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メルマガ IDN 【第106号】 Inter Depending Network
2006年 9月 1日発行
 
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをこちらでご覧いただけます
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《第106号のご案内》
 
ラウンドセッション2006(9月22日開催)のお知らせ
 1.ふれあい充電講演会
  =第65回(9月30日)の予告 「第3回坐禅体験の会」
  =第64回(8月29日)の報告「見て、触れて、使って判る「ぐい呑み」の魅力」
 2.シニアー情報生活アドバイザー講座
   =第47期の受講生募集のご案内
 3.IT・PC講座
  =パソコン楽しみ隊8月の報告
 4.「楽しくパソコンライフ」〜武兵衛の近況〜
  =第36回 迷惑メール対策
 5.学生,社会人の進路相談
  =
自立化支援プロジェクト(IDP)のこれからの予定
 6.千葉アドバイザーの会「C−PAK」
  =平成18年度 千葉市民自主企画講座(略称SPK-2)について
  =今後の予定
 7.アドバイザー埼玉の会「シニアドさいたま」
 8.IDN会員募集のご案内
   =入会を考えている方に(再掲)
 9.海外旅行体験話クラブ
  =次回9月17日(日)の案内
10.会員のホームページの紹介
11.新連載:井出 昭一さん『平成つれづれ草子』
  =連載を終えて
12.アウトドアクラブ「たかお会」
  =第17回(10月)活動計画のお知らせ
  =18年度年間活動計画
13.ふれあい広場
14.編集後記
   =龍のコンサート三昧2006−【6】ムジークフェラインでポリーニを聴く

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ラウンドセッション2006(9月22日開催)のお知らせ
シニア情報生活アドバイザーの方にはすでにお知らせしましたが、再度ご案内をします。
「ラウンドセッション2006」への参加希望の方は、下記の申し込み先までご相談ください。
詳細は8月6日のご案内のメールを、ご覧ください。
当日のお昼に開催する「ムービー体験会」については締め切りました。

IDNでは、2003年〜2005年の秋に「アドバイザーフォーラム(ADF)」を開催してきました。
本年は例年とは衣替えをし、「ラウンドセッション2006」を開催します。IDNの単独開催ではなく、いちえ会殿と共催いたします。両団体の有志が共に集まることにより、ネットワークの幅を広げ、お互いに刺激し合い 今後の皆様の活動の糧にしようとするものです。
久しぶりに皆さんのお顔を拝見して、近況などを語り合いたいと期待します。

「ラウンドセッション2006」では、
東京大学の安田浩教授の講演の後、
マイクロソフト最高技術責任者 田中 芳夫氏より、マイクロソフト最近の取り組みについての講演があります。
休憩のあと、IDNといちえ会のメンバーよりの活動報告があり、
参加者の皆さんとともに、アドバイザーの活動についての情報交換を行います。
IDNからの発表者として、佐藤昌子さん飯塚 渉さんが登場します。
お二人の応援を期待します。

「ラウンドセッション2006」の申し込み先  shnshn@m12.alpha-net.ne.jp

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ふれあい充電講演会

■第65回(9月30日)の第3回「坐禅体験の会」予告
毎年秋に「坐禅体験の会」を実施しています。
今年も 満福寺の岩佐是正ご住職のお導きで「坐禅」体験会を行います。
まず、坐禅の意義、そして座り方、服装、姿勢、作法などをお教えいただき、
次に、坐禅会の作法―堂内の入り方、歩き方、警策の受け方、茶礼など決められている
一つ一つの動作を体験します。
 
「坐禅」とは身を調え、呼吸を調え、そして心を調える、とのことです。
調身、調息、調心をご一緒に体験してみませんか。

■第64回
(8月29日)の報告 「見て、触れて、使って判る「ぐい呑み」の魅力」
第64回の講演会は、皆さんおなじみの井出昭一さんを講師にお迎えして、
暑気払いを兼ねて清澄庭園の涼亭で開催しました。
日本全国のいろいろな窯で焼かれた「ぐい呑み」を合計34個持参していただきました。
お話を聞いて、ただ見るだけではなく、手に取って触れてみて、実際に使ってお酒を飲んで、やきものの良さを実感しました。
”涼亭”で「ぐい呑み」を肴に暑さを忘れて盛りあがりたました。
(写真は西野さん撮影)

