売新聞の「医療ルネッサンス」を読んでいる方はおわかりかと存じます。(2006年2月11日)の紙上にお酒に関することが書いてあった。『厚生労働省研究班が全国の男性2万人(40歳以上60歳未満)を対象に、10〜12年にわたり、飲酒量と死亡率の関係を調べた。その結果、日本酒に換算した1日あたりの量で「1合まで」の場合に死亡率が最も低かった。「2合まで」がそれに次ぎ、「飲まない」人より死亡率が低かった。』
 飲兵衛は「それみたことか!」勇気百倍。これには但し書きもつく『一方、「3合以上」になると、死亡率は最も高かった。喫煙者では、少量の飲酒でも亡率は高くなる。』飲み過ぎに気をつけることも大切である。
 お酒が気になる方に『適正な飲酒量 国の健康づくりの指針「健康日本21」では、「節度ある適度な飲酒」として、通常のアルコール代謝能力があれば、1日平均のアルコール量で約20グラムとしている。日本酒換算で1合、ビールなら中瓶1本、ワインは2杯程度が目安になる。』[読売新聞 [2006年2月11日より一部を引用]
 尚 詳細については、http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/
医療全般についてもご覧になれます。

問い合わせ先 kosaka@shinano.eeyo.jp 小坂さんまで

TOPへ
 

************************************************************************
学生,社会人の進路相談をいたします
■自立化支援プロジェクト(IDP)
しばらくお休みします
TOPへ

************************************************************************
千葉アドバイザーグループ C−PAK

■2月の勉強会のご報告
・日時・場所:平成19年2月8日(木) 14:00〜16:00
・場所:高齢協 佐倉センター 2F
・出席者:11名
・テーマ:「『船橋市民活動情報ネット』に参加して」
・講師:近藤 泰幹 さん
・資料:「ふなばし市民活動情報ネット」パンフレット
     ( 同上 ホームページ http://funabashi-civil.net)
     :同上「船橋市OL(オリエンテーリング)協会」のホームページ
     :船橋市OL協会事務局が開発した「競技用ソフト」(CD版)
・内容
1、船橋市役所のホームページ紹介
2、「ふなばし市民活動情報ネット」のしくみ&主旨説明
3、OL(オリエンテーリング)協会の活動と事務局業務
4、OL競技データ処理のIT化
5、事務局が開発した競技データ処理ソフトの内容説明と試用
 
◆臨時テーマ : 「Windows Vista の概要」【講師】 山室 輝弘さん
・ 内容
1、 Windows Vista 導入の基本(購入前に押さえておきたい基礎知識)
2、快適に使うためのハードウエア環境
=インストール要件
=エクスペリエンス・インデックス
=既存PCのVista対応性チェックソフト紹介
 「Windows Vista Upgrade Advisor」(無料配布サイトURLは後記参照)
3、Vistaの新機能
 
【総括=事務局】
 C-PAK月例勉強会には特別なルールや制約はない。 暗黙の了解事項は月替わりでメンバーが万遍なく受け持つことだけ。 テーマのジャンルやカテゴリーも自由、
リクエストも名乗り出も結構、尻込み多数の場合は事務局の指名強権?も許される。
“眉間にシワ” で勉強する、というより活動持続の溜まり場でありオフ会であり、メンバーへの理解を深めるステージでもある。 今回は、近藤さんの隠れた一面(船橋市民としての活動ぶり)とオリエンテーリングの現況、競技データと関連事務処理の電子化状況を併せて知る機会になった。 
 
公開された競技ソフトは、開催日、大会名、を入力後、参加者名を入力し画面の表示に従って競技準備、スタート時のボタン操作をすれば、リンクでゼッケンNO、参加票、名札、マークシートが作成され、記録・順位などのデータ表や名入りの賞状まで簡単に打ち出せる。 以前は手作業のため人手がかかり大会運営も大変だったが、今はOL協会事務局の近藤さんが本部席にPCとプリンターを持ち込んでスピーディーに、正確に、スマートに、処理されているそうだ。 OL協会のイメージと船橋市民のOL熱がますます高まることだろう。 
 
 臨時テーマとして、新発売のWindows Vista について、ホットで具体的な情報提供
が行われた。 発売前の早い時期から入念にリサーチを続け、これまでもC-PAK内でたびたび情報を提供されてきた山室さんですが、発売と同時にいち早く購入されて
その全貌を把握すべく実地解剖?も佳境に入っています。 あらゆるメディアからVista関連情報が堰を切って溢れ出しており、当面、対応を急ぐ気がないXPユーザーも、今後の態度を決める判断には “Vistaリテラシー” ともいうべきコア情報を押さえておかねばなりません。 
 
