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メルマガ IDN 【第116号】 Inter Depending Network
2007年 2月 1日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第116号のご案内》
シニアネットフォーラム21 in 2007 開催のご案内
IDN第7期総会開催の予告
1.ふれあい充電講演会
=第68回(1月21日)の報告:飛鳥山散歩
2.シニアー情報生活アドバイザー講座
=東京:50期・51期受講生募集のご案内
3.IT・PC講座
=パソコン楽しみ隊:1月の報告と2月の予定
4.「楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜
=第46回 物知りになろう
5.学生,社会人の進路相談
6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
=C-PAK「フォローアップ講座‐第1弾(FK-T)の実施結果と予定
=2月勉強会のご案内
7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
8.IDN会員募集のご案内
=入会を考えている方に(再掲)
9.海外旅行体験話クラブ
10.会員のホームページの紹介
11.新連載 『大姑娘山(5,025m)に挑戦』 東川 征夫さん
=第9回 高度順応しハイキャンプキャンプ地(4,300m)へ(その1)
12.アウトドアクラブ「たかお会」
=第18回たかお会『旧古河庭園と六義園散策』のご案内
=18年度年間活動計画
13.ふれあい広場
14.編集後記
=「縄文的なもの」と「弥生的なもの」 【その3】
〜梅原 猛の『楕円文化論』と「縄文と弥生」〜
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■シニアネットフォーラム21 in 2007 開催のご案内
「シニアネットフォーラム21 in 2007」が2007年2月に開催されますので、その概要をお知らせします。
【開催概要】
◆統一テーマ:シニアネットの更なる飛躍!大きく楽しみ社会の支えに
〜団塊の世代もシニアネット活動に〜
◆日時:平成19年2月15日(木)10:30〜17:00 (懇親会17:30〜19:30)
2月16日(金)10:00〜16:30
◆会場:日本青年館(東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号)
◆主催:(財)ニュメディア開発協会
◆基調講演T:「シニアの新しい生き様〜シニアネットで大きく楽しみ社会の支えに〜」
講師:浅野 史郎氏
慶應義塾大学総合政策学部教授
前宮城県知事
宮城県社会福祉協議会 会長
◆基調講演U:「ITはシニアの必需品。ITの進歩はこれからのシニアライフをいかに変えていくか
〜最近の技術動向を視野に入れて〜」
講師:加治佐 俊一氏マイクロソフト株式会社業務執行役員最高技術責任者
◆パネルディスカッション「シニアネットの更なる飛躍!〜世のため、人のため、自分のため〜」
◆ワークショップ:テーマ
ワークショップ1 「シニア(含団塊世代)に魅力あるシニアネットを求めて」
ワークショップ2 「よりよいIT普及活動(IT講習会等)を行うには」
ワークショップ3 「シニアの知見・ノウハウを生かすコミュニティビジネスを目指して」
ワークショップ4 「より強く行政等との協働(コラボレーション)を行うには」
ワークショップ5 「シニアネットのより良い運営を行うためには」
◆シニアネット交流広場
詳細の案内と申し込みは下記をご覧ください。
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■IDN第7期総会開催の予告
来る3月11日(日)にIDN第7期総会開催を開催いたします。
今回は例年と形式を変えて開催しますので多数ご参加ください。
IDNの今後に関する懇談では、
IDNの昨年度の報告と今年度への抱負を各担当者より発表してもらいます。
そのほか、新しい計画として、
現在会員に対して実施中のアンケートの結果を『人材MAP2007』として報告
PCの初心者に対する「初級者講座」や「個人訪問サポート」の企画
などについて報告し、出席者からのご意見を伺います。
・日時:3月11日(日)13:00−17:15
(4日と予告したことがありますが、11日です)
・出席:正会員・賛助会員・会員の紹介者(アドバイザー方などご遠慮なく)
・議事:総会決議事項(正会員 他の方はオブザーバー)
:IDNの今後の活動に関する懇談(全員参加)
:映画『白神の夢』上映(全員参加) チラシ参照
・場所:京華スクエア(地下鉄八丁堀駅のすぐそば)