また、下記のお酒の提供がありました
・久保田の碧寿(桜井 慶子様)
 有名な久保田の高級酒。
・梅乃宿酒造の純米吟醸酒「紅梅」(村上 かをり様)
 すんなりと口になじむ奈良の酒
・雪蔵からの贈り物「酒六選」(塩澤 尚子様)
 6種の中には、にごり酒や46度の日本酒も!

◆開催データ
・日時:2006年8月29日 17時〜20時 
・会場:清澄庭園内 「涼亭」 
・参加者:23名(講師を含む)

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シニア情報生活アドバイザー講座

■「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは

  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。IDNはこれまでに42回の講座を開催し、185名のシニア情報生活アドバイザーを養成した実績を持っています。
 NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■東京:47期受講生募集のご案内
下記の講座の受講者を募集中です。毎回土曜日の開催です。
知り合いのお方でご興味をお持ちの方を紹介してください。 
・第47期:2006年09月16日(土)〜10月14日(土) すべて土曜日
詳細は下記をご覧ください
http://www.npo-idn.com/senior2.htm

・会場:TEPIA(財団法人 機械産業記念事業団)
     港区北青山2丁目8番44号(地下鉄外苑前より徒歩4分)

ウイークデイの開催や日程の変更のご希望の方も受け付けます。ご相談ください

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IT・PCの勉強会


■パソコン楽しみ隊:8月の報告
・日 時:8月20日(日)13時〜16時
・場 所:品川人材開発センター 第3教室
・テーマ:PC活用情報フリマ

13名が参加し、今回は案内役を置かず近況報告、自己啓発活動の報告等をおこないました。 
9月の予定は確定次第お知らせします。

連絡先:渡辺 延子 さん
   pc-raku@npo-idn.com(担当者用宛先〜変更になりました)

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楽しくパソコンライフ〜武兵衛の近況〜

■第36回 迷惑メール対策
「最近迷惑メールが多くて困る」「メールアドレスを変更したい」という声をよく聞きます。
迷惑メールに対しては、「これなら完璧」といえる対策が見つかりません。しかしインターネット上にも、わかりやすく対策方法が書いてあります。大変ですが一読されることをおすすめします。
迷惑メールを受け取ったら
http://www.jaipa.or.jp/UCE/
迷惑メール対策については
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html
http://www.iajapan.org/rule/rule4mail/non_table_index.html
 
簡単にできる対策としては、安いレンタルサーバを活用するのも一つの方法です。メールアドレスを自分自身で勝手に変更できます。手間も省けて簡単です。
もう一つの方法として、メーラーといわれるメールソフトを変えてみることです。ソフトを買うのに少々のお金がかかりますが、無料で使えるフリーソフトもあります。
下記URLにメールソフトの紹介がでています。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/ 

注意していただきたいことは、ネット上に自分のメールアドレスをさらさないことです。
インターネットで旅行や切符の手配、物品の購入等の際、メールアドレスを登録することは危険がともないます。このような場合、ネット上には無料で使えるメールアドレスがあります。これらを取得して使われることを勧めます。
万一、迷惑メールとおぼしき内容のものが来たら、見ないで削除、間違っても返信などしないでください。中には返信を督促するようなものもあります。注意が肝心です。
「横断歩道、信号が青になっても、右を見て、左を見て安全確認してから渡りましょう」インターネットやメールにも同じような細心の注意が必要です。

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学生,社会人の進路相談をいたします

■自立化支援プロジェクト(IDP)のその後のお知らせ
7月と8月にに予定していました、合宿打ち合わせは、中止いたしました。
今後の予定については、後日連絡いたします。
【レポート:伊藤 政弘さん】