新しいものや未経験のものは使ってみなければその本質が分からないのですが、使う(買う)前に分からなければ困ることも多いものです。最新型大画面TVに買い換えざるを得ないために家の増改築や新築の決断まで迫られるようなこともあるからです。 山室さんから提供されたVista情報はその意味で貴重な示唆を含んでいます。 
まずは、OSのプラットフォームである保有PCの性能スペックを調べることが手始めに
なりそうです。
●既存PCのVista対応性チェック・ソフト( Windows Vista Updrade Advisor)
【無料配布サイト URL】
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/getready/upgradeadvisor/default.mspx【レポート:飯塚 渉さん】

TOPへ

*************************************************************************
埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

TOPへ

************************************************************************
IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>

TOPへ

************************************************************************
海外旅行体験話クラブ

次回の開催については後日ご案内いたします。

海外旅行体験話クラブのメーリングリスト(ML)を設定しました。
tabex@yahoogroups.jp
・下記にあります主旨に沿った意見交換
・海外旅行へ出かける前のちょっとした相談
など、楽しさとお役立ちの双方で盛り上がればいいですね。
初めての方も大歓迎です。ご希望の方は下記までご連絡ください。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp 】

*これまでの開催状況をこちらでご覧いただけます

■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)
「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
  しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、05年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!

■海外旅行体験話クラブの趣旨
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

TOPへ

*10**********************************************************************
会員のホームページの紹介

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます

TOPへ

*11**********************************************************************
連載 大姑娘山(5,025m)に挑戦』 東川 征夫さん

■第10回 高度順応しハイキャンプキャンプ地(4,300m)へ(その2)
 夜中に激しくテントを叩く雨の音で時々目が覚めました。現地の人は、この時期ほとんど雨は降らないと言っていましたから異常気象なのでしょうか。
 雨漏りはあるか、テントの脇から水が浸み込んでいないか、ヘットランプを付けて見回しましたが大丈夫でした。安心して眠りにつきました。
 朝5時過ぎに起きたときはまだ小雨が降っていました。この日7日は、ハイキャンプ地(4,300m)までの移動です。ゆっくり朝食を摂って酸素飽和度を検査し、8時35分ベースキャンプを出発しました。小雨は霧雨に変わっていました。向かう山の方向には重い雲が垂れ込んで何も見えません。川は昨夜の雨で増水していました。川の両側には紫色の花をつけた背の低いツツジが群生しています。
 高度を上げるに従い樹木はほとんど無くなり草原地帯になって、黄色や白の小さな花が沢山咲いています。更に登ると岩稜地帯になります。沢をつめた平坦なところにハイキャンプ地がありました。正面には大きな岩山が立ちはだかっています。このテント村にもモスグリーの大きなテントの周辺の比較的平の所に、2人用の黄色いテントが並んでいます、そして地盤のやわらかい所に設置したのか、大分離れたところにトイレテントが2つ立っていました。
 ハイキャンプ到着時刻は13時5分でしたから歩行時間は4時間半でした。ゆっくりしたペースで登ってきたので距離はそれほどないと思われます。

 
ハイベースキャンプ村(4,300m)               ハイベースキャンプ村のトイレ

 キャンプ地のトイレは、ベースキャンプもハイキャンプも同じ構造で、横30cmぐらい・縦70cm・深さ80cmぐらいの垂直に掘られた穴の上に、高さ170cmほどのノッポテントが立っています。中には前後に鉄の支柱があります。入り口にはファスナーが付いていて、これを開閉して出入りします。ファスナーを明けたままにしておくと、風でテントが飛んでしまうので何時も閉めてあります。入るときノックしても音がしませんから、「入ってますかー」と声をかけます。「入ってまーす」と女性の声がしたときは申し訳ない気持ちになってしまいます。
 地盤のやわらかいところには花も多いので、トイレの中も小さなお花で一杯です。少々臭いがありますが雲上の贅沢なトイレです。

 
キャンプ村トイレの構造                               黄色いブルーポピー

 ベースキャンプ入りしてから風呂はありませんから入っていません。空気が乾燥しているせいか汗もあまりかかないしベタベタした感じもありません。でも、ウエットティッシュで身体を拭くと爽快な気分になります。携帯用のウエットティッシュを沢山持ってきたのは正解でした。相棒の若林さんにも分けました。
 明日(8日)は高度順応日ですから夜はゆったりした気分で過ごすことができました。
 高山病にならないために行動中水分を沢山摂るので、夜中にもトイレ行きます。この夜、夜中に起きてヘットランプを付けテントの外に出たら、霧が出ていました。トイレで大小済ませファスナーを開き外に出たら、濃霧と化しヘットランプの光は霧に反射し2m先は何も見えません。白一色です。昼間トイレとテントの位置関係を頭に入れておきましたが、テントに帰る方向がまるで解らなくなってしまいました。「落ち着いて・落ち着いて」と自分に言い聞かせながら、地面にわずかに残る登山靴の踏み跡を辿りながらやっとのことで、テントに辿り着きました。どっと疲れが出ました。