・懇親会:総会終了後近くで
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ふれあい充電講演会
■第68回(1月21日) 飛鳥山散歩の報告
〜紙の博物館 北区飛鳥山博物館 渋沢史料館 を巡る〜
飛鳥山は江戸時代八代将軍徳川吉宗の時代から桜の名所として親しまれてきたところで、明治6年には上野、芝、浅草、深川と並んでわが国最初の公園に指定されました。
今回は飛鳥山にある3つの博物館を訪問しました。
【開催記録】
・開催日時:2007年1月21日(日)
・見学先:
【1】紙の博物館
【2】北区飛鳥山博物館(主任学芸員 国学院大学講師 石倉孝祐氏の案内)
【3】渋沢史料館
重文「青淵文庫」〔説明:井出昭一氏〕
重文「晩香盧」
「本館」の常設展示見学(井上館長の挨拶と学芸員の解説)
・見学終了後王子駅周辺で懇親会
・参加者:12名
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紙の博物館 北区飛鳥山博物館 渋沢史料館
◆高橋洋子さん 土田千絵さん(アドバイザー第47期生):飛鳥山散歩に参加して
昨年末シニア情報アドバイザーに認定していただいたばかりの私たちはIDNメルマガを読み、IDNのことをもっと知りたいと思っていましたので1月21日、第68回ふれあい充電講習会『飛鳥山散歩』に参加させていただくことにいたしました。
当日午後1時JR王子駅に集合し、古今東西の紙に関する資料を収集している紙の博物館、北区の自然・歴史・文化などを展示している北区飛鳥山博物館、そして近代日本を代表する実業家である渋沢栄一史料館というコースで見学いたしました。
参加者11名のうち、女性は私たち2名で、アドバイザー講座でお世話になった先生方もいらして少々緊張いたしましたが、それぞれ学芸員の方々などに案内していただき大変有意義な一日を過ごすことができました。見学の3館とも見応えがあり、見学時間が足りないと感じるほどでした。
渋沢史料館では公開日時が限られている重要文化財の建築を井出昭一さんの丁寧な解説つきで見学することもでき、個人ではこのような見学をすることは難しいと思いますので、参加してよかったと思っております。
渋沢史料館本館の2階リフレッシュコーナーの広い窓から旧渋沢庭園が見渡せ、桜の季節はさぞ綺麗なことと思い、また訪ねてみたい気がいたしました。
その後、王子駅近くでの懇親会にも出席いたしました。懇親会で井出さんとお話することができ、井出さんが大変美術に詳しい方だということがわかりました。他の出席者の方々もとても美術がお好きなようで、美術館・博物館の催しなどについての話題で大変楽しい懇親会でした。
今回はアドバイザーの活動には関係ない企画でしたが、IDNの幅広い活動の一端を知ることができました。帰宅後、井出さんのエッセイなどをパソコンで楽しく読ませていただいていますので、この『飛鳥山散歩』もパソコンと関連しているといってもよいのではないか等と思っております。
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シニア情報生活アドバイザー講座
■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに47回の講座を開催し、190名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■東京:50期・51期 受講生募集のご案内:下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。
第50期:2007年 2月24日(土)〜 3月24日(土) すべて土曜日
第51期:2007年 4月 7日(土)〜 5月 5日(土) すべて土曜日
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm
・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)
*会場が変更になることもあります
ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください
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IT・PCの勉強会
■1月のPC楽しみ隊の報告
「パソコン楽しみ隊」の本年初顔合わせ勉強会を開きました。
・日時:1月28日(日) 13時〜16時・場所:品川人材開発センター
・案内人:香村さん、西野さん・参加人数:11名・内容:
PicasaのHPから資料作成
内容は《オーガナイズ》、《編集》、《共有》、《印刷》、《バックアップ》および《作成》
その後サンプルとして持参した写真(jpgファイル)を使いながら実際の編集作業などを順を追ってお見せしました。またギフトCDも出来具合をお見せしました。