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千葉アドバイザーグループ C−PAK

■平成18年度 千葉市民自主企画講座(略称SPK-2)
申請書が採択され、C-PAKとして前回に続き2回目の講座受託が決定しました。
・実施時期
 10月 2日(月)事前リハーサル  
 10月 8日(日)第1回講座〜11月13日(月)第6回講座 
 11月20日(月)相談会・反省会
・会場:千葉市生涯学習センター学習室
・受講者定員:20名(前回は8名)、今回もシニア対象

■勉強会の今後の予定
・9月14日(木):津田さん担当
 予定テーマ(仮称)『モバイルの使いこなし術』

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埼玉アドバイザーの会「シニアドさいたま」

活動状況をシニアドさいたまブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/seniad_saitama

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IDN会員の募集のご案内

■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。


■入会を考えている方に(再掲)
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
 
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海外旅行体験話クラブ

■次回の開催案内
毎日、暑い日が続いております。
皆様におかれましては、お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。
さて、次回の海外旅行体験話クラブのご案内いたします。
・日時:9月17日(日)午後1時半から4時半の予定

・スピーカー1:東川征夫さん
 題目は、「中国 大姑娘山(タークーニャン)(5025m)登頂の旅」
・スピーカー2:佐藤昌子さん
 題目は、「憧れのフロリダでの生活」

・会場:東京都中央区区民館「新富区民館」にて

     注意:京華スクエアではないのでご注意を!
     地図 http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu04/

今回も、楽しく、貴重なお話が聞けるものと思います。
お時間がありましたら是非お立ち寄りください。


海外旅行体験話クラブのメーリングリスト(ML)を設定しました。
tabex@yahoogroups.jp
・下記にあります主旨に沿った意見交換
・海外旅行へ出かける前のちょっとした相談
など、楽しさとお役立ちの双方で盛り上がればいいですね。
初めての方も大歓迎です。ご希望の方は下記までご連絡ください。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp 】

*これまでの開催状況をこちらでご覧いただけます

■再開にあたってのコーディネーターのメッセージ(再掲)
「海外旅行体験話クラブ」のコーディネイトをしております、伊藤政弘と申します。
  しばらくの間、お休みをしていたクラブですが、05年3月より再開の運びとなりましたのでお知らせいたします。このクラブは、海外旅行(海外滞在)で経験した貴重なお話を、写真や資料、ビデオなどを加えながら楽しくお喋りしていただくクラブです。肩の凝らない楽しいクラブですので、海外旅行に興味のある方もない方も、ぜひ一度のぞきに来て下さい。ご参加お待ち申し上げます!

■海外旅行体験話クラブの趣旨
◇海外旅行者の目で見た、外国の習慣・文化・地理などを、楽しく発表し学習します。
◇海外旅行をした際のハプニング・失敗談・発見・感動したことなどを共有します。
◇日本と外国の習慣(考え方)・文化の違いなどを比較しながら社会の学習をします。
◇珍しい体験をされた方の実話や動機、その後の人生観などを共有します。
◇楽しかった「観光ツアー」や「オプショナルツアー」などの情報交換を共有します。
◇色々な生き方があることを学習し、自立した人生へのヒントを探ります。
【コーディネータ:伊藤政弘さん ma-itou@bd5.so-net.ne.jp

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会員のホームページの紹介
【今回はお休み】

■ブログもOK 自薦・他薦をお願いします
 メルマガIDN第69号(2月15日発行)よりホームページの紹介を開始しました。今回までに12名の方のページと「シニアドさいたま」のページを紹介しました。遠慮しないでどうぞ手を上げてください。以下に趣旨を再掲いたします。