第11回は「大姑娘山登頂」です。
第1回から第9回までのぶんは下記でご覧になれます
http://www.npo-idn.com/higasikawa-yama/higasikawa.html

TOPへ

*12*********************************************************************
アウトドアクラブ「たかお会」

■第19回たかお会『バードウォッチングとハイキング』のご案内
・集合日時:2月22日(木)時
・集合場所:JR金町駅
詳細は下記ホームページの「第19回活動計画」をご覧下さい。
http://www.npo-idn.com/outdoor/outdoor.htm
 
■19年度年間活動計画
今年、1年間の活動計画をアップしました。詳細は上記ホームページの
「平成19年度年間活動計画(総覧表)」をご覧下さい。
【幹事:東川・滝村】

■金子 敏勝さん:第18回たかお会「旧古河庭園・六義園散策」と懇親会に参加して
・所 在 地 : 東京都北区、文京区
・実施月日 : 平成19年2月7日
・参加者 : 生部・東川・滝村・山本・金子
はじめに
 JR駒込駅近辺にある旧古河庭園と六義園巡りを終わり懇親会の席上、東川さんから「今回の報告もお願い」ときた。即ざに拒否の行動クビを横に振る−−間も無く「前回書いてもらった活動報告、面白くて好評だったんだよね」と言葉が続く。横に坐る生部理事長も「そうそう」と合いの手、こんなおだてに弱く渋る心とは裏腹にクビを縦に振ってしまった。
 ということで恥ずかしげもなく活動報告に再登場、お許しあれ。
 
旧古河庭園
 JR駒込駅に午後二時集合、参加者は体調不良で2名欠席、5名となる。案内役は滝村さん、まずは駅から約800m北方向にある旧古河庭園へ向かうことになり歩き始めた。直後、駅そばの小さな公園へ行き「染井吉野発祥の地です」と案内されビックリ。なるほどその旨書いた碑があり数本の桜の木もまだ冬の姿で立っている。これは教えてもらわないと見落としそう。
 発祥の地に参加者一同の足跡を残し向かい側の歩道へ渡る。渡りきって直ぐ“アルプス”という洋菓子屋、すかさず「ここのシュークリームが絶品なんです」と滝村さんの案内が入る。そんな労をいとわぬ下調べに感謝で脱帽!!店の方へと足が向きかかるのをグッと抑え目的地へ。
 “旧古河庭園”とは大正初期に古河さんが経営開始の和洋両型式を巧みに使い分けた庭園との事。園に入ると石造りの洋館が目を引く。館内の見学は別途料金となるが一階は喫茶店でここへの入館はOK。館に沿って歩くと各々名札の付いた薔薇の木が並び、その中の“プリンセス・ミチコ”になぜか目が行く。
            
 館正面直ぐ下に広がるイギリス人設計の洋風庭園、それはベルサイユ宮殿の庭園には程遠いが、薔薇の花が咲き揃へばもっと見ごたえが有ったのに−−と惜しまれる。庭園中央の遊歩道を下へ降りる途中、一人散策中の若き女性に出会い、東川さんこの機を逃さず「写真をお願いします」。さすが登山家はこんなことにも決断と行動が早い。文頭掲載の写真(左)がそれである。さらに下へ降りた一帯が『京都の庭師・植治の作庭にかかる自然趣味豊かな日本庭園』となる。
 散策を終わって戻った入口の売店に薔薇グッズを売っている。ここで山本さん、愛妻へと薔薇羊羹を購入、まだまだお二人ホットなのだ。
 
六義園(りくぎえん)
 六義園へは来た道をJR駒込駅まで戻り、そこからさらに500m南方向へと行く。『この庭園は元禄15年、柳沢吉保が設計指揮し完成の庭園で、園名は古今和歌集の序文に見える六義にちなみ命名され、元禄時代を代表する大名庭です』との事。なるほど旧古河庭園より規模はグッと大きく、入口の大きな枝垂桜が咲き、木々が新緑に覆われる時期に再訪したいと思うほど確かに見応えの有る庭園なのだ。今は梅の時期、紅白の梅が見事に咲いていた。
         