メール添付もリサイズなどに煩わされることなく初心者にも簡単にできることもお見せしました。
■2月のPC楽しみ隊の予定
・日時:2月25日(日) 13時〜16時・場所:品川人材開発センター「来月もpicasaのおさらい会をして欲しい」という声がありましたので、Part2を検討しています。「参加者によるパソコンの楽しみ方や関連の情報紹介」他
詳細は後日ご連絡致します。【レポート:西野さん】
パソコン楽しみ隊はアドバイザーとしての技術能力、支援能力、活用能力を維持し高める相互研鑚と情報交換の場として平成16年12月からメーリングリストを設置し、毎月1回の勉強会を開催してきました。パソコン楽しみ隊の連絡や日常的な情報交換に利用しているメーリングリストにはIDNで認定を受けたアドバイザーの約30%にあたる50余名が登録しています。
勉強会は特に形式を定めていませんが、有志がテーマに沿って案内し、その後、参加者が自由にトライアルや意見交換などしています。関心のある方はお問い合わせください。【國重】
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楽しくパソコンライフ〜武兵衛の近況〜
■第46回 物知りになろう
インターネット上のことを「情報の玉手箱」という人がいます。今回は次のURLを紹介します。
http://osaka.yomiuri.co.jp/mono/index.htm
いろんなジャンル別に分けて親切な解説があります。ジャンルの紹介。「食物・料理」「体・健康・スポーツ」「習慣・儀礼」「制度・規則」「お金・経済」「自然・科学」「交通・行楽」「テレビ・マスコミ」「電化製品・道具」「その他」と多才な知識が、わかりやすく説明してあります。皆さんが知っていそうで、知らないこともあります。
今年も早いもので1ヶ月が過ぎました。2月3日は節分の日。豆まきの日と言った方がわかる人も多い。その意義・言われなども参考にしながら春を待つのも良いのではないでしょうか。節分には、巻き寿司を食べると、一年間良いことがあるそうです。節分の前に、是非下記のURLをクリックねがいます。
http://www.iimiyazaki.com/season/setubun/main.html
そろそろ春の息吹も感じられるこの頃、楽しみにしています。
WindowsVista利用についてのご注意
30日に発売になりましたが、お使いになる方は下記のURLも参考にしてください。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20070131nt04.htm
問い合わせ先 kosaka@shinano.eeyo.jp 小坂さんまで
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学生,社会人の進路相談をいたします
■自立化支援プロジェクト(IDP)
しばらくお休みします
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千葉アドバイザーグループ C−PAK
■C-PAK「フォローアップ講座‐第1弾(FK-T)を実施しました
・日時:1月29日(月)10:00〜12:00
・会場:千葉市生涯学習センター パソコン学習室
・主題:「文書作成」
・ 対象者:自主企画講座「パソコンを楽しむその一歩」の修了生(第1期 8名、第2期 20名)の希望者
・実施条件:会場賃借料、スタッフ交通費、教材費、事務費を参加者均分負担。(今回は1400円/人)
・受講者:12名(1期生 4名、2期生 8名)
・実施体制:スタッフ総数 7名(M講師 1 S講師 6)山室、大村、橋本、近藤、村杉、利光、飯塚
シニアのPC入門支援目的で開始したC-PAK自主企画講座が開催2回・修了生28名となり、続けて学びたい、との要望も多い。
市当局にはフォローのプランがないことから、もともとC-PAKの企画コンセプトでもある「面倒見の良さ(アフターケア)」の具体化を、生徒と連携してこんな形でスタートさせあ。愈々切磋琢磨の始まりです。
参加者にとってオツリと一緒にお土産が付くようなフォローアップを目標にしているが、くだもの狩りや○○食べ放題同様、その場で食べられる量には限界がある。 テキストに一人でもやってみられる。
マニュアル要素を多く付加して “ドギーバッグ”(お持ち帰り)型にした。言うまでもなく生徒はとても熱心だったし、こちらのテンションも高い。
しかし、全体的にまだ文字入力の壁を破れない段階だ。
■フォロ−アップ講座 第2弾(FK-U)予定・・・【受講者募集中】
・日 時 :2月19日(月) 10:00〜12:00
・会 場 :千葉市生涯学習センター パソコン学習室
・主 題 :「インターネットとメール」