 会員のホームページを紹介するコーナーを設けます。会員の顔をもっと見えやすくすることが主な目的です。会員相互の交流のきっかけになればと期待します。ご希望のあった方から順次紹介します。簡単な紹介で結構ですから下記あてにご連絡ください。メルマガIDNで紹介したホームページのURLをIDNのホームページに紹介します。
申し込み先:<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
これまでに登場した方のURLと紹介文をこちらIDNのホームページでご覧になれます

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連載 『平成つれづれ草子』 井出 昭一さん

“平成つれづれ草子”の裏話
 今年の2月から始めた『平成つれづれ草子』も、瞬く間に12回を終了しました。
 今回は、取り上げるテーマを東博に限定せず、6つの分野(ジャンル)を選定し、2回ずつ書いてみようとスタートしました。当初考えていた6分野とは、茶道、陶磁器、絵画、建築、数寄者、音楽などで、いずれも私がいままで興味を抱いて、見たり、聴いたり、体験してきた分野でした。

 正月、恒例のニューイヤーコンサートをテレビで見たのをキッカケに、まず「音楽」をテーマとして、2月1日付の第1回が「ニューイヤーコンサートと春」でした。カラヤンが登場したのは、つい最近のことだと思い込んでいたのですが、なんと1987年と判って時の早く過ぎるのに驚きました。20年以上前に収録したビデオを取り出して見たり、原稿を書きながら、ロリン・マゼール、ツビン・メータ、小沢征爾などの指揮振りも懐かしく何度も見直し、聴き直しました。

 今年はモーツァルト生誕250年記念の年「モーツァルト・イヤー」です。やはり大好きなモーツァルトを取り上げなくてはと、躊躇することなく「モーツァルト・イヤー・2006年」が生れました。モーツァルトを書いている間、部屋にはいつもモーツァルトが流れていました。CDは本当に手軽で便利です。SP盤なら磨り減ってしまうほど聴き続けてきたものですが、永年聴いても劣化しないところがCDのすばらしいところです。
 「音楽」シリーズをこの2回で終えてしまったのでは不本意です。やはりバッハを取り上げなければ私の虫が治まりません。モーツァルトとバッハは、私が熱中してやまない音楽家の二人だからです。そんなことから第3回の「バッハを読み、バッハを聴く」が登場したわけです。ここで、分野毎に2回という基本線が早くも崩れてしまいました。

 つぎのテーマとして「建築」を取り上げましたが、ここでも2回で収まらず、岡田信一郎の「明治生命館…様式建築の最高傑作…」と「知られていない大正期の名建築家…田辺淳吉…」を書きましたので4回続くことになりました。
 第4回の「東京で近代建築を楽しむ」をまとめた際には、建物を確認したり、デジカメに収めるために再度訪ねましたが、これもシニアの健康法のひとつとしての歩く楽しみがひとつ増えました。

 「建築」のときの反省もあって、次の「健康」では、シニアライフを楽しむために「真向法体操のススメ」と「ウォーキングとライティングが健康の元」の2回で終えました。ところが「和歌」をテーマとして書き始めたところ、あれもこれも欲張ったため万葉集だけで3回。これで最終の12回を迎えることになってしまったわけです。

 当初の予定に入っていなかった「和歌」が割り込んだために、予定していた「茶道」、「陶磁器」、「絵画」、「数寄者」はいちども登場することなく消え去ったのです。

 エッセイを連載する余禄が二つありました。そのひとつは、電車に乗る際には、必ず投稿前の草案をプリントして持ち込んで推敲したり、テーマの選定、文章の骨組み、肉付けのためメモを書き留めることが、私の生活の中で定着したことです。
 二つ目は、いつかは読むだろうと思って買ったまま本棚の隅で埃をかぶっていた本、雑誌、展覧会図録、屋根裏の片隅で眠っていた新聞の切り抜きやビデオテープなども今回のエッセイで日の目を見ることになり、その結果わが家の資料も随分整理が進んだことです。しかし、廃棄寸前の資料が息を吹き返したので、保管スペースをいかに確保するか新たな悩みを抱えることになりました。
 