懇親会
 会場はJR駒込駅まで戻り駅周辺の居酒屋に設定することになった。しかし、駅前に着いた時間がまだ午後四時半、どこにもお誘いの灯りは点灯していない。
 ならばと滝村さんと共に洋菓子屋「アルプス」へ行き銘菓?シュークリームをGET。シュークリームの味?−−それは買って食べてのお楽しみ。
 5時開店の居酒屋、その直前には参加者全員入口前に立ちその日の一番客となったのである。酒が入る前に昨年のたかお会活動報告と今年の活動計画を討議し、その後は参加者のみぞ知る楽しき一時を過ごし第18回たかお会は閉幕したのである。
 65歳以上入園料半額に誘われ参加の今大会、参加してみれば園と駅間&園内徒歩あり、名勝旧跡との遭遇あり、楽しい飲み会あり等で心身の活性化が図られる有意義なものとなった。やはり“たかお会活動には参加すべし”なのだ。
(園内写真はたかお会ホームページ・アルバムを参照されたい)

TOPへ

*13**********************************************************************
ふれあい広場

■アドバイザー講座第49期の方の受講感想
岡部 紘さん
 人は傲慢と卑屈の割合で自分自身のありようがわかるという。今回のアドバイザー講座における私自身はどうであったかを改めて自問自答すると6割4割程度かなと思う。PCについては、独学ではあるがかなり自信を持っており、レベルも相当高いと自負しており、教わることもそれほどは無いと思っていた。
 しかしながらごくごく初歩的なことをきちんと順序だてて説明するテクニック、複数のやり方を教えないテクニック、ついつい自分が陥りがちなスピードにまかせて動作することの反省等々「目から鱗」のことがあり非常に参考になった。
 今後は実際に教えることを経験して、さらに先輩諸氏に教えを受けたいと思っております。

原川 征夫さん 
 パソコンは、10年以上前から利用していましたが、基礎を学んだこともなく自己流で対応していました。昨年秋に、妻からパソコンの処理について質問され、まさに自己流に回答しました。ところが、『あなたの言っていることは、理解できません』と言われてショックを受けているところ、日経のIDN記事(昨年11月)を読んだものですから、これだと思って申し込みました。
 IDNの講座を受けて、知識に関しても基本的なことを知らないものがあり、表面は平静を装ってみたものの、自分は誤魔化せず赤面の至りでした。特に自己嫌悪に陥ったのは、人に教え・理解してもらう難しさでした。
 受講の試験結果は未だですが、講座を終えましたので、妻には早速受講成果を示そうと教えることを始めました。
IDN講師の皆様方、大変お手数をお掛けしました。受講により認識を新たにしましたのでご教示に従って一歩ずつ前進していきたいと思っております。ご指導ありがとうございました。

平松 伸一さん
 パソコンに触るようになってほぼ4年弱となりました。ある程度のことは自己流ではありますが、なんとかなるようになりました。しかし、友人や知人からいろいろ聞かれると満足な答え方が出来ず、これではいけないと強くお思わされました。インターネットで情報を求めてあちこち探しているうちにたまたま「シニア情報生活アドバイザー」のことを知り、自分にとってもっとも日程の都合が良かったのがIDNの講座でした。問い合わせましたところ直ぐに返信をいただき受講を決めました。
 受講初日に講座の目的・趣旨を伺い、単なる習うのみの講座ではないことを知り、いささか不安もありましたが、自分の弱点の克服ができるのではないかとの期待も生まれました。
 実際の講義では、講義案の作成やプレゼンテーションの準備等で結構忙しい時を過ごしました。特に試験直前の大事な週に何年振りかの風邪を引いてしまい、往生しました。前の週のプレゼンテーションの練習の時のご指摘に従い、テーマを別のものに変更したのは良いのですが、風邪のために十分な準備ができず、結局前日の夜にほぼ徹夜で準備資料を作ることになってしまいました。
 筆記試験も多くの設問が記述式の回答でしたので、やや難しく感じられましたがとにもかくにも何とかスペースだけは埋めたという感じでした。
 また、この講座を通して多くの方と知遇を得ることができましたことも多くの収穫でした。ある意味では、パソコンそのもののことよりも大きなものであるようにも思われます。貴重な財産を得ることが出来ました。これも大きな感謝です。
 生部先生はじめ講師の先生方には親切にご指導いただき心より感謝申し上げます。この講座で得た多くのことをこれからの生活に十二分に生かして行きたいと思っております。皆々様にはこれからも何卒よろしくお願い申し上げます。