・対象者:自主企画講座「パソコンを楽しむその一歩」の修了生(第1期 8名、第2期 20名)の希望者
・実施条件:今回と同じ
・実施体制:メイン講師:山室輝弘さん
スタッフは参加者数により編成を決定
【レポート:飯塚 渉さん】
■2月の勉強会のご案内
・日 時:2月8日(木) 14:00〜16:00
・場 所:高齢協佐倉センター 2階
・テーマ:〜『船橋市民活動ネット』へ参加して〜
・講師:近藤 泰幹さん
※船橋市民の近藤さんは『船橋市民活動ネット』に参加して多くの刺激や啓発を受けた経験談を語ってくれます。
市民スポーツの「オリエンテーリング競技」事務局を担当してご自身も競技に参加されながら、「競技用ソフト」開発にも携わったとのこと。 各種タイムレースにも使えるこのソフトを当日の勉強会参加者に配布していただけるそうです。
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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」
活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama
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IDN会員の募集のご案内
■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。連載 『大姑娘山(5,025m)に挑戦』 東川 征夫さん
■入会を考えている方に(再掲)
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
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海外旅行体験話クラブ
次回の開催については後日ご案内いたします。
海外旅行体験話クラブのメーリングリスト(ML)を設定しました。
tabex@yahoogroups.jp
・下記にあります主旨に沿った意見交換
・海外旅行へ出かける前のちょっとした相談
など、楽しさとお役立ちの双方で盛り上がればいいですね。
初めての方も大歓迎です。ご希望の方は下記までご連絡ください。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp 】
*これまでの開催状況をこちらでご覧いただけます
■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)
「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、05年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!
■海外旅行体験話クラブの趣旨
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp】
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会員のホームページの紹介
■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。
会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます
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■第9回 高度順応しハイキャンプキャンプ地(4,300m)へ(その1)
ベースキャンプ地は海子溝という川沿いの開けたところにありました。中央にモスグリーンの大きなテントが四張りあり、それを取り囲むように二人用の黄色いテントが並んでいます。
少し離れたところには広さ半畳ぐらいで、高さ170cm位のテントが四つありました。これがトイレでした。テントの周辺には小さな可憐な花が沢山咲いていて、「ごめん・ごめん」と言いながら踏みつけて歩かざるを得ませんでした。
モスグリーンの大きなテントの一つは調理場になっています、覗いてみるとキャベツやジャガイモなどの野菜が野積みされ、その横にはコックが寝泊りする小さなテントが張ってありました。寒さ除けだそうです。隅にコンロがあり、燃料はプロパンガスで麓から馬で運んでいるようでした。
カメラを向けると白い帽子を被ったコックさんがポーズを取ってくれました。後の二つのテントは食堂になっていて、粗末な折りたたみの机と椅子が設置されていました。ベースキャンプ滞在中はここで食事を摂ることになります。
ベースキャンプ村 ベースキャンプ村長の「何(かあ)さん」
このテント村の村長さんは45歳ぐらいの小柄な女性で、公職を定年退職し第二の職場だそうで、長靴を履き黄色い声を張り上げて、ポーター達にいろいろ指示していました。とても愛嬌がよく好感の持てる女性で、「何(かあ)」さんという名前でした。