 最後になりましたが、「柳緑花紅」、「莫妄想」に引き続いて、投稿の機会を与えてくださいました奈良原理事長に感謝申し上げ、また毎回の掲載に関し多大なご尽力をいただきました生部さんに厚く御礼申し上げます。

 ご愛読いただきました皆様にも御礼申し上げ、「平成つれづれ草子」の終了のご挨拶とさせていただきます。

初回から12回までをこちらでご覧になれます。

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アウトドアクラブ「たかお会」

■第17回活動予定参加者募集のお知らせ
第17回活動は下記で予定しています。参加者を募集します。一次〆切は9月10日です。
・実施日時:平成18年10月21日(土)〜22日(日)
・場所:南志賀山田牧場に泊まって笠ヶ岳登山と松川渓谷の紅葉見物
詳しくはこちらをご覧ください。

■18年度年間活動計画

たかお会18年度年間活動計画を更新しました。IDNホームページのたかお会ページに掲載していますのでご覧下さい。今年度は宿泊を伴う計画が2回組まれています。この計画のほか、会員のリクエストに応じて中級登山活動を実施する予定です。
それぞれの計画の詳細は、実施2週間前までにメール添付で連絡します。
【幹事:東川・滝村】

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ふれあい広場

■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

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編集後記

■龍のコンサート三昧2006−【6】
ムジークフェラインでポリーニを聴く
 交通機関の利用方法はベルリンもウィーンもほぼ同じなので、終日利用の回数券を購入して、地下鉄4号線でシェーンブルン宮殿へ行った。この宮殿は「美しい泉」という名を持つ宮殿で、ハプスブルグ家の人々が公務をはなれて家庭生活を楽しむくつろぎの場だった。黄色の外観にロココ様式の内装を持つ宮殿の、大ギャラリーの大きさと華麗さに驚き、人のスケールを超している広大な庭園を歩いた。

 地下鉄で街の中心部へ向う。カールス広場で地上に出て、オペラ座の前で電車に乗り、リングを右回りに一循する。オペラ座を横に見ながら歩行者天国を北上しシュテファン寺院に至る。寺院の中に入りミサの様子を見て、近くでお昼を食べて、再びオペラ座へ戻る。ウィーンに行った人の大半がたどるルートであり、皆との違いは、ザッハートルテを食べなかったことぐらいか。

オペラ座のツアー
 ウィーンのオペラ座では見学のツアーに参加することが出来た。初期オペラハウスは、新都市計画に基づいたリング通りに面して1869年に落成し、宮廷歌劇場としてオープン(2280席のうち567席を立ち見席がしめる)。こけらおとしに、モーツアルトの「ドン・ジョバンニ」が演じられた。1918年にオペラ座と改名される。第2次世界大戦で戦災を受け崩壊したが、1955年に復活。ベーム、カラヤンなどの指揮者により黄金時代を迎え、マゼール、アッバードがこれに続く。 

 ツアーは、希望する言語別にグループが編成される。日本語のツアーもあるらしいが、当日にはないので英語のグループに加わる。英語グループの大半は、正面玄関の大理石の階段に座り込んで、街を歩いた疲れを癒しながらツアーが始まるのを待った。案内の女性が現れて客席の平土間(1階)へ案内してくれる。客席に座って説明を聞いた後、貴賓の間、タピストリー・ルーム(西側)、古い装飾のホワイエ、東のホワイエを歩き、メインロビーの階段の上部の吹き抜けを2階より見て、大理石の階段を下りてロビーへ戻りツアーは終了。

 オペラ座へ初めて行ったときは、開始前や幕間にロビーやホワイエを歩き回ることが多い。ウィーンのオペラ座の中部は一通り見たことになる。もちろん、内装の豪華さや華やかさは、オペラが上演されている日に、照明がすべて点灯されて、お客がいる時でないと本当の雰囲気はわからない。