長谷川 久之さん
 講師の皆様、大変お世話になりました。ご懇切なご指導に加え、同期の皆様からも沢山の新知識を教えていただきました。パソコン歴は長いものの、これまで自己流できたので、わかったつもりでいたものが、もっと簡単にやる方法があったり、全く知らないことがあったりと、自分の知識の浅さ、範囲の狭さを痛感しました。
 第一回の講義では、パソコンやインターネットを日常的に活用していれば、十分に合格できる試験だと言うことでしたが、いよいよ次回は認定試験となったら、万一落ちたら、と言う話や、試験後の懇親会では、実は、私は試験に落ちました、という人が何人かいたりで、どうなるんだりうかと一抹の不安もありましが・・・。まぁまぁ、同期全員で合格祝いが出来ることを楽しみにしています。

森藤 和彦さん
 コンピュータとの出会いは古く、これまで我流でやってきました。パソコンは少々のことでは壊れない、適当にクリックすれば解決策は見つかるという精神でした。しかしこれではいけない一度キチンと習ってみたいという思いもありました。
 昨年末に練馬区報でシニア情報生活アドバイザー講座を知り、IDNに申し込みました。当初はパソコンの基礎を教えてもらうものだと思っていました。しかし、すぐに、パソコン基礎の教え方を教える講座だということが分かりました。人に教えることは自分の中でバラバラにある知識をキチンと整理しなければできないことであり、パソコンでも「人に教えることは学ぶこと」だということがよく分かりました。
 私の最初の生徒は家内でした。以前にも教えたことはあったのですが、今回、「パソコンに初めて触れる初心者に日本語入力ができるところまで教える」のタイムテーブルに沿って教えたところ、「教え方が随分上手になった」と言われました。早速、講座の成果が現れたようです。
 講座の先生方には大変お世話になりました。感謝申し上げます。

■「ふれあい広場」について

皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

TOPへ

*14**********************************************************************
編集後記

■葛飾北斎の 虎図(雨中の虎)と龍図

 フランスの「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」が原宿の太田記念美術館で開催されている(2007年1月3日−2月25日)。歌麿や広重のほか写楽も興味深く見たが、目玉は新発見の北斎の《龍図》。今回は太田記念館所蔵の《雨中の虎図》と対幅で展示されている。

 《龍図》は、2001年にパリのコレクターからギメ東洋美術館に寄贈されたもの。2005年にギメ東洋美術館で開催された「太田記念美術館所蔵大浮世絵名品展」をきっかけに、ギメの専門家と太田の永田副館長らの作品調査の過程において《雨中の虎図》と一対であると確認された。
 描かれた紙がほぼ同じサイズ
 表装の裂(きれ)の模様に金の龍の模様がある
 軸木の太さが一致
 並べると龍と虎の視線があう
 雨が龍のいる天から虎のいる地へと続いている、
などがその理由。
 《雨中の虎図》については知られていたが、これまで《龍図》の存在は知られていなかった。右上方を睨んでいる虎の目線の先は何であるか謎とされていたが、今回初めて双幅で展示されたことにより納得。
 左:飾北斎「虎図(雨中の虎)」120.5×41.5cm 太田記念美術館蔵
 右:飾北斎「龍図」120.5×42.7cm フランス国立ギメ東洋美術館蔵
 紙本、嘉永2年(1849)
 
 《龍図》の顔を見て気がつくことは、小布施の北斎館にある東町祭屋台の天井絵の「龍」の顔に似ていることである。北斎館の展示室には2基の祭屋台が展示されている。上町祭屋台の天井絵には、怒涛図2面「男浪・女浪」が、東町祭屋台には、「龍・鳳凰」の天井絵がはめこんである。北斎が85歳のときに半年かけて制作されたもの。
 《龍図》の構図は、縦に長く、龍の視線の先には、龍を睨む虎がいる。東町祭屋台の天井絵の「龍」は、正方形の波の中に円弧を描いている。この2つの絵が描かれたのは5年近くの時間差があるが、どちらも龍の顔はよく似ており、人の顔をしている。長い顔の形、厳つい鼻、きつきい眼差し、長く伸びた2本のひげ、等々。
 北斎没年の数え年90歳時に描かれた《龍図》は北斎最晩年の心象を表現していると言われているが、私はこの《龍図》の顔は北斎が描いた自画像ではないかと思っている。【生部】

《龍図》、顔のアップ、東町祭屋台の天井絵の「龍」などご覧になりたい方はお知らせください。

TOPへ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。
東京都新宿区三栄町8-37 K1ビル3F 
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
  新電話番号:03−3358−1958
  Eメール   :<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

TOPへ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