黄色い二人用のテントには、馬で運んだ荷物がすでに届いていていました。早速相棒の若林さんとスポーツバックの装備を出したり入れたりしてから、テントの中心に二人のスポーツバックを縦に並べ、バックの左右にエヤーマットを広げて、塒(ねぐら)を作りました。
このテントのメーカーは確認できませんでしたが、比較的新しく二重構造になっていて確りしたものでした。外張りと内張りに余裕があるので、登山靴やスパッツ・スリッパなど雨に当てることなく置くことができます。
このキャンプ村の標高は3,600mで酸素濃度は平地の約三分の二だそうです。激しく動くとすぐ息切れや眩暈を起こすので、意識して深呼吸しながら行動しました。
食事の用意ができるとポーターが呼びに来ます。この日の夕食はやはり中華料理で油を多く使ったものでした。ビールなどのお酒が出ましたが、高地では酔いが早いので皆注意して少量に抑えていましたが、相棒だけは遠慮なく召し上がっていました。
この日も疲れていたので、午後7時半には寝袋にもぐりこみました。夜中から雨になったようで、テントを叩く雨音が続いていました。
翌7月6日は高度順応日です。まだ小雨が降っています。5時半に起床し身支度して食堂テントに集まりました。宮崎隊長から「今日から毎日、朝と夕方に酸素飽和度(SpO2 =血液中のヘモクロビンの何%が酸素結合ヘモクロビンかの度合い、平常値は97%〜99%)を測定させてもらいます。」と告げられ、パルスオキシメーターという小さな器具を手の指に挟んで測りました。その測定値は大姑娘山登頂終了まで明らかにしてもらえませんでした。
ベースキャンプから海子溝川を遡ったところに、高山植物の宝庫の湖と湿地帯、大海子(タイハイツー)・花海子(ホワハイツー)があります。今日はここまで高度順応トレッキングです。朝食を済ませカッパを着て出かけました。目的地までの山道にも沢山の美しい花が咲いていました。
大海子の湖畔には石積みの家があり、一家族が住んでいて、ヤクの世話をしているとのことで周辺には十数頭のヤクが群れていました。屋根にはヤクの角付頭部骸骨が二つおいてあります。厄除けだそうです。5・6歳の男の子が家の入り口に立って物珍しそうに我々を見ていました。
大海子とヤク番小屋 ヤク番小屋の子供
小雨が降っているため花海子までは行かずに大海子から引き返し、昼にはベースキャンプに戻りました。午後は昼寝をして過ごしました。
第10回は 高度順応しハイキャンプキャンプ地(4,300m)へ(その2)です。
第1回から第8回までのぶんは下記でご覧になれます
http://www.npo-idn.com/higasikawa-yama/higasikawa.html
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アウトドアクラブ「たかお会」
■第18回たかお会『旧古河庭園と六義園散策』のご案内
・集合日時:2月7日(水)14時
・集合場所:JR駒込駅北・南口改札を出た所
詳細は下記をご覧ください
■18年度年間活動計画
アンケートにお答えいただきありがとうございました。会員のリクエストに応じて中級登山活動を実施するべく計画中です。
2月7日の『旧古河庭園と六義園散策』終了後、18年度年間活動計画について相談いたします。
【幹事:東川・滝村】
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ふれあい広場
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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編集後記
■「縄文的なもの」と「弥生的なもの」 【その3】
〜梅原 猛の『楕円文化論』と「縄文と弥生」〜
プロローグ
昨年読んだ梅原猛の2つの新聞の記事をもとに「縄文的なもの」と「弥生的なもの」の考え方の例を紹介しようと考えたときに、ずっと以前に読んだ梅原猛の本を思い出した。我が家の書棚を探したが、ほこりをかぶっていた何冊かの彼の著書の中に、目的のものを見つけることができなかった。ネットで調べてみると、「日本とは何なのか NHKブックス 1990年)であることがわかった。通りがかりに寄った何軒かの書店では、この本を見つけることができなかった。丸善へ行って検索システムで発見。しかし、所定のところにはなく、お店の人も探しあぐねたが、やっと見つけて入手した。
日本とは何なのか
この本は、梅原 猛の編著で、本人の執筆は最初の20ページほどである。しかし、この中に彼の日本文化論が凝縮していると言っても良い。書かれている内容を紹介しよう。
「縄文的なもの」についての記述は、