ポリーニを聴く
 コンサートの開始は7時半。6時半過ぎにウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェライン)に到着したが、ホールへ入れてくれない。食事したいと言ったら地下への階段を教えてくれた。飾り気のない部屋があり、そこで軽食とワインで7時の開場時刻を待った。

 舞台に向かって右側の2階のバルコニーにある自分の席を確認し、ホール内を歩いてみる。今回のポリーニのリサイタルでは、舞台上にも客席がしつらえられており、一般の客も舞台上にあがることが出来た。ピアノの前の舞台の先端に立って客席の全体を見渡す。「これがムジークフェラインだ!」と感慨ひとしお。海外のホールに行って、舞台に立ってホールの全体を見渡したのははじめてである。このホールの壁の最上部は窓になっており、7時過ぎには客席最後部の窓からは西日がまぶしかった。

 このホールでは、ロビーやホワイエでプログラムを持ち歩いて販売している。買い求めて当日の演目をみると、最初のモーツアルトと最後のリストの曲には変更はないが、シューマンの「クライスレイアーナ」がショパンの4つの曲に変更されているのに気がついた。ポリーニのショパンを聞くことが出来ることに異存はなく、むしろ大歓迎。

 マウリツィオ・ポリーニ(MAURIZIO POLLINI,1942〜、イタリア)は、1960年の18歳の時に第6回ショパンコンクールで優勝。その時、審査委員長を務めていたルービンシュタインが「技術的には我々審査員の誰よりも上手い」と絶賛したという逸話が残っている。第11回の優勝者であるブーニンなどはショパンコンクールで優勝後すぐに演奏活動を開始したが、ポリーニはそれから8年間表舞台には登場していない。ルービンシュタインやミケランジェリに師事して研鑚に勤めていたといわれている。

 8年後によみがえった後の彼の活躍は目覚しいものがあり、今日に至っている。私が最初に買ったのは、ショパンのエチュード(練習曲)Op.10と25の全24曲のレコード。以後、何枚かのレコードを購入し、CDの時代に変わってからも常に注目しているピアニシストの一人である。
 ポリーニのレパートリーは古典派後期以降から現代作品に至るまで幅広いが、現代音楽を重視し演奏会で取り上げることが特徴である。また来日したときに、演奏するだけでなく、日本の若い演奏家の卵たちと話し合い、質問に親切に答えているテレビ番組を最近見た。

 大きな拍手で迎えられてポリーニが登場し演奏が始まる。最初はモーツアルトの「幻想曲ハ単調 KV475」。静かできれいな演奏で幕が開いた。

次は、プログラムが変更になったショパンの4曲。
「バラード1番ト短調OP23」で始まり、「夜想曲第15番ヘ短調OP55−1」と「第16番ホ長単調55−2」、最後が「ポロネーズ第5番嬰ヘ単調OP44」。
 どれも聴き慣れた曲であり、ポリーニの面目躍如といったところ。ポリーニのショパンを聴くことが出来るとは思わなかったのでうれしかった。

 30分の休憩の後、リストの「ピアノソナタ ロ短調」が演奏された。楽想、ピアノ技法の面ばかりでなく、楽曲の構成面でもロマン主義的な特徴を持っているソナタ。主要な主題が全体に用いられている循環形式で書かれている曲である。ポリーニはこの曲を大胆に豪快に弾ききってコンサートを終了した。

 終了したと思ったのが大きな間違いで、ポリーニはアンコールとして5曲を演奏した。アンコールの3曲目に「革命エチュード」が演奏され、曲が終わったときには、これで終わりと思ったが、その後2曲が演奏された。ムジークフェラインでウィーンの聴衆を前にしたからなのか、他の演奏会でもそうなのかわからないが、一見冷静に見えるポリーニが燃えきった姿をそこに見た。

 コンサートは10時頃に終了。明日の夕方には再びここに来て、ウィーンフィルとブレンデルを聴くのだと、期待を膨らませながら帰途についた。
【生部】

編集後記集のあるURL
http://www15.ocn.ne.jp/~ryuss/

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