森の文化、縄文文化が日本の文化の一つの核を構成している、周辺(中心に対して)、関東(関西に対して)、平等を重んじる文化、変わりにくいものは縄文文化の影響が強い、人間と自然を一体として捉える世界観、等々。
「弥生的なもの」についての記述は、
田の文化、中心、関西、変わりやすいもの、弥生人がやってきて縄文人を征服、そこに国家をつくると階級あるいは身分が生まれる、技術とか教養としての文化と政治組織のようなものは弥生文化の影響が強い、等々。
梅原は、『日本文化を、森の文化というべき縄文文化と、田の文化というべき弥生文化とが、それぞれ対立しながら調和している二つの焦点を持つ、楕円文化と考えざるを得ない』として、この『楕円文化論』は今後の日本文化を考えるうえでもある程度有効性を持つと思う、と結論付けている。
反時代的密語(06年3月21日)
朝日に2年間続いた反時代的密語はこの回が最終回。「反時代的」はニーチェの「反時代的考察」から学び、「密語」は空海から学んだという。
この前日に81歳の誕生日を迎えた梅原は、若き日に真理だけを頼りにして孤独に闘かったことを思い出しながら(注)、日本語の起源の問題について語っている。この中に「縄文人」と「弥生人」のことが書かれていたので、切抜きを保存していた。
(注)若き日に小林秀雄などに容赦ない批判を加えたことを言っている
内容は、「日本とは何なのか」と共通することが多い。日本人が土着の縄文人と渡来した弥生人の混血によって形成されたことは自然人類学的に明らかだと言い、ここでは言語に着目している。
日本の場合は、渡来した弥生人に対して土着の縄文人のほうが数において多く、土着の言語、すなわちアイヌ語に強く残る縄文語が主体となったと思われる。しかし渡来人が支配者になったので、文法は渡来人が使っていたと思われる古代朝鮮語的になったのではないかと考えざるを得ない、と言っている。
最後に、人類を末永く生き永がらえさせるためには、農業時代の思想からはじめるのではなく、狩猟採集時代までさかのぼって考える哲学が必要だと提言している。
白川静さんを悼む 漢字に見た「神の世界」 (06年11月2日)
96歳でなくなった白川静の追悼文の中に「ディオニソス的」と、「アポロン的」という言葉が出てくる。前回に、吉田秀和さんの文章を紹介した中での、モーツァルトを演奏する「ディオニュソス的」なフルトヴェングラーと「アポロ的」なワルターと、同じ意味で使われている。前者が「縄文的なもの」であり、後者が「弥生的なもの」である。
梅原は、「ニーチェはそれまで合理的な理性によって支配されていたと考えられていたギリシャ世界をアポロン的と決めつけ、ギリシャにはディオニソス的という凶暴な情熱の世界があることを示した」ことを例にとり、白川氏は中国世界の解釈を一変させたと記している。
いくつかを抜き出してみる。
「漢字というものの成り立ちを分析することによって、漢字が生まれた殷という時代の精神を明らかにする研究であった」、「白川氏によれば、漢字の中には神といってよいか鬼といってよいか霊といってよいか、そういうものへの深い恐れの精神が宿っていると言う」、「中国の合理主義は周の世界に生まれ、それが儒教に受け継がれたのであるが、その奥には非合理というべき殷の世界が隠れていて、それが中国文明にひそかに影響を与え続けていたという」。
中国世界を漢字の研究をとおして、「ディオニソス的」な殷と、「アポロン的」な周を対比させて示している。
エピローグ
梅原猛の「縄文的なもの」と「弥生的なもの」にかかわる3つの例を示した。梅原は、十数年前に『楕円文化論』として、二つの融合に着目し、「縄文的なもの」の今日的重要性について述べている。
一方、06年の2つの記事の中では、二つを対比させながら「縄文的なもの」の大切さを述べている。
今回までに、下記に示すように「パラダイム」に関することも含めると5回、関連することを書いた。今回のニーチェや白川静についてよくわかって書いているのではないことをお断りしておく。
パラダイムについて、特に「縄文的な」、「弥生的な」ものの見方に興味を持っており、今後も注目してゆきたいと思う。【生部】
《パラダイム》
【その1】パラダイムシフト 【NO37・03/10/15】
【その2】パラダイムの融合(ヒュージョン) 【NO38・03/11/01】
《「縄文的なもの」と「弥生的なもの」》
【その1】谷川徹三・高橋富雄・丹下健三の「縄文と弥生」 【NO79・05/07/15】
【その2】吉田秀和の「縄文的」なフルトヴェングラーと 「弥生的」なワルター 【NO115・07/01/15】
【その3】梅原猛の『楕円文化論』と「縄文と弥生」 【NO116・07/02/01】
これらについては下記の編集後記集でご覧になれます。
http://www15.ocn.ne.jp/~ryuss/index.htm
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